【2022年版】トロントの治安は大丈夫?現地のトラブル事例から危険な目に遭わないためのポイントまで紹介

トロント 治安

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海外を訪れる方の多くが気にするのが現地の治安。渡航する国や地域によっては治安の悪いエリアもあり、生活する上でさまざまな点に注意が必要です。

特に海外に比べ治安の良い日本で暮らしている人にとっては、思わぬことがトラブルのきっかけになることも十分にあります。

そこで今回はトロントの治安に関して、現地で注意すべきトラブル事例、危険な目に遭わないためのポイントなどを紹介します。現地でトラブルに巻き込まれないためにも、ここで紹介するポイントをしっかり抑えておきましょう。

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トロントの治安概要

トロント 治安

トロントの治安は他の世界の都市と比べても良いほうで、日本人でも安全に生活することができます。街の中心地であるダウンタウンは昼夜問わず多くの人が往き交い、日本人が生活していても目立つことはありません。

しかしそんなトロントでも何カ所か犯罪は多く発生しているエリアがあるので、生活する上では注意が必要です。

昨年は犯罪発生数が増加

それでは実際に近年のトロントの治安状況を確認していきましょう。なお、今回は下記の分類で罪種別の犯罪件数をお伝えいたします。

凶悪犯罪:殺人、性犯罪、強盗、暴行・傷害
窃盗犯罪:侵入盗、非侵入盗、乗り物盗

罪種ごとの計算は国や都市によって定義が異なるため単純比較はできませんが、一つ現地の治安イメージを持つ参考として捉えていただければと思います。

その上で、2021年にトロントで発生した犯罪件数は下の通りです(※1)

トロント 治安

トロント市警察の発表に基づいて編集部が作成

トロント 治安

トロント市警察の発表に基づいて編集部が作成

2021年、トロントでは凶悪犯罪、窃盗犯罪ともに発生数が増加しました。過去10年間の犯罪発生率を見ると、やや増加傾向にあった犯罪発生率が、コロナ禍に入った2020年に低下し、2021年はやや発生率がコロナ以前の数値に戻りつつあることが伺えます。

また、2021年の犯罪発生率を日本、カナダの平均値と比べると下の通りです(※2、3)

地域 凶悪犯罪 窃盗犯罪
トロント 781.3件 1,900.4件
カナダ平均 650.6件 1,730件
日本平均 45.1件 304.2件

※10万人あたりの犯罪発生件数

トロントの犯罪率は日本平均と比べるとかなり犯罪率が高くなります。ただし、観光地として有名なトロントでは、人口に含まれない旅行者が多く、犯罪率は高くなりやすい傾向にあります。

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トロントでの犯罪・トラブル事例

すり

ここではトロントで実際に発生している犯罪、トラブルについて紹介します。対策を練るにもまずはどんなトラブルが実際に起こっているかを知る必要があります。

トラブル(1)スリ、盗難

日本人観光客が遭いやすいトラブルと言えば「スリ」です。日本人は席を立つときに鞄を置きっぱなしにしたり、鞄の口を開けっぱなしにしている人も多いため、スリのターゲットになりやすいです。

トラブル(2)麻薬

カナダでは2018年10月に娯楽目的の大麻の所有が合法化されました。合法化する以前から麻薬、特にマリファナを使用する人が多かったトロントでは、これからも街でマリファナを使用する人を見かけることになるでしょう。

中にはマリファナ中毒になり正気を保てなくなる人もおり、そういった人たちとの揉め事が発生することもあります。

トラブル(3)暴行、レイプ

トロントでは性に対して非常に自由な態度を持つ人が多くいます。そのため、レイプの対象は女性だけではありません。

危険な場所を不用心に歩いていたり、バーやクラブで楽しんでいるときにいきなり襲われるということが実際に起こっています。日本人は外国人に比べると男女ともに体格が小さいので、格好のターゲットとなる恐れがあります。

トラブル(4)銃犯罪

トロントは全体的に見れば治安は悪いとは言えませんが、一部、発砲事件が多発する非常に治安の悪い地域があります。

他の犯罪に比べ、銃犯罪は巻き込まれると直接命に関わるので、トロントでは常に注意が必要なトラブルと言えるでしょう。

トラブル(5)強盗

トロントでは強盗の被害も発生しています。施錠がゆるい安宿や、小さな商店などに押し入ることが多いので、そういった施設を利用する場合には注意を払う必要があります。

強盗によっては銃を使って脅迫をすることもあるので、下手な態度をとると重傷を負う恐れもあります。

トロントで身を守るために気をつけるべきポイント

指を立てる女性

上で紹介したトラブルに巻き込まれないためにも、トロントに滞在している間は以下のポイントを意識するようにしましょう。

ポイント(1)治安が悪い地域を把握する

トロントでは犯罪の発生が集中している特に危険なエリアがあります。犯罪の被害に遭わないためにはそういったエリアを事前に把握し、極力近づかないことが重要です。

治安の悪いエリアはホテル代や家賃が安いこともありますが、安全面を考慮すると、そういった地域での滞在はおすすめしません。

ポイント(2)夜の一人歩きは極力しない

トロントは夜でも安全な地域が多いですが、犯罪が発生しないとは限らないので、極力夜間の一人での外出は避けましょう

特に人通りが少ないエリアでは、人が歩いているだけでも目立ってしまうので、外に出る用事がある場合はなるべく同伴を付けたり、タクシーを使うなどの対策を取る必要があります。

ポイント(3)鍵をしっかり閉める

強盗に入られないためには、滞在している部屋についている鍵がすべて掛っているかを確認しましょう。特に窓についている鍵は、少しでも隙間が空いていると外から施錠を解除される恐れもあるため、鍵だけでなく、その周辺にも問題がないか注意を払う必要があります。

ポイント(4)計画性のある滞在を心掛ける

トロントではまったく計画しないまま街をふらついてしまうと、思わぬ犯罪に巻き込まれることがあり得ます。そのため外出する際は、どんなものを見たいのか、体験したいのかを事前によく考えてから街に出ることで、危険なエリアに足を踏み込んでしまうのを未然に防ぐことができます。

ポイント(5)人通りの多い道を通る

路地裏でトラブルに巻き込まれないためには、時間帯に関わらず人通りの多い道を通りましょう。人が多い所にはスリも発生しますが、バックの口をしっかり閉めて、気を引き締めてサッサと歩くならスリに目を付けられる確率は低くなります。

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実際にトロントでトラブルに巻き込まれたら

トロント 治安

photo by:JL IMAGES / Shutterstock.com

治安を気にしてできる限り危険を避ける努力をしたとしても、不運にも犯罪やトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。もし現地で犯罪に巻き込まれてしまった際は、地元の警察への連絡や救急車の手配など、状況に合わせて対処することが必要です。

緊急時の連絡先は「911」を呼びましょう。電話はオペレーターに繋がるので、自分の状況を伝え、警察、救急、消防のどれが必要なのかを相手に話します。もし英語が話せない場合は「Japanese, please(ジャパニーズプリーズ)」と告げることで、日本語対応が可能なオペレーターに繋いでもらえます。

急を要さない場合は、地元警察に連絡を取るようにしましょう。

また、パスポートを紛失したりした場合はトロントにある日本領事館に連絡を取りましょう。特に何かトラブルに遭った際に対処がわからなかった場合は領事館に対処方法を聞くなどする必要があります。

トロント警察署情報

電話番号 +1 416-808-2222
住所 40 College St, Toronto, ON M5G 2J3 Canada

在トロント日本領事館情報

受付時間 月~金曜 9:00-12:30、13:30-16:30
電話番号 416-363-7038
住所 77 King St W #3300, Toronto, ON M5K 1A1 Canada

トロントで気をつけるべきエリア

トロントの中には、特に犯罪に巻き込まれないよう注意が必要なエリアがあります。ここでは3カ所紹介します。

エリア(1)Jane street と Finch streetの交差点付近

治安 カナダ トロント

トロントの北西部に位置するJane street(ジェーン通り)とFinch street(フィンチ通り)の交差点はトロントで最も治安が悪いとされている場所です。

銃撃事件が多発し、昼でも歩かないようにといわれる地域です。ダウンタウンで主に生活する人にとっては近付くことはあまりないエリアですが、いくつかのバスの運行ルートにも含まれていますので、もし北西部に行くことがある場合、このエリアを通るバスの利用は避けたほうが良いでしょう。

エリア(2)Entertainment District 付近

治安 カナダ トロント

photo by:Kiev.Victor/ Shutterstock.com

ユニオン駅の北西方向にすぐ近い場所は映画館やバーなどが密集している繁華街で「Entertainment District」と呼ばれています。在トロント日本領事館のホームページでも危険な場所として紹介されていて、夜に軽々しく近付かないほうがよい地域です。

ロジャースセンターやCNタワーなどの有名な場所のすぐそばにあるので安全に感じるかもしれませんが、浮浪者や治安の悪い店が多く注意が必要です。

エリア(3)Sherbourne駅周辺

治安 カナダ トロント

photo by:JHVEPhoto/ Shutterstock.com

Sherbourne駅周辺はいわゆるスラム街といわれるエリアで、低所得者層向けのアパートが多く立ち並びます。麻薬の売買が頻繁に行われ、犯罪が多発する危険な地域です。

特にDundas streetとの交差点は危険度が高いといわれているので、近寄らないほうが無難です。

トロントの治安情報まとめ

いかがでしたでしょうか。

トロントでは、スリ盗難などのトラブルが実際に発生しています。こういったトラブルに巻き込まれないためには治安が悪い地域を把握する夜の一人歩きは極力しないなどの対策とる必要があります。

また、トロントの中でも特に治安面で注意が必要なエリアはEntertainment DistrictSherbourne駅周辺です。

これからトロントを訪れる予定のある方は以上の点に注意して、安全に現地での滞在を楽しんでください。

あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ

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語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。

ステップ1:目星をつける
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ステップ3:申し込む
ステップ4:渡航準備
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留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。

なんとなくイメージが持てたら、留学エージェントに相談してみましょう。

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【参考文献一覧】

※1...Toronto Police Service「Annual Statistical Report」(参照日:2022-08-26)

※2...Statistics Canada「Table 3 Police-reported crime for selected offences, Canada, 2020 and 2021」(参照日:2022-08-26)

※3...警察庁「犯罪統計」(参照日:2022-08-26)

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