最終更新日:2024/08/29
トロントでは鉄道やバスといった日本でも一般的に使われている交通手段が利用されています。しかし、利用方法や料金は日本と異なるところもあり、知らずに渡航してしまうと利用時に慌ててしまう恐れがあります。
今回はトロントで利用されている交通手段、料金などを解説します。これからトロントを訪れる予定のある方は、滞在中の移動がスムーズにできるようにぜひ参考にしてみてください。
なお、トロントの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
トロント観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポットやイベント・グルメまとめ
本記事は2024年8月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではカナダドルをCADと表記、為替レートには2024年8月14日時点での情報を参照し、1CAD=109円で計算しています。
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トロントでは鉄道やバスといった交通手段が利用できます。特にバスは交通網が発達しており、トロント中心部での移動には欠かせません。
トロントでは「プレストカード(PRESTO card)」という交通系ICカードが使われており、事前に運賃をチャージしておけば乗車券を毎度購入する必要がなくなり、手間少なく移動できます。
プレストカードは駅の券売機などで購入できるので、トロントに到着後は早い段階で入手しましょう。プレストカードの販売場所は下のページで確認できます。
PRESTO「Customer Service Outlets」
プレストカードでは、自動チャージなどの機能もあるので、より手間を省きたい方はカード購入後はプレストカードのホームページでアカウントを作成し設定を行なってください。
PRESTO Card「Hello PRESTO」
トロントでの交通手段・ルートを検索する際には、「Googleマップ」や「Transit」といったアプリが利用できます。特にGoogleマップは普段から使っている人も多く、わざわざ新しくアプリをインストールする手間なくルート検索ができます。
Google マップ - 乗換案内 & グルメ
Google LLC無料posted withアプリーチ
Transit • Subway & Bus Times
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トロントでは、一般的な路線バスと、停車回数の少ない急行バス、夜間に運行している深夜バスの3種類のバスが利用されています。
トロントでは路線バスの運行本数が多く、トロント市内中心部の移動に便利な交通手段となっています。
ただし交通量が多いトロントのバスを利用する際には時間に余裕を持っておくようにしましょう。日本のバスも同様ですが、道路が混雑するとどうしても予定の到着時間に間に合わないということがあります。
料金(1回あたり)(※1) | 【20〜64歳(現金)】3.35CAD(約365円) 【20〜64歳(プレストカード)】3.30CAD(約360円) 【13〜19歳(現金)】2.40CAD(約262円) 【13〜19歳(プレストカード)】2.35CAD(約256円) 【65歳以上(現金)】2.30CAD(約251円) 【65歳以上(プレストカード)】2.25CAD(約245円) 【12歳以下】無料 |
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料金(定期券)(※2) | 【1日券】13.50CAD(約1,472円) 【1ヶ月券(20〜64歳)】156.00CAD(約17,004円) 【1ヶ月券(13〜19歳、65歳以上)】128.15CAD(約13,968円) |
走行ルート | Toronto Transit Commission「Routes & schedules」 |
時刻表 | Toronto Transit Commission「Routes & schedules」 |
トロントでは郊外と市内中心部を結ぶ急行バスも運行しています。停車回数は一般的な路線バスと比べ少なく、比較的早く移動できます。
料金体系は路線バスと同じです。
トロントでは深夜にも路線バスが運行しています。地下鉄の始発時間まで運行しているため、地下鉄の終電を逃した場合でも、バスを使って帰宅できます。
料金体系は路線バスと同じです。
トロントでは郊外と市内中心部を結ぶ急行バスも運行しています。停車回数は一般的な路線バスと比べ少なく、比較的早く移動できます。
料金 | 利用区間によって異なる。詳細はGO TransitのHPよりご確認ください。 |
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走行ルート | GO Transit「System Map」 |
時刻表 | 利用区間によって異なる |
バスを利用する際には、まずアプリを使い目的地までの移動ルートを確認してください。利用するルートを把握した後は、バス停まで移動します。
トロントでは乗車時に運賃を支払います。バス運賃の支払い方法には、現金、プレストカードの2パターンがあるので、カードで決済する際には事前に準備をしておきましょう。
乗車後は地図アプリや車内の電光掲示板を確認して現在地を確認します。目的地が近づいてきたら降車ボタンを押すか、窓際に設置されているコードを引き下車合図を運転手に送ってください。
なお、プレストカードをタップするタイミングはTTCのバスを利用する際には乗車時のみ、GOバスを利用する際には乗車時と下車時の両方となるのでご注意ください。
GOバスの利用方法は下の動画で紹介されているので、事前に利用イメージを持ちたい方は確認してみてください。
続いては鉄道です。渋滞が目立つトロント市内ですが、鉄道であれば混雑を気にすることなく時間通りに移動することが可能です。
トロント市内の移動に使う鉄道は主に地下鉄、路面電車、市内中心部とトロント・ピアソン国際空港を結ぶUPエクスプレス(急行列車)、VIA、アムトラック(長距離列車)が利用されているので、それぞれ紹介していきます。
トロントではダウンタウンを中心に地下鉄が運行しています。
渋滞の多いトロントではバスやタクシーでの移動に想定以上に時間がかかることもあるので、渋滞に巻き込まれたくない方は地下鉄の利用を検討してみてください。
料金(1回あたり)(※3) | 【20〜64歳(現金)】3.35CAD(約365円) 【20〜64歳(プレストカード)】3.30CAD(約360円) 【13〜19歳(現金)】2.40CAD(約262円) 【13〜19歳(プレストカード)】2.35CAD(約256円) 【65歳以上(現金)】2.30CAD(約251円) 【65歳以上(プレストカード)】2.25CAD(約245円) 【12歳以下】無料 |
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料金(定期券)(※4) | 【1日券】13.50CAD(約1,472円) 【1ヶ月券(20〜64歳)】156.00CAD(約17,004円) 【1ヶ月券(13〜19歳、65歳以上)】128.15CAD(約13,968円) |
走行ルート | Toronto Transit Commission「Routes & schedules」 |
時刻表 | Toronto Transit Commission「Routes & schedules」 |
トロント中心部の移動には地下鉄の他に路面電車も利用できます。
料金(1回あたり)(※5) | 【20〜64歳(現金)】3.35CAD(約365円) 【20〜64歳(プレストカード)】3.30CAD(約360円) 【13〜19歳(現金)】2.40CAD(約262円) 【13〜19歳(プレストカード)】2.35CAD(約256円) 【65歳以上(現金)】2.30CAD(約251円) 【65歳以上(プレストカード)】2.25CAD(約245円) 【12歳以下】無料 |
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料金(定期券)(※6) | 【1日券】13.50CAD(約1,472円) 【1ヶ月券(20〜64歳)】156.00CAD(約17,004円) 【1ヶ月券(13〜19歳、65歳以上)】128.15CAD(約13,968円) |
走行ルート | Toronto Transit Commission「Routes & schedules」 |
時刻表 | Toronto Transit Commission「Routes & schedules」 |
トロントでは、市内中心部のユニオン(Union)駅とトロント・ピアソン国際空港を結ぶ急行列車が運行しています。空港までは2駅しか止まらずに移動できるため、早く空港へ移動したい際には利用を検討してみてください。
料金(1回あたり)(※7) | 【13〜64歳(現金)】12.35CAD(約1,346円) 【20〜64歳(プレストカード)】9.25CAD(約1,008円) 【13〜19歳(プレストカード)】7.41CAD(約808円) 【65歳以上(現金)】6.20CAD(約676円) 【65歳以上(プレストカード)】5.80CAD(約632円) |
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走行ルート | Toronto Transit Commission「Routes & schedules」 |
時刻表 | Toronto Transit Commission「Routes & schedules」 |
GOトレインはトロント中心部と郊外を結ぶ通勤列車です。
料金 | 利用区間によって異なる。詳細はGO TransitのHPよりご確認ください。 |
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走行ルート | GO Transit「System Map」 |
時刻表 | 利用区間によって異なる |
VIAは西海岸から東海岸まで広く路線を持つカナダの国営鉄道です。トロントやモントリオールといったカナダ国内の主要な都市への移動へ利用されています。
料金 | 利用区間によって異なる。詳細はVIAのHPよりご確認ください。 |
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走行ルート | VIA-RAIL「Explore Canada by Train」 |
時刻表 | 利用区間によって異なる |
トロントでは、アムトラック(AMTRAK)という長距離列車が走行しています。
バンクーバーやモントリオールといったカナダの主要都市はもちろん、ニューヨークやシカゴといったアメリカの都市への移動にも利用できるため、飛行機の代わりの手段としても利用できます。
料金 | 利用区間によって異なる。詳細はAMTRAKのHPよりご確認ください。 |
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走行ルート | AMTRAK「The Amtrak Network」 |
時刻表 | 利用区間によって異なる |
トロントでの鉄道の利用方法は日本とあまり変わりません。
地下鉄を利用する際には、駅で購入した乗車券かプレストカードのどちらかを用意し、改札を通過、乗車する形になります。
路面電車でも改札はないものの、利用の流れは同じです。車内にはバスと同様、プレストカードのリーダーと券売機が設置されているので、乗車時に運賃を支払います。
UPエクスプレスを利用する際には、ユニオン(Union)駅へ向かい、駅で乗車券を購入する必要があります。
乗車券購入後は列車の到着を待ちましょう。
一方で長距離列車を利用する際には、事前に乗車券を購入する必要があります。
VIA、アムトラックの乗車券の購入方法は、Webサイト、アプリからオンラインで購入する形と、駅の窓口で購入する方法の2通りがあるので、好みに合わせて乗車券を購入してください。
Amtrak
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乗車券購入の流れについて具体的なイメージを持ちたい場合には、下の動画でアムトラックの利用方法が紹介されているので、参考にしてみてください。
トロントで主に長距離列車の停車駅となっているのはユニオン駅なので、事前にアクセス方法などをイメージしておいてください。
ユニオン駅をGoogleマップで見る
オンタリオ湖に面したトロントでは、フェリーや水上タクシーといった交通手段も利用されています。
トロントでは、ダウンタウンとオンタリオ湖に浮かぶセンターアイランドを結ぶフェリーが運行しています。
料金(往復1回あたり)(※8) | 【19〜64歳】9.11CAD(約993円) 【65歳以上】5.86CAD(約639円) 【14〜18歳】5.86CAD(約639円) 【2〜13歳】4.29CAD(約468円) 【1歳以下】無料 |
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時刻表 | City of Toronto「All Ferry Schedules」 |
ダウンタウンからセンターアイランドへの移動には、フェリーの他に水上タクシーも利用されています。フェリーと異なり出発時間が決まっていないので、待ち時間なく移動できます。
料金(1回あたり)(※9) | 12.50CAD(約1,363円) |
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時刻表 | Toronto Harbour Water Taxi |
営業時間 | 【ハイシーズン(6〜9月)】9:00〜22:00 【ローシーズン(5、10月)】日によって異なる |
フェリーを利用する際には、事前に乗船券を購入するか、当日乗船場で乗船券を購入するかの2通りの方法があります。オンラインで購入する場合には、下記より手続きを行なってください。
Toronto Island Ferry Tickets Online
乗船券購入後は係員の案内に従いフェリーの到着を待ち、到着後は順に乗船してください。
公共交通機関を使った移動では行きづらい目的地への移動には、タクシーやUber、Lyftといった配車アプリを利用しましょう。
トロントでは市内を中心にタクシーが多く走行しているので、公共交通機関を使った移動では目的地まで行きづらい時などに利用してください。
なお、公共交通機関を使った移動と違い、タクシーを利用する際にはチップの支払いが必要になります。渡す金額イメージは支払い金額の15%を基準に考え、接客の態度などを加味して金額を調整しましょう。
カナダでは、UberやLyftといった配車アプリが普及しています。
時間帯、移動区間によってはタクシーよりも安く移動できることもあるので、少しでも交通費を抑えたい場合には、タクシー料金と比較してどちらを使うかを検討しましょう。
Uber(ウーバー):タクシーが呼べるタクシー配車アプリ
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Lyft
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トロントではサイクルシェアリングが普及しており、トロント中心に多くのポートが設置されています。タクシーよりも安い料金で自由に移動できるため、交通費を抑えたい方には特におすすめです。
PBSC
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今回はトロントで主に使われている交通手段について紹介しました。
トロントではバスや鉄道などの交通手段が現地で暮らす人や旅行者に利用されています。中でも路線バスは、ダウンタウン中心に路線が豊富にあり、観光や日常生活での移動に使いやすいです。
これからトロントへ行く方は、ぜひ快適な移動でトロントでの充実した時間を過ごしてください。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1、2、3、4、5、6...TTC「Fares & passes」(参照日:2024-8-14)
※7...UP Express「Tickets & Fares」(参照日:2024-8-14)
※8...City of Toronto「Toronto Island Ferry Tickets Online」(参照日:2024-8-14)
※9...Toronto Harbour Water Taxi(参照日:2024-8-14)
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