シカゴ留学の生活ガイド

シカゴは、アメリカ北部中央にあるイリノイ州の大都市です。ニューヨーク、ロサンゼルスに続く第三都市として扱われ、豪華な街並み・雄大な自然・スポーツ・音楽・美術など、幅広いジャンルの観光地が旅行客に人気です。

そんな魅力的な都市シカゴとはどんな街で、生活はどうなるのか？シカゴの物価、交通、医療などの生活情報まとめてみました。

なお、シカゴ留学について、費用やおすすめの都市、語学学校などは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
シカゴ留学

シカゴ生活の基本情報

まずはシカゴで生活する上で一般的な情報をご紹介します。

年間の寒暖差の激しいシカゴの気候

シカゴの緯度は、函館とほぼ同じ場所に位置しています。気候区分は亜寒帯湿潤気候で、夏は蒸し暑く、冬は東京よりも寒さが厳しいです。四季はありますが、春と秋が短いという特徴があります。

乾季や雨季はありませんが、5月と7月は降水量がやや多めです。冬の寒さが厳しいため、冬になると積雪があります。シカゴは気温の変化が激しいので、しっかりと気温にあった服装を準備し、シカゴを快適に過ごされてくださいね。
【2020年版】シカゴの気候とオススメの服装を解説！

時差は日本時間-15時間

アメリカは国土が広く、国内で複数の標準時間が設定されており、シカゴのある太平洋標準時間は日本時間の-15時間となっています。

なお、シカゴが属するシカゴ州ではサマータイムを実施しており、期間中（3月の第2日曜日～11月第1日曜日）の日本との時差は14時間と1時間早くなるので注意が必要です。

シカゴ生活の楽しみ

続いては、シカゴでの生活の楽しみの例を紹介したいと思います。シカゴには紹介するもの以外にもたくさんに楽しさがあるので、ぜひ現地で生活が始まったら積極的に行動してみてください。

シカゴの料理を味わう

グルメシティーしても知られているシカゴは、世界各国の食文化が勢揃い。食べたいものが食べられる人気のシカゴグルメが堪能できます。
・ギャレットポップコーン
・シカゴピザ
・ステーキ
・シカゴホットドッグ
・イタリアンビーフ
・タイ料理
・カフェ
・バー
・ハンバーガー
・日本料理
シカゴへ行ったらレストランはここ！ランチやディナーにおすすめの10店をご紹介

シカゴシアターでパフォーマンス鑑賞

シカゴでは劇場文化が盛んでシカゴシアターはシカゴの代名詞ともいえる劇場です。

連日アーティストによるコンサート、パフォーマンスが開催されているので、自分の興味のある分野はもちろん、自分の知らない新しい分野への興味を広げたい方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
シカゴでできるアクティビティはコレ！人気の観光地からおすすめの穴場まで10選をご紹介

シカゴで快適に生活するには？

続いてはシカゴでの生活をより快適にするためのポイントをご紹介します。

主な交通手段バスかトロリー

シカゴはアメリカの中でも交通の便が良い都市のひとつでもあります。公共交通機関が充実しており、主な交通手段としては電車とバスが挙げられます。

どちらもCTA（Chicago Transit Authority）という会社が運営しており、市内中心部から郊外まで広範囲にわたって多くの都市を結んでいます。観光名所や美術館などはこのCTAを利用して立ち寄ることができ、比較的本数も多いので、市内の観光であればCTAだけで事足ります。

また、ネイビーピアからCTAのGrand Stationまでを巡回する無料トロリーバスも運行しており、観光客には非常に嬉しいサービスとなっています。その他シカゴとサンフランシスコを結ぶ旅客鉄道の「カリフォルニアゼファー号」は、絶景を楽しめる人気路線として有名です。
シカゴの交通事情まとめ！利用料金からおすすめの移動手段まで徹底解説

掲示板で現地情報を仕入れる

シカゴの最新情報を手にするには、現地の掲示板を見るのがおすすめです。

シカゴ在住者が発信する情報が公開されるため信憑性が高く、かつ詳細な情報であることが多いため現地生活中は定期的に見に行ってみてはいかがでしょうか。
びびなび
シカゴ掲示板
住むトコ.COM

インターネット事情、電源プラグはアメリカ一般と変わらない

シカゴではインターネット事情、電源プラグなどはアメリカの他の都市と変わりません。

インターネットはシカゴで売られているSIMを使えば外出中も問題なくインターネットを使えるので、渡航前にポケットWifiやSIMロックを解除済のスマホを用意しましょう。
アメリカでお得にネットを使うには？SIMカードからポケットWi-Fiまで徹底解説
シカゴの電源プラグはAタイプです。日本でも一般的に使われるプラグはAタイプなので、日本から持って行ったプラグをそのまま利用できます。

一方電圧は日本とは異なるので、対応しない電化製品を繋げてしまうと故障の原因になってしまいます。 詳しくは下の記事で紹介しているので、荷物を用意する際には一度確認してみてください。
アメリカは変圧器って必要？日本とアメリカのコンセントの違いを徹底解説

シカゴ生活にかかるお金

続いてはシカゴでの生活で考えなければいけないお金を話をしたいと思います。

シカゴの平均的な生活費は1ヶ月で約32万円

シカゴで生活する場合、1ヶ月で約32万円ほどの費用がかかります。費用はあくまで街の中心部で暮らすことを想定したもので、滞在先を街の中心部から外れたところにすると、家賃を3〜5万円ほど浮かせられます。

参考：NUMBEO「Cost of Living in Chicago」

日本より高いシカゴの物価

シカゴはアメリカの中でも物価の高い都市で、世界中の都市や国々の生活情報を記録するデータベースNUMBEOが発表する2020年版物価の高いアメリカの都市ランキングでは、75都市中11位という結果となりました。

ニューヨークやサンフランシスコなどの都市と比べると生活費は安いと言えますが、家賃などは日本よりも依然として高い水準となっています。

生活費を抑えたい方は、なるべく街の中心部から離れたところで部屋を借りる、自炊を徹底するなど節約をする必要があります。
【徹底比較】アメリカの物価は高い？食費や家賃、留学費用まで都市別の物価も解説します

お金の管理方法は国際キャッシュカードかクレジットカードのキャッシングがおすすめ

アメリカでは一般的にお金の管理方法は以下の3つです。

現金/日本円の両替

空港や銀行、ショピングモール内にある換金所で行う両替方法です。日によってもレートが変動するので、多額の現金を変えるときはレートが良いときに変える方がお得です。

国際キャッシュカードでの引き落とし

国際キャッシュカードで現地のATMから現地通貨を降ろす方法です。日本滞在中に国際キャッシュカードを作成しておけば、現地のATMで現地通貨で引き出すことができ、日本の銀行口座から日本円で引き落としされます。

クレジットカードのキャッシング

海外キャッシュサービス機能を使ってクレジットカードでATMから現地通貨を引き出す方法です。「Visa」「Master」または「Plus」というマークがついたATMならどこでも引き出し可能です。カードの種類によって利用可能かどうかが変わり、また手数料はカード会社によって異なるため、事前にカード会社に確認しましょう。

スリに遭う危険もあるため大金を現金で持ち歩くことはおすすめしません。可能であればカードのキャッシングなどで適切な金額を都度引き出すようにしましょう。

また長期滞在をする場合で、もし現地の銀行口座を作るのであれば、BANK OF AMERICA、CHASE BANK、UnionBankのいずれかがおすすめです。

口座開設の詳しいステップは下の記事で紹介しているので、海外での口座開設が初めての方はぜひ参考にしてみてください。
アメリカで銀行口座を開設するには？開設までの流れとおすすめ銀行をご紹介

シカゴで安全に生活するために

続いては、シカゴでの生活をより安全なものにするため、現地の治安と病院情報をご紹介します。

治安には細心の注意を

シカゴはアメリカ国内の大都市の中でも、犯罪件数は多めです。ただ一部の地域は治安がよく、一部が非常に悪いといったように、地域ごとに犯罪発生件数が異なるのが特徴です。

ダウンタウンから南に行くほど治安が悪化しますので、観光エリアには気をつけましょう。

空港や繁華街といった人の出入りが多いエリアはスリや引ったくりが起こるので注意。また、夜間はどうしてもトラブルの確率が上がりますので、1人で出歩くのはやめましょう。
また、夜間はどうしてもトラブルに出遭う確率が上がります。1人や女性同士で出歩くのは控えましょう。
シカゴの治安は大丈夫？現地のトラブル事例から危険な目に遭わないためのポイントまで紹介

病院は事前に選んでおく

シカゴで病院を受診する場合には、事前に行く病院を決めておくといざというときにすぐ行動が取れます。

シカゴにある病院は現地メディアや知人が紹介する信憑性の高い情報を元に選んでください。

シカゴの生活情報まとめ

世界的に有名な企業が集まるシカゴ。留学先としても観光地としても人気が高い場所なので、生活する上ではほとんど不自由さはないかと思います。

多様な人々が生活するシカゴで、人との触れ合いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

あなたの目的に合った語学学校をご紹介します！

留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。

ポイント1. 留学の目的

ポイント2. 生徒規模や雰囲気

ポイント3. 日本人留学生の比率や日本人スタップの有無

ポイント4. 立地

ポイント5. 滞在方法、滞在先の希望

特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

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