最終更新日:2024/08/28
シカゴに行くにあたって、現地の気候や持っていくべき服装はどのようなものがいいか悩みますよね。
実際シカゴは東京と比べると気温や日照時間、降水量などが異なり、知らずに渡航してしまうと現地で服を一式買い直すなど、不要に出費がかさんでしまう恐れがあります。
そこで今回は、シカゴの気候や季節ごとの雰囲気、服装、ベストシーズンなどをご紹介します。シカゴへの渡航準備を進めている方は、ぜひこの記事を参考に持っていく服装、現地での服の調達イメージを持っていただければと思います。
なお、シカゴの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
シカゴ観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポットやイベント・グルメまとめ
本記事は2024年8月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではアメリカドルをUSDと表記、為替レートには2024年8月6日時点での情報を参照し、1USD=146円で計算しています。
[目次]
【留学行くか迷っているなら、まずはLINEで相談!】
いつかは留学へ行ってみたい。そう思ったら今すぐ留学相談!
スクールウィズのLINE相談なら、ちょっとした疑問から具体的な留学先の検討、見積もり・申込手続きまで留学カウンセラーが一人ひとりのご相談に対応しているので、検討が一気に前に進みます。
【LINE相談で知れること】
1. 目的を叶えるための留学プランづくり
2. 学びたいことや学習・生活環境など希望に合った留学先のご紹介
3. 想定する期間や留学先で実際にかかる費用
4. ビザや航空券などの準備の流れ
LINEだからいつでも思い立った時に、自分のペースで聞ける。憧れの留学に「あなたにピッタリなプラン」を見つけてみませんか?
まずはそもそもシカゴが気候帯に属しているかを確認しましょう。ここでは気候学者W.P.ケッペンによって考案された気候区分に従い、気候帯をご紹介します。
メルボルン大学のM. C. Peelらの発表によると、シカゴの気候は亜寒帯湿潤気候(気候区分:Dfb)に属しています(※1)。
亜寒帯湿潤気候は夏と冬の寒暖差が激しく、年間を通して一定の降水量があることが特徴です。ニューヨークなどが属する温帯湿潤気候との違いは最寒月と最暖月の気温。
亜寒帯では、最寒月の平均気温が-3℃未満、最暖月の平均気温が10℃を以上となる地域を指し、年間を通した寒暖差が温帯に比べ一層激しくなります。
一方で日本は、北海道や東北などが亜寒帯湿潤気候に、その他地域の大部分は温帯湿潤機構に属しています。
年間を通して気温差が大きく、夏場に雨が多く冬場は乾燥する点では日本での暮らしと似ていますが、シカゴの冬の方が冷え込みが厳しい点に注意が必要です。
上ではシカゴの気候帯について簡単にご紹介しましたが、実際の気温などが分からないと生活イメージが湧きづらいですよね。続いては、シカゴの平均気温や降水量などを東京と比べながらご紹介します。
なお、以下で紹介するデータはアメリカに拠点を置くCanty and Associates LLCが運営する気候データベース「Weatherbase」、およびオランダに拠点を置くWorld Wide Travel Organisationが運営する「Weather and Climate」、ノルウェーに拠点を置くTime and Date ASが運営する「timeanddate.com」掲載の情報を参照しています(※2〜6)。
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シカゴ | -4.6℃ | -2.4℃ | 3.3℃ | 9.4℃ | 15.1℃ | 20.5℃ | 23.3℃ | 22.4℃ | 18.1℃ | 11.4℃ | 4.6℃ | -2.4℃ |
東京 | 6.1℃ | 6.5℃ | 9.4℃ | 14.6℃ | 18.9℃ | 22.1℃ | 25.8℃ | 27.4℃ | 23.8℃ | 18.5℃ | 13.3℃ | 8.7℃ |
シカゴの平均気温は、夏では東京とあまり変わらないほどの気温になりますが、冬は東京より低くなり、一層寒さが厳しくなります。
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シカゴの最高気温 | -0.6℃ | 1.8℃ | 8.1℃ | 15℃ | 21.1℃ | 26.5℃ | 28.9℃ | 27.7℃ | 23.8℃ | 16.8℃ | 9℃ | 1.6℃ |
シカゴの最低気温 | -8.6℃ | -6.6℃ | -1.6℃ | 3.8℃ | 9.1℃ | 14.5℃ | 17.7℃ | 17.2℃ | 12.4℃ | 6℃ | 0.2℃ | -6.3℃ |
東京の最高気温 | 9.9℃ | 10.4℃ | 13.3℃ | 18.8℃ | 22.8℃ | 25.5℃ | 29.4℃ | 31.1℃ | 27.2℃ | 21.8℃ | 16.9℃ | 12.4℃ |
東京の最低気温 | 2.5℃ | 2.9℃ | 5.6℃ | 10.7℃ | 15.4℃ | 19.1℃ | 23℃ | 24.5℃ | 21.1℃ | 15.4℃ | 9.9℃ | 5.1℃ |
シカゴの最高・最低気温は夏では東京とあまり変わりませんが、やはり冬では1段階寒さが厳しくなります。東京での最低気温がシカゴでの最高気温ほどになるため、冬にシカゴを訪れる予定の方は、防寒対策は入念に取るようにしましょう。
また風の街と呼ばれるシカゴでは、ミシガン湖から吹く季節風の影響などにより体感温度が変わりやすいです。
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シカゴ | 133h | 138h | 189h | 217h | 282h | 311h | 319h | 280h | 226h | 195h | 112h | 107h |
東京 | 191h | 170h | 177h | 176h | 180h | 123h | 152h | 177h | 128h | 129h | 147h | 177h |
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日の出時間 | 7:15 | 6:46 | 7:01 | 6:09 | 5:29 | 5:14 | 5:29 | 5:58 | 6:30 | 7:02 | 6:39 | 7:10 |
日の入り時間 | 16:44 | 17:23 | 18:57 | 19:32 | 20:04 | 20:27 | 20:23 | 19:50 | 19:00 | 18:09 | 16:29 | 16:20 |
シカゴの日照時間は東京と比べ多く、特に6、7月では東京の倍ほどの時間日がさします。
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シカゴ | 43.2mm | 45.7mm | 63.5mm | 86.4mm | 94mm | 88.9mm | 94mm | 124.5mm | 81.3mm | 81.3mm | 81.3mm | 58.4mm |
東京 | 50mm | 70mm | 100mm | 120mm | 140mm | 170mm | 130mm | 140mm | 210mm | 190mm | 90mm | 50mm |
シカゴの降水量は、東京ほど季節による変動はなく、年間を通して東京より降水量は少ない状況です。
シカゴは冬が長く、春は短いです。3月の上旬ではまだ平均最低気温が0度を下回る日が多いですが、3月下旬から4月の上旬にかけては気温が徐々に上がっていきます。
シカゴの春は4月の中旬から5月初旬までと短く、あっという間に夏が訪れます。最高平均気温は20℃まで上がり、最低平均気温は10℃前後になります。
3月頃はまだ寒いので、厚手のコートやダウンジャケット、手袋やマフラーは必須です。さらに風が強いシカゴなので、耳あてなどの用意があると安心です。
この時期の服装は、薄手のニットにジャケットという軽めな服装で過ごせるでしょう。
ただ、強い風が吹くことで有名なシカゴでは、風次第で体感温度が低く感じれれる日がありますので、体温調整用のストールなどがあると心強いです。また、暖かくなっても朝晩の冷え込みは激しいのでお出かけの際はご注意ください。
夏真っ盛りになり、この時期は市内各地で屋外イベントが楽しむことができます。
7月から8月にかけてさらに暑くなっていきます。平均気温は25℃ほどですが、湿気が出てくるため体感温度はもっと暑く感じる日が多いでしょう。日によって気温が変わりやすく、最高気温が30℃を越える日も出てきます。
6月はまだ日によっては寒い日もあるため、夏服の他にジャケットやパーカーなどを用意しておくと良いです。
屋外は半袖短パンというような服装で快適に過ごすことがができます。シカゴは冷房がしっかり効いている建物が多いので、暑い日でも室内の体温調整用にカーディガンなどの羽織りものの準備をしておいてください。
また、紫外線は日本の夏よりも強いので、日焼け止めの他にサングラスや帽子などの用意を忘れずに。
春と同様にシカゴの秋は短いです。天気は安定して晴れることが多く、観光には適したシーズンになります。秋に入ると夜は涼しい日が多くなり、夜風が気持ちの良い時期になります。
9月下旬から10月いっぱいになると紅葉シーズンが訪れ、シカゴの街が美しくなっていきます。
気温が下がってきた10月の頭にはインディアンサマーという夏が戻る時期が毎年やってきます。数日夏日が続いた後に、本格的に秋が深まり、11月頃には冬が始まります。
9月いっぱいまでは、半袖短パンで過ごせる日が多いですが、10月に入ると徐々に冷え込んでくるため、ジャケットなどが必要になります。
11月は平均気温が6℃まで下がっていくので、服装は日本の真冬に過ごすような格好でちょうど良いでしょう。シカゴは強い風が吹く日が多いので、ダウンジャケットや手袋などの防寒具の他にもホッカイロなどがあると良いでしょう。
12月頃になるととても厳しい冬がやってきます。シカゴの冬は11月頃から3月頃まで続き、冬がとても長いです。平均気温がマイナスになることもあり、年に数回は豪雪でオヘア空港が閉鎖してしまうこともあります。
気温が低く、風が強いことから体感温度は気温よりも低く感じます。そのため、服装は暖かいものを準備しておくようにしてください。
風を通さないしっかりしたダウンジャケット、手袋、耳あて、ホッカイロなどを持って行きましょう。雪が多いので、防水ブーツなどの用意があると現地で移動がしやすいです。
日本と違い、建物内はとても暖かいところが多いので室内は快適に過ごせることが多いでしょう。場所によっては室内が暑すぎることがあるので、着脱がしやすい服装が楽になります。
シカゴの冬はとても厳しいので、冬場は避けた方が良いでしょう。ベストシーズンは過ごしやすい秋頃になります。この時期は街の紅葉があり、景観も美しいです。天気も安定しているため、観光するにはピッタリの時期になります。
秋頃になるとシカゴではジャズフェスティバル、シカゴ国際映画祭などのイベントを楽しむことができます。
シカゴでは、ミシガン湖から強い風が吹きつけます。特に冬では、気温自体低いことに加え風があるため、体感気温は気温よりもさらに低くなることもあります。
シカゴを訪れる際には、ウィンドブレーカーをはじめ、風対策の準備もしてから渡航するようにしましょう。
短期間の滞在であれば、日本から持っていく服装で十分に生活を送れますが、長期滞在などで荷物がかさむ場合には、現地で衣服を買うことを検討しましょう。特にジャケットやコートなどは厚みがあるため、現地調達がおすすめです。
幸いシカゴには、日本人にも馴染みのある「ユニクロ」や「H&M」、「GAP」をはじめとするファストファッションの店舗があります。
価格や日本とはやや異なるため、下にアメリカで販売されているユニクロの各衣類の価格イメージをお伝えします(※7)。
・ダウンジャケット:80.00〜90.00USD(約11,680〜13,140円)
・コート:130.00〜200.00USD(約18,980〜29,200円)
・セーター:40.00〜50.00USD(約5,840〜7,300円)
・Tシャツ:20.00〜30.00USD(約2,920〜4,380円)
・ジーンズ:40.00〜50.00USD(約5,840〜7,300円)
・スウェットパンツ:40.00〜50.00USD(約5,840〜7,300円)
シカゴにある各店舗の位置は下にまとめているので、店舗を訪れる際にはご確認ください。
留学の場合、ホームステイ、あるいは学生寮での滞在が多く、自分の好きなタイミングで洗濯できるとは限りません。最低でも1週間分の服装を用意するようにしましょう。
・Tシャツ:5〜7枚
・パンツやスカート:2〜3着
・ウィンドブレーカー:1着
・薄手のパーカーやカーディガン:1〜2枚
・ジャケット:1枚
・スニーカーやサンダル:1〜2足
・下着:7組
・靴下:7組
今回はシカゴの気候について紹介しました。
シカゴの気候の特徴は、夏と冬の寒暖差が激しく、特に冬は東京より冷え込むため注意が必要です。ぜひ今回ご紹介した内容を元にシカゴに持っていく服装の準備を進めて下さいね。
なお、もし留学先としてシカゴを検討している場合には、留学カウンセラーが無料で留学相談に乗っています。
おすすめの語学学校や準備の流れ、費用イメージや各種手続きなど、一人ではなかなか検討が進まない留学準備を気軽に進めるなら、ぜひご利用ください。
また衣服をはじめ、アメリカ留学に必要な持ち物は下の記事でまとめているので、渡航前に漏れがないかチェックするためにこちらもあわせてご確認ください。
アメリカ留学持ち物リスト
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
初中級者のための英語学習プログラム「プレ留学」×「カスタム留学プラン」であなたの留学を、経験豊富なカウンセラーが万全の体制でバックアップ致します。
せっかくの留学を失敗してほしくない想いから、英語力を伸ばす独自のサポート、納得いくプランづくりに力を入れています。
いま英語力に不安があっても、しっかり準備するから大丈夫。留学で、憧れだった「英語を話せる理想の自分」を私たちと一緒に実現させましょう!
留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1...Murray Peel's Home page「Updated Köppen-Geiger climate map of the world」(参照日:2024-08-06)
※2...Weatherbase「CHICAGO, ILLINOIS」(参照日:2024-08-06)
※3...Weatherbase「TOKYO, JAPAN」(参照日:2024-08-06)
※4...Weather and Climate「Average monthly hours of sunshine in Chicago (Illinois)」(参照日:2024-08-06)
※5...Weather and Climate「Average monthly hours of sunshine in Tokyo (Tokyo Prefecture)」(参照日:2024-08-06)
※6...timeanddate.com「Sunrise and sunset times in Chicago」(参照日:2024-08-06)
※7...UNIQLO US「Women's, Men's & Kids' Clothing & Accessories」(参照日:2024-08-06)
シカゴ留学ガイド | |
---|---|
英語力を伸ばす「あなたにピッタリな留学プラン」を一緒に見つけましょう
\直接話を聞いて相談したいなら/
\まずは気軽に相談したいなら/