サンフランシスコの空港情報と市内へのアクセス方法

日本からサンフランシスコへ渡航する場合、サンフランシスコ国際空港が主に使われています。航空券予約サイトでも、サンフランシスコを目的地に選ぶと基本的にはサンフランシスコ国際空港が設定されるので、空港を間違えるという心配は少ないです。

ただし海外への渡航に慣れていない場合、利用する空港がわかっても入国の流れや空港からの移動方法などイメージが持てず、到着後うまく滞在先まで移動できるか不安を感じますよね。

そこで今回は、サンフランシスコへ渡航する際に利用する空港と入国の流れ、市内へのアクセスをご紹介します。

これから渡航準備を始めようという方は、ぜひ本記事を参考に空港に着いてからの移動イメージを持っていただければと思います。

なお、サンフランシスコの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
サンフランシスコ観光といったらここ！現地で楽しめるおすすめスポットやイベント・グルメまとめ

本記事は2024年8月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではアメリカドルをUSDと表記、為替レートには2024年8月14日時点での情報を参照し、1USD＝148円で計算しています。

サンフランシスコで主に使われているのはサンフランシスコ国際空港

冒頭でもお伝えした通り、日本からサンフランシスコへ渡航する際に主に利用されているのは、サンフランシスコ国際空港（空港コード：SFO）です。2022年には2,000万人を超える旅客数を記録し、アメリカ国内でも有数の利用者数を誇る空港となっています（※1）。

なお、サンフランシスコにはサンフランシスコ国際空港以外にも、ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港（KSJC）、オークランド国際空港（KOAK）があるため、航空券を購入する際や空港へ移動する際には注意してください。

日本国内では成田国際空港、羽田空港で直行便が運行中

日本からサンフランシスコ国際空港へは2024年8月現在、成田国際空港、東京国際空港（羽田空港）から直行便が運行されています（※2〜4）。

空港	航空会社
成田国際空港	ANA、JAL、ユナイテッド航空、ジップエアー
羽田空港	ANA、JAL、ユナイテッド航空

直行便を運行している航空会社や運行スケジュールは変更が激しいため、航空券を探す際には最新の情報をもとに購入手続きを進めてください。

サンフランシスコ国際空港はどんなところ？

サンフランシスコ国際空港は市内中心部から南へ約20kmほどの距離にあります。

空港は4つのターミナルか設けられており、日本から渡航する際には国際線ターミナルを基本的には利用する形となります。

飲食店

サンフランシスコ国際空港では多くの飲食店があり、乗り継ぎの待ち時間や早めに空港へ着いた際に時間を潰しやすいです。

中にはスターバックスといった日本でも馴染み深いお店もあります。

免税店・お土産店

お土産を買い忘れた場合には、空港内のお土産店が利用できます。サンフランシスコ国際空港ではお土産店が充実しているので、アメリカやサンフランシスコを感じられるグッズなどを手に入れやすいです。

ラウンジ

サンフランシスコ国際空港では、11のラウンジが設置されているので、利用条件などを知りたい場合にはリンク先よりご確認ください。

American Airlines Admirals Club
USO Lounge
Alaska Lounge
Delta Sky Club
Air France/KLM Lounge
British Airways Club Lounge
China Airlines Dynasty Lounge
Emirates Lounge
Japan Airlines JAL Sakura Lounge
Philippine Airlines Mabuhay Lounge
Virgin Atlantic Clubhouse

入国の流れ

サンフランシスコ国際空港での入国には主に上の4つのステップであります。

ステップ1. 機内で税関申請書を記入

アメリカへ入国する際には、税関申請書を記入し提出する必要があります。基本的には機内で配布されるので、到着前に記入欄を埋めておきましょう。

なお、税関申請書は到着後空港で受け取り記入することも可能です。

ステップ2. 税関、入国審査

空港へ到着すると、続いては入国審査を受けます。もし英語力に不安を感じる場合には、事前に聞かれやすい質問への自分の回答を準備しておきましょう。

よく聞かれる質問や入国審査前にしておく準備は下の記事でまとめているので、準備に漏れがないか確認したい方はあわせて参考にしてみてください。
事前に知っておけば怖くない！アメリカの入国審査の流れや質問項目、解答例をご紹介

ステップ3. 荷物の受け取り

入国審査などを終えると、荷物の受け取り口へ移動します。飛行機から降り、通路案内に従うと航空便ごとの荷物が運ばれるターンテーブルが並ぶエリアに到着するので、まずは自分の荷物を受け取ってください。

ステップ4. 到着口へ移動

入国審査が完了すれば、あとは到着口へ移動して入国完了です。滞在先までのピックアップを申し込んでいる場合には、指定の場所へ移動し担当者が来るのを待ちましょう。

また、自分で滞在先や市内へ移動する場合には、空港の案内に従い利用する移動手段の停留場所まで移動してください。空港では無料のWi-Fiが使えるので、事前に配車アプリのダウンロードや地図の読み込み、移動手段の検討などをする際には利用してみてください。

なお、アメリカ渡航時には事前にビザ、あるいはESTAの申請が必要になります。

詳しい申請方法は下記の記事で紹介しているので、ビザ準備を進める際には参考にしていただければと思います。
【2024年版】アメリカ留学にビザは必要？ビザの種類から申請方法までを解説

サンフランシスコ国際空港から市内へのアクセス方法

続いては、入国から市内へのアクセス方法と移動時間の目安、料金を紹介します（※5〜8）。

BART（電車）

サンフランシスコではBARTと呼ばれる高速鉄道が、空港と市内中心部を結んでいます。市内までは乗り換えなしで移動できるため、一度乗ってしまえば比較的楽に移動できる交通手段です。

目安の移動時間	30分
料金	10.55USD（約1,561円）
運行時間	イエローライン 【月〜金曜日】4:58〜24:00 【土・日曜日】5:48〜24:00 レッドライン 【月〜金曜日】6:16〜20:54 【土・日曜日】7:16〜20:54（※9）

最新の運行状況は下記のページで調べられるので、渡航日が決まっている方はご確認ください。
bart.gov「Trip Planner」

到着口からBART駅まで、空港エリアから市内までの移動

BARTの駅は国際線ターミナルの3階に設置されています。到着口からは空港内を歩いて行くか、空港内を巡回しているAirtrainを利用するかして移動します。

BARTには複数の路線がありますが、市内への移動には「Antioch」行きのイエローラインか、「Richmond」行きのレッドラインへ乗車してください。

乗車券の購入方法などは、下の動画で紹介されているので、利用イメージが湧かない場合には参考にしてみてください。

また、乗り換え情報などは下のアプリで検索できるので、空港からの移動イメージが湧かない場合には利用してみてください。

SamTrans（バス）

SamTransもBART同様に空港から市内への移動に利用できる交通手段です。

目安の移動時間	1時間
料金	2.25USD（約311円）
運行時間	【月〜金曜】4:42〜翌2:12 【土・日曜日】4:41〜翌1:46（※10）

到着口からバス停まで、空港エリアから市内までの移動

SamTransのバス停は国際線ターミナル1階、courtyard AとGにあり、市内中心部へ行くルート「292」バスは、courtyard Aの停車となります。

タクシー

タクシーはバスと比べ料金が高くなってしまいますが、その分停車が少なく早く市内まで移動できます。また、海外渡航が初めてで、公共交通機関の利用に不安を感じる場合にもタクシーは使いやすい移動手段となります。

目安の移動時間	30分
料金	60.00USD（約8,880円）+チップ

なお、チップの相場については下の記事で解説しているので、金額イメージが持てない場合には参考にしてみてください。
アメリカでのチップ事情まとめ。在住経験者がシーン別の相場や支払い方法をお伝えします！

到着口から停留所までの移動

タクシーの停留所は国際線ターミナル到着口を出たすぐのところにあります。もしタクシーが見つからない場合には、中央駐車場へ移動して探してみてください。

配車アプリ

アメリカではUberやLyftといった配車アプリも一般的に使われており、タクシーよりも安く移動したい方におすすめです。

ただし、配車アプリの利用料金は時間帯やドライバーの稼働状況で金額が変わりやすく、場合によってタクシーよりも高くなってしまうこともあります。利用する際にはまずは料金を確認してから、利用するかどうかを決めてください。

目安の移動時間	30分
料金	40.00〜60.00USD（約5,920〜8,880円）+チップ

到着口から停留所までの移動

国際線ターミナルの廃車アプリピックアップゾーンはDepartures/Ticketing Levelに設けられているzones 14〜17となります。

ドライバーからの連絡を確認し、待ち合わせ場所、乗る車を間違えないようにしましょう。

もしアプリをダウンロードしていなければ、渡航前にアプリをダウンロードしておくとスムーズに利用できます。

空港送迎

留学でサンフランシスコを訪れる場合には語学学校への申し込みのオプションとして、あるいは旅行で訪れる場合には、ホテルやツアーのオプションとして空港送迎を選ぶことができます。

滞在先となるホテル、学生寮やホームステイ先は必ずしもサンフランシスコの中心部にあるとは限らず、公共交通機関を利用して行くとなるとかなり時間も体力も奪われてしまいます。

空港到着後、なるべく負担なく移動するなら、空港送迎を頼むようにしましょう。

目安の移動時間	滞在先によって異なる
料金（目安）	165.00USD（約24,420円）※語学学校のオプションで依頼する場合

空港送迎の待ち合わせ場所

多くの場合、空港送迎のピックアップは空港到着口で待ち合わせとなります。ドライバーは申込者の名前が書かれたカードを持っていたり、事前に共有されている申込者の特徴をもとに声をかけたりするので、自分の担当ドライバーを探しましょう。

探してもドライバーが見当たらない場合には、事前に共有されているドライバーの連絡先か、滞在予定のホテル、通学予定の語学学校、利用しているツアー会社やエージェントなどに連絡を取り、指示を仰ぎましょう。

サンフランシスコの空港情報まとめ

今回はサンフランシスコへ渡航する際の空港について紹介しました。本記事は少しでも空港到着後の移動イメージを掴むのに役立てれば幸いです。

また、サンフランシスコへの留学を考えている方。持ち物の準備は順調に進んでいますか？

もし何から準備すれば良いかわからないという場合には、アメリカ留学の準備の流れを下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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ポイント2. 生徒規模や雰囲気

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ポイント4. 立地

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