サンフランシスコ留学の生活ガイド

サンフランシスコは、アメリカ合衆国西部の太平洋に面した都市です。アメリカの中でも有数の経済規模で、世界の流行の中心地でもあることからアート、グルメ、ファッション、エンターテインメントなどの最先端を体感できます。

そんな魅力的な都市サンフランシスコとはどんな街で、生活はどうなるのか？サンフランシスコの物価、交通、医療などの生活情報まとめてみました。

なお、サンフランシスコ留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
サンフランシスコ留学

サンフランシスコ生活の基本情報

まずはサンフランシスコで生活する上で一般的な情報をご紹介します。

年間を通して涼しさを感じるサンフランシスコの気候

サンフランシスコは、福井県と同じ位の緯度に位置しています。西海岸というと暖かいイメージがありますが、実際のところあまり暖かい地方ではありません。

夏でも平均気温が20℃程度までしか上がりません。真冬の平均気温は13℃程度で、夏と冬をみても年間の最高気温はそれほど差はありません。

日本のようにはっきりとした四季はなく、年間を通して温度差が少ないです。

サンフランシスコには、マイクロクライメイトという局所気候の特徴を持っています。これは、隣の市や車で少し走った場所で気候が変わる現象です。

同じ市内でも、湾側と海側では5℃くらいの気温差があったり、天気が違うことは珍しくありません。

サンフランシスコは起伏が激しい地形をしているため、このような現象が起こりやすくなっています。また、朝晩の冷え込みが厳しいことから、朝方は霧に包まれる日が多く、日中は明るい太陽が出て暖かく感じます。
【2020年版】サンフランシスコの気候とオススメの服装を解説！

時差は日本時間-17時間

アメリカは国土が広く、国内で複数の標準時間が設定されており、サンフランシスコのある太平洋標準時間は日本時間の-17時間となっています。

なお、サンフランシスコが属するサンフランシスコ州ではサマータイムを実施しており、期間中（3月の第2日曜日～11月第1日曜日）の日本との時差は16時間と1時間早くなるので注意が必要です。

サンフランシスコ生活の楽しみ

続いては、サンフランシスコでの生活の楽しみの例を紹介したいと思います。サンフランシスコには紹介するもの以外にもたくさんに楽しさがあるので、ぜひ現地で生活が始まったら積極的に行動してみてください。

サンフランシスコの料理を味わう

サンフランシスコではレストランの数が多く、市街地を中心にさまざまな種類の料理を味わえます。
サンフランシスコへ行ったらレストランはここ！ランチやディナーにおすすめの10店をご紹介

サンフランシスコのエンタメを体験する

サンフランシスコではエンタメ施設が充実しています。

特にマジックや謎解きは人気で、友達との思い出作りにはぴったりです。
サンフランシスコでできるアクティビティはコレ！人気の観光地からおすすめの穴場まで10選をご紹介

サンフランシスコで快適に生活するには？

続いてはサンフランシスコでの生活をより快適にするためのポイントをご紹介します。

主な交通手段バスか地下鉄

サンフランシスコはアメリカでの有数の現地で暮らす人を中心に車で移動する人が多い街で、道端には常に多くの自動車が止められています。

街の面積は、ニューヨークやロサンゼルスなど他のアメリカの大都市に比べ小さく、コンパクトで移動しやすいという特長を持っています。

そのため、旅行者などはバスや地下鉄などの公共交通機関を利用すれば市内の移動自由に行えます。
サンフランシスコの交通事情まとめ！利用料金からおすすめの移動手段まで徹底解説

掲示板で現地情報を仕入れる

サンフランシスコの最新情報を手にするには、現地の掲示板を見るのがおすすめです。

サンフランシスコ在住者が発信する情報が公開されるため信憑性が高く、かつ詳細な情報であることが多いため現地生活中は定期的に見に行ってみてはいかがでしょうか。
MixB
びびなび
サンフランシスコ掲示板
サンフランシスコ・ベイエリア情報

インターネット事情、電源プラグはアメリカ一般と変わらない

サンフランシスコではインターネット事情、電源プラグなどはアメリカの他の都市と変わりません。

インターネットはサンフランシスコで売られているSIMを使えば外出中も問題なくインターネットを使えるので、渡航前にポケットWifiやSIMロックを解除済のスマホを用意しましょう。
アメリカでお得にネットを使うには？SIMカードからポケットWi-Fiまで徹底解説
サンフランシスコの電源プラグはAタイプです。日本でも一般的に使われるプラグはAタイプなので、日本から持って行ったプラグをそのまま利用できます。

一方電圧は日本とは異なるので、対応しない電化製品を繋げてしまうと故障の原因になってしまいます。 詳しくは下の記事で紹介しているので、荷物を用意する際には一度確認してみてください。
アメリカは変圧器って必要？日本とアメリカのコンセントの違いを徹底解説

サンフランシスコ生活にかかるお金

続いてはサンフランシスコでの生活で考えなければいけないお金を話をしたいと思います。

サンフランシスコの平均的な生活費は1ヶ月で約51万円

サンフランシスコで生活する場合、1ヶ月で約51万円ほどの費用がかかります。費用はあくまで街の中心部で暮らすことを想定したもので、滞在先を街の中心部から外れたところにすると、家賃を10〜15万円ほど浮かせられます。

参考：NUMBEO「Cost of Living in San Francisco」

日本より高いサンフランシスコの物価

サンフランシスコはアメリカの中でも物価の高い都市で、世界中の都市や国々の生活情報を記録するデータベースNUMBEOが発表する2020年版物価の高いアメリカの都市ランキングでは、75都市中2位という結果となりました。

特に家賃は高く、街の中心部で1ルームを借りようとすると、1ヶ月35万円も平均してかかります。

生活費を抑えたい方は、なるべく街の中心部から離れたところで部屋を借りる、自炊を徹底するなど節約をする必要があります。
【徹底比較】アメリカの物価は高い？食費や家賃、留学費用まで都市別の物価も解説します

お金の管理方法は国際キャッシュカードかクレジットカードのキャッシングがおすすめ

アメリカでは一般的にお金の管理方法は以下の3つです。

現金/日本円の両替

空港や銀行、ショピングモール内にある換金所で行う両替方法です。日によってもレートが変動するので、多額の現金を変えるときはレートが良いときに変える方がお得です。

国際キャッシュカードでの引き落とし

国際キャッシュカードで現地のATMから現地通貨を降ろす方法です。日本滞在中に国際キャッシュカードを作成しておけば、現地のATMで現地通貨で引き出すことができ、日本の銀行口座から日本円で引き落としされます。

クレジットカードのキャッシング

海外キャッシュサービス機能を使ってクレジットカードでATMから現地通貨を引き出す方法です。「Visa」「Master」または「Plus」というマークがついたATMならどこでも引き出し可能です。カードの種類によって利用可能かどうかが変わり、また手数料はカード会社によって異なるため、事前にカード会社に確認しましょう。

スリに遭う危険もあるため大金を現金で持ち歩くことはおすすめしません。可能であればカードのキャッシングなどで適切な金額を都度引き出すようにしましょう。

また長期滞在をする場合で、もし現地の銀行口座を作るのであれば、BANK OF AMERICA、CHASE BANK、UnionBankのいずれかがおすすめです。

口座開設の詳しいステップは下の記事で紹介しているので、海外での口座開設が初めての方はぜひ参考にしてみてください。
アメリカで銀行口座を開設するには？開設までの流れとおすすめ銀行をご紹介

サンフランシスコで安全に生活するために

続いては、サンフランシスコでの生活をより安全なものにするため、現地の治安と病院情報をご紹介します。

治安は日本より悪い。特に夜の行動には注意

サンフランシスコの治安は全米で比較的良く、住みやすいと言われます。

しかし、日本の治安は世界トップクラスの良さであり、日本のように生活していると日本人をターゲットにした売人や事件、窃盗に遭遇するケースもあり得るので、注意が必要です。

特にスリや強盗といった犯罪が多く発生しているので、しっかりと対策を取りながら生活を送りましょう。
サンフランシスコの治安は大丈夫？現地のトラブル事例から危険な目に遭わないためのポイントまで紹介

病院は事前に選んでおく

サンフランシスコで病院を受診する場合には、事前に行く病院を決めておくといざというときにすぐ行動が取れます。

サンフランシスコにある病院は在サンフランシスコ日本国総領事館が出している「ベイエリア医療機関等リスト」にて紹介されているので、そちらを参考にしてみてください。
在サンフランシスコ日本国総領事館「ベイエリア医療機関等リスト」

サンフランシスコの生活情報まとめ

世界的に有名な企業が集まるサンフランシスコ。留学先としても観光地としても人気が高い場所なので、生活する上ではほとんど不自由さはないかと思います。

多様な人々が生活するサンフランシスコで、人との触れ合いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

あなたの目的に合った語学学校をご紹介します！

留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。

ポイント1. 留学の目的

ポイント2. 生徒規模や雰囲気

ポイント3. 日本人留学生の比率や日本人スタップの有無

ポイント4. 立地

ポイント5. 滞在方法、滞在先の希望

特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

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