「イギリスに留学したいけれど、費用はいくらかかるんだろう」
「ハードルが高いな……」
と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
イギリスは短期留学もできる国で、1週間といった短い期間でも留学は可能です。他の国よりは費用はかかりますが、長期留学に比べると40万円前後で留学することもできます。
留学先としてはイギリス英語の本場であり、歴史ある建物や美術館・博物館、ファッションブランドなど文化も感じられる場所で、勉強も観光も楽しみたい人にはおすすめです。
とはいえ、本当に自分の留学先として良いのか、不安も残るはず。
そこで本記事では、イギリス短期留学をおすすめする理由や費用相場、メリット・デメリットなどを解説します。
具体的なイギリス短期留学のプランの検討を進めるなら、留学カウンセラーが個別でご相談に乗るのでぜひ下のボタンよりLINEを登録し、ご相談にお進みください。
今回の記事を読んで、本当にイギリス短期留学ができそうか、考えていきましょう。
なお、イギリス留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
イギリス留学
※記事は2024年2月時点の情報を参考にしています。イギリス・ポンドはGBPと表記し、1GBP=約191円で計算しています。
監修者
留学カウンセラー:高橋 まどか
初めての海外経験は、学生時代にロサンゼルスへの短期留学。見るもの感じるもの全てが新しく刺激的な時間を過ごす。卒業後、銀行に3年間勤務をするも、留学への想いが再熱。意を決して退職し、サンディエゴで留学を経験。帰国後は、留学カウンセラーとしてお客様に寄り添ったカウンセリングを行っている。
[目次]
留学考えるなら今から準備!
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自分だけで調べるとわかりづらい費用やおすすめの留学先、準備するものも留学カウンセラーが寄り添いながらサポートするので安心。
ぜひこの機会に留学準備を始めましょう!
イギリスは短期留学に限らず、留学先として高い人気を誇るおすすめの国です。まずはその代表的な理由を紹介します。
イギリスは英語発祥の地であり、もちろん公用語も英語です。そしてアメリカ英語ではなくイギリス英語(クイーンズ・イングリッシュ)で話すため、「イギリス英語を学びたい!」という人には本場の発音などに触れられるチャンスです。
クイーンズ・イングリッシュは「女王の(話す)英語」という意味の通り、元々はイギリス女王や貴族の話し方で、現在では英国放送協会(BBC)の放送基準にも採用されているフォーマルな発音を指します。
アメリカ英語と比べると「r」の発音が違い、舌を巻かずに発音することが特徴です。
イギリス英語はイギリス人講師を探せば日本や他の国で習うことも可能ですが、街中でも触れられるのはイギリス留学ならではです。
イギリスはヨーロッパ諸国へのアクセスが抜群です。例えば、イギリスのロンドンからフランスのパリへは、国際高速列車のユーロスターに乗ればおよそ2時間半で到着します。
他にもユーロスターはベルギーやイタリア、オランダ、ハンガリーなどヨーロッパの複数国へ通じる路線を運行しています。
飛行機でもヨーロッパ諸国への直行便が多く、LCCで数時間で到着します。休日にヨーロッパ諸国へ旅行しやすいのもイギリス留学の大きな魅力ですね。
イギリスは古くから芸術や文化の発信地として栄えてきました。そのジャンルは美術や音楽、ファッションなど幅広いです。
特にロンドンには美術館や博物館が多数あり、世界3大ミュージアムに数えられる大英博物館もあります。
さらにイギリスはファッションや音楽といったポップカルチャーにおける最先端の国でもあり、常に新しい流行を生み出してきました。音楽であればThe BeatlesやOasis、ファッションはVivienne Westwoodなど、その由来の地や店舗を訪れることもできます。
現在も新しいグループやブランドが誕生しているため、現地では新たな芸術や文化に触れることができ、刺激に満ちた留学生活が送れるはずです。
その他イギリスの概要はこちらにもまとめました。
イギリスとはどんな国?基本情報から国のイメージを簡単に紹介!
続いては、イギリス短期留学で選べる留学方法を紹介します。
短期留学では、語学学校で英語を学ぶ「語学留学」が一般的です。
発音や文法など基礎から学ぶ一般英語コースもあれば、上級者向けのビジネス英語や大学進学コースなど種類も豊富です。またイギリスは文化的な国であることから、アートやファッションを学ぶコースを用意する学校もあります。
イギリスの語学学校はヨーロッパ圏の学生が中心。夏休みや春休みは日本人留学生も増えますが、アメリカやフィリピンに比べると日本人留学生の数は少なく、より国際的な環境です。
ホームステイは語学留学の滞在方法としてよく選ばれますが、滞在のみを楽しむこともできます。
イギリスの一般家庭に滞在し、ホストファミリーとの会話を通して英会話を学べるもの。ホストファミリーとは留学後も付き合いが続くこともあり、海外での生活経験はもちろん長い付き合いや交流の想い出など、得られるものが多いです。
現地の学校に1〜2カ月入学し、寮(宿舎)に入りながら学校生活を楽しむ方法もあります。高校生以下に限られますが、外国人との集団生活を通して、英語学習と国際交流を体験できるのが魅力です。
次は、イギリス短期留学の費用相場を紹介します。
※今回はセントジャイルズ ロンドンセントラルのIntensive General English Coursesコースにて週28コマの留学をしながら、2食付きのホームステイに滞在すると仮定します。
滞在中にかかる生活費と学費、渡航費などの合計金額はそれぞれ下記の通りです。
イギリスは物価が高い傾向にあり、短期留学でも費用はやや高いです。例えばオーストラリアやニュージーランドであれば1週間で26万円前後のため、他の国よりさらに6〜7万円多く必要になります。
ただし費用項目によっては節約できることもあります。そこで次は内訳を見ていきましょう。
イギリス短期留学の費用内訳は次の通りです。
カテゴリ | 費用項目 | 1週間 | 2週間 | 1カ月 |
---|---|---|---|---|
学費 | 授業料 | 8.6万円 | 17.2万円 | 34.5万円 |
学校支払い諸費用 | 4.8万円 | 4.8万円 | 4.8万円 | |
渡航費 | 航空券購入費 | 10万円 | 10万円 | 10万円 |
海外旅行保険加入費 | 0.5万円 | 1万円 | 2万円 | |
ビザ関連費 | 0円 | 0円 | 0円 | |
現地生活費 | 滞在費 | 4.3万円 | 8.6万円 | 17.3万円 |
食費 ※2食付きホームステイに滞在しながら、自炊と週末は外食をする場合 |
1.0万円 | 2.1万円 | 4.3万円 | |
通信費 | 0.2万円 | 0.2万円 | 0.2万円 | |
交通費 | 0.3万円 | 0.6万円 | 1.2万円 | |
娯楽費 | 2万円 | 4万円 | 6万円 | |
雑費 | 0.5万円 | 1万円 | 2万円 | |
総額 | 32.2万円 | 49.5万円 | 82.3万円 |
授業料は学校によって変動し、ハイシーズンを避ければ金額は少し変わります。滞在先を学生寮に変えると安くなることもあるため、うまくアレンジしましょう。
コツなどはこちらにまとめました。
【2024年版】期間別イギリス語学留学の費用まとめ
もっとも確実なのは留学エージェントに相談することです。複数の学校情報を持っているため、予算に合わせた学校の提案も可能です。
スクールウィズでも無料相談を受け付けているため、気になる人はLINEからご相談ください。
イギリス短期留学といっても、留学先の都市はたくさんあります。ここでは代表的なおすすめ都市を紹介しますね。
ロンドンはイギリスの首都であり、新しい街並みもあれば伝統的な観光スポットや建物も並ぶイギリスの中心的な都市です。世界中から人が集まり、新しいカルチャーが生み出される雰囲気には非常にエネルギーを感じます。
また美術館や博物館、ブランドのショップなどはたくさん集まっているため、イギリスの文化に触れたい人にもぴったりでしょう。観光スポットなども中心エリアに多く、短期留学の限られた期間でも回りやすいです。
ロンドンに留学したい!という人は具体的なプランを決めましょう。スクールウィズでもロンドン留学の相談を受け付けているため、気軽にご相談ください。
ロンドンの語学学校については下記のページにまとめました。
ロンドン留学の詳細はこちら
ロンドンから電車で1時間半ほどの距離にあるオックスフォードは、歴史的な建造物が立ち並ぶ、レトロでコンパクトな都市です。オックスフォード大学を中心に街が広がっており、カレッジや図書館など教育施設が何十圏も集まっています。
大学留学をする人が多いですが、もちろん語学学校もあるため、短期の語学留学も十分可能です。またハリー・ポッターのロケ地がいくつかあり、観光を楽しむこともできます。
穏やかで真面目な雰囲気ながら観光スポットもあり、勉強しつつイギリスらしい観光も楽しみたい人におすすめです。
オックスフォード留学のプランを考えるなら、留学エージェントに相談するのもおすすめ。ヒアリングの上、あなたに合う語学学校をお探しします。
オックスフォードの語学学校はこちらのページにまとめました。
オックスフォード留学の詳細はこちら
ケンブリッジは歴史的な建物や自然が多い、ロンドンから1時間40分ほどの場所にある都市です。市街中心エリアには都市の名前の由来でもある「ケム川」が流れており、川下りなどを楽しむことも可能です。
街はケンブリッジ大学を中心に広がっており、オックスフォードと似た雰囲気が漂います。違いとしてはオックスフォードより自然が多く、穏やかな雰囲気であることです。
より勉強に集中したい、穏やかな場所に滞在したい人はケンブリッジのほうが合うかもしれません。
ケンブリッジ留学に決めた人は、留学エージェントに相談しながらプランを作りましょう。相談したい人はこちらのLINEからご相談ください。
ケンブリッジについてはこちらにまとめました。
ケンブリッジ留学の詳細はこちら
ロンドンから電車で約1時間のブライトンは海辺にある、イギリスを代表するリゾート地です。カフェやショッピングモール、エンターテイメント施設が多く揃っていることから、夏には多くの観光客が訪れ、街全体が賑わいます。
観光地でありながら学生都市でもあるブライトンは、比較的治安が良く過ごしやすい環境です。
留学中に観光も楽しみたい人、特にビーチのある場所で過ごしたい人に人気です。美しいビーチを眺めれば、疲れていてもリフレッシュできるでしょう。
ブライトンの語学学校や滞在先を探したい場合は、留学エージェントに相談してみましょう。面談はこちらのLINEから予約できます。
ブライトンの語学学校については下記のページで紹介しています。
ブライトン留学の詳細はこちら
その他おすすめ都市はこちらも参考にしてみてください。
イギリス留学おすすめ人気都市ランキング
イギリス短期留学についてなんとなく理解したものの、自分の留学先としてふさわしいのかは、まだまだ不安ですよね。そこで次は、イギリスで短期留学をする主なメリットを紹介します。
国によっては1カ月などの短期留学でもビザ申請が必要ですが、イギリスは6カ月未満の留学ならビザが必要ありません。
厳密に言うと観光ビザで入国することになりますが、事前の手続きは不要で、入国審査で入国許可と同時に発行されます。
ビザの手続きは時間がかかるため、事前準備が必要ない分留学前の時間を他のことに使うことができます。
ビザについてはこちらにまとめています。
【2024年版】イギリス留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
短期留学は語学留学やホームステイなど留学方法が限られやすいですが、前述の通りイギリスの語学学校はコースが豊富です。一般英語に加えてアートやファッションを学べる学校もあり、短期間でも自分の興味関心のある分野を選び、学べます。
「短期だけれど、専門分野も学びたい!」という人は、イギリスであれば希望を叶えやすいです。
一方でイギリス短期留学にはデメリットもあります。ここでは代表的なデメリットを紹介しますね。
イギリスは世界的に見ても教育水準が高く、ハイレベルな教育を受けられる反面、物価も高い傾向です。例えば、ロンドンで外食をすると1回につき1人あたり18GBP(約3,437円)かかり、他の国より出費が増えやすいです(※1)。
留学費用も1週間で30万円は必要、1カ月なら80万円近くかかることもあります。特に夏休みはハイシーズンのため、授業料や滞在費が通常よりやや高くなり、さらに留学費用が必要です。
期間を短くする、あらかじめ貯金をしておくなど、費用の確保と節約に工夫が求められます。
日本人はアメリカ英語で勉強してきたため、イギリス英語には最初慣れないかもしれません。特に「r」の発音が異なる上に、日本人は苦手とする発音の一種であるため、聞き取りづらく感じる可能性があります。
スペルや名称が変わる単語もあり、例えばエレベーターはアメリカ英語なら「elevator」ですが、イギリス英語では「lift」です。慣れるまで混乱する場面もあるでしょう。
ただし英語初心者であれば逆に違いがわかることは少なく、知らないからこそイギリス英語の発音やスペルをすんなり受け入れられることもあります。中級者でも違いはわかるものの、会話で苦労することは少ないです。
アイルランドなどの訛りに比べるとマシではあるため、少し違いがあることを理解していれば問題ありません。
イギリス英語の特徴はこちらも参考にしてみてください。
イギリス英語ってなに?特徴からアメリカ英語との違い、勉強法まで紹介!
ここまでを踏まえて、イギリスでの短期留学は次のような人におすすめです。
イギリスの大きな特徴はその歴史ある街並みです。特にオックスフォードなどは映画などでよく見る街並みが広がり、イギリスの風景や文化、ファッションに憧れがある人は楽しめます。
反対に、次のような人は他の国のほうが合うかもしれません。他の国も候補として考えてみてください。
ヨーロッパ圏で費用を抑えたいならアイルランド留学
アイルランド短期留学の魅力とは?費用からメリットまで徹底解説
短期留学は期間の短さからイギリスでできることが限られているため、事前の準備が重要です。
短期留学でもできる限り英語力を高められるよう、おすすめの準備を解説します。
まずイギリス短期留学は次の流れで準備しましょう。
6ヶ月前 | 情報収集、留学先の学校決め |
---|---|
5ヶ月前 | 滞在先の手配、留学費用の見積もり算出 |
4ヶ月前 | 入学願書や必要書類を送付して学校を決定 |
3ヶ月前 | パスポートの申請、事前の英語学習スタート |
2ヶ月前 | 航空券の手配、クレジットカードの申し込み |
1ヶ月前 | 海外留学保険の申請 |
1〜3週間前 | 両替、必要な荷物の買い出し、荷造り |
短期留学といっても準備は半年以上前から必要になります。なるべく早めに都市や学校選びを始めましょう。
滞在期間が短いと留学中に伸ばせる英語力には限りがあります。
例えば、まったく英語ができない状態で短期留学をすると、留学中は英語に慣れることに時間を費やし、クラスメイトと会話をしてもわからない、話せないといった状態になりかねません。
現地での時間が限られているからこそ、渡航前にある程度の英語力を身に付け、現地ではアウトプットに力を入れるのがおすすめ。
最後に、帰国前から帰国後までしっかりと英語力を高める流れも紹介します。
出発の3〜6カ月前には英語の勉強を始めましょう。
まずは日常会話でよく使われる単語やフレーズをインプットするのがおすすめです。特に単語がわからないと話の内容もつかみにくいため、できるだけ語彙力を高めましょう。
また留学中は自己紹介する機会が多いため、あらかじめ内容を考えておけばスムーズに会話できますよ。
留学中は積極的に英語を使ってみましょう。覚えた単語や文法を実際に使うことで、通じるのか通じないのか、自分の何がダメなのかわかり、改善ポイントを押さえながら勉強できます。
たとえ相手が英語ネイティブであっても、ジェスチャーを交えれば英語力が不十分でも意図は伝わります。英語でのアウトプットを地道に繰り返せば、短期でも出発前よりは英語がわかるようになったり通じたりすることが増えているはずです。
帰国後はTOEICや英検などの試験を受けて、英語学習の成果が目に見えるようにするのがおすすめです。
渡航前にも同じ試験を受けていれば、前後でのスコアを比べて留学中の伸び具合を客観的に示すことが可能です。
そのまま試験の勉強や受験をくり返せば、帰国後も英語力をキープし続けられるでしょう。
その他準備の流れはこちらも参考にしてみてください。
イギリス留学前の準備の流れ
ここまでを読んでイギリス短期留学を決意した人もいるかと思います。
留学は自分で手配することもできますが、留学プランから自分で考えるのはなかなか大変。また現地はどんな雰囲気なのか、この学校は自分に合っているのか、初めての留学ではわからないこともたくさんあります。
そんなときは、留学エージェントに相談するのがおすすめです。留学エージェントはあなたの希望をヒアリングした上で、希望に合う都市や学校をご提案します。
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