最終更新日:2024/09/13
「オーストラリアのバイロン・ベイに留学したい」
「でもどんなところなんだろう……」
と感じている方はいませんか?
バイロン・ベイはオーストラリア最東端にあり「芸術とロハス(環境保護や健康を重視するライフスタイル)の街」と言われている都市。オーガニック食品やヨガ、サーフィン、音楽などを好む人が集まっており、スローライフを体験できることが魅力です。
バイロン・ベイ留学はのんびりと留学生活を送りたい、英語に加えてヨガやサーフィンなども勉強したい人に向いています。
とはいえ、本当に留学先にバイロン・ベイを選んでも良いのか、まだまだ不安は残りますよね。
そこで今回はバイロン・ベイの基本情報、留学するメリットやデメリット、バイロン・ベイ留学をおすすめする人の特徴を紹介します。
バイロン・ベイ留学について具体的に留学エージェントに相談や手続きを検討されている方は、留学カウンセラーが個別でご相談に乗るのでぜひ下のボタンよりLINEを登録し、ご相談にお進みください。
オーストラリア留学は決めたものの、都市選びで迷っている方はぜひこちらの記事を参考に留学先を検討してみてください。
なお、バイロン・ベイ留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
バイロン・ベイ留学
※この記事の情報はすべて2024年6月時点のものです。レートはすべて1AUD=105.64円で計算しています。
[目次]
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バイロン・ベイはオーストラリアのサウスウェールズ州、ゴールドコーストから南へ約90kmの場所にあり、オーストラリア最東端に位置する都市です。
バイロン・ベイの特徴は街にビーチが広がり、スローライフという言葉が似合う雰囲気が漂うこと。温暖な気候とビーチのあるリゾート地ゆえに「芸術とロハス(環境保護や健康を大切にするライフスタイル)の街」とも言われています。
その影響もあってかもともとはヒッピーがよく集まる都市でしたが、現在は健康意識の高い富裕層が移り住んでいます。
人口は2021年時点で6,330人とコンパクトですが、自然やスローライフを愛する人がたくさん集まり、年間で約150万人の観光客が訪れる都市となりました(※1)。
留学先としてはサーフィンやヨガをする人が多いため、専門コースを設けている語学学校もあります。学校の数自体は少ないですが、観光・アクティビティは充実していること、どこよりも穏やかな雰囲気の中勉強できる環境は魅力です。
温暖な都市で英語を学びながら、健康を意識したスローライフを送りたい人におすすめの留学先です。
人口 | 6,330人(2021年)(※1) |
---|---|
平均気温 | 15〜24℃ |
時差 | +1時間、サマータイム+2時間 |
日本からのアクセス | シドニーなどで乗り継ぎまたはゴールドコーストからバス、合計15時間前後 |
観光目的の滞在が合いそうなバイロン・ベイですが、実は留学先としてもおすすめの都市です。そこでここでは代表的なバイロン・ベイ留学のメリットを紹介します。
バイロン・ベイにはビーチがあり、近いところだと中心地から徒歩3〜5分で到着する好立地です。ビーチでカヤッキングやスカイダイビング、熱気球などアクティビティを体験することもできます。
特にメインビーチは絶好のサーフスポットです。多くのサーファーが集まるだけでなく、ヨガをする人やお昼寝をする人、座っておしゃべりを楽しむ人など、それぞれが好きなように過ごしています。
また都市の象徴でもあるバイロン灯台には約3.7kmの遊歩道があり、散歩できる上に近くにあるケープバイロン海洋公園の景色を堪能できます。
ビーチが好きな人はもちろん、自然が好きな人、自然の中でのアクティビティを楽しみたい人におすすめの留学先です。
バイロン・ベイの語学学校では、その環境を活かして次のような英語以外の専門コースが充実しています。
またバイロンヨガセンターという1988年に創立されたオーストラリアでもっとも古いヨガスクールもあり、専門スクールでヨガを学べます。
サーフィンはゴールドコーストでも学習や体験することは可能ですが、バイロン・ベイのほうがよりゆったりとした街の中で勉強できます。
スローライフを送りながらヨガやサーフィンといった専門的なことを学びたい人には人気の都市です。
バイロン・ベイには農薬などを使わない「オーガニック(有機栽培)」の野菜が使われているカフェや飲食店が多いです。その自然志向を好んで移住している人が多いため、マクドナルドやスターバックスなど有名チェーン店が出店していません。
留学中は外食が中心となるため、生活の中でオーガニック食材を口にすることが増え、健康的に過ごせます。
また街では定期的にファーマーズマーケットが開催されており、地域の農家から直接野菜や果物、さらには焼き立てパンやはちみつといった食材を購入できます。
バイロン・ベイでは自然とジャンキーな食事から離れ、健康的な食生活を送ることができるのが魅力です。
バイロン・ベイは観光客が多いものの、どちらかというと小さな田舎町。都会のようなにぎやかさ、華やかさは正直感じられません。しかしその分街は静かで、落ち着いた雰囲気が漂います。
さらにバイロン・ベイに住む人は、スローライフを好む人がほとんど。ビーチで昼寝したりカフェでおしゃべりしたり、都会から離れてのんびりと過ごす様子をよく見かけます。
都会の喧騒に疲れた、落ち着いた場所で生活したい人にはぴったりで、憧れのスローライフを体験しながら英語力アップに集中できる場所です。
バイロン・ベイは音楽が好きな人も多く、ビーチや路上で演奏する人をときどき見かけます。
音楽イベントも豊富で、例えば毎年5日で200組を超えるアーティストが出演する「バイロン・ベイ・ブルースフェスト(Byron Bay Bluesfest)」が開催されています。屋台やマーケットも楽しめる上に、キャンプしながら鑑賞することもできるイベントです。
過去にはボブ・ディランも出演するほど豪華で、留学中にタイミングが合えば憧れのアーティストのライブを鑑賞できるかもしれません。
音楽が好きな人は英語学習だけでなく、趣味も楽しめる都市です。
サーフィンのできるビーチやヨガ体験、オーガニックカフェなど魅力が豊富なバイロン・ベイですが、留学先としてはデメリットも見られます。代表的なデメリットを紹介するので、本当に留学先にして良いのか悩んだら参考にしてみてください。
バイロン・ベイは街自体が小さいため、語学学校があまり多くありません。ヨガやサーフィンといった専門コースで学べるものの、学校の選択肢自体が少ない分自分に合う語学学校が見つかる可能性は低くなります。
対してシドニーやメルボルンといった大都市は何十校も語学学校があり、オーストラリア内でも留学生の数が多いです。学校数が多いほうが自分に合う条件の語学学校も見つかりやすく、留学してから語学学校が合わなかった場合の転校先も豊富です。
心配であればバイロン・ベイでの滞在期間は1週間程度の短期滞在にするなど、万が一を考えて語学留学のプランを組みましょう。
ただしヨガ留学やサーフィン留学など、はっきりとした目的がある人にとってはバイロン・ベイは良い環境です。また在留邦人や日本人留学生は少ないため、日本語から離れて勉強し、英語力を高めることは可能です。
自分は英語と専門分野どちらを勉強したいのか?どんな環境で生活したいのか?など、じっくり考えた上で決めましょう。
万が一心配であれば、近場のゴールドコーストのほうがビーチのある似た環境ながら学校の選択肢は豊富です。
ゴールドコーストの語学学校一覧
バイロン・ベイは観光地のため、基本的には観光客が多くてにぎやかな雰囲気の都市です。
ただしオーストラリアの秋から冬(5〜8月)はオフシーズンで観光客が少なく、街のイベントも少なくなります。この時期に留学すると、一般的なバイロン・ベイ留学のイメージとギャップを感じるかもしれません。
にぎやかなバイロンベイを楽しみたい人は夏(12〜2月)の語学留学がおすすめ。リゾート留学をしたい、ヨガやサーフィン、イベントを楽しみたい人はオーストラリア留学の時期をしっかりと考えてください。
バイロン・ベイはオーガニック食材をよく使うとお伝えしました。
健康的ではありますがオーガニック食材は通常の食材より値段が高い傾向にあり、その食材を使うカフェのメニューもやや高くなります。ファーマーズマーケットなどで買うと価格が読みにくいため、相場より高い日もあるでしょう。
さらにバイロン・ベイは家賃も高い傾向です。
こうして見ると2倍近い金額ですよね。滞在費用を抑えたい場合はシェアハウスや学生寮を選ぶと安くなります。他の留学費用と合わせると合計で1週間あたり32万3,000円が必要金額の相場のため、事前になるべく貯金しておきましょう。
おすすめの滞在方法はこちらにまとめました。
バイロン・ベイでの滞在方法は何がある?滞在期間ごとにおすすめをご紹介!
留学費用の相場はこちらで紹介しています。費用の目安を知りたい人は参考にしてみてください。
【2024年版】期間別バイロン・ベイ語学留学の費用まとめ
バイロン・ベイは都会ではありません。自然豊かなもののチェーン店はなく、シドニーやメルボルンに比べるとナイトライフを楽しめるお店なども少ないです。
また街自体がコンパクトで電車やトラムが走っておらず、基本的に徒歩で移動します。どこでも歩いて移動できる距離ではありますが、現在日本の都会で生活している人は不便に感じたり、長期滞在では飽きたりする可能性があります。
24時間営業のコンビニやナイトライフを求める人、ファーストフード店などを使いたい人はシドニーやメルボルンといった大都市のほうがおすすめです。
また都会ではない分、他の留学先に比べると求人数も多くはありません。また仕事はあっても接客業が中心のため、ある程度の英語力が求められます。英語力は高くないがバリバリ働きたい、接客業でなくても良い場合はシドニーやメルボルンのほうが仕事は見つかりやすいです。
対してある程度の英語力がある、または滞在中に語学学校に通う余裕などがある場合はバイロン・ベイ留学でも問題ないでしょう。
利便性を優先したいのか、多少不便でもスローライフを楽しみたいのか、どんな仕事をしたいのかなど、自分の希望に合わせて留学先を選んでみてください。
ここまでの情報から、バイロン・ベイは1週間など超短期の語学留学またはリゾート留学などにおすすめです。その中でも次のような人は特に合います。
ただしスローな雰囲気や語学学校の数から、長期的に英語学習に集中したい場合は他の都市のほうがおすすめです。
自分の希望条件を整理しながら、次のような都市も留学先の候補として考えてみてください。
多国籍な環境で国際交流を楽しみたいならメルボルン留学
メルボルン留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!
サーフィンを楽しみながらいろいろな語学学校で英語力を高めたいならゴールドコースト留学
ゴールドコースト留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!
ここまでを読んでバイロン・ベイ留学を決めた人、またはバイロン・ベイで良いのかと悩み始めた人もいるのではないでしょうか。
留学準備は自分でも進められますが、リサーチや手続きはすべて英語で大変です。特にバイロン・ベイのような主要ではない留学先だと情報も少なく、自分が選んだ学校で合っているのか、本当にそこでヨガやサーフィンが学べるのかなど、不安が残ることもあります。
留学プランに少しでも悩んだら、留学エージェントに相談するのがおすすめです。留学エージェントは現地視察や過去の相談経験からリアルで的確なアドバイスをしてくれます。語学学校への入学手続きや航空券の手配を頼めることもあり、その分自分は留学前の準備や英語力アップに集中することも可能です。
スクールウィズでも留学相談を受け付けており、無料であなたの希望に合う都市や学校をご提案します。
留学先がバイロン・ベイやオーストラリアでなくても大丈夫!まずLINEに登録後、アンケートへのご回答をお願いします。その後担当カウンセラーからご連絡し、悩むポイントを整理しながら一緒に最適な留学プランを考えます。
少しでも悩んだらお気軽にご利用くださいね。
バイロン・ベイはオーストラリア最東端にある、スローライフを体験できる都市です。都会の利便性やにぎやかさは感じにくいものの、ヨガやサーフィンを楽しみながらリフレッシュできます。
この記事を読んでバイロン・ベイ留学を魅力に感じた人は語学学校や滞在先を探していきましょう。
自分で手配するのが難しい、そもそも本当にバイロン・ベイを留学先に選んで良いのか不安という人は留学エージェントに相談するのもおすすめです。
留学エージェントのスクールウィズでは留学経験が豊富なカウンセラーによる留学相談を受け付けています。語学学校や滞在先探しはもちろん、都市選びなど留学に関する不安や疑問があれば、こちらのLINEからお気軽にお問い合わせください。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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※1...Australian Bureau of Statistics「Byron Bay2021 Census All persons QuickStats」(参照日:2024-06-20)
※2...NUMBEO「Cost of Living in Gold Coast」(参照日:2024-06-20)
※3...your investment property「Byron Bay, 2481」(参照日:2024-06-20)
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