バイロン・ベイ留学の生活ガイド

バイロン・ベイは、オーストラリア最東端の都市です。健康志向の人が集まる街で、ビーチが近いということもあり、サーファーやアーティストが多く移住しています。気候は亜熱帯気候で年中温暖、こじんまりとした街のため、徒歩でまわることができます。

しかし、医療や現地での物価は、日本にいるとなかなか情報を知ることが難しいですよね。今回は、バイロン・ベイの基本情報だけでなく、物価や食事、医療といった現地での生活情報をご紹介します。

なお、バイロン・ベイ留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
バイロン・ベイ留学

バイロン・ベイの現地生活情報

バイロン・ベイの基本的な、生活に必要な情報をお伝えします。

バイロン・ベイの基本情報

バイロン・ベイはニューサウスウェールズ州、オーストラリアの最東端と言われる、こじんまりとした地域です。日本から約12時間、中心部はバイロン・ベイ市内（Bayron Bay City）になります。

面積は約80万1600k㎡で、人口は約5000人います。オーストラリア人だけでなく、ヨーロッパやアジアからの移住者もたくさん住んでおり、オーストラリア内でも移住者の数は多いです。バイロン・ベイ市内（Bayron Bay City）を中心に、ライトハウス、メインビーチ、タロウビーチといったエリアがあります。

気候は亜熱帯気候

バイロン・ベイは、亜熱帯気候と呼ばれる地域に当たります。亜熱帯気候は、年間を通して温暖で過ごしやすい気候です。1年中暖かく、年間の平均最高気温は28℃、平均最低気温は14.7℃です。湿度は平均50％で、夏場には80％近くまで上がります。

年間の降水量は平均150mmと、オーストラリアの他の都市に比べると雨が多いです。特に、2月と3月は月平均が224mmと、1年の中で最も雨の多い時期になります。

さらに、夏の12 月から2月にかけては暑い日が多く、気温が高いときで38℃まで上がる日もあるようです。さらに紫外線も強いため、サングラスや帽子、日焼け止めといった紫外線対策はしっかりと行いましょう。

時差

バイロン・ベイと日本の時差は日本時刻に+1時間です。バイロン・ベイの方が1時間、日本よりも早く進んでいます。ただし、サマータイム時期は日本時間に+2時間になります。

電圧とプラグタイプ

バイロン・ベイは電圧もプラグタイプも、日本とは異なります。電圧は220〜240Vで、プラグはOタイプになります。

電圧は日本の110Vと異なるため、日本でしか対応できない電化製品を使用すると故障の原因になります。ドライヤーなどの電化製品を持って行く場合は、海外対応のものか、変圧器を持参するようにしましょう。プラグも、Oタイプの変換プラグを日本で購入して持参するようにしましょう。

インターネット環境

バイロン・ベイのWi-Fi環境は日本よりも発達しています。カフェなどの飲食店でフリーのWi-Fiが利用できるところも多く、外出中も困ることはありません。語学学校やホームステイ先、寮などにもWi-Fiがあるところがほとんどです。

また、現地でSIMカードの購入も可能です。SIMカードを購入してスマホに入れれば、日本で使っているように、スマホを利用することができます。もしくは、日本からポケットWi-Fiを持って行くことでインターネットの利用も可能です。

物価やお金について

バイロン・ベイの物価やお金の種類についてご紹介します。

バイロン・ベイの物価は日本よりやや高い

バイロン・ベイの物価ですが、日本と同じくらいか、すこし高いくらいと言われています。水は基本的に約180円（2豪ドル）、サンドウィッチなどは450円（5豪ドル）ほどです。何を購入するにしても「日本より数百円高い」くらいの価格設定のようです。

また、オーガニックメニューを扱うレストランやカフェが中心ということもあり、外食の値段はやや高めです。レストランで食事をした場合、1350〜1800円（15〜20豪ドル）は必要となるでしょう。

チップの習慣について

バイロン・ベイだけでなくオーストラリアには、基本的にはチップの習慣はありません。日本と同じで、レストランでも食事料金のみの支払いで問題ありません。

しかし、ホテルや高級レストランでは、場合によってはチップが必要となります。全体の支払い金額の10〜15％がチップの目安となるでしょう。また、ホテルに長期滞在した場合なども、必要な場合があります。その際は、約200〜500円（2〜5豪ドル）ほどで問題ありません。

基本的には、カフェやレストランでは必要がなく、「良いサービスを受けた」と感じたときのみで問題ありません。レストランのウェイターが親切だった、ホテルのスタッフに荷物を運んでもらったなど、払いたいと感じたときに払いましょう。

バイロン・ベイの交通事情

バイロン・ベイは小さい街なため、ほとんど徒歩で移動することができます。バイロン・ベイへアクセスするときは、バイロンイージーバス（Bayron Easy Bus）を利用して訪れましょう。

バイロンイージーバスは、片道料金3600円（40豪ドル）です。ゴールドコーストの空港から毎日5〜7便は運行しています。到着先は、バイロンベイのビジターインフォメーションセンター（Visitor Information Center）になります。

食事（レストラン）について

バイロン・ベイでの食事についてご紹介します。

バイロン・ベイは健康志向の人が集まる街

バイロン・ベイに住む人々は、健康志向の人が多いです。というのも、ビーチが近くのんびりとした雰囲気が漂っていることから、サーファーやアーティスト、ヒッピーが多く移住しています。中でも、オーガニックなお店やアロマテラピーなどナチュラルなものを好む人、健康やエコに関心の高い人が多いです。

オーガニックなカフェやレストランが中心

バイロン・ベイは、オーガニックな食事を中心としたカフェやレストランが多く営業されています。健康志向の人が集まる街ということもあり、野菜や自然派食品を多く使ったメニューや料理を食べることができます。

野菜は無農薬で作られたものがほとんどで、栽培からこだわりを持って作られています。そのためか、マクドナルドといったファストフードやチェーン店はバイロン・ベイではほとんど見られません。

バイロン・ベイの医療事情

バイロン・ベイで怪我や病気にかかった場合は、日本と同じように病院で治療を受けることが可能です。だけでなく、オーストラリアの病院は日本のように総合病院と専門医に分かれており、自分の症状によって行き先は変わります。なるべく予約を取ってから訪れるようにしましょう。

ただし、小さい街なため高度な治療ははできない可能性が高いです。また、バイロン・ベイでも歯は保険の対象外となっています。渡航前に歯の検診は受けて、異常がないか確認しておきましょう。

まとめ

オーストラリア最東端の都市であるバイロン・ベイの現地生活情報をご紹介しました。バイロン・ベイはビーチのあるゆっくりと時間の流れ、健康志向の人が多く集まる地区です。亜熱帯気候のため、年間を通して温暖で、過ごしやすいでしょう。

食事や物価、医療も基本的には他の都市と同じです。ただし、夏は38℃近くまで気温が上がる日もあります。気温の変化には注意し、対応できる服装を持って行きましょう。紫外線対策も忘れないようにしましょう。

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