ウィスラーの気候とオススメの服装を解説！

ウィスラーに行くにあたって、現地の気候や持っていくべき服装はどのようなものがいいか悩みますよね。

実際ウィスラーは東京と比べると気温や日照時間、降水量などが異なり、知らずに渡航してしまうと現地で服を一式買い直すなど、不要に出費がかさんでしまう恐れがあります。

そこで今回は、ウィスラーの気候や季節ごとの雰囲気、服装、ベストシーズンなどをご紹介します。ウィスラーへの渡航準備を進めている方は、ぜひこの記事を参考に持っていく服装、現地での服の調達イメージを持っていただければと思います。

なお、ウィスラーの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
ウィスラー観光といったらここ！現地で楽しめるおすすめスポットやイベント・グルメまとめ

本記事は2024年8月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではカナダドルをCADと表記、為替レートには2024年8月6日時点での情報を参照し、1CAD＝107円で計算しています。

ウィスラーの気候帯

まずはそもそもウィスラーがどの気候帯に属しているかを確認しましょう。ここでは気候学者W.P.ケッペンによって考案された気候区分に従い、気候帯をご紹介します。

メルボルン大学のM. C. Peelらの発表によると、ウィスラーの気候は亜寒帯湿潤気候（気候区分：Dfc）に属しています（※1）。

亜寒帯湿潤気候は夏と冬の寒暖差が激しく、年間を通して一定の降水量があることが特徴です。

なお、亜寒帯湿潤気候には、日本の北海道、ロシアのモスクワ、カナダのトロントやモントリール、アメリカ国内ではシカゴなどが属しています。

日本との比較

一方で日本は、北海道や東北などが亜寒帯湿潤気候に、その他地域の大部分は温帯湿潤機構に属しています。

年間を通して気温差が大きく、夏場に雨が多く冬場は乾燥する点では日本での暮らしと似ていますが、ウィスラーの冬の方が冷え込みが厳しい点に注意が必要です。

冬が長いウィスラーの気候

上ではウィスラーの気候帯について簡単にご紹介しましたが、実際の気温などが分からないと生活イメージが湧きづらいですよね。続いては、ウィスラーの平均気温や降水量などを東京と比べながらご紹介します。

なお、以下で紹介するデータはアメリカに拠点を置くCanty and Associates LLCが運営する気候データベース「Weatherbase」、およびオランダに拠点を置くWorld Wide Travel Organisationが運営する「Weather and Climate」、ノルウェーに拠点を置くTime and Date ASが運営する「timeanddate.com」掲載の情報を参照しています（※2〜6）。

ウィスラーの平均気温

亜寒帯湿潤気候に属するウィスラーは、東京と比べ季節ごとの気温の変化は似ていますが、ウィスラーの方が年間を通して気温が低くなります。

特に冬の気温は東京よりも冷え込むため、冬に滞在する場合には、日本で生活する以上の防寒対策を取りましょう。

ウィスラーの平均最高・最低気温

ウィスラーでは、東京以上に寒暖差が激しく、夏の気温は東京並みに上がりますが、冬は東京よりも冷え込みます。冬の平均最低気温は氷点下となるため、東京以上に寒さには気をつけてください。

ウィスラーの日照時間、日の出・日の入り時間

ウィスラーでは、年間を通した日照時間の変動が激しく、東京と比べると夏は日照時間が長く、冬は短くなります。

日照時間の長い夏は問題ありませんが、日照時間の短い冬は気分が落ち込むなどする恐れもあるため、気候によって気分が変わりやすい方は渡航時期を調整しましょう。

ウィスラーの降水量

ウィスラーの年間降水量は東京と比べるとやや少なめになっています。ただし、冬は日本以上に雨が多く降る時期になる点だけ注意が必要です。

ウィスラーの春（5月〜6月）

ウィスラーの春は5月〜6月です。

5月までは雪も多く残り、最低気温が氷点下を下回る日もありますが、5月になると平均気温は10℃を超え、平均最高気温も20℃近くまで上がります。

日によっては最高気温が25℃を超える日もあるため、急に春を通り越して夏になったような感じがする日もあります。

春のおすすめの服装

ウィスラーの春の服装は、長袖のシャツにパンツ、またはワンピースに一枚羽織るもので過ごせるようになります。

また日中暖かくても夜に冷え込むことがあるため、日中から夜にかけて外出する際はジャケット、コートなど羽織るものを持っていくといいでしょう。

ウィスラーの夏（7月〜8月）

ウィスラーは盆地のために夏は暑くなり、日よっては同じ州に属するバンクーバーの気温に比べて、5℃以上高くなることもあります。

東京と比べると気温はかなり低くなりますが、それでも平均最高気温は25℃前後と高いです。ただし、夏のウィスラーは寒暖差が激しく、朝晩は気温が10℃を下回ることもあります。

夏のおすすめの服装

服装は半袖1枚、または夏用ワンピースなど、日本の夏の格好と同じ服装で十分です。ウィスラーでは、日本の夏よりも日差しは強いため、帽子やサングラスがあると便利でしょう。

夜は若干冷え込むこともあるため、薄手の羽織るものを一枚持っているといいでしょう。

ウィスラーの秋（9月〜11月）

ウィスラーでは、9月に入ると次第に気温が下がり、秋めいていきます。9月には10℃ほどあった平均気温も、11月には氷点下近くまで下がるため、急激な気温の低下には注意が必要です。

秋のおすすめの服装

服装は日本の秋に着るような薄手のセーターやジャケット、または秋用コートなどがおすすめです。

また秋には降水量が一気に増えるので、足元が冷えないようにレインブーツを用意すると便利です。

ウィスラーの冬（11月〜4月）

11月に入ったことから気温が冷え込み、ウィスラーの冬が訪れます。平均気温は月によっては氷点下になり、雪もたくさん積ります。

冬のおすすめの服装

服装には、厚手のコートやダウンジャケットなど、しっかりと防寒対策をしたものが良いでしょう。

特にスキー、スノーボードをやる方は、スキーウェアをしっかり着込んだ上で、帽子、サングラス、フェイスガードなどの身につけ寒さ対策を行いましょう。

ウィスラーのベストシーズンは11月〜4月！

スキーリゾートのウィスラーのベストシーズンは冬です。

ウィスラーの極上のパウダースノーを満喫しながら、スキー・スノーボードが楽しめます。ウィスラービレッジ内でもたくさんの店やレストランが開き、観光にもうってつけなシーズンとなります。

ただし、先ほどのお伝えした通り、寒さは東京以上に厳しいため、防寒対策は徹底しましょう。

ウィスラー留学中に服を購入できる場所と値段

短期間の滞在であれば、日本から持っていく服装で十分に生活を送れますが、長期滞在などで荷物がかさむ場合には、現地で衣服を買うことを検討しましょう。特にジャケットやコートなどは厚みがあるため、現地調達がおすすめです。

幸いウィスラーには、日本人にも馴染みのある「GAP」をはじめとするファストファッションの店舗があります。

価格や日本とはやや異なるため、下にカナダで販売されているGAPの各衣類の価格イメージをお伝えします（※7）。

ウィスラーにある各店舗の位置は下にまとめているので、店舗を訪れる際にはご確認ください。

項目	金額
GAP	GAP MONT BLANC店をGoogleマップで見る

留学では最低1週間分を用意！

留学の場合、ホームステイ、あるいは学生寮での滞在が多く、自分の好きなタイミングで洗濯できるとは限りません。最低でも1週間分の服装を用意するようにしましょう。

ウィスラーの気候まとめ

今回はウィスラーの気候について紹介しました。

ウィスラーの気候の特徴は、夏と冬の寒暖差が激しく、特に冬場は東京より冷え込むため注意が必要です。ぜひ今回ご紹介した内容を元にウィスラーに持っていく服装の準備を進めて下さいね。

なお、もし留学先としてウィスラーを検討している場合には、留学カウンセラーが無料で留学相談に乗っています。

おすすめの語学学校や準備の流れ、費用イメージや各種手続きなど、一人ではなかなか検討が進まない留学準備を気軽に進めるなら、ぜひご利用ください。

また衣服をはじめ、カナダ留学に必要な持ち物は下の記事でまとめているので、渡航前に漏れがないかチェックするためにこちらもあわせてご確認ください。
カナダ留学持ち物リスト

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ポイント1. 留学の目的

ポイント2. 生徒規模や雰囲気

ポイント3. 日本人留学生の比率や日本人スタップの有無

ポイント4. 立地

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