留学は効果なし?英語力アップのコツと期間ごとの目安
- 2019/05/18
この記事をお読みの方の中には、「留学って本当に効果はあるのかな?実際のところ、どれくらい英語力が伸びるんだろう……」
と思っている方もいるのではないでしょうか。
一般的には、英語力の上達させるのに必要な時間の目安として「TOEIC450点の人が600点まで伸ばすのに450時間の学習が必要」と言われています。これは1日5時間の学習を行えば、約3カ月で達成できるラインです。
とはいえ、実際のところ英語力の伸び方は1人ひとり異なり、短期間で英語をマスターできるようになる人もいれば、習得に時間がかかる人もいます。自分の英語力に合わせて効果的な学習をするには、いくつかポイントを押さえておくことが重要です。
そこでこの記事では、
- ・目安としての留学の効果
- ・留学の効果が出にくい人の特徴や原因
- ・留学の効果を実感するために必要なこと
- ・短期留学でも効果が出やすい国
などをご紹介します。
英語を上達させることはハードルが高そうに思えますが、押さえるべきポイントはそれほど多くありません。まずはこの記事を読んで、英語力アップのコツと期間ごとの目安について知りましょう!
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そもそも目安としての留学の効果は?
先ほどもお伝えしましたが、留学の効果は人によって大きく異なり一概にお伝えすることはできません。ただ、そう入っても目安くらいは欲しいところですよね。
そこでここでは、一般的な留学生の期間ごとの英語力の伸びをご紹介します。
まず英語初学者は、日常会話をある程度話せるようになるには、最低限3ヶ月以上は留学へ行く必要があります。さらにそこから仕事に使えるまでレベルを上げるには、最低でも半年近く勉強の継続が必要です。
一方日常でよく使うフレーズであればスムーズに使える方であれば、2ヶ月も経たないほどで日常会話はある程度話すことができます。
ただしどの場合も留学中に英語学習を徹底することが前提です。日本人と日本語で会話してしまう、そもそも英語をあまり使わない生活を送ってしまっては目安以上の期間が必要になってくるので注意が必要です。
なお今の英語レベルがわからないという方は、下に各レベルの状態を説明しているので、参考にしながら表を見てください。
留学生は実際にこんな効果を感じている!
目安としての英語力の伸びをまずはお伝えしましたが、英語学習に慣れていない方は、正直どれくらい効果があるのかピンと来ないですよね。そこでここでは、実際に留学生が感じた効果を、期間別に紹介します。
1週間〜1ヶ月
体験談(1)社会人でもいける!池澤あやかが行くフィリピン超短期留学
タレント兼エンジニアとして活躍されている池澤あやかさんはセブ留学を経験しました。留学期間は2週間とかなり短いものでしたが、それでも自身の英語力に変化が生まれたと話します。
私の留学期間2週間弱は、ぶっちゃけ来ていた生徒の中では短い方でした。1ヶ月から3ヶ月くらいが平均的。そして、この留学期間内だけでの大幅な改善は難しいかなというのが肌感です。
留学ではアウトプットの筋肉を集中的に鍛えるので、文法や単語などのインプットの筋トレは日本でやってくるのがベター。
(偉そうに事前学習について語っていますが、私自身はノー勉で望みました。ごめんなさい…)とはいえ、英語でたくさん雑談をすることで、すこしスルスル英語が出てくるようになったり、忘れていた文法の基礎や単語を思い出せたり、短期間ですこし大きなステップを登ったような感覚がありました。
間違いなく、来てよかったと思います!
体験談(2)英語嫌いのアラサー女子が1ヶ月間の留学を終えて変わったこと
ライターののっちさんはアラサーという区切りをきっかけに1ヶ月のフィリピン留学へ行きました。初心者レベルから臨んだ英語学習は、留学を終える頃には無事自分のしたいこと、相手にしてほしいことが伝えられるレベルになりました。
加えて英語を話す経験を積む中で、会話の呼吸を掴めるようになったそうです。
わたしはいつも英文を考えるとき、頭の中でまず日本語を作ってから英語に直して会話をしていたのですが、当然そうなるとラグが生まれる訳です。
誰かと話していて、次の単語を悩んでいる間にどんどんと先の会話に行ってしまうことが多々ありました。どうにかしたいけれど、すぐに頭から日本語を捨て去るには難しい・・・。そんなチグハグのタイミングの会話を繰り返しているうちに、どうやら英語には「But」や「Because」など、会話が”止まっても待ってもらえる単語(タイミング)”が存在していることに気がつけるようになりました。
このおかげで、会話を続けたいときは「この単語まで言ってしまえば待ってもらえる!」ことに気づき、会話がスムーズになりました。何よりも自分で”発見”し”解決”できたことがとても嬉しかったんです。
英語に不慣れなときはどうしても英会話に自信がなく、会話をどう進めれば良いかわからないことも多いです。スムーズに話したいことが出る状態になるには、それなりに時間がかかります。
しかし間を意図的に開ける言葉を覚えれば、自然と話したいことを英語にする時間を作ることができます。英語力の向上についてはまだまだ期間として短く十分な成長は難しいですが、会話をコントロールしている感覚を持てるようになるのは、一つ大きな転換点になります。
2〜3ヶ月の留学
体験談(3)フリーランスが臨む3ヶ月のフィリピン留学
3ヶ月のフィリピン留学へ行ったフリーランスのライターしっしーさんは、留学体験を振り返り日常会話がかなり伸びたと語ります。
「This is」しか言えなかった僕が、日常英会話を話せるようになったことは、自分にとって大きな自信になりました。3ヶ月間毎日、10時間以上勉強したおかげです。
独学で英語の勉強をするのには限界があり、自分の場合は1日2時間でも苦労していました。留学に来ると、周りの人が本気で勉強をしているので、どんなに勉強が苦手でも机に向かうことができます。
英語力を伸ばすためには留学が最も効果的だと実感することができました。
3ヶ月も海外で生活すると、特定のシーンで使う英語表現に慣れ、結果日常会話がスムーズにこなせる感覚を持ちやすいです。
フィリピン留学3ヶ月目〜卒業、そして友との別れ
体験談(4)休職して向かった2ヶ月のカナダ留学
勤めていた会社を休職し、カナダ・バンクーバーへと留学した成松美菜さん。英語力の変化に加えて、自分自身をより客観的に捉えられるようになったそうです。
私は忙しいことがすごい好きな性格です。友人からもそう言われていましたし、自分でもカナダに行くまでずっとそう思っていました。
バンクーバーに留学中は授業が早く終わり、午後は自由な時間も多くありました。ですので1人で町中を散歩したり、海辺にベンチとかもたくさんあるので、座ってぼーっとしてみたり。そういう時間がすごい幸せだなって(笑)。自分の人生についてこれからどうしようかな、と考えたりする時間がすごく幸せでした。
私って何にもしない時間も楽しめるんだ!と個人的には大きな発見でしたね(笑)。
また私は留学中に、自分はどんなことをしている時に幸せなのかを考える中で、自分が今後何をしていきたいのかが以前と比べて見えてきた気がします。
【出典】成松 美菜さん「社会人こそ留学すべき!入社5年目の私が2ヶ月休職、カナダへ英語語学留学した話【留学経験者インタビュー】」
留学では英語力はもちろん、価値観が変わるなど自身の内面での成長も得られます。
社会人こそ留学すべき!入社5年目の私が2ヶ月休職、カナダへ英語語学留学した話【留学経験者インタビュー】
4ヶ月〜6ヶ月の留学
体験談(5)5カ月間のフィリピン留学を終えて感じたフィリピン留学の効果とは
フィリピンへ5ヶ月間の留学へ行ったsuuzieeeyさんは、留学へ来てから時系列ごとに自分の英語力の変化を教えてくれました。
【留学1~2カ月目】
最初の英語レベルにもよりますが、留学開始数週間のうちに日常英会話では英語で話すことに抵抗がなくなっていく人が多いです。フィリピン人の先生や海外の友達ともどんどん英会話をして、英語に慣れてくる時期が1〜2カ月目ですね。【留学3~4カ月目】
留学を開始して3〜4ヶ月目ともなると、日常英会話や先生と友達との雑談にもだいぶ慣れてくる時期です。簡単な表現を使って、自分の言いたいこともスムーズに伝えられるようになってきます。【留学5~6カ月目】
使える英語表現を増やしていくことで、英語でのコミュニケーションが楽になってきます。言い慣れた表現などは日本語を介さず英語ですぐに出てくるようになります。英会話への自信も少しずつ出てくるでしょう。
より詳しい変化は下の記事で紹介しているので、留学期間で迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
5カ月間のフィリピン留学を終えて感じたフィリピン留学の効果とは【留学体験談】
7ヶ月〜1年の留学
体験談(6)アメリカ・ボストンへ10ヶ月の交換留学へ
Mayukoさんはアメリカ・ボストンにあるノースイースタン大学へ10ヶ月への10ヶ月の留学を経験しました。留学前にTOEIC985を取得するなど、もともと英語力があったそうですが、それでは話す・書くというアウトプットするスキルは留学中に磨かれたと話します。
もともと英語はかなり得意な方でした。しかし留学前はいざ話す・書くとなると、なかなか英語が出てきませんでした。留学した最初の方はそれに悩むことも多かったです。自分の英語力に自信をなくした時期もあります。
しかし、周りのバイリンガルの親友の姿を見ているうちに、「なんで諦めているんだろう、本当は私にもできるはず!」と奮起。次第に英語力を褒められることが増え、英語を話す機会が増える=そのぶん上手くなる、といった流れに乗れました。
グループでの討議やルームメイトとの生活を通して、「英語を話さざるを得ない環境」にずっと居たことは英語力向上にかなり大きな影響があったと思います。
ライティングスキルは、課題のレポートを毎週書いているうちに大幅に向上しました。英語で書くだけではなく、その後教授やチューターに添削してもらうことで、書き方を自分のものにしていきました。英語の語句だけでなく、英語での文章の組み立て方なども習得できましたね。
こういった環境は、留学をしていないとなかなか実現が難しいと感じます。英語の文章を常に添削してもらえる環境があったのは、非常に有り難かったです。
体験談(7)キャリアチェンジを目指して1年のオーストラリア留学へ
社会人6年目に会社を辞め、キャリアチェンジするためオーストラリアの大学へ留学したAyakaさん。留学中は観光・スポーツツーリズムを中心に学びつつ、実際に現地のNPOでのインターンシップにも参加します。
そんなAyakaさんは1年を留学を振り返り、自分自身をブランド化して生きていくことの価値に気づいたそうです。
留学で手に入れた経験・人脈は測り知れないですが、一番は “I-brand”(私ブランド)の意識を持てるようになったことだと思います。グリフィス大学でのCareer Development(キャリア開発)の授業紹介でも触れましたが、“I-brand”とは「自分自身をブランド化して、マーケットにどのように自分の価値を売り込み、仕事を得、生きていくか」という考え方のことを言います。
皆さんも自己紹介をする時、「〇〇大学・〇〇会社の××です。」というように名乗ることが多いのではないでしょうか?留学前、私は特に社会の中で自分を定義するもの=大学や勤務先という帰属意識が妙に強い部分がありました。「自分から会社という肩書を取り払った時、自分に仕事は来るのか?」「自分は他社でも働くことができるのか?まして海外でなんて通用するのか?」という自信のなさから、会社の名の下に自分を置くことで、自分を守っていたのだと思います。
企業の派遣や駐在ではなく、退職し単身でオーストラリアに出て会社員の肩書を持たない一留学生としてゼロから活動してみたことは、手ごたえを感じる経験になりました。
社会人が留学する場合、帰国後の就職活動に不安を感じる方も多いかと思います。大事なのは留学中に何を経験しどんな学びを得るか。
インターンシップへの参加など、海外で就職活動を経験することも、帰国後の転職活動に効果のあるものです。
オーストラリアでの社会人留学1年間を総括!留学で手にしたものとは
留学の効果が出にくい人の特徴や原因
ここまで実際に留学生が感じた自身の変化や留学の効果をお伝えしましたが、必ずしも全ての留学生にとって、留学が効果のあるものとは限りません。
意気揚々と留学に飛び立ったは良いものの、十分な英語力を得られずに帰国する人も多いです。
ここでは、私の周りにいた留学生を参考に、留学の効果が出にくい人の特徴や原因についてお伝えします。ポイントを押さえておけば同じ失敗をせずに済みますので、ぜひチェックしてください。
原因1. 英語力アップではなく「留学すること」が目的になっている
1つ目が、英語力アップではなく「留学すること」が目的になっていることです。
留学はとても大きなアクションなため、それ自体に満足してしまい、そもそもの目的を忘れてしまいがちです。当然のことながら、留学しただけでは英語は上手に話せるようになりません。英語を習得にするには、日々の地道な学習が何よりも必要です。
渡航前に今一度「自分は何のために留学するのか」をしっかりと考え、それに必要な準備をしておきましょう。
原因2. 語学学校のレッスン以外で勉強しない
2つ目が、語学学校のレッスン以外で勉強しないことです。
語学学校にもよりますが、学校で1日に勉強する時間はおよそ6~9時間といったところです。もちろんこれだけの時間勉強すれば、英語力は確実に身に付いていくと思います。
しかし周りの友人を見てみると、結果を出している人は学校以外でもしっかりと勉強時間を作っていました。
レッスンをまじめに受けたとしても、その時間内にすべてを理解し身につけることはなかなか難しいです。
デキる友人はレッスン後に自宅で、その日の復習をしっかりと行っていました。それにより習熟度が高まり、次のレッスンも理解しやすいという好循環を作っていたのです。
原因3. 英語の基礎を固めていない
3つ目が、英語の基礎を固めていないことです。
留学に失敗する人の大多数は、事前の学習が不足しています。たしかに語学学校でレッスンを受ければ英語力は身につきますが、その成長スピードは事前学習によって大きく差が出ます。
確実に英語を習得するためにも、事前学習は十分にすべきです。
ちなみに一般的な英会話は「中学レベルの基礎英語」が身についていれば大丈夫、と言われています。留学前に中学レベルの英語を復習しておくことで、留学後のレッスンにおいてスピーキングやリスニングに集中して取り組むことが可能です。
原因4. 英語を使ってコミュニケーションを取っていない
4つ目が、英語を使ってコミュニケーションを取っていないことです。
英語力を効果的に高めるには、常に英語を使う環境に身を置くことが大切です。しかしながら、語学留学をすると自分と同じように日本からやってきている学生もいます。
海外に来た寂しさから、ついつい日本人同士で過ごす時間が増え、コミュニケーションの大半が日本語になっていた、なんてことも。
留学に行くのであれば、できるだけ英語しか話せない状況を作るべきです。
原因5. 1カ月ほどの短期留学だった
5つ目が、1カ月ほどの短期留学だったことです。
語学留学は留学する期間を自由に選べることが1つの魅力ですが、語学習得にあたってはできるだけ長期間の留学をおすすめします。
1カ月ほどの短期留学の場合、現地の生活になじんだと同時くらいに留学が終わってしまうため、英語力を高めることはなかなか難しいです。個人的には最低3カ月、できれば半年以上の留学が結果を出しやすいと思います。
留学の効果を実感するために必要なこと
「留学で最大限に効果を出したい!」
そんな方のために、ここでは必要なポイントを5つにまとめてお伝えします。これまでお伝えした内容とかぶる部分もありますが、どれも重要なポイントなのでぜひチェックしてください。
ポイント1. 日本人が少ない国や学校を選ぶ
1つ目が、日本人が少ない国や学校を選ぶことです。
英語を学習するうえで大事なポイントが「いかに日本語を使わない環境に身を置くか」ということ。海外に行くと心細さから、日本人がいればついつい仲良くなってしまいます。しかし、それではせっかく留学に来たのに、効果が半減しかねません。
そんな状況を作らないためにも、あえて日本人が少ない国や学校を選ぶことがおすすめです。留学先として人気の国でも、少し地域をずらせば日本人がいない環境で語学を学ぶことができます。
ポイント2. 目的に合った語学学校を選ぶ
2つ目が、目的に合った語学学校を選ぶことです。
語学学校には大きく分けて、
・大学付属語学学校
・民間語学学校
の2つがあります。
大学付属語学学校は大学が設けている留学生のための語学学校で、半年以上の長期留学に最適です。授業の内容もアカデミックでレベルが高く、学校によっては上級コースに進むと大学の正規の講義を受けられるところもあります。
レポートの書き方や、プレゼンテーションのためのスピーキングなどのスキルを学べるのも特徴です。
一方、民間語学学校はいわゆるプライベートスクールで、社会人の多くはこちらを選びます。私立ということもあり学校の方針はさまざま。コースが多様化していて、さまざまな選択が可能です。
一般英語コースだけでなく、アクティビティなどと組み合わせた魅力的なコースもたくさんあるので、楽しく語学を習得したい人におすすめできます。学校の特徴を理解して、自分に合った語学学校を選ぶことが重要です。
ポイント3. レッスン以外でも勉強する
3つ目が、レッスン以外でも勉強することです。
語学学校のレッスンを受けるだけで英語力がぐんぐん伸びる人は、もともと基礎的な英語力を持っていた人か、相当頭の良い人だと思います。レッスンで学ぶことは多く、正直その時間内ですべてを身につけるのは難しいです。
- ・レッスン終了後に居残りして勉強する
- ・夜寝る前にその日の復習をする
- ・早起きして予習をする
など、レッスン以外の学習時間を設けることで、語学習得のスピードをアップさせることができます。
ポイント4. 現地のイベントやコミュニティに参加する
4つ目が、現地のイベントやコミュニティに参加することです。
何も語学学校でがんばることだけが、英語習得の近道ではありません。せっかく海外に来ているのですから、それを活かした英語学習の方法を実践しましょう。
語学留学が盛んな都市では、
- ・異文化交流会
- ・地域のフェスティバル
- ・ボランティア活動
など、毎週さまざまなイベントが用意されています。
そのようなイベントに積極的に参加することで、外国人の知り合いが多くなり、コミュニケーションの量も自然と増えるため「スピーキング」と「リスニング」の力をアップさせることが可能です。
机にかじりついての勉強だけでは息が詰まりやすいので、気分転換にもとてもおすすめですよ。
留学中の英語学習や友達づくりにおすすめ!「Meetup」イベントに参加するメリットと参加方法をレポート
ポイント5. 留学前の事前学習で中学英語まで復習する
5つ目が、留学前の事前学習で中学英語まで復習することです。
日常英会話は、実は中学英語まで身につけていれば十分に対応できます。基本的な文法や基礎単語をあらかじめ学習しておくことで、現地では日本では学びづらい「スピーキング」や「リスニング」に集中して時間を割くことが可能です。
効果的に英語学習を進めるためにも、日本にいるうちに基礎英語を復習しておきましょう。
事前の準備が重要!留学前にやっておくべき勉強5選
短期留学でも効果が出やすい国
留学する国を選ぶことは、英語を学ぶうえでとても重要です。ここでは、短期留学でも効果が出やすい国をご紹介します。
おすすめ国(1)フィリピン
語学留学先として、最近人気が急上昇しているのが「フィリピン」です。
日本から距離的にも近く、物価も安いため、留学のハードルが低いのが魅力といえます。欧米などと比べると3分の1ほどの費用で留学することができるので、予算が限られている人には特におすすめです。
またフィリピン留学の大きな特徴は「マンツーマン」のレッスン。留学生一人ひとりに専属の先生がついてくれるため、自分のペースで学習を進めることができます。気候も良く、海が近いのでマリンスポーツも楽しめますよ。
おすすめ国(2)カナダ
カナダは「キレイな英語が身に付く」として、留学生に人気です。
もともとイギリスの植民地だったカナダは、隣国アメリカの影響も受けつつ、とてもバランスの良い英語が話されています。英語の発音にこだわりたい人は、カナダはとてもおすすめです。
アメリカに比べて物価も安く、大自然に恵まれた環境で語学学習に集中することができますよ。
またカナダは多くの移民の受け入れを行っている多民族国家として知られています。そのためカナダ人は協調性が高く、外国の人に対して差別や偏見がない国民性を持っており、日本人も安心して留学することが可能です。
おすすめ国(3)オーストラリア
オーストラリアは、ワーキングホリデーで毎年人気ナンバーワンの国で、留学にもおすすめです。
物価はそれほど安くありませんが、その分時給が高く、働きながら勉強するのであればオーストラリアほど良い環境は無いかもしれません。
オーストラリアもカナダと同じく多文化主義で世界中から移民を多く受け入れている国です。加えて、日本への関心が強い親日家が多く、日本からの留学生に対しても寛容でフレンドリーに接してもらえます。
学生ビザで留学した人であれば、オーストラリアの学生と同じ教育が保証される「ESOS法」という法律も用意されているなど、留学生にやさしい体制が魅力の国です。
まとめ
ここまで、英語力アップのコツと期間ごとの目安についてお伝えしました。
英語力を効果的にアップさせるためには、
- 1. 日本人が少ない国や学校を選ぶ
- 2. 目的に合った語学学校を選ぶ
- 3. レッスン以外でも勉強する
- 4. 現地のイベントやコミュニティに参加する
- 5. 留学前の事前学習で中学英語まで復習する
ことが重要です。まずは留学の目的をあらためて整理し、「何のために留学するのか」をはっきりさせたうえで留学準備を進ましょう!
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
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