英語圏の国で海外留学をしたい方、多文化のなかで留学経験をしたい方におすすめなのがバンクーバー留学です。
バンクーバーはカナダ第三の都市で、海外経験の少ない人でも学びやすく、暮らしやすい街なので、毎年たくさんの日本人留学生が訪れています。
今回はバンクーバーの基本情報からバンクーバー留学の魅力、どのような留学スタイルが選べるか、具体的な費用や留学体験談などを詳しくお伝えします。
この記事を読めばバンクーバー留学が自分に合っているかどうか分かるでしょう。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
※記事内ではカナダドルをCADと表記し、為替レートには2024年6月20日時点での情報を参照し、1CAD=117円で計算しています。
[目次]
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バンクーバーは、カナダのなかでも住みやすい都市として人気があります。イギリスの経済紙『Economist』による「The world's most liveable cities for 2023」(※1)でも、全世界の都市のなかから住みやすい都市5位にランクインしたほどです。
太平洋に面し、バンクーバーは西側は海、東側は山脈に囲まれた自然豊かな土地です。住みよい環境に加えて、医療面、治安面、教育面での評価が高く、住人たちから愛されています。
日本との時差はマイナス17時間で、サマータイム中にはマイナス16時間となります。
バンクーバーは太平洋に面しているため比較的温暖で、もっとも寒い季節でも0度を下回ることはまれです。春から秋にかけては、日本の避暑地のような気候で過ごしやすいですが、10月から3月には「レインクーバー」と呼ばれるほど雨がよく降ります。
バンクーバーは、古くから定住していた先住民族や入植してきたヨーロッパ人、そして移民としてやって来た中国人や日本人とともに暮らしてきた歴史があり、ミックスカルチャーで異文化を受け入れる寛容な土地柄も魅力です。
バンクーバーには、世界中の留学生が集まってきます。なぜ、バンクーバーは、それほどまでに人気なのでしょうか。続いて解説します。
バンクーバーは、レベルの高い教育環境で有名です。毎年発表されているTHE(Times Higher Education)世界大学ランキング(※2)では、ブリティッシュコロンビア大学が42位にランクインしています。ほかにも、サイモン・フレイザー・ユニバーシティなど数々の名門大学がバンクーバーにあります。
カナダにはバンクーバーだけではなく、トロント大学(21位)やマギル大学(49位)など、世界有数の名門大学も揃っています。
先住民族に加えて、世界中からの移民が代々暮らしてきたカナダには、450以上の異なるバックグラウンドを持った民族、200の出生地、100の宗教、そして450にも及ぶ言語が存在しています(※3)。まさに、多種多様な価値観が共存している国であり、その多様さが留学生たちがカナダを選ぶ理由です。
カナダ・バンクーバーでは、日本とは異なる多様性、多文化主義の価値観に触れることができます。そして、さまざまな人たちとコミュニケーションを取って理解を深め合うことで、国際感覚を養えることもカナダ留学、バンクーバー留学の大きな魅力です。
バンクーバーでは、語学学校に通う留学生たちに対するサポートがとても手厚いです。学生ビザの取得手続きから住まい探し、日常生活に関することや病気になったときなど、多岐にわたるサポートをしてくれます。
カナダにやって来る移民のなかには、英語を母国語とせず、英語でのコミュニケーションがまったくできない人たちもいます。そのため、留学生に対するサポート体制が手厚く用意されているのです。
バンクーバーに数多くある語学学校には、アルファベットを読むところからスタートする超初級レベルを含め、幅広いレベルのコースが展開されているので、自分に合ったスタート地点を見つけられるでしょう。
語学学校によっては、文化交流イベントやアクティビティを通じて、留学生同士のネットワーク作りや地元文化の理解を深める機会も用意してくれています。バンクーバーに来て間もない留学生でも不安が少なく、なじみやすい環境です。
続いては、バンクーバーで可能な留学の種類をご紹介します。
語学留学を考えているならば、語学学校への入学がおすすめです。まずは、語学学校への留学について詳しくお伝えします。
語学留学は、英語力をアップさせたい方はもちろん「ほかの国のカルチャーを体験してみたい」「漠然と留学にあこがれている」といったライトな留学を希望している方にも向いている留学方法です。まず、1~2週間といった短い期間で気軽に留学を体験できるのも、語学学校ならば可能です。
「他国の人と話せるようになりたい」「正規留学のためにTOEFLやIELTSのスコアを上げたい」「ビジネスで必要な英語力を身につけたい」など、モチベーションは十人十色。バンクーバーの語学学校ならば、自分の希望に合った語学学校が見つかるはずです。
バンクーバーの語学学校には、多様な目的に合わせた幅広いプログラムが用意されています。一般的なESLコースから、大学進学を目指すコース、IELTSなどの英語資格を取るためのコース、ビジネス英語やワーホリを前提としたコースなどです。
さらに学校によって同国籍の人数比率やレベルによるクラスの分け方、学校の雰囲気など特徴が異なるので、さまざまな要望に合った語学学校を見つけやすいことも特徴です。
また、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州には、「Languages Canada」(カナダの語学学校団体)による一定の教育水準を満たした語学学校が全カナダ225校のうち、36%も集まっています。これは、トロントを含むオンタリオ州の42%に次いで2番目に多い数字です(※4)。レベルの高い語学学校がバンクーバーには多いのは、留学生にとっては魅力的ですね。
海外留学協議会(JAOS)の調査「日本人留学生数調査」によれば、2022年に海外留学した日本人のうち、もっとも多い渡航先がカナダ(全体の23%)でその人数は6,722人、2023年度はオーストリアに次いで9,485人で2位でした(※5)。
カナダはコロナ禍後に、素早く留学生の受け入れに積極的な姿勢を取ったことで、留学生からの人気を集める結果になりました。
2022年にカナダ留学をした日本人のうち、3カ月未満の留学をした人が半数以上の3,498人で、3カ月以上の留学をした人が2,137人でした。カナダ全体で見れば、長期留学生が微増する傾向にあるようです。語学学校への留学でも、長期割引の制度があるので希望する方は、調べてみるのがおすすめです。
「現地の大学生と一緒に学び、大学生活を送りたい」と希望する方におすすめなのが、大学留学です。
大学留学には、いくつかの選択肢があります。
日本の高校を卒業後、カナダの4年制大学へ進学するには高い英語力、優秀な学業成績が求められます。英検1級に相当するIELTS7.0以上の英語力を条件とする大学も少なくありません。
「まずは、カナダの大学の雰囲気を味わってみたい」と考える方は、サマースクールに参加してみるのも良いでしょう。バンクーバーの代表的な大学といえるUBC(ユニバーシティ・オブ・ブリティッシュコロンビア)では、4週間のVancouver Summer Program(VSP)を開催しています。
UBCのサマースクールでは、授業や寮生活など、UBCやバンクーバーをフル体験できるのが魅力です。なお、VSPの4週間の費用は5,825CAD(約681,525円)です(※6)。
また、大学付属の語学学校へ入学する留学スタイルもあります。カナダの名門校の一つ、SFU(サイモン・フレイザー・ユニバーシティ)には「English Language and Culture」というプログラムがあり、7月から8月の最長8週間で、あらゆる年齢、英語レベルの人を受け入れています。
なお、このSFU付属語学プログラムの最難関レベルを一定の成績で修了すると、SFUに入学するために必要な英語要件を満たしたと見なされます。
バンクーバーの大学生活を少し体験してみたい人にも、SFUへ入学を希望している人にもおすすめのプログラムですね。
ちなみに、カナダの4年制大学への正規留学はかなりハードルが高いですが、それよりも基準がやさしいカレッジ留学もおすすめの留学方法です。特に、私立カレッジならばIELTS5.0~6.0以上が英語力の必要条件となっているため、比較的入りやすいでしょう。
カナダでは、カレッジから4年制大学への単位移行が広く行われています。希望する大学と提携しているカレッジのパスウェイプログラムを履修することで、1~2年後に4年制大学への編入も可能です。
大学は、概していえば研究を深めていくアカデミックな学びの場、カレッジは職業に直結するような知識や技術を習得できる場です。どちらが自分に向いているかを考えてみると良いでしょう。
高校生でできる留学のタイプは、以下の3通りがあります。
正規留学では、現地の高校生とともにカナダの学校に通います。卒業を目指す留学が主流ですが、1年間のみの留学プログラムを設定している学校もあります。
日本と同様に、公立高校も私立高校もあり、日本人留学生でも双方に入学可能です。ただし、公立と私立では学費が2倍近く異なるケースもあります。また、公立には国籍やバックグラウンド、学力が多様な生徒が学んでいるのに対して、私立のほうは学力やバックグラウンドなどが近い生徒たちが集まっているのが特徴です。
交換留学は、在籍している学校で用意されているプログラムを利用して行う留学です。学校同士が提携している高校へ行くことになるため、行き先の学校を自由に選べません。ただし留学先の学校で得た単位を卒業単位として認めてもらえるケースもあります。
文部科学省では、留学先で得た単位は36単位まで認定すると定めていますが、実際に留年せずに進級できるかどうかは、それぞれの高校の判断となるため、自分の在籍校に確認が必要です。
カナダの高校では、サマースクールを開校している学校もあります。高校留学を検討しているならば、まずは長期休暇を利用した短期留学でバンクーバー留学を体験してみるのもおすすめです。
ワーキングホリデービザを入手すると、カナダに1年間滞在して就労、就学ができます。
就労、就学ともに他国よりも比較的制限が少ないことがカナダワーホリの魅力です。就労においては、同一雇用主のもとであれば1年間働くことができ、条件が合えばフルタイム雇用もあり得るので、現地の企業でオフィスワークもあり得ます。
就学も最長6カ月間学べるので、語学留学の目標を決めてしっかりと準備をして臨めば良い成果を残せるでしょう。
カナダワーホリにかかる費用や、詳しい就職事情を知りたい方はこちらの記事もお読みください。
カナダでワーキングホリデーをしたい人必読!費用からおすすめの仕事まで徹底解説
ワーキングホリデービザがなくても、Co-op留学ならばインターン体験が可能です。
大学やカレッジのなかには、Co-opプログラムを備えている学校があり、企業と連携して学生をインターン体験に送り出します。学生にとって良い点は、自分が学んでいる分野で実践的な仕事に従事できるチャンスがあること、インターンをすることで単位が認定されることなどが挙げられます。
Co-op留学が可能な学校としては、UBCやサイモン・フレイザー大学をはじめとした、いくつかの4年制大学、そして語学留学で人気のランガラカレッジなど、ブリティッシュコロンビア州で26以上の大学・カレッジがCo-opプログラムを展開しています(※7)。
受け入れ先企業として、ブリティッシュコロンビア州では州による公共サービスの職に就くこともできる点がユニークです。
留学の実態を知るには、先輩留学生の体験談を知るのも良い方法ですよね。スクールウィズでバンクーバー留学をした先輩がたくさんいますので、参考になるエピソードをご紹介します。
社会人7年目、29歳のときに将来に向けたステップアップを考えて、バンクーバー留学を決めたNanaさん。会社を退職し、最初の1年間は学生として、さらにもう1年、ワーキングホリデービザを利用して留学したそうです。
IHバンクーバーの語学学校を選んだNanaさんは、学校周辺の環境が買い物や映画鑑賞にとても便利だったと話しています。
またスポーツが好きなNanaさんは、近くにあるスキー場でスキーを楽しんだり、自宅周辺をランニングしながら散策したりと、友人との交流を兼ねて楽しんでいたようです。
Nanaさんの留学体験談をもっと読みたい方は、こちらのリンクからご確認ください。
将来に向けて新たなステップを踏み出し留学!カナダ・バンクーバー「IH バンクーバー」に長期留学【みんなの留学体験記】
続いては、27歳のときに、勤めていた大手インターネット系広告代理店の有給を利用して、留学に踏み切ったMNさん。英語がきれいなカナダ留学を検討し、さらに自然豊かで日頃の疲れを癒やせそうなバンクーバーを選んだそうです。
学校がダウンタウンにあり、周囲においしいスイーツ系のお店が多かったようで、グルメめぐりも楽しかったというMNさん。ほかにも、ユーロセンターによるアクティビティでビクトリアやロッキーまで遊びに行ったり、ホームステイメイトとの仲を深めたりと、充実した2カ月間を過ごしたそうです。
MNさんの留学体験談をもっと読みたい方は、こちらのリンクからご確認ください。
人としての器が広がり、寛容になることができた!カナダ・バンクーバー「ユーロセンター」に短期留学【みんなの留学体験記】
フィリピンで5カ月の留学をしたあとで、カナダ留学(ワーキングホリデー)をすることに決めたsuuzieeeyさんは、いわゆる2カ国留学体験者です。
suuzieeeyさんは、カナダでのワーキングホリデーを利用して語学学校に通ったそうです。留学も2カ国目ということで、手慣れた様子のsuuzieeeyさんは、空港から30分ほどと近い滞在先を選んでいます。
そのほか、午前着便を選んで時間を有効活用したり、ささっと携帯電話の契約をしに行ってライフラインを確保するなど、ワーキングホリデーに行った留学生が何に優先順位を付けて行動すべきかを細かく教えてくれます。
suuzieeeyさんの留学体験談をもっと読みたい方は、こちらのリンクからご確認ください。
カナダ・バンクーバーでワーホリ開始!現地到着から留学1週目の様子をレポート
「バンクーバー到着前は、中学1年生レベルの英語力だった」という黒兎さんは、語学学校を選ぶのに苦労をしたそうです。
まず現地にオフィスのある留学エージェントの門を叩き、初級レベルのESLクラスの語学学校に通うことまでは決まりました。しかし、その候補となる語学学校の数は150校あるといわれ、黒兎さんはどのように学校を絞れば良いか分からなくなってしまいました。
最終的には、アットホームな雰囲気と留学生の国際色が豊かな点、アクティビティの豊富さ、そしてスピーキング重視の英語授業を決め手として語学学校を決めたそうです。
黒兎さんは、留学カウンセラーとの面談の際に、ささいなことだと思っても、分からないことや気になることは何でもカウンセラーに質問すべき、と語っています。
黒兎さんの留学体験談をもっと読みたい方は、こちらのリンクからご確認ください。
【学校選びに悩むあなたへ!バンクーバーに留学した私の語学学校を選んだ決め手とは
それでは次に、実際にバンクーバー留学へ行く場合、かかる費用の内容と金額を紹介していきましょう。ここでは、語学留学を1カ月することを想定した金額をお伝えします。
カナダ・バンクーバーに1カ月留学すると、65万円以上はかかる見積もりです。
こちらはホームステイで1日2食付き、航空券は往復ともに比較的安く買えた場合の想定金額となります。
通信費や娯楽費、雑費などの分も5万円ほど見込んだ金額です。
それでは詳細を解説していきます。
カナダ留学の平均値として、1カ月で約20万円の学費が必要です。これは、週に20~29コマ授業のコースの場合の金額です。
この金額には、入学金、テキスト代などの諸費用も含まれています。
たとえば、ILAC(アイラック)という人気の語学学校では、週30コマのIntensive Englishというプログラムで1週間に395CAD(約46,215円)、入学金として190CAD(約22,230円)、サービス料(ヘルスケア費を含む)が1週間につき20CAD(約2,340円)かかります(※8)。これらをすべて合わせると、約216,450円です。
バンクーバー留学での滞在で多くの学生に選ばれているのは、ホームステイと学生寮の利用です。
ホームステイを利用する場合、1日2食付きで1カ月あたり約14.6万円となります。学生寮で食事なしであれば、約10万円で1カ月滞在可能です。
なお、語学学校にホームステイ先を手配してもらう場合、約2.6万円の手配料も加算されます。
カナダへ安く渡航するならば、10~3月の寒い時期がおすすめです。その時期、カナダは寒さの厳しい地域が増え、観光客が減るからです。
その時期で乗り継ぎ便ならば、片道7~8万円台の格安チケットに出会える可能性もあります。
ただし、その他の時期の航空券の費用相場は往復15~25万円ほどと考えておきましょう。
なお、日本の成田空港からバンクーバーまでの所要時間は、直行便で約10時間、乗り継ぎありだと14時間から、場合によっては24時間以上かかる場合もあります。
食費は、滞在スタイルや個人個人の主義や好みによって大きく変わる部分です。たとえば、1日2食付きのホームステイをするならば、毎日ランチだけを自分で用意すればOKです。カナダでは、マクドナルドのセットメニューを頼むと14.75CAD(約1,725円)かかります(※9)。
同等のものを毎日ランチにする場合、442.5CAD(約51,773円)必要です。
また学生寮に滞在する場合で、1日3食を自分でまかなう場合の食費は、「NUMBEO」(世界各都市の生活費統計)を参考にして計算し、約10万円とします。
カナダは物価が日本よりも高いという統計がありますが(世界各都市の生活費統計「NUMBEO」による)、牛肉やチーズはバンクーバーのほうが安く手に入ります(※9)。品物を選んで自炊にすれば、もっと食費を抑えることも可能でしょう。
バンクーバー留学の前に、万が一のけが、病気、そのほかのトラブルに備えて海外旅行保険への加入は必須です。保険料は、約2万円を見込んでおきましょう。
お手持ちのクレジットカードがあれば、カード付帯の保険があるかもしれません。その場合でも内容を事前によくチェックし、不足があれば保険会社に相談してください。
バンクーバーには語学学校が非常に多いため、自分の希望を照らし合わせながら、最適解を見つけるのは至難の業です。
インターネット上の情報は古いものも多く、すでにない語学学校が掲載されていることもあります。そうなると、検索に費やした時間が無駄になってしまいますよね。そこで活用をおすすめしたいのが、留学エージェントです。
留学エージェントは多数ありますが、スクールウィズならば無料相談が可能です。海外留学経験と認定資格を持った留学カウンセラーが、これまでに6万を超えるの留学の問い合わせに対応してきた実績もあり、伸ばしたい英語力が何なのか(スピーキングなのかIELTSなどの資格獲得なのか、など)によって最適な留学プランをご案内します。
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【体験談】スクールウィズのLINE相談ってどんなことができるの?実際の流れやできることなどをまとめてみた!
最後に、バンクーバー留学を検討している方から、よく寄せられる質問をまとめたので、チェックしてみてください。
まず、英語を学んだ先の目的を考えてみましょう。シンプルに「英語でさまざまな国の人たちとコミュニケーションできるようになりたい」と考えているならば、ESL(English as second language)やGeneral Englishクラスがおすすめです。
「正規留学のためにIELTSでハイスコアを取りたい」のであれば、IELTSのプログラムのある学校に、など自分の目的に合ったカリキュラムのある学校を選んでください。
また「ゆくゆくは、カナダの大学やカレッジで学びたい」と考えているならば、大学やカレッジへのパスウェイプログラムのある語学学校を選ぶと良いでしょう。
語学学校に在籍する学生のなかでの、日本人の割合もチェックしてください。カナダ留学に来る学生のうち、多いのはブラジルやメキシコをはじめとした中南米や、日本を含むアジアからの学生です。
日本人の割合が多すぎてしまうと、どうしても日本語を使う機会が増えてなかなか英語が身に付かない……という事態に陥ることもあります。そのようなことを避けるためにも、日本人の在籍数はあらかじめチェックしておいたほうが良いでしょう。
最後に、学費のチェックは必須要件ですよね。語学学校は、基本的に1週間に受ける授業のコマ数が増えるほど費用が増していきます。そして、当然期間が長くなれば費用も多くかかります。ですから、予算に応じたレッスン数、期間を検討し、留学プランを決めてください。
バンクーバー留学で気になる点があるとすれば、日本よりも物価が高いことです。前述のNUMBEOによれば、カナダは物価高指数が146カ国中の15位で、47位の日本よりもずいぶん上にランクインしています(※10)。
バンクーバーはグルメを楽しめる都市としても知られていますが、レストランでの食事代が高く、日本の2倍かそれ以上になりがちです。
バンクーバーでは、外食を控えて自炊を増やしたり、セールのときに買い物をしたりするなど、工夫をしないと出費がどんどんかさむ可能性があります。
もう一つ、気を付けたい点としては、渡航する時期によっては天候が不安定なことです。お伝えしたように、10月から3月のバンクーバーは「レインクーバー」と呼ばれるほど、雨がよく降ります。カナダのなかでは比較的寒さが厳しくないため、雪ではなく雨が降るバンクーバーの秋冬シーズンに留学へ行くならば、防寒だけではなくレイングッズもしっかり用意していきましょう。
バンクーバーには治安の良いエリアが多いですが、ダウンタウンのはずれには治安が悪いエリアもあります。危険なところに、あえて立ち入らないように気を付けてください。
また、留学生や観光客を狙ったスリや置き引きも発生しています。通学では必要以上のお金を持ち歩かず、シンプルな服装で過ごすのがおすすめです。
「外国にいる」という意識を忘れず、特に夜は一人で歩かない、狭い路地に入らないなど、防犯意識を持って行動しましょう。
バンクーバーの治安についてもっと知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
【2023年版】バンクーバーの治安事情まとめ!トラブル事例から防犯のポイントまで紹介
多国籍文化に触れながら、きれいな英語が飛び交う環境で留学をしたいならば、カナダのバンクーバー留学がおすすめです。
バンクーバーには質の高い大学、カレッジが多く、語学学校も充実しています。自然に囲まれたロケーションで、アクティビティもグルメも楽しめるうえ、最先端の技術でクリーンな街づくりをおこなっており、さまざまな点で魅力に溢れています。
数多くの留学方法、学校から最適な留学先を選ぶのに迷ったら、スクールウィズの無料相談を利用して、バンクーバー留学のプランを検討してみてはいかがでしょうか。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
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留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1…BBC「The world's most liveable cities for 2023」(参照日:2024-06-13)
※2…Times Higher Education「World University Rankings 2024」(参照日:2024-06-13)
※3…Statics Canada「The Canadian census: A rich portrait of the country's religious and ethnocultural diversity」(参照日:2024-06-13)
※4…Languages Canada「2022-lc-annual-report-on-language-education-in-canada-executive-summary」(参照日:2024-06-18)
※6…海外留学協議会(JAOS)「日本人留学生数調査」(参照日:2024-06-25)
※6…University of British Columbia 「Fees and Expenses - Vancouver Summer Program」(参照日:2024-06-20)
※7…Province of British Columbia「Co-op Employment Program」(参照日:2024-06-23)
※8…ILAC「Program Fees」(参照日:2024-06-23)
※9…NUMBEO「Cost of Living Comparison between Vancouver, Canada and Tokyo, Japan」(参照日:2024-06-23)
※10…NUMBEO「Cost of Living Index by Country 2024」(参照日:2024-06-24)
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