ワーキングホリデーは日本と協定を結んだ国に一年滞在できる制度です。18歳から申請できるため、大学生でも利用できます。
しかし一年という長期ゆえ、休学してまでワーキングホリデーに挑戦するべきなのか、決めかねている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、大学生がワーキングホリデーをするメリットや帰国後の就活で活かす方法、おすすめする人の特徴などを詳しく解説します。
「自分がワーキングホリデーに行くべきなのか」「社会人になってからの方が良いのか」と悩んでいる人は参考にしてみてください。
なお、ワーキングホリデーの概要は下のページにもまとめました。すでにワーキングホリデーを決めている人は、こちらのページにお進みください。
ワーキングホリデー
監修者
留学カウンセラー:小野 勢希
高校時代にニュージーランドに2年の長期留学、オーストラリアでは短期留学の経験あり。フィリピンでは30校以上を訪問。「2ヵ国留学」「ワーホリ」など、オセアニア圏の留学を得意としている。
[目次]
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まずは、大学生のうちにワーキングホリデーを経験しておくメリットを紹介します。
ワーキングホリデーは現地で就学や就労など自由に過ごすことができる制度です。一般的にはアルバイトをするイメージが強いですが、現地で語学学校に通うこともできます。
期間は国ごとに異なるものの、数カ月や半年など集中的に語学学校を学べるのは長期的な制度ならではの魅力です。
またワーキングホリデーは語学を学んで終わりではなく、その英語力を活かして働くこともできます。学んだ語学力を活かすなかでさらに磨き上げ、本格的な語学力を習得できる点が語学留学との違いです。
大学生でそのような経験があるのはめずらしいため、就活のアピール材料にもなり得ます。
より高く、実用的な語学力を身に付けられる点からも、将来的に海外で働きたい大学生にとってはスキルアップの機会になるでしょう。
前述の通り、ワーキングホリデー中は語学学習に加え、現地でのアルバイトやボランティア、観光など自由に過ごすことが認められています。これから進路を考える大学生というタイミングでいろいろな経験をしておくと、その経験が将来の選択肢を広げるきっかけになることもあります。
特に仕事がフルタイムでできる点が語学留学との違い。学生ビザは週の労働時間に制限があることが多いですが、ワーキングホリデービザは基本的にフルタイムで働けます。
仕事の選択肢もカフェスタッフやホテル清掃、マーケティング、ツアーガイドなど豊富で、さまざまな仕事に挑戦することも可能です。
大学生のワーキングホリデーとなると、帰国後の就職活動や進路を考える必要があります。自分がアクティブに動けば多様な経験ができるワーキングホリデーは、将来の参考になる点で大学生の内に経験するのがおすすめです。
渡航する国にもよりますが、ワーキングホリデービザがあれば原則一年の滞在が認められています。それだけ長い間海外に滞在するとなると、社会人でワーキングホリデーをする場合は休職や退職の必要があります。
特に退職してワーキングホリデーに挑戦した場合は、帰国後の転職についても考えなければなりません。ワーキングホリデーは実現できても、帰国後に仕事が見つかるか、転職できなかったらどうしようなど不安が残ります。
一方、大学生の場合は在学中に休学してワーキングホリデーに行くことができます。帰国後は復学できる上、新卒として就職活動をすることが可能です。仕事に関する不安が少ないのは大学生のメリットでしょう。
ワーキングホリデーは、費用面で留学は難しいと考えている人におすすめの方法です。
前述の通り、ワーキングホリデーはフルタイム勤務が認められています。学生ビザよりも労働に関する制限が少ないため、渡航先で必要な費用を稼ぎながら滞在することも可能です。
貯金ゼロで渡航できる訳ではありませんが、現地で希望する仕事がスムーズに見つかれば費用面での心配を最小限に抑えながら留学を実現することができます。アルバイトで留学費用を賄う必要のある大学生にとっては、貯金のハードルが下がるでしょう。
大学生の長期留学で選択肢に挙がるのが、語学留学や交換留学です。どちらも長期間で留学する点はワーキングホリデーと同じですが、交換留学は現地の大学に留学するため、日本で通っている学内での選考に通過する必要があります。選考はこれまでの成績なども考慮されるため、いまだけ頑張れば良いという訳ではありません。
また現地で大学の授業を受けるには一定の英語力も求められるため、現時点である程度の英語力があることも条件となります。
語学留学は英語力が初心者レベルでも入学はできるものの、一年の留学となると学費だけで数百万円はかかります。
一方、ワーキングホリデーはビザ申請条件に学力や英語力は関係ありません。現地で働けば、学費分を稼ぐことも可能です。
語学力や費用の面でハードルが低く、成績や費用に不安のある大学生には挑戦しやすいです。
大学生のワーキングホリデーにはメリットがたくさんある一方で、大学生ならではのデメリットも見られます。そこで次は、大学生でワーキングホリデーをするデメリットも紹介します。
長期休暇中に1週間や1カ月の短期留学をするのであれば、基本的に休学の必要はありません。
しかし、ワーキングホリデーは基本的に一年間の渡航となります。学校や学部から提供されるプログラムではないため、一年間日本を離れるとなると大学は休学しなければなりません。同じ学年の友人と一緒に卒業することはできず、就活も一年遅れます。
さらに、大学によっては休学費用がかかることもあります。例えば早稲田大学であれば、2025年時点で半期ごとに5万円の在籍料を支払うことが義務付けられています(※1)。ほかの大学でも同じくらいの休学費用が必要なため、一年で10〜15万円のお金が留学費用とは別に必要です。
休学によって卒業が一年遅れる上に、費用もかかることは頭に入れておきましょう。
現地での仕事探しに苦労しやすいのも、大学生ならではの問題です。企業や求人によっては募集要項に「社会人経験〇〇年以上」「大卒以上」などの条件を設けている場合もあり、職歴のない大学生は採用されにくいこともあります。
大学生でも応募可能なアルバイトであっても、経験者がいればそちらの方が優遇されます。特に人気の求人や職種は経験者の応募も多く、なかなか仕事が決まらないことも考えられるでしょう。
もちろん語学や経験を必要としない仕事もありますが、日本語OKなジャパニーズレストランでのホールスタッフやホテルの清掃スタッフなど、日本と変わらない仕事環境になるかもしれません。
アルバイトをしたくてワーキングホリデーをしても、大学生は現地での仕事探しが難航する可能性も考慮しておきましょう。
ワーキングホリデーは働きながら海外に滞在できる制度ですが、貯金ゼロで渡航できる訳ではありません。現地で語学学校に通う場合は卒業までフルタイムで働くことは難しいため、収入がそれほど多くなく、生活費すべてを現地での収入だけで賄うことは難しいです。そのため学費と現地での生活費などをあわせて165万円前後と、事前にまとまった費用を用意しておくことが必要です。
さらにワーキングホリデービザの発給要件においても、年齢だけでなく「有効な旅券と帰りの切符(又は切符を購入するための資金)を所持すること」「滞在の当初の期間に生計を維持するために必要な資金を所持すること」と定められています(※2)。
なかなか仕事が決まらない、最初からフルタイムで働けない可能性も考慮して、最初の3カ月分の費用は事前に用意しておきたいですが、150万円以上のお金を学業と両立させながら貯めるのは大変です。
まとまった収入のある社会人よりもお金の貯まるスピードは落ちるため、学業と資金準備のアルバイトの両立に苦労する人もいるかもしれません。
ワーキングホリデーで必要な貯金はこちらで解説しています。
ワーキングホリデーに必要な貯金額はいくら?現地でお金を貯めるコツについても解説!
ワーキングホリデーをするなら休学が必要なため、卒業が一年遅れます。これまで仲良くしていた友達と一緒に卒業できないのは、どこか寂しさを感じるかもしれません。
同時に、就活も一年遅れます。現地でのアルバイトなどでアピール材料を得られる面はありますが、友人はすでに就職しているのに自分は就活をする日々に焦ってしまう可能性もあります。
自分なりの目的があれば悩みませんが、しっかりとした理由や目標がなければ、一人だけ置いていかれるような不安を覚えるかもしれません。周りと進路が異なる状況に耐えられるか、よく考えて決断しましょう。
大学生のワーキングホリデーは将来の選択肢を広げる充実した時間となる一方、過ごし方によっては意味がなく、帰国後に休学してワーホリしたことを後悔するケースもあります。ここではワーキングホリデーを後悔する大学生の例とその理由を紹介します。
大学生がワーキングホリデーを後悔しやすいのが、就活のタイミングです。特に履歴書や面接でアピールできるスキルがなく、選考になかなか通過しないとなるとワーキングホリデーを後悔しやすいです。
ワーキングホリデー経験からアピールできるスキルは英語力になります。しかし以下のような過ごし方をしていた場合、英語力は身に付かないため、就活でアピールすることは難しいです。
上記のような状況は、英語力が不十分なまま仕事を始めることにつながるため、おすすめできません。海外に行けば英語力は伸びるだろうと考える人は多いですが、英語力アップには自分で勉強し、積極的に使うことが必要です。
その必要な通学期間も現在の英語レベルによって異なります。「大丈夫だろう」と就学期間を甘く見積もって英語力が伸びず、英語を必要としない仕事しかできないと、スキルも経験も得られません。そうなると就活でもアピールできないため、ワーキングホリデーや現地での過ごし方を後悔する人が多いです。
語学力に自信がなければ、3カ月は語学学校へ通う期間を取っておきましょう。
ワーキングホリデーは就労や就学、観光ができる自由度の高いビザです。
挑戦したいことがたくさんある人にとっては計画を立てやすいですが、目的を持って計画を立てておかないと一年なんとなく過ごしてしまう恐れがあります。帰国が近付く頃に「何もしていない」「特にこれといった経験がない」と焦り、ワーキングホリデーを後悔することになります。
前述の通り、このような場合は帰国後の就職活動や進路に影響が出る可能性が考えられます。就職活動では休学してワーキングホリデーをした理由や得た経験・スキルを聞かれることが多いですが、明確な目的なく過ごした場合、就活でアピールできる経験やスキルが不足し、評価が下がる恐れがあります。
そうすると就職がなかなか決まらず、ワーキングホリデーを後悔してしまう傾向です。
就職活動で焦らないためにも、自分なりに目的を持って計画を立てましょう。
日本食レストランで働き、暇な時間はYouTubeやSNSを見て過ごし、休日は日本人の友達と遊ぶような日本にいるときと変わらない生活がワーキングホリデーを後悔することになるかもしれません。
そのような生活では語学力は伸びず、将来に役立ちそうな就労経験も得ていないため、就活でワーキングホリデーの話をしても「海外に行っただけ」というネガティブなイメージを与えかねません。
後悔しないよう、ワーキングホリデーだからこそできる生活や積極的な行動を心がけた方が、充実した時間を過ごせます。
大学生はワーキングホリデーをする時期によっても後悔しやすいです。
例えば、周りが就活を始める大学3年生に渡航するのも悪くありませんが、帰国後すぐに就活がスタートします。同時にゼミや卒論準備などもあり、余裕を持った就職活動ができません。焦って就活をして内定が出なかったり、希望業界に決まらなかったりすると長期でワーキングホリデーをしたことを後悔しやすいです。
比較的自由な大学2年生の中盤頃までに渡航するほうが、その後の学生生活に余裕を持てるでしょう。
ただし準備も含めると一年前からの計画がおすすめなので、大学2年生に渡航するなら1年生の内に動き出すことが必要です。リサーチだけでも時間がかかって大変なこともあり、大学生のワーキングホリデーは留学エージェントなどプロに頼りながら準備を進めるのがおすすめです。
スクールウィズでも相談を受け付けています。ワーキングホリデー中に通う語学学校、そもそもの国・都市の選定から、留学経験のあるカウンセラーがあなたの希望をヒアリングして一緒にプランを考えます。
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大学時代にワーキングホリデーを経験して後悔する例を紹介しましたが、大学時代にワーキングホリデーに行かなかったことを社会人になってから後悔する例もあります。場合によっては、大学生の内にワーキングホリデーをしておくほうがおすすめなこともあるのです。
そこで次は、大学生でのワーキングホリデーをおすすめする理由を紹介します。
社会人がワーキングホリデー以外で海外で働こうとすると、次の選択肢に限られます。
ワーキングホリデーと比べるとなかなかハードルが高いもの。海外転勤の可能性がある会社で働いたとしても、海外転勤させてもらえるかどうかはそのときまでわかりません。なかなかチャンスが巡ってこないと、じれったく感じてしまうでしょう。
また社会人は一度仕事を辞めて渡航する必要があり、再就職も頭に入れながらの渡航になりますが、大学生ならその悩みもありません。
ビザと資金が揃えば比較的チャレンジしやすいワーキングホリデーは、海外で働きたい大学生にとっては挑戦しやすい制度です。
なお、実際に気になる仕事をワーキングホリデーで体験した大学生の体験談もあります。詳しくはこちらをお読みください。
農場での職業体験と語学留学を同時に実現!オーストラリア・シドニー「ラリンガランゲージスクール」【みんなの留学体験記】
社会人のワーキングホリデーにおいて、ネックになりやすいのが年齢です。
ワーキングホリデービザは申請時に18〜30歳であることが条件(※2)。30歳を超えるとワーキングホリデービザを申請できなくなり、一部の社会人からは「まだ申請できる年齢だった大学時代に行っておけば良かった」と後悔の声を聞きます。
年齢で諦めることがない点で大学生のうちのワーキングホリデーはおすすめです。
30歳までにワーキングホリデーに行こうと決意していても、仕事の昇進や結婚・育児など、ライフイベントにより諦めざるを得ない例もあります。
ワーキングホリデービザの発給要件として「子又は被扶養者を同伴しないこと」と定められていることもあり(※2)、原則として子どもや家族同伴でワーキングホリデーをすることはできません。
また、ワーキングホリデーのために一年も日本を離れるのは、育児があると難しいことです。そのようなライフイベントが少ない大学時代の方がワーキングホリデーはチャレンジしやすいです。
ここまでを踏まえると、ワーキングホリデーは次のような大学生におすすめの制度です。
ワーキングホリデーは自由だからこそ、目的を持って計画する方が充実した現地生活を過ごせます。
目的がまだ定まらない、国・都市に悩むといった場合は留学エージェントに相談するのもおすすめです。スクールウィズでもLINEから相談を受け付けており、留学経験のあるカウンセラーがあなたの希望を聞いてアドバイスをします。まずはLINE登録だけでもお気軽にご利用ください。
ここまでの通り、大学生のワーキングホリデーは帰国後の就活で悩みやすく、後悔しないようにするには事前準備がポイントです。そこで次は、大学生でのワーキングホリデーを成功させるためにやっておきべき準備を紹介します。
まずはワーキングホリデーに行く目的を決めましょう。目的がないと、なんとなく日々が過ぎ、休学してまで渡航したことを後悔しかねません。後悔しないためには現地でしっかりと勉強や仕事に励むことが必要なので、その現地でやるべきことが定まるような、具体的な目的と目標を設定しましょう。
例えば、英語力アップをワーキングホリデーの目的とした場合「帰国後、TOEICで〇点取る」といった目標を決めるなどです。
目標が決まればその達成に必要な語学学校での勉強期間や滞在する国、働き始める時期など、留学プランも作りやすくなります。
ワーキングホリデーの目的や目標がハッキリしない人は、下記の記事を参考にしながら考えてみてください。
どうしてみんな留学するの?留学経験者の留学理由や目的とは
日本にいる内になるべく語学力を伸ばしておきましょう。仕事によっては高い語学力が必要です。さらに実際に働き始めてからも、語学力が不足していると周囲と上手くコミュニケーションが取れず、指示がわからなくて仕事が進まないなど困る場面が多々あります。
語学学校に通うとしても、初心者レベルから就労できるレベルまで伸ばすとなると、通学期間が長くなって費用もかさみます。スムーズに仕事がスタートできるよう、事前にある程度の語学力は身に付けておきましょう。
ワーキングホリデーまでに語学力を身に付ける方法は、例えば次の通りです。
自分にあった方法で語学力アップを実現させましょう。
ちなみにスクールウィズで提供する「プレ留学」は、留学予定の方を対象とした事前英語学習サービスです。オンライン講師の指導や専任チューターによるサポートで、初級レベルから学習可能。ほかの留学予定の方とグループを組み、みんなで励まし合いながら英語学習に取り組めます。
4週間以上の留学予定の方は無料で受講することも可能です。そのほか6週間や8週間のカリキュラムもあり、参加期間は留学期間にあわせて選べます。気になる方はぜひこちらをご参照ください。
プレ留学
実際にワーキングホリデーをスタートしてみると想定以上に生活費がかかり、仕事探しが難航して収入が得られない可能性もあります。
想定外のことが起きても生活に困らないよう3~4カ月分の生活費は事前に用意しておくことをおすすめします。
ワーキングホリデーが始まるまでに資金をなるべく貯めておけるよう、まずは必要な金額を早めに把握しておきましょう。貯める際は「〇月までに〇万円」などと具体的な期限も決めておくのがおすすめです。期限までに貯められるよう、なるべく時給の良いアルバイトも検討すると着実に貯金できます。
仕事探しをするときには履歴書(=レジュメ)が必要です。
海外の場合、履歴書は日本のように文具店などで売っているものではありません。Wordなどを使って、A4の紙1枚程度に自分で経歴をまとめます。
英語で書くのは時間もかかるので、ワーキングホリデーの前に準備しておくことがおすすめです。事前に準備しておけば、現地での仕事探しも到着後すぐにスタートできます。
場合によっては、履歴書と一緒にカバーレターの提出を求められることもあります。カバーレターとは挨拶状のようなもので、一般的には履歴書に書ききれなかった自己PRなどを記載します。
カバーレターも合否を左右することがあるため、しっかりと準備したいところ。書き方や現地での仕事探しについては、下記の記事を参考にしてみてください。
【例文付き】ワーキングホリデーで採用されるカバーレターの書き方
経験者がお答えします!ワーキングホリデー仕事探しのコツやよくある疑問まとめ
帰国後の就活で焦りたくないのであれば、大学1~2年生の内にワーキングホリデーを経験するのがおすすめです。
渡航自体は大学生の内であればいつでも可能ですが、3年生以降はインターンシップや就職活動の準備が始まります。さらに4年生になると卒業論文やゼミで忙しくなりますよね。帰国してすぐ、余韻に浸る間もなく卒論を書きながら就活をするのは大変です。
学業や就活で忙しくなる前にワーキングホリデーを経験すれば現地での経験もゆっくり整理できる上に、当時のエピソードがその後の学業や就活にも活きるはずです。
帰国後の就活や卒業準備も考えると、3年生になるまでの早い時期での渡航が安心です。
なおワーキングホリデーは準備に半年〜一年は必要なため、準備も考えると1年生の内から計画を立てる必要があります。その準備期間についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
留学の最短準備期間はどのくらい?出発前にすべき5つのステップを徹底解説
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2025年時点で、日本がワーキングホリデー協定を結んでいるのは合計で30カ国です(※2)。
どの国を選ぶかは人それぞれですが、現地の公用語や治安、暮らしやすさ、物価、仕事の見つけやすさをポイントに選ぶ人が多い傾向です。
迷ったらオーストラリア、ニュージーランド、カナダがおすすめ。どこも留学生や移民が多くて日本人も馴染みやすい上に、どの仕事も時給が高い傾向です。語学学校の数や種類も豊富なため、英語学習もアルバイトもしっかり経験できます。
ワーキングホリデーができる国についてはこちらの記事でも紹介しています。迷っている方は参考にしてみてください。
【最新版】ワーキングホリデーの人気国ランキングまとめ
ここまで大学生でワーキングホリデーを経験するメリットを紹介しましたが、それでも休学して留学することに不安を覚える人もいるかと思います。どうしても踏ん切りがつかないのであれば、まず短期の語学留学を経験するのもおすすめです。
1週間や1カ月の短期留学であれば、休学の必要はありません。夏休みや春休みに渡航でき、期間が短い分費用も少し安くなります。
そこで留学を経験してからワーキングホリデーを計画する形でも遅くはありません。不安であれば、短期留学も候補として考えてみてくださいね。
ワーキングホリデーを決めたものの、いざ自分だけで準備をするとなると不安が残る人もいるのではないでしょうか。
ワーキングホリデーに必要な費用や現地での語学学校探しなど、不安な場合は留学カウンセラーに相談するのもおすすめです。ワーキングホリデーや留学に関する知識と経験の豊富な留学カウンセラーに相談することで、自信を持ってワーキングホリデーに挑戦できるはずです。
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相談はLINEから。アンケート回答後に担当カウンセラーからご連絡します。少しでも気になることがあれば、まずは登録だけでもしてみてくださいね。
大学生のワーキングホリデーは、将来に向けて語学力アップや海外で働く経験を積むことができる大きなチャンスです。
就学も就労も可能な制度のため、語学留学とはまた違った経験を積めるのが魅力。後悔しないためには入念な計画と事前準備が鍵となるため、今回の記事を参考に計画を立ててみてください。
ワーキングホリデーに関する疑問や不安については、スクールウィズの留学カウンセラーが無料で相談に乗ることも可能です。国・都市や語学学校選びに悩んだら、下のボタンよりLINE登録の上ご相談ください。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
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留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1…早稲田大学「休学手続きについて」(参照日:2025-02-22)
※2…外務省「ワーキング・ホリデー制度」(参照日:2025-02-22)
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