ダブリンで仕事を見つけるには？おすすめの職業と採用のポイントをご紹介！

ダブリンでワーキングホリデー中の方、これから渡航を検討中の方の中には、現地での仕事探しについて不安や疑問を持っている方もいるかと思います。

ダブリンは観光や留学、ワーキングホリデーで滞在する人が多いので、仕事探しも他の都市に比べしやすいと言えるでしょう。

とはいえ知らない土地での仕事探しは困難が付き物。特に英語が十分に使えない方は、なかなか目当ての仕事を見つけることができない可能性もあります。

そこで今回は、ダブリンの仕事事情について、日本人におすすめの求人から、仕事を見つけるためのポイントなどを紹介します。

これからダブリンにワーキングホリデーに行く予定のある方、あるいはすでにダブリンに滞在しており、現地での仕事選びについて悩んでいる方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

なお、ダブリン留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
ダブリン留学

なお、レートは€1=117円で計算しています。

ダブリンの仕事事情

首都ダブリンには日本人が少ないです。そのため、母国語である日本語を使う機会が少ないので、働きながら英語の勉強をするならもってこいの環境といえます。

治安も良く、観光資源も充実しています。また、通称シリコンドックと呼ばれるIT企業の密集地帯もあり、エンジニア向けの求人も多数募集されています。

アイルランドの最低賃金は€9.8（約1,149円）ここ数年で上昇傾向にあります。
参考：TRADING ECONOMICS

なお、チップ文化のある国ですので以下の業種に就く場合は収入のほかにチップも貰えます。

・レストラン：支払額の10～15％
・ホテル：各サービスを一回行うごとに€1程度

ダブリンでおすすめの求人

ダブリンでおすすめの求人をご紹介します。

仕事（１）飲食店での接客、調理担当

主に料理の提供や片付け等を担当し、安定した収入を得られるのがメリットです。日本人にダントツで人気なのは、やはり日本食レストランでの接客です。

ただでさえ留学中は不安に陥りがちになりますから、お仕事は安心してできる場所でやりたくなりますよね。

仕事中は注文を受けたり、ゲストとお話したりする機会が必然的に多くなるため、日常英会話レベルの知識と経験があると働きやすくなります。

反対に、英語力には自信はないけど飲食店で働きたいという人の場合は、キッチンでの調理や皿洗いなどの仕事を受け持つこともできます。

このように日々勉強にもなる上に、来店のお客さんからはチップも多めにもらえるので、飲食店でのお仕事はおすすめです。

日本食レストランは英語力に自信がなくても安心できますが、地域住民に親しまれているレストランやパブ、カフェなどで働いてみるのも現地ならではの経験ができていいですよ。

平均時給（目安）

€8～10（約1,000～1,250円）+チップ

仕事（2）オーペア

日本では馴染みの少ない職業名ですが、オーペア（Au pair）とはベビーシッターのことです。ただし、住み込みで子どもの面倒を見るという点ではベビーシッターとは大きく異なります。

アイルランドでは共働きの家が多く、幼い子どもの面倒を終日見てくれる人を求めているケースがよくあります。ゆえに、食と住を提供する代わりにベビーシッターとして働いてもらうというオーペアは非常に人気のあるお仕事になります。

住居地が確保される上にお小遣い程度ではありますが収入も得られますので、住む場所に困っているワーキングホリデーの方にはおすすめです。なお、求められる英語力はほかの業種よりも厳しくないので、英語初心者の方でも受けられます。

平均時給（目安）

時給制ではなく、週払いになります。平均週給：€80～120（約9,300～14,000円）

仕事（3）ホテルの受付係

ある程度英語でのコミュニケーションに自信のある方なら、ホテルでのお仕事も視野に入れてみてはいかがでしょうか。年間400万人もの観光客が訪れるダブリン、そのうち日本人観光客は2万人以上に昇ります。

歴史ある荘厳なホテルから、おしゃれでモダンな新しいホテルまでさまざまな種類の宿泊施設があります。そのなかで働けば、世界中の人々と接する機会に恵まれるでしょう。

また、先述したように日本からの旅行者も多いため、日本人スタッフが働いていれば受付や困ったことがあったときも力になれますし、安心感も与えられます。

アイルランドはチップの習慣がありますので、冒頭でもお話したようにゲストからチップを貰えることもあります。

平均時給（目安）

€9（約1,100円）+チップ

ダブリンで仕事を見つける方法

ダブリンで仕事を見つける方法についてご紹介します。

方法（1）求人サイトで見つける

ダブリンで一般的な仕事探しの方法はインターネットの求人サイト利用です。有名どころで「MixB」や「Irish Jobs.IE」の2つが挙げられます。

どれもワーキングホリデーで仕事を探すなら打ってつけの求人サイトです。

MixB
Irish Jobs.IE

方法（2）フリーペーパーや地元の新聞から見つける

インターネットの情報だけでは心もとない、あるいはピンとくるお仕事がないと感じたときは、タブリン発の新聞紙に掲載されている求人情報に目を通してみましょう。

掲載数は少ないものの、なかにはインターネットでは募集されていないような、レアな仕事の求人も載っているかもしれません。

・「The Irish Times」
・「Irish Independent」

方法（3）直接そのお店に行く

気になる求人が出ているお店のオーナーに直接話を聞きに行くという方法もあります。まず、働きたいお店が見つかったら履歴書を作成してみましょう。

面接には履歴書が重要になってきますので、不備のないようしっかりと見直しをしてください。また、人脈なども仕事探しには大変頼りになるので、現地で仲良くなれた人がいれば、お仕事のことを話してみるのもいいでしょう。

ダブリンで仕事を得るためのポイント

ダブリンで仕事を得るためのコツを紹介します。

コツ（1）履歴書でアピールする

アイルランドでは「スキル」と「経験」を特に重視しています。ですので、履歴書には自身のできることを具体的に書く必要があります。

だからといって、だらだらと長文で書けばいいというわけではなく、大きく見やすく、かつ簡潔に「スキル」と「経験」について書くようにしましょう。

コツ（2）職種に応じて語学力を磨く

ダブリンで仕事を探すなら最低でも日常会話レベルの英語力がなくてはなりません。例えば、最初にぶち当たる面接では、その仕事がしたい理由や経歴、スキルなどの説明は当然ながら英語です。

もちろん、働く場所にもよりますが、大半は英語での会話になると考えた方がいいでしょう。現地の人と一緒に仕事をするなら、情報共有をしたり、指示をされたりすることもありますから、困らない程度に語学力を磨いておく方が賢明です。

コツ（3）時期を見定める

アイルランドでは一時的に仕事がほとんど見つからないという時期があります。ちょうど6月から8月にかけてはヨーロッパ中の大学が夏季休暇期間に入るため、学生がこぞってダブリンに長期滞在をするのです。

この時期のアイルランドはホリデーシーズンにあたりますので、なおさら仕事が見つかりにくいことも……。ですので、もしもお仕事を探すなら、この期間はなるべく避けるようにした方がより採用されやすくなります。

ダブリンで仕事をする際に注意すべきポイント

ダブリンで仕事をする際に注意すべきポイントについてご紹介します。

ポイント（1）所得税に注意する

注意しなくてはいけないのが所得税です。アイルランドでは、年間所得が€29,400（約360万円）を下回る場合でも20%の所得税が課税されます。これは手続きを踏めば税金の控除を受けられるので、税務署できちんと手続きを行うようにしましょう。

ポイント（2）PPSナンバーを取得しよう

アイルランドで働く際に必要となるのが、このPPSナンバー（Personal Public Service）です。PPSナンバーとは社会保障番号のことです。これがないと原則働くことができませんので注意してください。

なお、所得税の控除申請の際にもPPSナンバーが必須となります。PPSナンバーを取得するには「My Welfare」というサイトで事前申請をした後、住んでいる地域の社会福祉事務局に行って正式な手続きを行うという流れが一般的です。

また、申請書類として「パスポート」と「滞在先住所の証明書類」の2点が必要になります。

My Welfare

ポイント（3）気楽に構えよう

イギリスもそうですが、アイルランドでの仕事探しはなかなか一筋縄にはいきません。移民・移住者が年々増えていることもあり、企業側はよりスペックの高い人材を選ぶ傾向にあるからです。

そのため、採用を見送られる場合もしばしばあります。しかし、その度に気にしていては精神が持ちませんので、ある程度は気楽に構えるようにしておきましょう。

まとめ

ダブリンでのおすすめの職業、探し方や採用ポイントをご紹介しました。

ダブリンでの仕事探しや仕事をする上での注意点について触れてきましたが、最も重要なのは働きたいと思う気持ちをしっかりと伝えることです。 それに加えてある程度の英語力は必要ですが、まずはどんどん応募して採用される確率を上げることが大切です。ダブリンで仕事を探したい人は今回の記事を参考にしてみてくださいね。

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ポイント2. 生徒規模や雰囲気

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