ダブリンの気候とオススメの服装を解説！

ダブリンに行くにあたって、現地の気候や持っていくべき服装はどのようなものがいいか悩みますよね。

実際ダブリンは東京と比べると気温や日照時間、降水量などが異なり、知らずに渡航してしまうと現地で服を一式買い直すなど、不要に出費がかさんでしまう恐れがあります。

そこで今回は、ダブリンの気候や季節ごとの雰囲気、服装、ベストシーズンなどをご紹介します。ダブリンへの渡航準備を進めている方は、ぜひこの記事を参考に持っていく服装、現地での服の調達イメージを持っていただければと思います。

なお、ダブリンの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
ダブリン観光といったらここ！現地で楽しめるおすすめスポットやイベント・グルメまとめ

本記事は2024年8月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではユーロをEURと表記、為替レートには2024年8月6日時点での情報を参照し、1EUR＝160円で計算しています。

ダブリンの気候帯

まずはそもそもダブリンがどの気候帯に属しているかを確認しましょう。ここでは気候学者W.P.ケッペンによって考案された気候区分に従い、気候帯をご紹介します。

メルボルン大学のM. C. Peelらの発表によると、ダブリンの気候は西岸海洋性気候（気候区分：Cfb）に属しています（※1）。

西岸海洋性気候は、暖流や偏西風などの影響により、他の温帯に属する気候と比べると年間を通した気温や降水量の変化が穏やかな点が特徴です。

世界の都市では、ドイツのベルリン、オランダのアムステルダム、スイスのジュネーブなどが西岸海洋性気候に属しています。

日本との比較

一方で日本は、北海道や東北などが亜寒帯湿潤気候に、その他地域の大部分は温暖湿潤気候に属しています。

年間を通して気温差が大きい日本と比べると、ダブリンの気候は年間を通した寒暖差が少なく、安定した気温の中で生活を送れます。

年間を通して涼しいダブリンの気候

上ではダブリンの気候帯について簡単にご紹介しましたが、実際の気温などが分からないと生活イメージが湧きづらいですよね。続いては、ダブリンの平均気温や降水量などを東京と比べながらご紹介します。

なお、以下で紹介するデータはアメリカに拠点を置くCanty and Associates LLCが運営する気候データベース「Weatherbase」、およびオランダに拠点を置くWorld Wide Travel Organisationが運営する「Weather and Climate」、ノルウェーに拠点を置くTime and Date ASが運営する「timeanddate.com」掲載の情報を参照しています（※2〜6）。

ダブリンの平均気温

西岸海洋性気候に属するダブリンは、東京と比べ夏の気温が低く、年間を通した気温差は小さいです。

ダブリンの平均最高・最低気温

ダブリンでは、夏の平均最低気温が10℃前後と、東京と比べ低くなります。最高気温も東京ほどは上がらないため、夏であっても羽織れるものなどの防寒対策は取れるようにしましょう。

ダブリンの日照時間、日の出・日の入り時間

東京よりも高緯度に位置するダブリンでは、年間を通した日照時間に大きな変動があり、冬の日照時間は夏の1/3ほどになります。

ダブリンの降水量

西岸海洋性気候に属するダブリンでは、年間を通して降水量の変化が穏やかで、東京と比べると年間降水量はかなり少なくなります。

ダブリンの春（3月～5月）

コークの春は3月から5月です。平均気温は、10℃ほどと東京と比べかなり低く、夏にかけた気温上昇はあまり緩やかなため、5月時点でも肌寒さは感じます。

春のおすすめの服装

春はまだ気温が低く、出かける際には長袖のシャツに薄手のコートを羽織るなどが必要になります。

ダブリンの夏（6月～8月）

ダブリンの夏は平均気温が15℃前後と、東京の春並みの気温となります。最高気温が30℃を超えることはほとんどないため、日本人にとってはかなり涼しい夏に感じられます。

夏のおすすめの服装

夏は日中であれば半袖シャツ1枚で過ごすことができます。

ただし、朝晩は冷え込むので、羽織れるカーディガンや長袖のシャツは持っていきましょう。帽子やサングラスはもちろん、日焼け止めも忘れずに用意してください。

ダブリンの秋（9月～11月）

ダブリンでは9月に入るとだんだんと気温が下がり、日中でも肌寒さを感じます。

平均気温は、10℃前後と春と同じ程度の気温まで下がります。

秋のおすすめの服装

ダブリンの秋の寒さは東京の冬並みの気温になるので、ダウンや厚手のコートなど、日本の冬に着ていた服装で出掛けるようにしましょう。マフラーや手袋などの防寒具も必要となってきます。

ダブリンの冬（12月～2月）

ダブリンの冬は東京並みに冷え込み、平均気温は5℃、日によっては0℃近くなることもあります。

冬のおすすめの服装

日本の真冬に着ていた服装に、さらに1枚足す格好が良いでしょう。ヒートテックやセーター、マフラーや手袋、帽子といったアイテムも必需品です。

ダブリンのベストシーズンは6月〜8月！

ダブリンでは6月〜8月が他の時期と比べ過ごしやすいです。

夏の時期ではありますが、日本のように暑すぎることはないので、汗ばむことは少なく快適に過ごせます。

「1日に四季がある」と言われるほど天気が変わりやすいダブリン

ダブリンは「1日の中に四季がある」と言われるほど、天気の移り変わりが激しく、1日の中での気温差などが大きくなります。

例え朝晴れていてもお昼、夕方には雨が降るという日も多いため、出かける際には雨具の携帯を忘れないようにしましょう。

また気温差もかなり大きいので、夏での渡航でも防寒具は忘れずに用意してください。

ダブリン留学中に服を購入できる場所と値段

短期間の滞在であれば、日本から持っていく服装で十分に生活を送れますが、長期滞在などで荷物がかさむ場合には、現地で衣服を買うことを検討しましょう。特にジャケットやコートなどは厚みがあるため、現地調達がおすすめです。

幸いダブリンには、日本人にも馴染みのある「H＆M」をはじめとするファストファッションの店舗があります。

価格や日本とはやや異なるため、下にアイルランドで販売されているH＆Mの各衣類の価格イメージをお伝えします（※7）。

ダブリンにある各店舗の位置は下にまとめているので、店舗を訪れる際にはご確認ください。

項目	金額
H＆M	H&M Dublin Collage Green店をGoogleマップで見る H&M Dublin Liffey Valley店をGoogleマップで見る H&M Dublin Blanchardstown店をGoogleマップで見る

留学では最低1週間分を用意！

留学の場合、ホームステイ、あるいは学生寮での滞在が多く、自分の好きなタイミングで洗濯できるとは限りません。最低でも1週間分の服装を用意するようにしましょう。

ダブリンの気候まとめ

今回はダブリンの気候について紹介しました。

ダブリンの気候の特徴は、1日の中で天気が変わりやすい点です。ぜひ今回ご紹介した内容を元にダブリンに持っていく服装の準備を進めて下さいね。

なお、もし留学先としてダブリンを検討している場合には、留学カウンセラーが無料で留学相談に乗っています。

おすすめの語学学校や準備の流れ、費用イメージや各種手続きなど、一人ではなかなか検討が進まない留学準備を気軽に進めるなら、ぜひご利用ください。

また衣服をはじめ、アイルランド留学に必要な持ち物は下の記事でまとめているので、渡航前に漏れがないかチェックするためにこちらもあわせてご確認ください。
アイルランド留学持ち物リスト

あなたの目的に合った語学学校をご紹介します！

留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。

ポイント1. 留学の目的

ポイント2. 生徒規模や雰囲気

ポイント3. 日本人留学生の比率や日本人スタップの有無

ポイント4. 立地

ポイント5. 滞在方法、滞在先の希望

特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

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