「ウェリントンへ行くにはどの空港を使えばいいんだろう?」
日本からウェリントンへ渡航する場合、ウェリントン側ではウェリントン国際空港が主に使われています。航空券予約サイトでも、基本的にはウェリントン国際空港が目的地として設定されるので、空港を間違えるという心配は少ないです。
ただし海外への渡航に慣れていない場合、利用する空港がわかっても入国の流れや空港からの移動方法などイメージが持てず、到着後うまく滞在先まで移動できるか不安を感じますよね。
そこで今回は、ウェリントンへ渡航する際に利用する空港と入国の流れ、市内へのアクセスをご紹介します。
これから渡航準備を始めようという方は、ぜひ本記事を参考に空港に着いてからの行動イメージを持っていただければと思います。
本記事は2022年12月時点での情報に基づいて作成しています。公開から期間が経ち、店舗が閉店するなど掲載情報が古くなっている恐れがあるため、空港を利用の際には事前に最新情報をご確認ください。
なお、記事内ではニュージーランドドルをNZDと表記し、為替レートには2022年12月9日時点での情報を参照し、1NZD=89円で計算しています。
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冒頭でもお伝えした通り、日本かあらウェリントンへ渡航する際には、主に利用されているのはウェリントン国際空港(空港コード:WLG)です。2021年には370万人を超える旅客数を記録し、アメリカ国内でも有数の利用者数を誇る空港となっています(※1)。
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日本からウェリントン国際空港へは2022年12月現在、直行便は運行されておらず、他のニュージーランド都市、オーストラリア経由で渡航する必要があります。
コロナ禍の現在、直行便を運行している航空会社や運行スケジュールは変更が激しいため、航空券を探す際には最新の情報をもとに購入手続きを進めてください。
ウェリントン国際空港は市内中心部から南へ約5kmほどの距離にあります。
空港は1つのターミナルが設けられており、同じターミナル内で国際線と国内線が利用される形となります。
ウェリントン国際空港では、10を超える飲食店があり、乗り継ぎの待ち時間や早めに空港へ着いた際に時間を潰しやすいです。
中にはSubwayといった日本でも馴染み深いお店もあります。
お土産を買い忘れた場合には、空港内のお土産店が利用できます。ウェリントン国際空港ではお土産店が充実しているので、ニュージーランドやウェリントンを感じられるグッズなどを手に入れやすいです。
具体的なお店は下のページで一覧で紹介されているので、興味のある品物が空港で買えそうか気になる方はチェックしてみてください。
Wellington Airport「Shop & Eat」
ウェリントン国際空港では、2つのラウンジが設置されているので、利用条件などを知りたい場合にはリンク先よりご確認ください。
AIR NEW ZEALAND REGIONAL LOUNGE
QANTAS LOUNGE
ニュージーランドでの入国には主に上の5つのステップであります。
ニュージーランドへ入国する際には、入国カードを記入し提出する必要があります。基本的には機内で配布されるので、到着前に記入欄を埋めておきましょう。
なお、入国カードは到着後空港で受け取り記入することも可能です。
空港へ到着すると、続いては入国審査を受けます。もし英語力に不安を感じる場合には、事前に聞かれやすい質問への自分の回答を準備しておきましょう。
よく聞かれる質問や入国審査前にしておく準備は下の記事でまとめているので、準備に漏れがないか確認したい方はあわせて参考にしてみてください。
事前に知っておけば怖くない!ニュージーランドの入国審査の流れや質問項目、解答例をご紹介
入国審査などを終えると、荷物の受け取り口へ移動します。飛行機から降り、通路案内に従うと航空便ごとの荷物が運ばれるターンテーブルが並ぶエリアに到着するので、まずは自分の荷物を受け取ってください。
荷物を持ったら税関・検疫検査を受けます。ニュージーランドでは、自然環境の保護の観点から、税関検査が厳しいことで有名です。
もし申告漏れをしてしまうと罰金などが課されることもあるので、渡航前に必ず持ち物の中で持ち込みが禁止されているものがないか確認しましょう。
ニュージーランドで持ち込みを禁止されているものは下のページで確認できます。
The New Zealand Customs Service「Prohibited and restricted items」
入国審査が完了すれば、あとは到着口へ移動して入国完了です。滞在先までのピックアップを申し込んでいる場合には、指定の場所へ移動し担当者が来るのを待ちましょう。
また、自分で滞在先や市内へ移動する場合には、空港の案内に従い利用する移動手段の停留場所まで移動してください。
なお、空港では無料のWi-Fiが使えるので、事前に配車アプリのダウンロードや地図の読み込み、移動手段の検討などをする際には利用してみてください。
続いては、入国から市内へのアクセス方法と移動時間の目安、料金を紹介します(※2〜5)。
・市バス
・高速バス
・タクシー
・配車アプリ
・空港送迎
photo by:Random NZ Photography / Shutterstock.com
空港から市内へ安く移動するならバスの利用がおすすめです。
ウェリントン国際空港では、高速バスと市バスで運行しており、移動には時間がかかりますが料金が安いのは市バスです。
目安の移動時間 | 30〜40分 |
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料金 | 5NZD(445円) |
空港から一番近い市バスのバス停は「 Hobart Street at Broadway」です。空港からはやや距離がありますが、歩いて10分かからないほどの移動で到着します。
乗り間違いを避けるため、乗り込む前に必ずバス正面に表示されている行き先が「Route 2–Seatoun」となっているか確認しましょう。
市内中心部のバス停までは乗り換えなしで移動できます。
市バスに比べ高速バスは市内中心部までの停車回数が少なく、比較的早く中心部へ移動できます。
目安の移動時間 | 20〜30分 |
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料金 | 9.50NZD(約846円) |
市バスと異なり、高速バスのバス停は空港建物を出た正面にある駐車場内にあります。
photo by:Leonard Zhukovsky / Shutterstock.com
タクシーはバスと比べ料金が高くなってしまいますが、その分停車が少なく早く市内まで移動できます。また、海外渡航が初めてで、公共交通機関の利用に不安を感じる場合にもタクシーは使いやすい移動手段となります。
目安の移動時間 | 10〜20分 |
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料金 | 30〜50NZD(2,670〜4,450円) |
タクシーはターミナル到着口の出口付近に停留しています。
ニュージーランドではUberやzoomy、Olaといった配車アプリが一般的に使われており、タクシーよりも安く移動したい方におすすめです。
ただし、配車アプリの利用料金は時間帯やドライバーの稼働状況で金額が変わりやすく、場合によってタクシーよりも高くなってしまうこともあります。利用する際にはまずは料金を確認してから、利用するかどうかを決めてください。
目安の移動時間 | 10〜20分 |
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料金 | 20〜30NZD(1,780〜2,670円) |
配車アプリのピックアップエリアは、ターミナル正面にある駐車場建物の南端にあります。
もしアプリをダウンロードしていなければ、渡航前にアプリをダウンロードしておきましょう。
留学でウェリントンを訪れる場合には語学学校への申し込みのオプションとして、あるいは旅行で訪れる場合には、ホテルやツアーのオプションとして空港送迎を選ぶことができます。
滞在先となるホテル、学生寮やホームステイ先は必ずしもウェリントンの中心部にあるとは限らず、公共交通機関を利用して行くとなるとかなり時間も体力も奪われてしまいます。
空港到着後、なるべく負担なく移動するなら、空港送迎を頼むようにしましょう。
目安の移動時間 | 滞在先によって異なる |
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平均料金 | 1.1万円※語学学校のオプションで依頼する場合 |
多くの場合、空港送迎のピックアップは空港到着口で待ち合わせとなります。ドライバーは申込者の名前が書かれたカードを持っていたり、事前に共有されている申込者の特徴をもとに声をかけたりするので、自分の担当ドライバーを探しましょう。
探してもドライバーが見当たらない場合には、事前に共有されているドライバーの連絡先か、滞在予定のホテル、通学予定の語学学校、利用しているツアー会社やエージェントなどに連絡を取り、指示を仰ぎましょう。
今回はウェリントンへ渡航する際の空港について紹介しました。ウェリントン国際空港や入国の流れ、市内へのアクセスについてイメージが持てましたか?
本記事は少しでも空港到着後の行動イメージを掴むのに役立てれば幸いです。
また、ウェリントンへの留学を考えている方、持ち物の準備を順調ですか?
もし何から準備すれば良いかわからないという場合には、ニュージーランド留学の準備の流れを下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしていただければと思います。
ニュージーランド留学前の準備の流れ
※1...Wellington Airport「Traffic Reports」(参照日:2022-12-9)
※2...Metlink「Fare zones」(参照日:2022-12-9)
※3...Metlink「Airport Express」(参照日:2022-12-9)
※4...Wellington Airport「TAXIS & SHUTTLES」(参照日:2022-12-9)
※5...Uber「Uber Estimate」(参照日:2022-12-9)
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