最終更新日:2024/09/02
日本からクイーンズタウンへ渡航する場合、クイーンズタウン国際空港が主に使われています。日本からの直行便は運行されていないものの、ニュージーランド国内では主要な空港なので、国内線を使う際には比較的楽に渡航できます。
ただし海外への渡航に慣れていない場合、利用する空港がわかっても入国の流れや空港からの移動方法などイメージが持てず、到着後うまく滞在先まで移動できるか不安を感じますよね。
そこで今回は、クイーンズタウンへ渡航する際に利用する空港と入国の流れ、市内へのアクセスをご紹介します。
これから渡航準備を始めようという方は、ぜひ本記事を参考に空港に着いてからの移動イメージを持っていただければと思います。
なお、クィーンズタウンの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
クィーンズタウン観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポットやイベント・グルメまとめ
本記事は2024年8月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではニュージランドドルをNZDと表記、為替レートには2024年8月14日時点での情報を参照し、1NZD=91円で計算しています。
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冒頭でもお伝えした通り、日本からクイーンズタウンへ渡航する際に主に利用されているのは、クイーンズタウン国際空港(空港コード:ZQN)です。2023年には240万人を超える旅客数を記録し、ニュージーランド国内でも有数の利用者数を誇る空港となっています(※1)。
なお、ビクトリア国際空港は5:00〜22:30が営業時間です。24時間営業ではないので、ご注意ください(※2)。
日本からクイーンズタウン国際空港へは2024年8月現在、直行便は運行されておらず、他のニュージーランドの都市、オーストラリア経由で渡航する必要があります。
直行便を運行している航空会社や運行スケジュールは変更が激しいため、航空券を探す際には最新の情報をもとに購入手続きを進めてください。
クイーンズタウン国際空港は市内中心部から東へ5kmほどの距離にあります。
空港は1つのターミナルが設けられており、国際線、国内線ともに同じターミナルを使う形となります。
クイーンズタウン国際空港では、5つの飲食店があり、乗り継ぎの待ち時間や早めに空港へ着いた際に時間を潰しやすいです。
お土産を買い忘れた場合には、空港内のお土産店が利用できます。クイーンズタウン国際空港ではお土産店が充実しているので、ニュージーランドやクイーンズタウンを感じられるグッズなどを手に入れやすいです。
具体的なお店は下のページで一覧で紹介されているので、興味のある品物が空港で買えそうか気になる方はチェックしてみてください。
Queenstown Airport「Shops」
クイーンズタウン国際空港では、2つのラウンジが設置されているので、利用条件などを知りたい場合にはリンク先よりご確認ください。
ニュージーランドでの入国には主に上の5つのステップがあります。
ニュージーランドへ入国する際には、入国カードを記入し提出する必要があります。基本的には機内で配布されるので、到着前に記入欄を埋めておきましょう。
なお、入国カードは到着後空港で受け取り記入することも可能です。
空港へ到着すると、続いては入国審査を受けます。もし英語力に不安を感じる場合には、事前に聞かれやすい質問への自分の回答を準備しておきましょう。
よく聞かれる質問や入国審査前にしておく準備は下の記事でまとめているので、準備に漏れがないか確認したい方はあわせて参考にしてみてください。
事前に知っておけば怖くない!ニュージーランドの入国審査の流れや質問項目、解答例をご紹介
入国審査などを終えると、荷物の受け取り口へ移動します。飛行機から降り、通路案内に従うと航空便ごとの荷物が運ばれるターンテーブルが並ぶエリアに到着するので、まずは自分の荷物を受け取ってください。
荷物を持ったら税関・検疫検査を受けます。ニュージーランドでは、自然環境の保護の観点から、税関検査が厳しいことで有名です。
もし申告漏れをしてしまうと罰金などが課されることもあるので、渡航前に必ず持ち物の中で持ち込みが禁止されているものがないか確認しましょう。
ニュージーランドで持ち込みを禁止されているものは下のページで確認できます。
The New Zealand Customs Service「Prohibited and restricted items」
入国審査が完了すれば、あとは到着口へ移動して入国完了です。滞在先までのピックアップを申し込んでいる場合には、指定の場所へ移動し担当者が来るのを待ちましょう。
また、自分で滞在先や市内へ移動する場合には、空港の案内に従い利用する移動手段の停留場所まで移動してください。空港では無料のWi-Fiが使えるので、事前に配車アプリのダウンロードや地図の読み込み、移動手段の検討などをする際には利用してみてください。
なお、ニュージーランド渡航時には事前にビザ、あるいは電子渡航許可証(NZeTA)の申請が必要な場合があります。
詳しい申請方法は下記の記事で紹介しているので、ビザ準備を進める際には参考にしていただければと思います。
【2024年版】ニュージーランド留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
続いては、入国から市内へのアクセス方法と移動時間の目安、料金を紹介します(※3〜5)。
・路線バス
・タクシー
・配車アプリ
・空港送迎
クイーンズタウン国際空港から市内へ安く移動するなら、路線バスの利用がおすすめです。
目安の移動時間 | 20分 |
---|---|
料金 | 2.00NZD(約182円)※現金の場合は10.00NZD(約910円) |
運行時間 | 【月〜日曜】6:05〜翌0:05 |
バス停はターミナル出口を出たところにあります。利用するのは「Orbus Public Bus」で、車体に書かれた「Orbus」を目印に乗車するバスを探しましょう。
市内までは乗り換えなしで移動できます。市内中心部では「Stanley Street Bus Hub A, Playcentre」などがバス停になります。
タクシーはバスと比べ料金が高くなってしまいますが、その分停車が少なく早く市内まで移動できます。また、海外渡航が初めてで、公共交通機関の利用に不安を感じる場合にもタクシーは使いやすい移動手段となります。
目安の移動時間 | 10分 |
---|---|
料金 | 30.00〜40.00NZD(約2,730〜3,640円) |
タクシーは各ターミナル到着口の出口付近に停留しています。
ニュージーランドではUberやOlaといった配車アプリが一般的に使われており、タクシーよりも安く移動したい方におすすめです。
ただし、配車アプリの利用料金は時間帯やドライバーの稼働状況で金額が変わりやすく、場合によってタクシーよりも高くなってしまうこともあります。利用する際にはまずは料金を確認してから、利用するかどうかを決めてください。
目安の移動時間 | 10分 |
---|---|
料金 | 30.00〜40.00NZD(約2,730〜3,640円) |
配車アプリを利用する際には、利用ターミナル最寄りの駐車場案内に従ってください。
もしアプリをダウンロードしていなければ、渡航前にアプリをダウンロードしておきましょう。
Uber(ウーバー):タクシーが呼べるタクシー配車アプリ
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YourRide - The App for taxis.
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Ola, Safe and affordable rides
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留学でクイーンズタウンを訪れる場合には語学学校への申し込みのオプションとして、あるいは旅行で訪れる場合には、ホテルやツアーのオプションとして空港送迎を選ぶことができます。
滞在先となるホテル、学生寮やホームステイ先は必ずしもクイーンズタウンの中心部にあるとは限らず、公共交通機関を利用して行くとなるとかなり時間も体力も奪われてしまいます。
空港到着後、なるべく負担なく移動するなら、空港送迎を頼むようにしましょう。
目安の移動時間 | 滞在先によって異なる |
---|---|
平均料金 | 95.00NZD(約8,645円)※語学学校のオプションで依頼する場合 |
多くの場合、空港送迎のピックアップは空港到着口で待ち合わせとなります。ドライバーは申込者の名前が書かれたカードを持っていたり、事前に共有されている申込者の特徴をもとに声をかけたりするので、自分の担当ドライバーを探しましょう。
探してもドライバーが見当たらない場合には、事前に共有されているドライバーの連絡先か、滞在予定のホテル、通学予定の語学学校、利用しているツアー会社やエージェントなどに連絡を取り、指示を仰ぎましょう。
今回はクイーンズタウンへ渡航する際の空港について紹介しました。本記事は少しでも空港到着後の移動イメージを掴むのに役立てれば幸いです。
また、クイーンズタウンへの留学を考えている方。持ち物の準備は順調に進んでいますか?
もし何から準備すれば良いかわからないという場合には、ニュージーランド留学の準備の流れを下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしていただければと思います。
ニュージーランド留学前の準備の流れ
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1...Queenstown Airport「Airport Passenger Statistics」(参照日:2024-8-14)
※2...Queenstown Airport「Airport Information - Queenstown Airport Map」(参照日:2024-8-14)
※3...Queenstown「Fares and Bee Card」(参照日:2024-8-14)
※4...Uber「Uber Estimate」(参照日:2024-8-14)
※5...Otago Regional Council「Queenstown Bus Timetable」(参照日:2024-8-14)
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