クィーンズタウンの気候とオススメの服装を解説！

クイーンズタウンに行くにあたって、現地の気候や持っていくべき服装はどのようなものがいいか悩みますよね。

実際クイーンズタウンは東京と比べると気温や日照時間、降水量などが異なり、知らずに渡航してしまうと現地で服を一式買い直すなど、不要に出費がかさんでしまう恐れがあります。

そこで今回は、クイーンズタウンの気候や季節ごとの雰囲気、服装、ベストシーズンなどをご紹介します。クイーンズタウンへの渡航準備を進めている方は、ぜひこの記事を参考に持っていく服装、現地での服の調達イメージを持っていただければと思います。

なお、クィーンズタウンの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
クィーンズタウン観光といったらここ！現地で楽しめるおすすめスポットやイベント・グルメまとめ

本記事は2024年8月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではニュージランドドルをNZDと表記、為替レートには2024年8月6日時点での情報を参照し、1NZD＝89円で計算しています。

クイーンズタウンの気候帯

まずはそもそもクイーンズタウンがどの気候帯に属しているかを確認しましょう。ここでは気候学者W.P.ケッペンによって考案された気候区分に従い、気候帯をご紹介します。

メルボルン大学のM. C. Peelらの発表によると、クイーンズタウンの気候は西岸海洋性気候（気候区分：Cfb）に属しています（※1）。

西岸海洋性気候は、暖流や偏西風などの影響により、他の温帯に属する気候と比べると年間を通した気温や降水量の変化が穏やかな点が特徴です。

世界の都市では、ドイツのベルリン、オランダのアムステルダム、スイスのジュネーブなどが西岸海洋性気候に属しています。

日本との比較

一方で日本は、北海道や東北などが亜寒帯湿潤気候に、その他地域の大部分は温暖湿潤気候に属しています。

年間を通して気温差が大きい日本と比べると、クイーンズタウンの気候は年間を通した寒暖差が少なく、安定した気温の中で生活を送れます。

年間を通して涼しいクイーンズタウンの気候

上ではクイーンズタウンの気候帯について簡単にご紹介しましたが、実際の気温などが分からないと生活イメージが湧きづらいですよね。続いては、クイーンズタウンの平均気温や降水量などを東京と比べながらご紹介します。

なお、以下で紹介するデータはアメリカに拠点を置くCanty and Associates LLCが運営する気候データベース「Weatherbase」、およびオランダに拠点を置くWorld Wide Travel Organisationが運営する「Weather and Climate」、ノルウェーに拠点を置くTime and Date ASが運営する「timeanddate.com」掲載の情報を参照しています（※2〜6）。

クイーンズタウンの平均気温

西岸海洋性気候に属するクイーンズタウンは、東京と比べ夏の気温が低く、年間を通した気温差は小さいです。

クイーンズタウンの平均最高・最低気温

クィーンズタウンでは、夏の平均最低気温が15℃前後と、東京と比べ低くなります。最高気温も東京ほどは上がらないため、夏であっても羽織れるものなどの防寒対策は取れるようにしましょう。

クイーンズタウンの日照時間、日の出・日の入り時間

東京よりも高緯度に位置するクィーンズタウンでは、年間を通した日照時間に大きな変動があり、冬の日照時間は夏の半分ほどになります。

クイーンズタウンの降水量

西岸海洋性気候に属するクィーンズタウンでは、年間を通して降水量の変化が穏やかで、東京と比べると年間降水量はかなり少なくなります。

クィーンズタウンの春（9月〜11月）

9月から11月にかけてクィーンズタウンでは春を迎えます。平均気温は10℃前後と東京の春と比べるとやや寒さが残るので、冬と同じほどの防寒対策を取りましょう。

春のおすすめの服装

このように寒暖差が激しいことから、出かける際は簡単に羽織れる上着などを常に持っていたほうが良いです。9月は薄手のダウンジャケットやフリースなど、10〜11月はカーディガンなどがあるとよいでしょう。

クィーンズタウンの夏（12月〜2月）

クィーンズタウンの夏は12月から2月頃までです。ニュージーランドでは梅雨がないので、春から急に夏らしい気候に変わります。

平均気温は15℃前後と春に比べると気温が高くなりますが、それでも東京の夏と比べると気温はかなり低くなります。

夏のおすすめの服装

服装は、日中であれば半袖のTシャツで過ごせます。ただし、朝晩は冷え込むため、薄手の長袖で羽織れるものを持っておいた方がよいです。

この時期は日差しが非常に強くなるため、紫外線対策が必須となります。サングラスや帽子、日焼け止めクリームがあるとよいです。

クィーンズタウンの秋（3月〜5月）

クィーンズタウンでは、3月から5月にかけて秋を迎えます。平均気温は10℃前後と夏よりは5℃ほど気温が下がります。

秋のおすすめの服装

秋でも晴れた日の日中であれば長袖のTシャツ一枚で過ごせます。

しかし、朝晩は冷え込むため、カーディガンやジャケットなどを持っておいた方がよいです。また、4月半ば以降は気温が下がるため、セーターやフリースジャケットが必要となります。

クィーンズタウンの冬（6月〜8月）

クィーンズタウンの冬は6月から8月頃までです。平均気温は5℃前後と秋からさらに気温が下がり、特に朝晩は氷点下まで気温が下がる日もあるので、防寒対策は念入りに行いましょう。

冬のおすすめの服装

朝晩はかなり冷え込むので、ダウンジャケットや厚手のコートが必要となります。

クィーンズタウンのベストシーズンは12月〜2月！

クィーンズタウンのベストシーズンは何と言っても夏です。

多くの観光客で賑わいますが、ワカティプ湖をはじめ周囲の山々で様々なアクティビティを楽しむことができます。また気温もちょうど良く天候の良い日が続く季節です。

留学では最低1週間分を用意！

留学の場合、ホームステイ、あるいは学生寮での滞在が多く、自分の好きなタイミングで洗濯できるとは限りません。最低でも1週間分の服装を用意するようにしましょう。

クイーンズタウンの気候まとめ

今回はクイーンズタウンの気候について紹介しました。

クイーンズタウンの気候の特徴は、他のニュージーランドの都市と比べても気温が低く、冬はかなり冷え込む点です。ぜひ今回ご紹介した内容を元にクイーンズタウンに持っていく服装の準備を進めて下さいね。

なお、もし留学先としてクイーンズタウンを検討している場合には、留学カウンセラーが無料で留学相談に乗っています。

おすすめの語学学校や準備の流れ、費用イメージや各種手続きなど、一人ではなかなか検討が進まない留学準備を気軽に進めるなら、ぜひご利用ください。

また衣服をはじめ、ニュージーランド留学に必要な持ち物は下の記事でまとめているので、渡航前に漏れがないかチェックするためにこちらもあわせてご確認ください。
ニュージーランド留学持ち物リスト

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