イロイロ留学の特徴とは？メリット・デメリットを徹底解説！

「フィリピンのセブ島やマニラ以外の地域に留学してみたいな……」
「イロイロが気になる」

と考えている方はいませんか？

イロイロはマニラやセブ島ほど都会的な雰囲気はありませんが、大学が40近くある学術都市で、勉強に集中しやすい環境です。

また治安が良く、リゾート地にもアクセスしやすいです。留学中は勉強に集中し、留学の前後に旅行気分も味わうことができる場所でもあります。

とはいえ、イロイロに訪れたことがないと、どんな都市なのかはなかなかイメージしにくいですよね。

そこで今回はイロイロの特徴、イロイロ留学のメリットやデメリット、イロイロ留学をおすすめする人の特徴を紹介します。

今回の記事を読んで自分の留学先にイロイロが合っているのか、フィリピン内でも他の都市とどのように違うのか、じっくりと考えていきましょう。

※この記事は1PHP＝約2.4円で計算しています。
※記事は2023年2月時点の情報を参考にしています。

イロイロはレベルの高い学校が集まる穏やかな都市

イロイロはフィリピン中部パナイ島の州都であり、西ビザヤ地方ではもっとも古い歴史を持つ都市です。

人口は2020年時点で251万899人で、ビザヤ地方の人口の約25.79%を占めています（※1）。

イロイロは穏やかで優しい人が多いことから、City of Love（愛のかたまり）という愛称で親しまれています。

マニラやセブ島と比べると地方の雰囲気を感じますが「NO カジノ、NO スラム、NO ストリートチルドレン」のスローガンを掲げていることもあり、フィリピン内では治安が良い環境です。

地方エリアだからといって物価が大幅に安い訳ではありませんが、セブ島やマニラよりも家賃は安いです。

アパートの家賃はセブ島では28,125PHP（約6万8,360円）（※2）のところ、イロイロは16,500PHP（約4万104円）（※3）と、留学費用を節約しやすいです。

語学学校や大学など学校が複数あり、英語の勉強に集中しやすく感じます。

イロイロ留学のメリット

魅力的なイロイロですが、留学では次のメリットがあります。

ひとつずつ詳しく紹介しますね。

メリット1．多数の大学が集まる学園都市で勉強に集中しやすい

イロイロには40近い大学があります。中には1900年代に設立した大学もあり、100年以上の長い歴史を誇ります。

例えば西ビザヤ州立大学。政府の支援を受けて造られたため、フィリピン内でも学費が約3万円と安いです。

安いからといって授業の質が悪い訳でもなく、教育学部と看護学部が有料認定を受けています。

またイロイロ大学は2022年12月時点、トップパフォーミングスクールにおける犯罪学のランキングで第3位になりました（※4）。

トップパフォーミングスクールとは、フィリピンの専門的規制委員会（PRC）がライセンスや資格試験で良い成績を収めた大学を定めるランキングのことです。

イロイロ大学は犯罪学試験の突破率が92.54%と高く、学生が日頃から授業や試験勉強に励む様子が伺えます（※5）。

大学の数が多いだけでなくレベルの高い授業や学習環境もあるため、勉強に集中しやすいです。

メリット2．降水量が少なくて気候が安定している

イロイロの平均気温は、年間を通して26〜27℃と安定しています。気温自体はフィリピンの他の都市とあまり変わりませんが、降水量はイロイロがやや少ないです。

特に少ない1〜2月の雨量を比べました。

1〜2月は雨が少ない上に、イロイロ留学のベストシーズンでもあります。

セブ島のベストシーズンは2〜5月のため、イロイロに留学すれば日本の寒いときに暖かいところに留学することが可能です。

寒いのが苦手な人、アクティビティも楽しみたい人にとって、1〜2月のイロイロ留学はおすすめです。
イロイロの気候とオススメの服装を解説！

メリット3．フィリピン内では治安が良くて安心

イロイロはフィリピンの中でも治安が良い都市です。

世界の物価や治安データをまとめた「NUMBEO」が独自に調査した犯罪レベルを見ると、イロイロの数値は特に低いです（※6〜8）。

絶対に安全という訳ではありませんが、フィリピン留学の滞在先の中では安心して過ごせます。

また冒頭でお伝えした通り、イロイロは「NO カジノ、NO スラム、NO ストリートチルドレン」のスローガンを掲げており、都市全体で治安を良くしようと試みています。

他の都市に比べるとトラブルに遭う可能性が低く、その分安心して勉強にも集中することが可能です。

メリット4．他のリゾート地へ遊びに行きやすい

イロイロの周りにはセブ島やボラカイ島などリゾート地が集まっており、その近さから留学中に遊びに行くことも可能です。

例えばイロイロから飛行機を使えばセブ島までは1時間、ボラカイ島までは乗り継ぎがあっても3〜4時間で到着します。

さらにギマラス島までは船で20分と、日帰り観光も可能。ギマラス島は世界一甘いマンゴーの産地として有名で、5月にはマンゴーフェスティバルが開催されています。

タイミングが合えばイベントにも参加できるため、短期留学でも旅行気分をしっかりと味わえそうです。

日本から旅行すると時間がかかりますが、イロイロ留学の前後ならフィリピン内の都市に遊びに行くことが可能です。

メリット5．急成長している様子を間近で体験できる

イロイロはマニラやセブ島と比べると、フィリピン内では知名度の高くない都市かもしれません。確かに地方都市で都会的な雰囲気はありませんが、近年はショッピングモールが増えるなど、急成長している都市でもあります。

またイロイロは過去、アジア太平洋の経済協力を目的とする「APEC」の会議の開催場所に選ばれました。会議のために施設が作られるなど、街並みも日々変化している都市です。

イロイロに留学すれば、急成長の様子を間近で見ることができます。マニラやセブ島はすでに首都やリゾート地として完成されていることから、フィリピンの変化が見れるのはイロイロならではです。

途上国の発展する様子を感じたい方、国や都市の発展に興味がある方にはおすすめです。

イロイロ留学のデメリット

大学が多い、急成長しているなどメリットの多いイロイロですが、デメリットもあります。

代表的なデメリットとして、

を紹介します。

デメリット1．地方都市ゆえに娯楽を楽しめる場所は少ない

イロイロは急成長しているとはいえ、フィリピンの他の都市に比べると比べると都会的な雰囲気は感じにくいです。その分娯楽を楽しめる場所は少なく、留学中に遊べる施設やエリアはあまり多くありません。

思いっきり遊びたい場合は近隣のリゾート地に船や飛行機でアクセスするしかなく、日帰り旅行でも1日は消耗します。

近場で遊んで息抜きすることが難しく、学校が忙しかったりそもそもの留学期間が長かったりすると、リラックスできずにストレスが溜まることも考えられます。

近場に娯楽が少ない分、勉強の合間に息抜きの時間を作るなど意識的にリフレッシュすることが必要です。

デメリット2．日本からの直行便がなく、移動に時間がかかる

イロイロは日本からの直行便がありません。アクセスするにはマニラを経由する必要があり、日本からマニラまで3〜4時間、マニラからイロイロまで1時間半と、長い時間がかかります。

フィリピン内での乗り継ぎに待ち時間が発生することもあり、1週間など短期留学であれば移動だけで貴重な1日が潰れてしまいます。

可能であれば早めに移動してフィリピン入りをしておく、移動日も見越した上で留学の計画を立てるなど工夫をしておきましょう。

イロイロ留学をおすすめする人の特徴

これまでイロイロ留学のメリット・デメリットを紹介しました。

まとめると、イロイロ留学はフィリピンの中でも大学が多く、穏やかゆえに勉強に集中しやすい環境です。よって、次のような人におすすめです。

語学学校やコースの種類・数は豊富ではありませんが、自習の時間が中心なため、自分に合う学習環境が見つかれば勉強に集中しやすい環境です。

イロイロでの留学をより具体的に検討するなら、語学学校の検討に移りましょう。スクールウィズのLINE相談では、留学生ごとの希望がかなうおすすめの語学学校を無料で紹介しているので、ぜひ検討を進める際にはご利用ください。

一方、街自体があまり大きくはなかったり、娯楽は少なかったりするため、リゾート留学や都会での留学を希望する人には合わないかもしれません。

その場合はマニラやセブ島のような留学先を候補として考えてみてください。

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まとめ

今回はイロイロ留学について解説しました。

おさらいすると、イロイロ留学のメリットは次の6つです。

今回の記事を読んでイロイロに魅力を感じた方は、留学の計画を考えていきましょう。

語学学校や滞在先など、悩んだときは留学エージェントに相談するのもおすすめです。留学カウンセラーがあなたの希望に合う語学学校やプランを考えてくれます。

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ポイント1. 留学の目的

ポイント2. 生徒規模や雰囲気

ポイント3. 日本人留学生の比率や日本人スタップの有無

ポイント4. 立地

ポイント5. 滞在方法、滞在先の希望

特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

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