ダバオの交通事情まとめ！利用料金からおすすめの移動手段まで徹底解説

海外には日本にない交通機関があったり、日本にもある交通機関が異なる方法で使われたりする場合があります。そのため現地でどのような移動手段を使えば良いかわからず、不安を感じている人もいるのではないでしょうか。

幸いにもダバオにはバスやタクシーなど、日本でも一般的に使われる交通機関が移動手段として利用されています。

とはいえ現地での利用方法や料金は、日本と異なる点も多々あります。

そこで今回はそんなダバオで利用されている交通機関、利用料金、おすすめの移動方法などを解説したいと思います。これからダバオを訪れる予定のある方はぜひ参考にしてみてください。

なおレートは₱1=2.1で計算しています。

ダバオの交通事情

ダバオはフィリピン第3位の都市であり、ミンダナオ島の南部に位置しています。

日本との時差は1時間程度。治安はいいほうですが、女性のひとり歩きや夜間の外出には一定の節度が必要です。

一般的に利用されている交通手段の代表格といえばジプニーです。都市部はもちろん、郊外でも利用可能です。

他にも、日本でお目にかかれないものとして、バイクにルーフ付きの座席があるトライシクル、自転車に座席を設けたペディ・キャブがあります。バスの種類も豊富で、さまざまなグレードを利用できます。

ダバオで使われている交通手段

それではダバオで使われている交通機関の種類を具体的に見ていきましょう。

留学生におすすめの「タクシー」

photo by：Roel S. Bagon/ Shutterstock.com

ダバオではタクシーも移動手段として使われています。

メーターを使わず不当な料金を要求する、しつこくチップを上乗せしようとするといったトラブルはあまり起きないので、旅行者を始め、土地に慣れていない人でも気軽に利用することができます。

利用の仕方

街に出ればすぐに見つけることはできますが、一番便利なのはアプリの利用です。

様々なタクシーの情報がまとめられているほか、手配する際の予約手数料なども一切かからなりません。また「サービスの悪さや車両の不具合」といったトラブルを乗客自身が報告できるという機能も搭載されている点も優れています。

利用料金

初乗り料金は₱30（63円）です。

具体的なタクシーの利用方法は下の記事で解説しているので、利用の前にご確認ください。
フィリピンでのタクシーの乗り方を徹底解説！注意点とチップ事情とは

長距離移動におすすめな「バス」

photo by：Roel S. Bagon/ Shutterstock.com

ダバオでは数多くのバスが運行されています。中長距離移動に向いており、定期的にトイレ休憩も挟んで運行されています。

ダバオ市からほかのエリアに出向く際に便利です。

利用の仕方

中長距離バス、バスターミナル等では専用の乗車券販売窓口がありますが、普通バスの乗車券は乗車したあとに発券されます。

料金は車内で座席を見つけたあとで、運転手（コンダクター）のアシスタントに支払います。コンダクターが目的地を尋ね、こちらが答えると料金を教えてくれます。

下車する際は、コンダクターやアシスタントに下車する旨を伝えないと、目的地で停車してくれないケースがあるので気をつけてください。

利用料金

料金はバスのランクで料金は変わります。

フィリピン人の足「ジプニー」

photo by：Unique stock/ Shutterstock.com

10人前後が利用できる乗合タクシーで、ダパオではメジャーな交通手段です。車体には出発地点、ルート、終点が書かれているため、ひと目でどこを経由する車なのかわかります。

利用の仕方

ジプニーは停留所は少なく、街の至る所で自由に乗降できるという利便さと気安さがあります。

利用する際には、ジプニーの運転手に見えるよう手を挙げ乗車します。

目的地が近づいてきたら「パーラー（降ります）」と言えば降ろしてくれます。手すりなどをたたいて知らせる、という方法もあり、臨機応変さが必要です。

ただし、帰宅時はとくに混雑しますので、夕方以降の利用は難しくなります。

利用料金

初乗りは₱8（約17円）で、市内ほとんどのエリアは初乗り金額のままで行くことが可能です。支払いのタイミングは特に決まっていなく、降りるまでに支払えばいいというシステムになっています。

具体的なバスの利用方法は下の記事で解説しているので、利用の前にご確認ください。
フィリピン名物「ジプニー」の乗り方を徹底解説！

短距離の移動なら「トライシクル」

photo by：RaksyBH/ Shutterstock.com

サイドカー付きのバイクであり、ダパオ庶民の足です。普通のサイドカーと違うのは、サイド部分に4人ほど乗ることができるという点です。

タクシーより収容人数が多いものの、スピードは期待できません。

利用の仕方

大通りや人通りの多い場所ならすぐに見つけることができます。タクシーやジープニーと同じように、利用する場合は手を挙げてアピールします。

乗るときは行き先を告げ、料金を確認しなければなりません。また、タクシーのようにどこへでも行ってくれるわけではなく、トライシクルによってきちんと行き先が決められており、フロント部分に記されています。

利用料金

料金は₱10〜40（21〜84円）が相場です。ただし、コースを外れた場所に行きたい場合は特別料金が発生する場合があるので、確認が必要です。

ダバオでの移動に便利な配車アプリ「Grab」

Grabはアプリを使って車を呼べる配車サービスです。目的地をはじめに地図で設定して料金がわかるので、値段交渉や目的地を伝える手間も省けますし、意思疎通のミスなどを避けられます。

利用の仕方

アプリの地図から現在地と目的地を指定して、周辺にいる車を呼ぶことができます。

車がマッチするとナンバー、車種、ドライバーの名前、顔写真、評価と到着予定時刻が表示されます。今どの辺りを走っているのかも地図上で確認できます。

電話とチャット機能もついているので、すぐに見つけられない場合、今自分がどこに立っているかなどの細かい場所を伝えたり、車の色や形を聞いたりドライバーと直接やりとりすることができます。

利用料金

料金はドライバーに直接支払うか、クレジット払いに設定できます。クレジットや相乗りにすると安くなることもあります。

最近では、空港にもGrab専用の乗り場があるほど浸透していて、捕まえやすくなっています。ただ、朝・夕のラッシュ時の渋滞にはまってしまうと予定よりもかなり時間がかかってしまうので乗る時間帯には注意が必要です。

ダバオの人気観光地に行くための交通手段

最後にダバオの有名な観光スポットに行くためには、どのような交通機関を使えばいいのかをご紹介します。

観光スポット（1）フィリピンイーグルセンター

photo by：Chema Grenda/ Shutterstock.com

絶滅の危機にさらされているフィリピンの国鳥、フィリピンイーグルを見学できるスポットです。

アクセス

ダバオ市街地から車で30分ほどの場所にある。タクシーを使えば₱500（1,050円）ほどかかります。入場料は大人が₱55（約116円）、子供は₱33（約70円）です。

住所

Malagos-Baguio Road, Brgy, Davao City, 8000 Davao del Sur, フィリピン
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観光スポット（2）サマル島

photo by：rene_salta/ Shutterstock.com

サマル島は、ホワイトビーチや透明度の高い海などの絶景とマリンレジャーを堪能できるスポットです。

水上コテージに宿泊することもできます。

アクセス

sasaのフェリーターミナルへ行き、そこからフェリーを使えば10〜15分ほどで到着します。料金は₱10（210円）ほどです。

住所

Samal Island, フィリピン
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観光スポット（3）マティーナ・タウン・スクエア

マティーナ・タウン・スクエアは毎晩ライブがおこなわれるナイトスポットです。

セキュリティスタッフによるパトロールがあり、治安が気になる方も安心して楽しむことができます。施設内では出演しているバンドの演奏を聴きながら思い思いのお酒を味わえます。

アクセス

ダパオの中心地にあるため移動に時間はかかりません。

住所

Davao-Cotabato Road, Talomo, Davao City, 8000 Davao del Sur, フィリピン
マティーナ・タウン・スクエアをGoogle Mapで見る

ダバオの交通事情まとめ

いかがでしたでしょうか。

ダバオには日本でも使われているバスやタクシーなどの交通手段が現地で暮らす人や旅行者に利用されています。その中でも特にタクシーは、目的地まで最短で移動できるという点でおすすめの移動手段と言えます。

これからダバオを訪れる予定のある方はぜひこの記事の各交通機関の利用のポイントを抑え、快適にダバオでの生活を過ごしてください。

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