最終更新日:2023/07/21
ダバオを訪れる方の多くが気にするのが現地の治安。渡航する国や地域によっては治安の悪いエリアもあり、生活する上でさまざまな点に注意が必要です。
特に海外に比べ治安の良い日本で暮らしている人にとっては、思わぬことがトラブルのきっかけになることも十分にあります。
そこで今回はダバオの治安に関して、現地で注意すべきトラブル事例、危険な目に遭わないためのポイントなどを紹介します。現地でトラブルに巻き込まれないためにも、ここで紹介するポイントをしっかり抑えておきましょう。
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フィリピンの国としての治安は日本と比べると良いとは言い切れません。しかしダバオはかなり治安がいい場所と言えます。街中に物乞いの類がいなかったりタクシーのドライバーも親切な人が多い傾向にあります。
しかし単独の女性の夜間の行動は安全とは言い切れません。最低限、外国にいるという自覚と節度を守った行動を心がけましょう。他の地域でも同じですが、夜は犯罪が多くなる傾向があります。ナイトクラブや繁華街周辺を単独で歩くのは危険なのでご注意ください。
ここではダバオで実際に発生している犯罪、トラブルについて紹介します。対策を練るにもまずはどんなトラブルが実際に起こっているかを知る必要があります。
ダバオで多い見られる犯罪がスリです。
空港や公共の交通機関、観光地では、日本人は犯罪者のターゲットになりやすく、留学生や観光客が被害に遭うこともよくあります。
フィリピンの他の地域では、ズボンのポケットをナイフで切り裂いてお財布を盗むというように凶悪な犯罪も増えています。ダバオのショッピングモールやナイトマーケットでは、日本人に狙いを定めている犯罪者も多くいます。
食事やショッピングに夢中になっている間にお財布が盗まれるということもあるので、注意しましょう。
飲食店やホテル内にあるカジノ、空港のロビーで多いのが置き引きです。
「荷物を見てあげるよ」と声をかけられて、目を離した隙に「カメラ」や「ハンドバッグ」がなくなっているということ、ダバオでは発生しています。
特に食事中などは、荷物から目を離していることが多いので、犯罪者にとっては狙い目といえます。日本人が持っている高価なカメラやブランド品のバッグは、犯罪者からしたら盗んでくださいといっているようなものでしょう。
ダバオはフィリピンのなかでは治安がよいといわれますが、日本よりは犯罪が多く油断はできません。カメラやバッグといった手荷物からは目を離さないようにしましょう。
ダバオでは犯罪の取り締まりを強化しているので減少しているといわれますが、日本に比べると多いのが車上荒らしです。
日本人の感覚からするとロックしていれば、車のなかのものは盗られないだろうと考えるでしょう。ダバオでは、車のなかに金目のものが置いてあれば窓ガラスを壊して盗みます。
それも数分の間に行われるので、短時間でも荷物を置いて外に出るのは危険です。ショッピングモールやホテルの駐車場といっても、決して安全ではありません。
ダバオで空き巣というと富裕層が被害に遭いやすいといわれています。家政婦が犯罪者を手招きして、主人が出かけている間に盗みを犯すというケースも少なくないのです。
空き巣というと現地滞在者以外は無関係のような気もしますが、長期滞在でコンドミニアムを利用していて、外出中に空き巣に入られるということもありますし、宿泊していたホテルの部屋に置いておいた現金が盗まれたりしたらひとごとではないでしょう。
空き巣は観光客や留学生にも無関係ではないことを知っておきましょう。
フィリピンでは女性や子供への暴行は刑事罰の対象になります。ダバオでも、女性の配偶者に暴言を吐けば逮捕される可能性もあります。
ナイトクラブやバー、カジノに行かなくても、公共の場で暴力行為をすれば、即逮捕ということもあるでしょう。
上で紹介したトラブルに巻き込まれないためにも、ダバオに滞在している間は以下のポイントを意識するようにしましょう。
まず、スリに狙われないようにするには、ズボンやスカートのポケットにお財布や貴重品を入れないようにしましょう。
後ろだけでなく、サイドポケットにも何も入れないということが、大事なポイントです。お財布をバッグに入れる時もファスナーはしっかり閉じて、手が入る隙を作らないようにします。
また、観光地や公共の交通機関といった人が多い場所では、バッグやリュックサックは抱えるようにして持つというのもスリ対策になります。
夜間の繁華街やナイトクラブ、バー、カラオケ、ホテルのカジノは、犯罪者の宝庫です。
親切にしてくれたからといって付いて行って、お酒に睡眠f薬を入れられたり、美人局に遭うというケースが増えています。このような場所では、荷物から目を離した隙に置き引きにあったり、釣銭詐欺やケンカに巻き込まれることもあります。
犯罪やトラブルに巻き込まれないためには、夜間の外出は控え、危険な場所には近寄らないようにするということも大切なポイントといえます。
ダバオで車上荒らしに狙われないようにするには、ドアと窓をロックするだけでは不十分です。
すぐに戻ってくるとしてもバッグ、貴重品、上着は必ず持ってから外に出るようにしましょう。レンタカーを借りてドライブをする時だけでなく、ツアーに参加して、観光バスを利用する時も同様です。
車を停める時は、必ず人目がある所に駐車するということも車上荒らしから車を守る大事なポイントといえます。
長期滞在でコンドミニアムやアパートメントで生活をするときは、ガードマンが常駐している所や防犯カメラを設置している所を選びましょう。
空き巣というのは、不在を狙っているので、セキュリティがしっかりしている所のほうが被害には遭いにくいでしょう。夜間出かける時は電気を点けておく、郵便物は溜めないというように、自分自身でも空き巣対策をするのが狙われないようにするポイントです。
女性を怒鳴りつけたり、騒いでいる子供を注意しただけでも刑事罰の対象になるフィリピン。
ホテルやレストランでは、常にレディーファーストを徹底すること、冗談でも容姿や性的な発言は控えるということも大切です。女性だけでなく、酔っ払い同士のケンカもしないようにしましょう。
ダバオでスリや置き引きの被害に遭った時や体調を崩した時は「911」に連絡をします。
警察と医療の無料サービスで、犯罪やトラブルに巻き込まれた時の問い合わせの窓口になります。電話交換手が出たら、要件を伝えて「警察」や「救急」に繋いでもらいます。
また、ダバオには「在ダバオ日本国総領事館」があるので、パスポートの再発行手続きができます。パスポートの再発行には1週間ほど時間がかかります。観光で滞在していて、緊急で帰国をしなければならない場合は「帰国のための渡航書」が発給されます。
領事館の営業は、平日のみで、手続きは本人のみができます。
ダバオに滞在をする場合は、海外安全ホームページで危険レベルについても確認しましょう。マニラやセブ島に比べると犯罪は少ないのですが、ダバオにはイスラム教の信者が多く、テロの危険性が指摘されています。
2016年には爆破事件も起きていて、現在も厳戒態勢が敷かれている状態です。領事館の連絡先や警察、救急の番号を確認しておくことは、いざという時に自分の身を守ることに繋がります。
在ダバオ総領事館情報
電話受付時間 | 月~金曜 8:40-12:30、14:00-16:30 |
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電話番号 | (63-82)221-3100 |
住所 | 4th Floor, BI Zone Building,J.P. Laurel Avenue, Bajada, Davao City 8000, Philippines . |
総領事館HP | https://www.davao.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html |
在フィリピン日本国大使館情報
電話受付時間 | 月〜金曜 8:30-12:30、13:30-17:15 |
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電話番号 | (02)551-5710 |
住所 | 2627Roxas Boulevard, Pasay City, Metro Manila, 1300 |
大使館HP | http://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html |
ダバオの中には、特に犯罪に巻き込まれないよう注意が必要なエリアがあります。ここでは3カ所紹介します。
photo by:Roel S. Bagon/ Shutterstock.com
ダバオの中心エリアで、ミンダナオ島で一番古い教会である「サンペドロ大聖堂」があります。
近くには公園やお店もあり、ダバオでも活気がある場所といえます。観光客狙いの物売りも多く、トラブルが起こらないというわけではありません。物売りに声をかけられても付いていかない、露店の商品は買わないようにするということも大事でしょう。
サンペドロ大聖堂のような観光地では、スリや置き引きも多発しています。手荷物や貴重品の管理はしっかりしましょう。
photo by:Ulysses Nemeno/ Shutterstock.com
2012年にオープンしたダバオで一番大きなショッピングモールです。
ダバオがあるミンダナオ島では、ショッピングモールを訪れる観光客を狙った犯罪が増えています。日本人を狙った、美人局や睡眠薬強盗も少なくありません。
ダバオにはSMラナンプレミアを含めていくつかのショッピングモールがありますが、お店で現地の人に声をかけられてもついていかないようにしましょう。
photo by:Roel S. Bagon/ Shutterstock.com
ロハス通りで開催されている「ロハスナイトマーケット」はダバオ最大級のナイトマーケットです。
夕方5時頃から深夜0時過ぎまで食事やショッピングができるため、地元の人や観光客で賑わっている状態です。ナイトマーケットでは入口でセキュリティーチェックを行っていて、外国人はパスポートを見せないと入場できません。
不審者の取り締まりは厳しくしているようですが、ロハス通り周辺のエリアはストリートチルドレンもいるため、スリや盗難といった犯罪も多いのが現状です。ナイトマーケットに行くのは、できるだけ早い時間帯にして、長居はしないようにしましょう。
ダバオでは、深夜1時から朝の8時までお酒の販売が禁止されています。この時間帯にお酒を買うと罰金が発生します。
いかがでしたでしょうか。
ダバオでは、スリや窃盗などのトラブルが実際に発生しています。こういったトラブルに巻き込まれないためには自分のものは自分で管理するや危険な場所には近寄らないなどの対策とる必要があります。
また、ダバオの中でも特に治安面で注意が必要なエリアはサンペドロ通りとSMラナンプレミアです。
これからダバオを訪れる予定のある方は以上の点に注意して、安全に現地での滞在を楽しんでください。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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