「フィリピン留学を考えているけれど、セブやマニラ以外が良いな」
「ダバオという都市が気になる……」
と考えている人はいませんか?
ダバオはフィリピン内で第3の都市と言われるほど大きな都市ですが、マニラやセブ島より自然が多く、雰囲気は落ち着いています。
また他の都市より滞在費が安いことから、留学費用を抑えながら長期で英語学習に取り組むことも可能です。
フィリピンの人気都市とは違うところに留学したい、自然豊かな場所で勉強したい方におすすめです。
とはいえ、フィリピン留学といえばマニラやセブ島のイメージが強く、本当に留学先にダバオを選んで良いのか、不安も感じますよね。
そこで今回は、ダバオの魅力、ダバオ留学のメリット・デメリット、ダバオ留学をおすすめする人の特徴を順に解説します。
マニラやセブ島といった他の都市と比べながらダバオの魅力をお届けします。今回の記事を参考にしながら、ダバオが本当に自分の留学先に合うのか、じっくり考えていきましょう。
※記事は2023年2月時点の情報を参考にしており、フィリピンペソをPHPと表記、1PHP=約2.4円で計算しています。
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ダバオはフィリピン南部のミンダナオ島にあり、国内では3番目に大きい都市です。2020年時点での人口はダバオシティだけで177万988人、郊外まで含めると522万3,802人と報告されています(※1)。
またフィリピンの元大統領ロドリゴ・ドゥテルテ氏の故郷であり、過去にはドゥテルテ氏が市長として活躍していた時期もありました。そのため知名度もやや高く、近年は南部の政治や経済、文化の中心地として栄えています。
ダバオの特徴は、過ごしやすいことです。規模の大きい都市ながらも、マニラほどビルや交通量が多い訳でも、セブ島のように観光客が多数滞在している訳でもなく、自然あふれる落ち着いたエリアです。
その自然を活かしてダイビングや乗馬、スカイダイビングなど、留学中にアクティビティを楽しむことができます。
ただし、日本からダバオへの直行便はありません。フィリピン内の他の都市で乗り換えが必要となり、マニラから約1時間40分、セブ島からは約30分の距離です。
日本からの移動は合計6〜8時間、乗り継ぎの待ち時間が長いとそれ以上かかるため、余裕を持ったスケジュールで渡航しましょう。
都市の規模が大きく、賑わいも感じるダバオですが、留学すると次のメリットを感じます。
ひとつずつ解説しますね。
フィリピンと聞くと透き通った海が間近にあるイメージが持たれやすいですが、セブやマニラの中心部はリゾートエリアから距離があり、海を身近に感じづらいです。
一方でダバオでは中心部も比較的海に近く、かつビーチやリゾート、ダイビングスポットも多いため、存分にフィリピンの海を満喫できます。
特にダバオからフェリーで10分ほどのところにあるサマル島はビーチが豊富なことで有名なリゾート地で、中にはジュゴンが立ち寄ることで知られる「イスラレータビーチ」など、立ち寄りたいスポットもたくさんあります。
留学中に気軽にリゾート体験できるのは嬉しいポイントですね。
photo by:Roel S. Bagon / Shutterstock.com
ダバオはフィリピンの中でも滞在費が安く、マニラやセブ島に比べると留学費用の節約が可能です。
正直に申し上げると、物価自体は他の都市とそれほど変わりません。外食や食材の値段は他の都市より、ダバオの方が少し高いこともあります。
しかし家賃はダバオの方が圧倒的に安いです。世界の都市の物価や治安情報をまとめた「UMBEO」のデータをもとに、セブ島と家賃を比べてみましょう(※2、3)。
上記はアパートで一人暮らしをする場合ですが、ダバオの家賃はセブ島の半額です。
滞在費は留学が長期間になればなるほど、費用で占める割合が大きくなるもの。半額近い差があると半年で約36万、1年で約72万円の節約も可能です。
マニラやセブ島と同じくらい都会ながらも、留学費用を抑えられる点でダバオは魅力的ですね。
ダバオには、第二次世界大戦時、旧日本軍がフィリピン人捕虜に掘らせた地下トンネルなど、日本に関係したスポットがあり、日本とフィリピンの歴史を学べます。
なお、ダバオは1900年代前半、多くの日本人が農業開発のためにダバオに移住した土地。その数の多さから、アジア最大級と言われる日本人街があったほどです。
その名残なのか、街には日本食レストランなども多数あり、日本と深い関係を感じます。
ダバオは海だけでなく、山の自然も感じられる都市です。
山も海もあるため、ダイビングといった海のアクティビティから登山やハイキングなどの山でのアクティビティまで、幅広く楽しめます。
例えば、フィリピンでもっとも標高が高いアポ山があり、国立公園にも指定されています。
アポ山では本格的な登山に挑戦でき、頂上までたどり着いたときの感動はダバオでしか味わえません。留学中の週末や休暇期間を使って、自然の中でのアクティビティを満喫しましょう。
適度に都会で自然もあって過ごしやすいダバオですが、留学にはデメリットもあります。
代表的なデメリットとして、
の3つを紹介します。
ダバオはフィリピン第3の都市ながら、語学学校があまり多くありません。
語学学校が少ないと自分の希望条件に合う学習環境が見つからない、学校の雰囲気が合わなかったときの転校先が少ないなど、満足のいく留学生活を送れる可能性が低くなります。
特に途中で合わないと感じた場合、限られた留学期間をムダに消費してしまうため、非常にもったいないです。
留学経験者の口コミをしっかり見る、もしくは最初からマニラやセブ島との2都市でフィリピン留学を計画するなど、プランを考えるときに工夫しましょう。
ダバオの語学学校は、こちらからご確認ください。
ダバオの人気語学学校ランキング
photo by:Ulysses Nemeno / Shutterstock.com
ダバオは基本的に治安の良い都市ですが、2016年9月にミンダナオ島にて14名が死亡、67名が負傷する爆破事件が発生しています(※4)。
この爆破事件はイスラム過激派組織(IS)に忠誠を誓う組織による犯行で、人が集まる夜市発生しました
もともとミンダナオ島にあるマラウィという地域をイスラム軍が占拠し、身代金目的の誘拐や襲撃といった事件が発生していました。そしてこのときはダバオの夜市が狙われたのです。
事件の後は検問や荷物チェックなど取り締まりが厳しく実施されたため、現在はイスラム軍による占拠はほとんどありません。
しかし過去に事件があったことは事実で、不安を覚える方もいるかと思います。
心配な場合は人の集まるイベントやエリアを避ける、事件のあった場所には近付かないなど、個人での対策を意識しましょう。
ただしダバオは基本的には治安が良く、語学学校のあるエリアも特に安全です。またシティはイスラム過激派組織が占拠しているエリアからは遠いため、安心して留学生活をお過ごしください。
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ダバオでは、お酒に関して以下の規則が定められています。
基本的に上記の時間は飲食店でも酒類の提供が禁止されており、私的な場所でしか飲酒できません。日本のように何時でもお酒を飲める訳ではないため、留学中は飲酒する時間帯や場所に注意しましょう。
またダバオは、タバコに関しても厳しく、公共の場や職場、娯楽施設などすべての場所・時間帯での喫煙が禁止されています。逮捕者が出ているほど厳しく、見つかると罰金を課されます。
ただし自宅など個人の敷地であれば可能です。基本的には滞在先のみで喫煙するようにしましょう。
お酒が好きな方やタバコを吸う方は、留学中は嗜好品の楽しみ方に気を付ける必要があります。
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ここまでダバオ留学のメリット・デメリットについて紹介しました。
まとめると、ダバオ留学は次のような人におすすめです。
マニラやセブ島ほどにぎやかな雰囲気は感じられないため、遊びの誘惑も少ないです。また物価の中でも滞在費が安いことから、長期留学で英語力を伸ばすことも実現しやすいでしょう。
反対に都会的、リゾート地のような魅力はないため、旅行気分を味わいたい、リゾート留学を希望する方には合いません。
その場合はマニラやセブ島といった大都市をフィリピン留学の滞在先として選びましょう。
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ここまでダバオ留学について解説しました。
おさらいすると、ダバオ留学には次のメリットがあります。
この記事を読んでダバオ留学に魅力を感じた方は、語学学校や留学期間など具体的なプランを考えていきましょう。
プランに悩んだときは、留学エージェントに相談するのがおすすめです。
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※1...PHILIPPINES STATISTICS AUTHORITY「2020 Census of Population and Housing」(参照日:2023-02-09)
※2...NUMBEO「Cost of Living in Davao」(参照日:2023-02-09)
※3...NUMBEO「Cost of Living in Cebu」(参照日:2023-02-09)
※4...在フィリピン日本国大使館「領事班からのお知らせ】フィリピン:ダバオ市における爆発事件発生に伴う注意喚起(更新)」(参照日:2023-02-09)
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