「留学したいけどお金がない……」
「どうすれば留学資金を工面できるかな」
と、悩んでいませんか?
留学前に直面する問題の1つがお金の工面ですよね。
留学資金を調達する方法はいくつか存在します。留学直前でも奨学金や教育ローンなどを活用することで、必要な額を工面することは可能です。
ただし、留学資金を調達・節約するときに注意すべきポイントもあります。
今回は、留学資金を工面する方法や留学費用を安く抑える方法、留学資金を調達・節約するときの注意点などを説明します。
「留学資金をなんとかして用意したい」「留学を諦めたくない」という人はぜひ参考にしてみてくださいね!
なお、語学留学にかかる費用は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
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ぜひこの機会に留学準備を始めましょう!
留学資金を工面する方法として、次の5つを紹介します。
留学資金が足りない人にとって、大きな助けとなるのが奨学金です。
奨学金は、次の目的で国や都道府県、民間企業などが用意しているものです。
制度ごとに選考基準が設けられ、審査を通過することで奨学金を受け取ることができます。
また奨学金には、次の2種類があります。
貸与型は給付型よりも選考に通過しやすいのが特徴です。給付型は返済不要な分、資金を提供するに値する人物を厳しく見きわめる必要があるためです。
審査は主に、書類審査と面接の2つ。奨学金は応募期間が限られているので、なるべく早めに準備に取りかかることをおすすめします。
いろいろな奨学金を見て自分に合うものが見つかったら、ぜひ応募してみてください。
どんな奨学金があるかについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
「留学に使える奨学金まとめ!”あなたに合った”がきっと見つかる」
奨学金に似た制度として留学ローンがあります。留学ローンは「教育ローン」とも呼ばれ、国や金融機関などによる融資を受けられる制度です。
教育ローンの主な特徴は、次の通り。
教育ローンは、簡単にいうと「借金」です。借り入れ金額に対して利子が発生するため、借入額よりさらに多い金額を返済しなければいけません。
返済が苦しくならないよう注意が必要ですが、留学まで時間がないときには頼りになりますよ。
留学ローンについては、こちらの記事を参考にしてみてください。
「留学ローンって実際どうなの?種類から利用方法、借り入れまで徹底解説」
留学資金がどうしても足りない場合は、現地でアルバイトするのも選択肢の1つです。
「そもそも留学中にアルバイトはできるの?」と疑問に思うかもしれませんが、学生ビザで働ける国もあります。
【国別学生ビザで就労できる国】
【原則、国別学生ビザで就労できない国】
大前提として留学中にアルバイトに熱中して、勉強をおろそかにしてしまっては本末転倒です。
しかし資金不足で困窮している場合や、現地で働く経験をしながら滞在費の足しにしたい人にとっては、有効な手段です。
おすすめのアルバイト先や仕事の探し方については以下の記事で解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
「留学中ってアルバイトはできるの?国・ビザごとの労働条件や日本人におすすめのアルバイトまとめ」
最近はクラウドファンディングを利用して、留学資金を用意する人もいます。
クラウドファンディングとは、インターネットを通して不特定多数の人に自分の活動を伝え、共感・応援してくれた人から少しずつ資金を集める仕組みのこと。
例えば、コロナ禍で営業が難しくなったホテルが運営資金を寄付してもらう、新商品のカバン開発に必要な資金を集めるといったプロジェクトが掲載されています。
「留学に行きたい」という熱い想いと資金が足りなくて困っている現状を伝え、サポートしてくれる支援者を集うことで、留学資金を工面できる可能性もあります。
ただし支援のお礼として、近況報告の手紙や動画を贈るなどリターンを用意することが必要です。留学の場合、現地のお土産などをプレゼントすると喜ばれるかもしれません。
留学の明確な目的がある人、人の興味を引くようなストーリーがある場合は、支援が集まりやすいです。
どうしても他の手段が難しい場合や、自分のことを発信するのが好きな人は、挑戦してみてはいかがでしょうか。
やはりお金が足りないときに頼りになるのは家族・親戚の存在です。
経済的な理由で親族を頼れない場合は別ですが、もし協力が得られそうなら、素直に援助をお願いしましょう。「親のスネをかじるのはよくないこと」と思われがちですが、「親のスネはかじれるならかじった方がいい」という考えもあります。
自力でお金を貯めてから留学しようとすると、必要な留学資金を貯めるのに1〜3年ほどの時間が必要です。貴重な10代〜20代の時間を貯金のために費やすのは、正直もったいないとも感じます。
それなら親にお金を出してもらって今の内に留学し、現地で学んだ知識やスキルを仕事に活かすのも1つの選択肢です。お金を稼いで恩返しした方が自分も親も幸せかもしれません。
親が留学に反対している場合も、自分の夢や留学したい理由を丁寧に伝えれば、最終的にはきっと応援してくれますよ。
留学資金を工面する方法を説明しましたが、具体的に留学に必要な費用はいくらでしょうか?
期間別の目安額と、特に金額が高くなりやすい費用項目を紹介します。
留学費用はアメリカなどの先進国と、フィリピンなど物価の安い国では大きな開きがあります。
今回は、留学先の中でも特に人気が高いアメリカの留学費用を紹介します。
1ヶ月・3ヶ月・半年の期間別で記載するので、留学期間の参考にもしてみてくださいね。
【1ヶ月のアメリカ留学にかかる費用】
項目 | かかる費用 |
---|---|
授業料 | 8万円〜20万円 |
滞在費 | 8万円〜28万円 |
その他学校に支払う費用 | 3万円~5万円 |
航空券 | 9万円~12万円 |
海外旅行保険 | 0円~2万円 |
ビザ | 0円〜2万円 |
現地生活費 | 10万円〜20万円 |
総額 | 38万円~89万円 |
アメリカ国内でも、選ぶ都市や滞在方法によって費用が大きく異なります。各項目の詳細は、以下の記事を参考にしてください。
1ヶ月のアメリカ留学の費用はいくら?内訳と安く抑えるコツを紹介します!
【3ヶ月のアメリカ留学にかかる費用】
項目 | かかる費用 |
---|---|
授業料 | 24万円〜60万円 |
滞在費 | 24万円〜84万円 |
その他学校に支払う費用 | 3万円~5万円 |
航空券 | 9万円~12万円 |
海外旅行保険 | 0円~8万円 |
ビザ | 0円〜2万円 |
現地生活費 | 30万円〜60万円 |
総額 | 90万円~231万円 |
各項目の詳細は、以下の記事で解説しています。
3ヶ月のアメリカ留学の費用はいくら?内訳と安く抑えるコツを紹介します!
【半年のアメリカ留学にかかる費用】
項目 | かかる費用 |
---|---|
授業料 | 48万円〜120万円 |
滞在費 | 48万円〜168万円 |
その他学校に支払う費用 | 3万円~5万円 |
航空券 | 9万円~12万円 |
海外旅行保険 | 12万円~18万円 |
ビザ | 2万円 |
現地生活費 | 60万円〜120万円 |
総額 | 182万円~445万円 |
各項目の詳細は、以下の記事をご参照ください。
半年のアメリカ留学の費用はいくら?内訳と安く抑えるコツを紹介します!
上記で紹介したように、留学にかかる費用の項目は、主に以下です。
【留学費用の項目】
この中で金額が大きくなりやすい項目として、次の4つが挙げられます。
授業料・滞在費・生活費は、留学する国や滞在期間によって左右される項目です。また、航空券代は渡航する時期や購入のタイミングによって変動します。
留学費用を安く抑えるには、上記4つの項目をいかに節約するかがポイントです。次からは、留学費用を抑える方法について説明します。
なお、生活費の内訳や節約術については、こちらの記事でも詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。
1ヶ月の留学にかかる生活費はいくら?節約のコツや安い国を知って平均費用をおさえよう
留学費用を抑える方法は、次の3つが挙げられます。
上記で期間別の留学費用を紹介したように、滞在期間が延びれば、その分費用も上がります。
単純に、留学期間を半年から3ヶ月に短縮すれば、費用を半額程度に抑えることは可能です。
ただし期間を短くすれば、それだけ学びの機会や内容・量も減ってしまいます。
せっかく留学したのに、大して英語力やスキルが身につかずに帰国することだけは避けたいです。
そのため期間を短くしながらも英語力を伸ばしたい場合は「日本語は喋らないと決め、日本人同士でも英語で会話する」「積極的にネイティブに話しかける」など、ルールを決めて学習を進めましょう。
集中的に頑張ることで、短期間でも英語力が伸びる可能性も高まります。
留学先に先進国ではなく、物価の安い国を選ぶことで、留学費用を大幅に削減できます。
例えば、安く留学できるのは次のような国です。
これらは世界の中でもまだまだ発展途上な部分があり、その分物価も低価格。
語学学校の授業料や滞在費、食費や遊びにかかる生活費が安く抑えられます。結果として、先進国の1/2から1/3ほどの費用で留学することも可能です。
特にフィリピンは、マンツーマン授業やビジネス英語コースなども充実し、人気が高い国です。
英語が第1言語ではありませんが、フィリピン人は英語で学校教育を受けています。会話などは問題なく、語学学校でもネイティブに近いレベルの英語教育が受けられます。
留学費用を抑えながら英語力も伸ばしたい人はぜひ、物価の安い国を検討してみましょう。
語学留学で費用が抑えられる国を検討している場合には、ぜひスクールウィズのLINE相談をご利用ください。費用イメージやおすすめの国や都市、語学学校の提案、お見積りや申込みといった手続きなど、検討状況に合わせて留学カウンセラーが無料で相談に乗っているので、検討が前に進みます。
夏休みや春休みなどの長期休みは、留学生が増えるハイシーズンです。特に夏は大学生だけでなく、お盆休みを活用して短期留学する社会人も多くなります。
この時期は、海外旅行客も増えることから飛行機の座席も埋まりやすく、需要がある分航空券代が高くなってしまいます。人気の留学先は、学費や滞在費が上がることも少なくなりません。
留学のオフシーズンは一般的に、秋から冬です。オフシーズンに留学すると学費に割引が適用される、航空券代も数千〜数万円安くなることがあります。
今ある資金を有効に使うためにも、ハイシーズンの留学は避けたいところ。例えば春休みや夏休み、年末年始は避けるべき時期です。
時間に余裕があり、留学時期を選べる状況なら、オフシーズンを狙いましょう。
ここまで、留学資金を工面する方法や節約する方法をお伝えしましたが、その際に注意すべきポイントもあります。留学費用の工面で損をしないために、次の3つを確認しましょう。
「為替レート」は、留学費用を節約するために非常に重要なポイントです。日本円で同じ額を換金する場合でも、換金時のレートによって受け取れる現地通貨の額が変わります。
例えば、10万円をアメリカドルに換金するとしましょう。
レートが10円違うと、約100USDの差が発生します。
換金額が大きくなればなるほど、レートによる差額も大きくなります。レートの悪いときに換金すると、その分現地で使用できる紙幣も少なくなるのです。
日本円から換金するなら、なるべく円高のときを狙いましょう。さらに、現地ではレートが良いときにまとめて換金するとお得です。
また留学申し込み時のクレジットカード決済でも、レートが良いときの方が、結果として日本円での支払額を安くすることが可能です。タイミングを見計らって決済を進めましょう。
換金のタイミングで損をしないためにも、普段から留学する国の為替レートをチェックしてみてくださいね。
貸与型の奨学金や留学ローンを申し込む場合は、金利が発生することも頭に入れておきましょう。
例えば、3〜5%の年利が発生する銀行の留学ローンで100万円借りたとしましょう。その場合、年間で約3〜5万円の利子が発生します。
さらに借り入れ額が大きくなればなるほど、利息も増えます。返済時に金利によって想像以上に返済額が大きくなり、返すのに莫大な時間がかかる……ということになりかねません。
本当に借り入れが必要な金額はいくらか、発生する利息は高すぎないか、返済できる見込みはあるかなど、事前にしっかりと確認してください。
奨学金やローンは資金を調達しやすいですが、計画的に利用しましょう。
留学申し込み後にやっぱり資金が足りず、プランの変更やキャンセルをしたい場合もあるかもしれません。
しかし、出発日直前になればなるほど、キャンセル料は高くなってしまいます。
もしプラン変更やキャンセルを決断するなら、早いに越したことはありません。キャンセルしたいと思った時点で連絡・手続きするようにしましょう。
とはいえ、逆に申し込みを遅らせると、航空券代や滞在費が高くなってしまう可能性もあります。特に航空券は直前になるほど、料金が跳ね上がります。
あらかじめ留学のタイミングを決めている場合は、早い内から準備に取りかかり、資金調達の目処を立てておきましょう。
今回は、留学資金の調達方法や出費を抑える方法について解説しました。
留学資金を工面する方法は、次の5つです。
また、留学資金を調達・節約するときは、次の3つに注意してください。
留学の資金が足りずに悩んでいる人は、本記事を参考に、留学の資金計画を立ててみてはいかがでしょうか。
なお、語学留学を検討していてより具体的な費用イメージを持ちたい場合には、ぜひスクールウィズのLINE相談をご利用ください。費用イメージやおすすめの都市、語学学校の提案、お見積りや申込みといった手続きなど、検討状況に合わせて留学カウンセラーが無料で相談に乗っているので、検討が前に進みます。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
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