こんにちは!世界一周で29ヵ国を訪れたことのあるモリキです。
留学を前にして
「渡航先の治安が心配……」
と不安を感じている人は多いのではないでしょうか。
実際、多くの場合海外の治安は日本ほど良くありません。
スリやひったくり、置き引きなどは頻繁に起こりますし、外国人は旅行中だからお金を持っていると思われ、狙われてしまうことも多いです。
また国ごとでよく起こる犯罪も異なるので、留学先にあわせた情報収集が欠かせません。
とはいえ、具体的な治安やその対策についての情報は、集めるのが難しいかと思います。
そこで今回は、国別の治安情報とその情報を手に入れられるおすすめツール、また犯罪を予防するための対策をご紹介します。
この記事を読んで、安全な留学生活への準備を進めてくださいね。
[目次]
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最初に、
・治安のいい状態、悪い状態って?
・海外でよくある犯罪
・留学中に必要な心がまえ
の3点をお伝えしますね。
はじめに、治安が良い・悪いとは、どのような状態を指しているのでしょうか。
辞書などで調べると、
・治安=世の中が治まって安らかなこと。社会の秩序・安寧が保たれていること。
要するに、治安がいい状態とは「犯罪が起きにくい、安全に生活できるもの」といえます。
上記の意味から考えると、日本は世界の中でも有数の治安の良い国です。海外から帰ってきた人は皆、「日本の治安の良さは素晴らしい」と口をそろえます。
というのも、日本の治安の良さには以下のことが関係しています。
・一般人の銃所持が禁止されているから
・他の国と比べて貧困層の割合や失業率が低いから
・犯罪歴が及ぼす将来への影響が大きいと考える人が多いから
貧困層や失業者が少ないということは、お金に困っている人も少ないということ。そのぶん、スリやぼったくりなどの犯罪は減少しやすくなります。
そのため、日本の犯罪発生率は低くなっています。
ただし海外とは言っても治安の良い国と悪い国があるうえに、法律や歴史的背景も違うので国によってよく起こる犯罪の種類は異なります。
後に人気の留学先8ヵ国の犯罪情報を詳しく載せていますので、ぜひ犯罪対策に役立ててください。
先ほどお伝えしたように、海外でよく起こる犯罪は日本のものと異なります。また国や地域によっても変わるので、どこでどんな犯罪が起こりやすいのか知っておくことが欠かせません。
さらには「治安の良いと聞いていた地域で犯罪に巻き込まれる」ことも十分あります。
実際に安全な日本でも、ひったくりやスリは起こりますよね。このようにどこの国でも犯罪に巻き込まれる可能性はあります。
留学中は、常に防犯意識を持って過ごすことが必要です。
次は、留学先ごとの治安情報を詳しくお伝えします。
ここでは、
・フィリピン
・アメリカ
・カナダ
・イギリス
・オーストラリア
・ニュージーランド
・アイルランド
・マルタ
の人気の留学先8か国の治安情報について紹介しますね。
犯罪発生件数などは、外務省の海外安全ホームページの国ページを参照しています。
フィリピンはアジア諸国から人気の留学先であることや、リゾート地を求めて観光客が集まることから外国人の安全は配慮されています。
しかしまだまだ発展途上国なので、貧富の格差や制度の未熟さなどから治安が不安定な部分も少なくありません。
特にスリやぼったくりの発生件数は依然多く、きちんと対策を知っておかないと被害に合ってしまいます。
・犯罪の発生件数:約52万件
・内容:金銭が絡む強盗や傷害、誘拐、殺人事件など
・マニラ
・ミンダナオ島
・夜のダウンタウンやマーケット
・スリ、置き引き(財布、スマホ、タブレットなど)
・ぼったくり
・睡眠薬強盗
・タクシー強盗
・いかさま賭博
詳しくは以下の記事で解説しています。
フィリピンの治安はどうなの?フィリピンの治安事情とトラブルの対処法まとめ
アメリカは治安が悪くて、トラブルも多いイメージがあるかもしれません。
しかし、実は治安の良さと悪さには地域差があるんです。
そのためアメリカ全土ではなく、留学する都市でよく起きる犯罪と対策をしっかりと調べておくのがおすすめです。
・犯罪の発生件数:約979万件(2013年)
・内容:殺人、強盗、暴行、傷害、スリ、置き引き、ぼったくりなど
・シカゴ
・デンバー
・メンフィス
・ラスベガスの一部エリア
・ロサンゼルスの一部エリア
・ワシントンD.C.の一部エリア
・スリ、置き引き
・ぼったくり
・強盗
・クレジットカードのスキミング
詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。
アメリカの治安って大丈夫?銃やスリの犯罪から身を守るための対策
カナダは「治安の良い国ランキング」で常に上位にランクインする国であり、治安はそれほど悪くありません。
ただし観光客をねらった犯罪は多いので、注意してください。
・犯罪の発生件数:件数は未公開、発生率は日本のおよそ5倍
・内容:スリ、置き引き、強盗、ギャングがらみの暴力事件、車上荒らし
観光客の多いエリアを中心に置き引き・スリが多発しています。
・オタワ(バイワードマーケット周辺・スレーターストリート)
・トロントの一部(ダウンタウン東地区,フィンチ通り西側等)
・スリ、置き引き
・1人歩きをしている観光客をねらった強盗
詳しくは以下の記事で解説しています。
カナダの治安は実際どうなの?カナダの治安事情とトラブル対処法まとめ
イギリスは留学先の中でも比較的安全な地域です。そのため防犯意識を高く持っていると、トラブルに巻き込まれることは少ないでしょう。
ただし2017年の犯罪発生率を日本人比べると、殺人が1.6倍、強盗が87倍、空き巣が11倍となっており、決して低い数字とは言えません。
特に強盗事件が多発していますので、観光名所での荷物管理等には十分な注意が必要です。
・犯罪の発生件数:件数不明
・内容:スリ、窃盗、空き巣
・ロンドンなど観光客の多いエリア
・マンチェスター周辺
・スリ、置き引き
・ATMでの盗難
・ホテルでの盗難
・警察を装った詐欺
・強姦
詳しくは、以下の記事をチェックしてみてください。
イギリスって本当に安全なの?イギリスの治安状況・トラブル対策をまとめてみた
オーストラリアは、基本的に治安のいい国だといわれています。
私もオーストラリアに留学しましたが、自然が多くて気候もおだやかなせいか、現地の人はのんびりしている印象を受けました。
しかしスラム地域等はないものの、日本と比べると犯罪発生率は高いです。特に留学生やワーキングホリデーの若者を狙った詐欺まがいの賃貸トラブルや、不法侵入による強盗などの犯罪が発生しています。
また、スリ・盗難等の軽犯罪も多発しているので、注意が必要です。
・犯罪の発生件数:件数不明
・内容:置き引き、スリ、車上荒らし、暴行
・メルボルンの一部エリア(セント・アルバンズ、サンシャイン等)
・シドニーの一部エリア(キングスクロス地区・チャイナタウン地区等)
・スリ、置き引き
・強盗
・ホテルでの盗難
詳しくは以下の記事を読んでみてください。
オーストラリアって本当に安全なの?オーストラリアの治安状況をまとめてみた
ニュージーランドも「治安の良い国ランキング」では、上位にランクインすることが多いです。また留学生が多いこともあり、治安情報が手に入れやすい国でもあります。
・犯罪の発生件数:件数不明
・内容:違法薬物・暴行、傷害、置き引き、車上荒らし、空き巣
・オークランドの郊外エリア(クイーンストリート、スカイタワー周辺等)
・スリ、置き引き
・人通りの少ない場所での強盗
・麻薬・覚せい剤の転売
詳しくは、以下の記事をご一読ください。
ニュージーランドって本当に安全なの?ニュージーランド在住14年の私が治安状況を徹底解説!
アイルランドは、ヨーロッパの中でも治安の良いエリアです。アイルランドはリフィー川という河川をはさんで北と南に分かれており、一般的に南地方のほうが安全で住みやすいと言われています。
ただし犯罪の発生件数を見ると日本の何十倍にものぼり、防犯意識が必要ないわけではありません。
・犯罪の発生件数:21万4,374件(2018年)
・内容:置き引き、スリ、窃盗、路上強盗、車両荒らし
・ダブリンの繁華街(オコンネル通りやグラフトン通り・ギネスストア周辺等)
・リムリック
・キルデア
・スリ、置き引き
・窃盗
・ひったくり
・ティーンエイジャーによる差別的発言・いたずら
詳しくは以下の記事をご一読ください。
油断は禁物?「治安が良い」アイルランドで気を付けるべき3つのコト
マルタは観光客の多いエリアなので、凶悪な犯罪はあまり起こりません。
しかしそんな観光客を狙った窃盗やスリ、置き引きなどの軽犯罪は起こりやすいです。
夜でも出歩くことは可能ですが、一人歩きや暗い道はなるべく避けましょう。
・犯罪の発生件数:件数不明
・内容:置き引き、スリ、ぼったくり
・パーチャビル
・アルバートタウン
・スリ、置き引き
・車上荒らし
・酔っ払いによる暴行事件
詳しくは以下の記事で解説していますので、あわせてご一読ください。
マルタの治安はどうなの?マルタの治安事情とトラブルの対処法をまとめてみた
ここまで留学先ごとの治安情報を解説しました。
また治安情報をチェックする方法は、この他にもいくつかあります。次で紹介しますね。
ここからは、治安を確認する方法として、
・たびレジ
・オンライン在留届
・現地のニュース
・SNS
の4つを解説します。
1つ目は「たびレジ」です。
たびレジとは留学先を登録しておくと、その地域の安全情報を随時メールで知らせてくるサービスです。外務省が提供しているサービスなので、情報の信頼度は抜群です。
英語がなかなか分からない人でも、日本語で正確な情報を手に入れられるので安心です。
また「外務省 海外安全アプリ 2019」では
海外安全ホームページで公開している治安情報を、アプリからチェックできます。
2つ目は「オンライン在留届」です。
オンライン在留届とは、外務省が提供する電子で提出できる在留届のこと。
「私はいま海外に滞在しています」ということをお知らせする、住民票のようなものですね。
海外に3ヶ月以上の滞在をする人は、在留届の提出が義務付けられています。届けを出すことで、その国の最新情報をすぐに受け取ることが可能です。
また旅先でのトラブル時に対応サポートなども受けることができます。
特に治安が不安定なエリアに長期留学する人は、提出しておきましょう。
3つ目は「現地のニュース」です。
留学先で事件や事故が起きたとき、情報の鮮度が最も高いのは現地ニュースです。
英語や現地語を理解できるスキルが必要ですが、滞在国の情勢を知ることはとても大切です。
留学先で事件や事故が起きたときは、まず現地ニュースをチェックしてみてください。
4つ目は「TwitterなどのSNS」です。
TwitterなどSNSでは、現地に住んでいる人や留学生が情報提供していることが多いです。インターネットに接続できれば、最も早く情報を入手できます。
しかしSNSに乗っている情報は匿名なことが多く、あまり信頼できるものではありません。
SNSでニュース等の存在をキャッチアップしたら、テレビニュース等の信頼度の高いメディア媒体できちんと詳細を調べるようにしましょう。
最後に、留学先でのトラブルを防ぐ方法として、
・財布など貴重品は肌身離さず持つ
・お金は複数の場所に収納する
の2つを解説します。
1つ目は「貴重品はウエストバッグに入れて持つこと」です。
日本人がスリや置き引きによくねらわれる理由は「危機意識が薄いこと」。
実際に日本では、財布をズボンの後ろポケットに入れている光景を見かけることが多いかと思います。しかし海外で同じことをすると、財布は一瞬でなくなります。
財布やスマホ、パスポートなど貴重品は、自分からよく見える場所で管理しましょう。
おすすめはウエストバッグ。実際に私も世界一周中は、ザノースフェイスのウエストバッグで財布やパスポートを管理していました。
体の前に荷物がフィットするので、貴重品から目を話すことがなくて安心です。
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2つ目は「お金は複数の場所に収納すること」です。
基本的に、ひとつの財布にまとめてお金を保管することが多いかと思います。しかし万が一、その唯一の財布を盗られるとすべての財産を失うことになってしまいます。
お金を分散させておくことで、万が一スリなどに合っても被害額を最小限におさえることができます。
お金はバックパックの底、服の中などいくつかに分けて管理しておきましょう。
今回は、留学先の治安について紹介しました。
おさらいすると、日本ほど安全な国はほとんどありません。海外ではスリや置き引きなどは日常茶飯事に起こるので、防犯意識を高く持つことが必要です。
現地の治安情報を得るツールとして、以下の4つはおすすめです。
・たびレジ
・オンライン在留届
・現地のニュース
・SNS
ただし治安は、留学先によって異なります。今回紹介した国別の情報をもとに、留学先の治安を調べてみてくださいね。
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