日本は先進国の中でもまれにみる安全な国と言われています。脅かすわけではないのですが、統計を見てみるとイギリスの犯罪率は日本と比較すれば高くはあります。
とは言っても、私はイギリスに暮らして現在16年目、自宅がロンドン郊外にあるため職場がある中心部まで電車とバスで通勤しているのですが、通常の生活の中で特に危険だと感じたことはほとんどありません!
ただ、残念ながら空き巣やスリ、窃盗といったいわゆる軽犯罪は日本よりずっと多いので、日ごろから意識して行動することが大切です。
留学や旅行でイギリス行きを考えている多くの方はロンドンを目指しているでしょうから、ここではイギリスの治安状況、特に首都ロンドンの様な大都市で遭遇するかもしれないトラブル情報を中心にご紹介したいと思います。
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まずは、イギリスにおいてよくありがちな犯罪やトラブルの事例について見ていきましょう。
イギリスではスリは日本人が想像する以上に多いと思っていいでしょう。人の多く集まる場所、広場やマーケット、パブ、クラブ、ファーストフード・レストランなどでは要注意。周りの人に聞くと、たいがい誰かは被害にあっています。「裕福な日本人」は特に狙われていることをお忘れなく。
どういった家や宿泊施設に滞在されるかにもよりますが、空き巣による被害も日本と比較すると多いです。例えば日本人にとってイギリスらしくて素敵に見える古い様式の家屋は、窓に現代的なロックシステムも無かったりで、特に1階(イギリスではグランド・フロアー、地上階などといいます)は狙われがち。
お恥ずかしながら、100年物の時代建築の地上階にある我が家も、数年前に空き巣にやられました。取られるものはほとんどなかったのですが、そのあと家の全部の窓を最新のセキュリティ・システムに変えました。
イギリスでも特定の地域や、夜道を1人で歩くなど、地域的・時間的な要素にもよりますが、恐喝や窃盗などにも気をつけるべきです。自分の意識と行動で防げる可能性はかなり高くなると思いますので、後ほど説明する対策を取るようにしましょう。
パブやクラブで女性の飲み物の中に睡眠薬の様な薬物を入れ、意識もうろうの状態にさせた上で暴行をはたらく、といった許しがたい犯罪が起こっています。信じがたいですが、中にはデートしている相手や仲良くしていた男友達から被害にあっている女性もいるとのことです。
以下では、イギリスで犯罪やトラブルを回避するためにはどうすればいいのか、対策方法をご紹介していきます。
常識のようですが、バックを開けっ放しで持ち歩いている人を意外と見かけたりします。スリの被害に合う確率が高まるので、必ずチャックを閉じるようにしましょう。また、便利だからといってお財布や定期入れなどを、バッグの外側のポケットに入れるのもやめておきましょう。どうしても入れるなら、ポケットが体の内側になるように持ちましょう。
特に友達と大勢でパブで過ごしたりする時は、みんなと一緒なのでついつい油断しがちになります。しかしバッグ、お財布などの所在は常に意識・確認してください。
私もまだ留学生のころ、友達がパブでスリの被害にあってしまいました。その有名なパブは富裕層の住む治安のいい地域にあったのですが、逆にそういった客層の人たちを狙う窃盗犯がいるんだ、ということをみんなで学んだ痛い経験でした。
イギリスでは、若者が普段高級ブランド品を身に着けていることはまれです。あなたの大好きなブランドのバッグや洋服は特別な用事の時に取っておき、普段はあえて犯罪のターゲットになるような装いは避けましょう。
地下鉄は必ず何人か、ほかの乗客がのっている車両に乗りましょう。それから夜のバスは注意が必要です。有名な2階建てバスの上階に乗りたいのはやまやまですが、もし他に誰も乗っていなければ諦めて1階のドライバーの近くに乗りましょう。夜に一人で2階に乗っていて、あとから乗ってきた人に脅されて携帯電話などを奪われたというのは珍しくない話です。
ロンドンには一見普通の街並みに見えても、その道をちょっと曲がったところ辺りからや、通りを一本隔てただけで雰囲気のガラッと変わってしまうところが結構あったりします。友達と一緒でも、土地勘のない場所を特に夜は歩かないようにしましょう。
もし夜道でひとりになった場合、ヘッドフォーンで音楽を聴いたり、携帯電話で話したりしながら歩かないように注意するようにしましょう。
こちらでは地下鉄のことをUnderground (または通称Tube)と言いますが、ときどき特に大きな道路や橋の下には「Subway」と呼ばれる地下道が走っていたりします。地上で何回も信号を渡るより安全だったり、時には近道だったりで便利かもしれませんが、特に夜通るのは避けた方が無難でしょう。
私がまだイギリスで学生をしていたころは、パスポートを毎日持ち歩いていました。当時はウィークリーマンションの様な週貸しのフラットに住んでいたのですが、同じブロックに住む日本人を含む海外からの観光客が空き巣の被害にあい、何人かはパスポートを持っていかれました。
さすがに今はパスポートは自宅の安全な場所(?)に置いてあり、持ち歩くことはありません。しかし学生のころから万が一のために、パスポートの身分証明とビザのページはコピーして、パスポートとは別の場所に保管しています。
キャッシュカード・クレジットカードなどの詳細も、取扱金融機関の連絡先とともに控えてあったので、紛失した際にすぐ電話でカード取引を止めてもらうよう手続きができました。ご自分が一番いいと思った場所・方法で大事なものを守ってください。
特に女性に向けて伝えたいのは、「自分の身は自分で守る」ということ。場所を問わず、あなたが日本人女性と分かれば片言の日本語で話しかけてくる外国人がいるかもしれません。彼はいい人かもしれないし本当に日本と日本人に興味があるのかもしれませんが、もしかしたら悪い考えを持っているかもしれません。
パブやクラブで知らない男性から飲み物を勧められても、基本は断りましょう。何でも人を疑ってしまうのは悲しいですが、これも自分の身をトラブルから守るためです。
これは女性に限ったことではありませんが、とにかく何かおかしいとか危ないと感じた時はすぐにその場から離れることです。イギリスでは、時にはっきりした態度を示すことが必要です。また、友達と外出して帰宅が夜遅くなった時などは、お互いに電話やテキストで無事に帰宅したことを確認したりするといいと思います。
それでも不幸にも犯罪・トラブルに巻き込まれてしまった場合、一人で悩んだりせずに必ず誰かに相談しましょう。
すぐに警察に届け出るべきなのか、そうでなければあなたが通っている学校に相談できる窓口があるのか、あるいはホームステイ先の家族や大家さんに話して何か助言してもらえそうか、事前に確認しておきましょう。
家族や日本にいた頃の様に、頼りになる強い人間関係がない海外でのトラブルは心身ともに大きなダメージを与えます。学校やホームステイ先など、万が一の時に必要になりそうな連絡先をリストアップしたものを携帯しておくといいでしょう。またそれを日本にいる家族や、イギリスにいる友人にも知らせておくと、いざというときに役に立つかもしれません。
最後に、首都ロンドンとは違ったイギリスを体験してみたいという方のために、主要地方都市で治安の良い場所をご紹介します。
以下のサイトはイギリスにある各大学都市の治安状況をランク付けしたもので、人口1000人に対する過去3年間に発生した犯罪別(空き巣、強盗、傷害事件)平均件数と、その総合ランキングを表しています。
オックスフォード
やはり、「ケンブリッジ」、「オックスフォード」は治安のいい都市として上位にランキングされていますが、個人的には観光地としても有名な「バース」や大聖堂のある「ウィンチェスター」など、気候も比較的穏やかなサウス・ウェストの大学都市がおすすめです。
バース
これらの都市に比べて、一般的に「マンチェスター」や「リバプール」といった北部の街の治安はやや下がります。そんな中で、もう1つの人気都市、「ブライトン」の評判は情報ソースによって意見の分かれるところ。上記の調査結果では、治安がいい都市の10位にランキングされていますが、海沿いの街で開放的なナイト・ライフのせいなのか、性犯罪が起きる確率がやや高くなっているようです。
参考:無料朝刊紙METRO
色々とイギリスでのトラブル事例や対策などをまとめてきましたが、上で説明したことに最低限注意して普通に生活する分には、イギリスの治安は全然問題ないですし、住み心地もいいです。必要以上にビクビクする必要はありませんよ。
また本文では触れませんでしたが、皆さんもご存知のように、近年では世界各地で大きな「テロ事件」も発生しています。ここのところイギリスではテロ活動が影をひそめているような印象も受けますが、とにかくこまめにテレビやラジオでニュースをチェックしたり、周囲の人とよくコミュニケーションを取って、自分の身の回りでどんなことが起こっている、起ころうとしているのかを知るのことはとても重要ですよ。
皆さんが、安全で楽しいイギリス滞在を経験されますように!
またイギリス渡航前には、イギリスでの生活をよりイメージすると快適な滞在が送れます。下に渡航前に知っておいたほうが良いことをまとめたので、あわせて参考にしてみてください。
天気が悪くてご飯もマズイって本当?イギリスで生活するのに知っておくべきこと9選
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
なんとなくイメージが持てたら、留学エージェントに相談してみましょう。
目的にあった留学期間が設定できているか、渡航先の雰囲気は自分に合っているか、受け入れ先の語学学校や滞在先は自分の希望に沿っているかなど、プロの目線からアドバイスがもらえます。
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