オーストラリアって本当に安全なの?オーストラリアの治安状況をまとめてみた

オーストラリア 治安

オーストラリアは日本人でも安心して滞在できる国の1つで、実際現地に在住している私もそう感じます。安全な地域なら夜でも日本と同じように歩けますし、外やお店で怖い思いをしたことはほとんどありません。

ですが、そんなオーストラリアも日本とは環境が異なる海外です。最低限の注意や、治安に関する知識が必要になります。気をつけていれば犯罪に巻き込まれることやトラブルを避けることができますよ。

そこで今回は、オーストラリアでどんな犯罪やトラブルが多いか、また気をつけるべきポイントも合わせてご紹介します。オーストラリア観光予定の方や留学を検討されている方は参考にしてみてくださいね。

当記事は2017年1月時点での情報を元に作成しております。
公開から年月が経ち、情報が古くなっている恐れがございますので、オーストラリアの治安ついては、最新の情報を外務省「オーストラリア危険・スポット・広域情報」をご参照ください。

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オーストラリアでよく起きる犯罪・トラブルとは

オーストラリアは比較的安全と言いましたが、とはいっても日本ほど安全ではありません。日本と同じ感覚でいると痛い目を見ます。

実際に私の友人もトラブルに遭っており、今回はその中の2つをご紹介します。

オーストラリアで多い犯罪 1) ひったくり

薄暗い公園

1つ目はひったくりです
オーストラリアにもう何年も住んでいる中国人の女の子が、オーストラリア人のボーイフレンドと公園の芝生に並んで座っていたときのことです。

彼女は後ろに人の気配を感じていましたが、「散歩している人だろう」と思い、最初は気にしなかったそうです。しかしその音が真後ろまで来たので振り返ったところ、突如その男は彼女とボーイフレンドの間に置いてあったハンドバッグを取り、走って逃げていったのです。2人で走って追いかけましたが、近くに停めてあった車で逃げられてしまいました。バッグの中には財布やパスポートなど大事なものが入っていたそうです。

パスポートの再発行には時間も手間もお金もかかりますし、何よりこんなことがあってはせっかくの留学中に嫌な思い出になってしまいますよね。オーストラリアだけでなく、海外であればどこの国でもひったくりは多いので気をつけないといけません

オーストラリアで多い犯罪 2) 詐欺

緊急時の電話

2つ目は詐欺です。
日本人の友人がまだオーストラリアに来たばかりの頃に、駅の近くで「親戚が病気で急いで行かなくてはいけないが、長距離電車に乗るお金がない。貸して欲しい」と言われ、お金を騙し取られてしまいました。私自身も、「財布を落としてしまった。家に帰る小銭だけ貸して欲しい」、「家に鍵を閉じ込めてしまって入れない。弟に電話したいから電話を貸して欲しい」など声をかけられたことがあります。

こういった場合はほんの数ドルや電話なので、「持っていない」と明らかな嘘も言いづらく、また「もし本当だったら...」とついつい考えてしまいがちですが、私は絶対に渡さないようにしています。本当に困っているのなら、警察に行くと思うからです。

オーストラリアで多い犯罪 3) 車上荒らし

車を買ったり借りたりした場合には、日本よりも頻繁に車上荒らしが多いので要注意。ですので、カバンなど貴重品を中に置きっぱなしにしない、夜間に暗がりになるようなところには停めないなどに気にかけておきましょう。カバンの中に貴重品がなくても外からでは分かりません。何か入っていると思われて窓を破られる恐れがありますので要注意!

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オーストラリアで気を付けるべきポイント

電車

オーストラリアであっても軽犯罪は身近にあるものと思って、最低限の注意を払いながら暮らすことをおすすめします。

「バッグの口はきちんと閉める」、「レストランではどんな近い距離でも荷物を置いて席を離れない」などは当たり前と思ってください。お財布を落としてしまった場合、警察に届いているなんてことも海外では期待してはいけませんよ。

ヨーロッパとは異なり、集団でのスリや、親切を装って道案内をしたり、カバンを運んだりした後からお金を請求される、ということは基本的にはないですね。普通のお店で値段をふっかけられたりお釣りを誤魔化されたり、ということも今まで聞いたことがありません。

当然のことではありますが裏道や人目につかない場所に1人で行かない、夜道は気を付けて歩くといった注意も必要です。特に夜の電車に乗る時には、駅のプラットフォームでは「Safety Zone」(防犯カメラで監視されているエリア)で待つ、電車では運転手の近くや、より多くの人が乗っている車両に乗るといった習慣を付けておくと良いと思います。

また地域や時間帯によっては、酔っ払いや薬物を使用している人が普通に街中をうろうろしています。喧嘩に巻き込まれたり、言いがかりをつけられたりという可能性もゼロではないので注意が必要です。

あくまで「外国にいるんだ」ということを忘れず、気を引き締めていれば大丈夫です

オーストラリアの日本に対するイメージは?

オーストラリアはかつて白豪主義で白人が優先されるという時代がありましたが、現在の日本に対するイメージは悪くありませんよ。捕鯨の関係で日本人というだけで嫌われてしまうのではないか...と心配する方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

またオーストラリアは移民の国なので、外国人や非英語圏の人の不慣れな英語にも寛容です。私はここ5年弱の間「日本人だから」という理由で何か嫌なことを言われたり、不快な思いをしたりしたことはありません。

むしろ「日本人は礼儀正しい。誠実で働き者」と言ってもらえることがよくあります。これから海外に行く日本人にも、是非良い日本人のイメージを損なわないように振る舞って欲しいと思っています

オーストラリアで安全な都市・地域

オーストラリアの夜道

オーストラリア留学を検討されている方にとって留学先を決めるとき、「オーストラリアならどこの都市が安全なの?」と気になるかもしれません。

正直、答えはありません。というのも絶対的に安全な都市などなく、どこの都市に行っても安全な地域と危険な地域があるからです。都会だと歓楽街があるから危険かと思いきや、「田舎の方が人通りが少ないから危ない」「田舎の若者は娯楽がないから、遊び半分で軽犯罪をする」という人もいます。

なので留学先を選ぶ時には、治安を気にし過ぎるよりも、自分に合った気候や語学学校における日本人の割合、近くにある観光地で選び、行った先で安全な地域・危険な地域についての情報収集をすることを私はおすすめします。

なお主要都市の治安情報は下でまとめているので、渡航先が決まっている方は参考にしてみてください。
シドニーの治安情報
メルボルンの治安情報
ブリスベンの治安情報

LINE留学相談

まとめ

いかがでしたでしょうか。

オーストラリアは最低限のことに気を付けていれば安全に暮らせる国です。中には、近年はテロの心配をしている方もいるかと思います。私が実際にシドニーに滞在中にテロ行為がありましたし、テロ準備関連で逮捕者が出たという話も聞きます。ですがテロはオーストラリアに限ったことではなく、大抵の国で起こりうることですし、日本でさえ例外ではないですよね。

なので到着後1~2か月経って慣れてきた時でも油断をし過ぎず、「自分は外国にいるんだ」ということだけ心のどこかに留めておいて、トラブルとは無縁の楽しい留学生活にしてくださいね。

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この留学ブログを書いた人

Yasuko

Yasuko

ワーキングホリデーでシドニーに滞在経験がある。滞在中にパース、ゴールドコースト、メルボルン、キャンベラ、ケアンズなどオーストラリアの主要都市を制覇。

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