「交換留学って他の留学と比べどんなところが違うんだろう……」
海外で勉強するにはさまざまな留学スタイルがありますが、交換留学はその中でもメリットが多く、おすすめの留学方法です。交換留学であれば、日本の大学に通うのと同じように、海外の大学で学びたい学問を学ぶことができます。
とはいえ、具体的な交換留学のイメージが持てない中だとなかなかメリットも腹落ちしませんよね。
そこでこの記事では、体験談を交えながら
などをご紹介します。
交換留学はハードルが高そうに感じますが、押さえるべきポイントはそれほど多くありません。まずはこの記事で、交換留学のメリットについて知りましょう!
[目次]
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ひとくちに「留学」と言っても、「正規留学」「短期留学」「語学留学」「認定留学」など、いろいろな留学の呼び方があり、初めての人は理解しにくいと思います。
ここでは、「交換留学」についての概要をわかりやすくお伝えしますね。
交換留学とは、シンプルに言うと「学校が協定を結んでいる海外の学校での留学」を指します。
日本の高校や大学は、海外の学校と交換留学の協定を結んでいる場合があり、その制度を利用して留学するのが交換留学です。つまり「日本から海外へ」「海外から日本へ」と、お互いの学校が学生を「交換」できる仕組みになっています。
また交換留学は、海外の提携している学校との「人材交流」「文化交流」を目的にしているため、他の留学制度に比べて留学先が指定されていたり、利用条件が厳しかったりする点もあります。しかし、交換留学にはそれを十分に上回るメリットがありますので、ぜひ検討してみてくださいね。
ここでは、交換留学と認定留学の違いについてお伝えします。
交換留学と似ているので混同しがちな「認定留学」。認定留学は「日本の大学に在籍しながら海外の大学に1年間留学し、海外で取得した単位を在籍する日本の大学に移行できる留学」です。
これだけ読むと交換留学と変わらないように思ってしまいますが、認定留学は交換留学と異なり、
などの点でややハードルが高くなります。
もちろん「留学先の学校を自由に選べる」という大きなメリットはありますが、できるだけお金をかけずに安心して留学したい人にとっては交換留学がおすすめです。
留学の期間はプログラムによって変わりますが、半年から1年間であることが多いです。
比較的短い期間で留学できる交換留学は、自分の目標に対して集中してアプローチできる点が良いところと言えます。仮に大学で「正規留学」する場合は、4年間海外の学校に通わなければなりません。これだとなかなかハードルが高いですよね。
短い期間の留学ならお試し的な感覚で留学できますし、仮に「ちょっと合わないな」と思っても、最長1年ですのでそれほどダメージは受けません。
ざっくりと交換留学について紹介しましたが、具体的なイメージはまだ持てずにいるかと思います。
そこでここでは、アメリカ・ボストンで交換留学を経験したMayukoさんを例にして、交換留学を決めた理由や実際の生活などをご紹介します。
理由や現地での生活は人によって大きく異なるので、あくまで参考までに読んでいただけるとありがたいです。
2018年にアメリカ・ボストンにある、ノースイースタン大学へ交換留学を始めたMayukoさん。
高校生の頃にカナダで2週間ホームステイをしたことがきっかけで英語を好きになり、独学で勉強を開始。大学1年生の時には、英検1級、TOEFL ibt 101点、TOEIC 985点を取得。
そんな英語好きの彼女が交換留学を選んだのは2つの理由がありました。
「英語をもっと喋れるようになりたい」
TOEIC 985点というと、多くの場合「それなら英語もペラペラだね!」と言われます。
ただ、全くもってそうではありません。いざ英語を話そうとすると、全然言葉が出てこない。それなのに周りからは期待されてしまう、という悔しい思いを何度もしてきました。
自分が大得意なReadingもListeningはインプットのためのスキル。インプットしたあとに、自分の頭で考えて、それを表現するためにはSpeakingとWritingのスキルが必要です。今後英語を使って仕事をする場合、アウトプットのスキルを磨かないと意味がない!と感じるようになりました。
どうしてSpeakingができないのかというと、やはり日本で英語を話す機会がそもそもなかったからだと思います。英語を話せるようになるには、英語をずっと話さざるを得ない環境に身を置くしかない、そう思ったことが今回留学を決めた理由の1つです。
「自分の視野をもっと広げたい」
先ほど紹介した通り、私は高校1年生の頃にカナダに2週間ホームステイをしました。当時英語は全然できず、ホストファミリーが言っていることの半分も聞き取れませんでした。それでも私に優しく接してくれたり、カナダの文化をたくさん紹介してくれました。日本を出てカナダで過ごすうちに、カナダの良さや人の優しさに気がつき、もっと海外に行きたいと思うようになりました。そして、自分が今までいかに狭い視野を持って過ごしてきたかを知る機会にもなったのです。
カナダでのホームステイの様子。photo by: Mayukoさん
カナダに行くまでは私は内向的だったのですが、ホームステイを通して勇気を持って外へ飛び出す大事さとおもしろさに気がつくようになりました。また海外の方がもつ日本人に対するイメージ、カナダ人と日本人の生活や考え方の違いなどを実際に目の当たりにし、「外から見た新しい日本」を意識するきっかけになりました。どれも日本にいては気がつかなかったことです。
とはいえ英語力がないと、海外にいたとしてもそうした発見や学びが限られてしまうとも感じました。カナダの文化を教えてもらう中で、「日本はどうなの?」と聞かれた時にうまく説明ができず、もっとカナダの文化について知りたくても、自分が上手に英語でリアクションできない、話が広がらない、という悔しい思いを何度もしました。
英語を勉強することは自分の可能性を広げる「ツール」になるのではないか、そんな気づきを経て長期留学に憧れを抱きました。また長期留学の場合期間が長い分、より多様な視点でそうした発見や学びができそうだと感じています。
【出典】Mayukoさん「独学でTOEIC985、TOEFL iBT 101を取得した私が交換留学する理由 | ボストン交換留学#01」
英語力の向上と視野の拡張を目的へ留学を決めたMayukoさん。実際にアメリカへ留学していると、日本との授業の違いに驚く日々が続きます。
例えば授業のコマ数。日本の大学では週で取る授業は10ほどが一般的ですが、Mayukoさんの通っていたノースイースタン大学での一般的に取る授業のコマ数は週でたった4つほど。
Mayukoさんが実際に取っていた授業のスケジュール。photo by: ボストン交換留学
他にも課題の量が多い、学生が積極的に授業に参加するなど、日本で経験した大学の授業とは様々な点で異なるアメリカの大学での授業。
交換留学をする際には、授業のどういった点が変わってくるのかを知っておくことで、留学先の授業によりスムーズに参加できます。
驚きの連続… アメリカと日本で大学の授業スタイルはどう違う? | ボストン交換留学#02
日本と異なる環境で生活するとなると気になるのが食事情ではないでしょうか。
交換留学の場合、学食を利用する方も多いですが、食費が高くなりがちなので、自炊する留学生が多いです。
学生寮に滞在していたMayukoさんも費用面を気にして学食から自炊へ食生活を切り替えましたが、自炊することによってアメリカの買い物事情やキッチンでの異文化交流を楽しめたようです。
交換留学では大学での授業以外にも学べることがたくさんあります。ぜひ交換留学する際には、生活全てを学びの場と捉えて充実した留学生活を送ってみてはいかがでしょうか。
アメリカ留学中の食生活ってどうなの?大学の食堂から自炊、買い物事情をレポート| ボストン交換留学#09
10ヶ月の交換留学を終えたMayukoさんは英語面、勉強面をはじめ様々な点で学びを得たと振り返ります。
「もともと英語はかなり得意な方でした。しかし留学前はいざ話す・書くとなると、なかなか英語が出てきませんでした。留学した最初の方はそれに悩むことも多かったです。自分の英語力に自信をなくした時期もあります。
しかし、周りのバイリンガルの親友の姿を見ているうちに、「なんで諦めているんだろう、本当は私にもできるはず!」と奮起。次第に英語力を褒められることが増え、英語を話す機会が増える=そのぶん上手くなる、といった流れに乗れました。」
交換留学では実際に学ぶ環境を変えることで、思わぬ現実に直面することもあります。しかしその現実に対して向き合い努力できるのも交換留学で得られる大きな価値です。
留学して実際良かった?10ヶ月のアメリカ留学生活で得られた成長と変化総まとめ | ボストン交換留学#12
交換留学のメリットは、
の3つです。1つずつ説明しますね。
1つ目のメリットが、好きな専門科目を学べる点です。
交換留学は海外の大学で通常の講義を受けるため、自分の関心がある専門科目を学ぶことができます。関心の高い内容を勉強することでモチベーションも保ちやすく、英語力アップにもつながりやすいです。
もちろん講義を聞くには最低限の英語力がなくては理解できません。そのためにも一定のレベルの英語力を備えていることが交換留学の条件になっているのです。
2つ目のメリットが、その他の留学に比べてコストが抑えられる点です。
交換留学では留学先の大学に学費を払う必要がありません。日本で通っている学校の学費を納めていれば基本的には問題ないです。
正規の学生として入学する「正規留学」や、大学を経由せずに留学する「私費留学」と比較すると、交換留学は費用をそれほどかけずに留学することができます。
日本の学費は高いと言われていますが、人気の留学先であるアメリカなどではさらに高いです。経済協力開発機構(OECD)が2017年に公表したレポートによれば、アメリカの公立大学の年間授業料(平均)は8,202ドル(約91万円)でした。日本は5,229ドル(約58万円)ですので、1.5倍以上高い計算になります。
私立の学費になればさらにその差は大きくなり、留学のハードルは高いです。費用面で心配な人には、交換留学を断然おすすめします。
参考:BUSINESS INSIDER「日本は高い? 大学の授業料が世界で最も高いのはアメリカ
3つ目のメリットが、留学期間が短く、海外留学のハードルが低い点です。
正規留学や私費留学が4年間必要なところ、交換留学であれば1年間の留学となります。4年間の留学となると失敗できないためかなり慎重になってしまいますが、1年間であれば
といったケースでも利用しやすいです。
自分の目標に対して短期間でアプローチするため、留学の充実度も自然と高まります。
交換留学のデメリットは、
の3つです。
1つ目のデメリットが、留学先を自由に選べないことです。
先にお伝えした通り、交換留学は「学校が協定を結んでいる海外の学校に留学する制度」ですので、留学先は協定先の学校に限定されます。協定を結んでいる学校の中に留学を希望する学校が無い場合は利用できません。
もしどうしても交換留学を利用して希望する学校へ留学したいのであれば、高校や大学へ進学する前に、その学校が海外のどこの学校と協定を結んでいるか調べておくべきです。
2つ目のデメリットが、学校の成績(GPA)や単位、語学レベルの証明が必要なことです。
学校ごとに、交換留学を申し込むにあたって必要な「成績(GPA)」や「単位」が設定されています。成績、単位ともに平均よりやや上に基準が設定されていることが多く、あらかじめ交換留学を念頭に置いて学業に専念することが必要です。
また語学レベルの証明も必要となるため、一定の英語力を身につけるため、早い段階から準備を進めておかなければいけません。語学レベルの証明については後ほど詳しく解説しますね。
3つ目のデメリットが、生活費用がかかることです。
交換留学における滞在先は主に寮かホームステイが一般的で、水道光熱費や朝夕の食事は滞在先に支払う料金に含まれています。
他の留学に比べて学費などがかからないとはいえ、生活費用はもちろん必要です。それらを含めた生活費は月あたり10~13万円ほど、1年間で120~160万円ほどになります。
交換留学を利用するには、条件として一定の英語力が必要です。ここでは、交換留学に必要な英語力について解説します。
また英語力証明については、TOEFLもしくはIELTSが採用されるところが多いです。
TOEFLは「Test of English as a Foreign Language」の略で「外国語としての英語のテスト」を意味し、120満点でリーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4つのスキルを確認します。特にアメリカの大学を中心に採用されることが多いです。
一方IELTSは「International English Language Testing System」の略で、主にイギリス・オーストラリア・ニュージーランドなど、イギリス英語圏の国の大学で採用されています。試験内容はTOEFL同様リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの問題です。
パソコンで受験するTOEFLと違ってIELTSは筆記試験で、スピーキングテストもパソコンに向かってスピーチするのではなく面接形式で行います。
交換留学に必要なTOEFLやIELTSのスコアは留学先の学校によってさまざまですが、以下のスコアを目安にしてください。
・TOEFL:最低でも60以上(できれば70~80以上のスコア)
・IELTS:最低でも5以上(できれば6~6.5以上のスコア)
「TOEFLスコア60」および「IELTSスコア5」は英検で言うと、「準1級~1級」のレベルです。
交換留学に必要な費用は、留学する国や学校によって異なりますが、必要な生活費はおおむねひと月10~13万円ほど、1年間で120~160万円ほどです。
内訳は以下を参考にしてください。
ここまで交換留学についてまとめてきましたが、具体的なイメージやメリット・デメリットなどの判断材料は持っていただけたでしょうか。
もし交換留学へ行こうと思えたのなら、あとは行動あるのみです。というのも、交換留学プログラムは各教育機関により募集の締め切りが異なるので、まずは自分が所属している機関のプログラム内容を確認する必要があります。
下記にいくつか大学の交換留学の情報をまとめてみたので、もし自分が所属する大学があればご覧ください。
大学名 | 交換留学情報掲載ページ |
---|---|
近畿大学 | 近畿大学「交換・派遣留学制度」 |
慶應義塾大学 | 慶應義塾大学「交換留学について」 |
北海道大学 | 北海道大学「北大の交換留学制度」 |
早稲田大学 | 早稲田大学「留学プログラム」 |
日本大学 | 日本大学「留学・国際交流」 |
立命館大学 | 立命館大学「交換留学」 |
中央大学 | 中央大学「留学希望者」 |
筑波大学 | 筑波大学「海外留学を希望する方へ」 |
同志社大学 | 同志社大学「海外留学プログラム」 |
具体的に参加する交換留学プログラムが決まったら、その留学を実現させる資金を用意しましょう。プログラムによって交換留学の費用は異なるので、どこのどれほどの費用がかかるかは自分が応募するプログラムの内容を確認して整理しましょう。
もし交換留学にかかる費用が高く、アルバイトなどでも賄えないとわかれば、奨学金を検討しましょう。
奨学金の中には返済不要の奨学金などもあるため、学生であれば積極的に利用したい手段です。
留学で利用できる奨学金は下記記事で詳しくまとめたので、具体的に検討したい方はぜひ参考にしてみてください。
”あなたに合った”がきっと見つかる!留学に使える奨学金まとめ
交換留学の場合、多くの教育機関が対象者を選定する際に留学計画書の提出・面接などを設けます。
留学計画書・面接では交換留学へ行く目的や自分が留学先を選んだ理由、卒業後の進路などを聞かれます。
いきなり面接を受けてもうまく答えを用意できなかったりする恐れがあるので、交換留学プログラムに応募する際には、事前に聞かれる項目に対する回答を用意しておきましょう。
【交換留学の面接対策】頻出の質問と解答例、知っておきたい英語表現も解説!
また留学計画書では下記で計画書の書き方を紹介しているので参考にしてみてください。
【交換留学・トビタテ!留学JAPANへの応募者必見】留学計画書の書き方まとめ
交換留学が決まったら渡航する準備を進めましょう。海外渡航する際には航空券の手配からビザの申請、保険の加入など、やるべきことがたくさんあります。
下記の記事で具体的に準備すべき項目はまとめているので、抜け漏れのないようひとつひとつ対応していきましょう。
留学準備をスムーズに進めるための9つのステップとは?
ここでは、交換留学の注意点として、
・単位認定制度については事前の確認が必要
・留年する可能性もある
の2点についてお伝えします。
1つ目の注意点が、単位認定制度については事前の確認が必要な点です。
交換留学においては基本的に単位認定制度(留学先で取得した単位を日本の大学に移行できる制度)が採用されています。しかし一部の大学では「自由科目には認定されるが、教養科目としては認定しない」などのルールもあるようです。
ルールは大学によって異なるため、留学先の大学で取得した単位の認定についてはあらかじめ学校に確認してください。
2つ目の注意点が、留年する可能性もある点です。
交換留学は単位認定制度があることから、休学せずに4年で卒業することが可能ですが、いくつか注意すべきポイントがあります。
そのポイントが、
・交換留学中に必修科目は取得できるか
・卒論の提出に問題はないか
の2点です。
学校では次学年へ上がる際に必修科目(必ず取得しなければならない科目)が設定されていることが多いです。その場合、交換留学中に必修科目を取得できなければ留年してしまいます。
また大学4年生のタイミングで交換留学に行く場合は、卒論に注意しなければなりません。卒論が提出できなければ、もちろんこの場合も留年になってしまいます。
留年となってしまっては、就職活動にも影響が出るため、事前の確認は必須です。
必修科目については代替の科目を設定してもらったり、事前に取得しておいたりすることで解決が可能です。いずれにせよ、どちらのケースも学校側に確認を取り、その上で留学の計画を立てることをおすすめします。
「交換留学に行きたいけれど、英語に自信がない……」
という方は、語学留学もおすすめです。
語学留学は
を自由に選び、手軽に海外で英語を学ぶことができます。英語学習だけに集中して勉強するため、日本にいるよりもはるかに効率よく英語を身につけることが可能です。
交換留学の選考は1年前からスタートする学校が多く、英語力が足りないと応募すらできません。選考前に語学留学をするのも英語力アップの近道です。
スクールウィズでは、アメリカやカナダ、フィリピンをはじめとした世界32カ国の語学学校の情報を紹介しているので、参考にしてみてください。
海外留学ならスクールウィズ
ここまで、交換留学のメリットについてお伝えしました。
おさらいしますと、交換留学とは「学校が協定を結んでいる海外の学校での留学」を指します。日本の高校や大学は、海外の学校と交換留学の協定を結んでいる場合があり、その制度を利用して留学するのが交換留学です。
交換留学のメリットは、
の3つ。他の学生と同様に講義を受けるため英語学習だけでなく、自分の関心がある専門科目を学ぶことができます。
費用面では、基本的に留学先の大学に学費を払う必要がないというメリットが大きいです。外国の学費はかなり高い国もあるので、交換留学をうまく使うことでコスパの良い留学を実現することができます。
加えて交換留学の期間は半年から1年間ほどであるため、心理的なハードルをかなり下げて留学することが可能です。
一方で交換留学のデメリットは3つあります。
交換留学を利用する場合、留学先は協定先の学校に限定されます。また申し込みには学校の成績(GPA)や単位、語学レベルの証明が必要です。特に語学レベルは
・TOEFL:最低でも60以上(できれば70~80以上のスコア)
・IELTS:最低でも5以上(できれば6~6.5以上のスコア)
と比較的高めなので、計画的に準備しましょう。
そして、交換留学に必要な生活費はおおむねひと月10~13万円ほど、1年間で120~160万円ほどです。学費は追加でかかりませんが、海外での生活はそれなりにお金がかかります。
最後に、交換留学の注意点として、
・単位認定制度については事前の確認が必要
・留年する可能性もある
の2点をお伝えしました。いずれも日本の学校に1度確認しておくことをおすすめします。
交換留学は、英語を学びつつ自分の好きな専門科目を学ぶことができるなど、とてもメリットの多い留学スタイルです。それだけ申し込みの条件も厳しくなっていますので、早い段階から準備を進めておきましょう。
英語力に自信がない方は語学留学もおすすめですよ!
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
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