こんにちは!アメリカ留学中のMayukoです。なんと、留学期間も残すところあとわずか。アメリカでやり残したことがないかを確認しつつ、ラストスパートをかけて日々頑張っています。
留学先の国を考えるにあたって、「その国の食事が口に合わなかったら、どうしよう!」と心配している読者の方は少なからずいるのかなと思います。私の場合は、留学して最初の時は大学が提供している「ミールプラン」に加入し、その後キッチンがある寮に移り自炊するようになりました。
今回の記事では、そんなアメリカ留学生活でのリアルな食事事情についてご紹介いたします。大学に通っているからこその、食事にまつわる経験も共有していきます!
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私は留学したばかりの秋学期は、「ミールプラン」と呼ばれるシステムに入っていました。
このシステムを利用すると、週に決まった回数だけ、大学の食堂やカフェで食事をすることができます。基本的にアメリカの総合大学ではこのシステムが主流のようです。私の場合は10食分を選択しました。他にも15食、19食から選べます。そしてミールプランを利用すると、食堂ではなんと全て食べ放題!
私が通うノースイースタン大学では3つの食堂があり、メニューもわずかに変わります。サラダ、ドリンク、ハンバーガー、スイーツ、なんとお寿司まで、バラエティ豊かです。日替わりメニューなども充実しているため、特に飽きることがなかったですね。
朝の7時から夜の11時まで毎日空いているので、自分の好きなタイミングで食事をしていました。
そんな夢のような食堂で食事ができるアメリカの大学生。多くの1年生が大学入学を機に太るようで、アメリカでは「Freshman 15」という言葉があります。Freshmanは大学1年生のことを指し、15は体重の増加分です。
15キログラムも増えるの?と思いましたか?ご安心ください、ポンド表記であり、キログラムに変換すると約7キロです。それでも1年で7キロ増えるのが普通とは、少し怖いですよね。でも、デザートもお肉も食べ放題となると、ついつい食べ過ぎてしまいます。季節に合わせたメニューが提供されたり、アメリカの定番料理を数多く試すことができたりと、このシステムは非常に良かったです。食事を通してアメリカ文化を体験することができました。
しかし、4ヶ月分のミールプランはなんと、$3,600 (日本円で40万円)!本当に高いですよね。1食あたり約2,000円の計算です。私が以前住んでいた寮はキッチンがなかったため、このミールプランに加入するのが必須でした。さすがに高すぎると感じ、次の学期からはキッチンがある寮に引っ越しました。
自炊を始めて3ヶ月が経ちますが、特に問題なく過ごせています。何より、ミールプランに入っていた時よりも格段に安く済ませられることが嬉しいです。
また、自炊を通して文化交流をすることができました。私のルームメイト(キッチンは2人で共用)はアメリカ出身ですが、ご両親がインド人。そのためインドの料理をよく食べるのですが、私にもよく作ってくれるんです!
インドの定番料理の作り方を教えてくれたり、アメリカのユニークな料理などもシェアしてくれたりと、一緒に住むからこその交流ができます。今度は私が日本食を振る舞おうと思っています。
ただ、アメリカで自炊するにあたって難しいことがいくつかあります。まず1つ目は、表記単位が日本と違うこと。オンス、ポンドなどの重量表記に加え、温度表記も日本と違います!私はなかなかアメリカの表記に慣れず、日本の表記に毎回変換しています。以前、TablespoonをTeaspoonと勘違いするというミスをしてしまったこともあります。
表記の違い(牛乳も1 quartという単位が使われていて、バターもグラムではなくテーブルスプーン表記です。)
サイズが全て大きいことも少し大変ですね。アメリカの食べ物は全て大きい!というイメージをお持ちの方が多いと思いますが、それは本当です。多くのものがファミリーサイズなため、私とルームメイトでは使い切れないことがありますね。アイスクリーム、ジャムなど全てが大きくて、ついつい食べ過ぎてしまうことも多々あります(笑)。
自炊を始めてから、週に1回程度でスーパーに買い物に行くようになりました。アメリカと日本のスーパーはかなり違うので、毎回買い物が楽しいです。
私がよく行くのは「Trader Joe’s」。アメリカのチェーンスーパーで、ほとんどの都市にあります。お気に入りの理由は、どの商品も安いことです。約1リットルの牛乳で比較してみましょう。アメリカ最大級のスーパーTargetでは$1.6 (約180円)なのに対し、Trader Joe’sでは$1.2(約135円)です。加えて、ユニークな商品も多く取り扱っています。
例えば、「Sweet Potato Gnocchi」は文字通りスイートポテトで作られたニョッキなのですが、普通のニョッキよりもヘルシーなのが売り。日本では見かけない食材が多く、試すのが非常に楽しいです。そして、ヘルシーでオーガニックな商品が多いのも魅力の1つです。
Trader joe’sのユニークな食材
Trader joe’s での購入品
他にもアメリカで人気のスーパーチェーンに、「Whole Foods Market」があります。このスーパーの売りはオーガニック食品。体に良いものを多く扱っており、富裕層が行くスーパーとしても知られているようです。スーパーの中には、自分が好きな惣菜を詰められるデリもあり、健康志向の方にオススメです。
アメリカというと脂っこい食事が多いかと思っていました。しかし健康志向のスーパーも多く、ベジタリアン対応のコーナーなどもあるので、日本と同じくらい健康的な食材を手に入れやすいと思います。日本に比べて、アメリカではビーガンやベジタリアンの人口が多いので、その分種類も充実しています。
どちらのスーパーとも観光地にも多くお店を構えていますので、アメリカに旅行に行かれる際は是非チェックしてみてください。お土産探しにももってこいですよ。
ホールフーズ(アメリカの秋の味といえばパンプキンスパイス、日本では見かけない味や商品をシーズンごとに試すのが結構楽しいです)
1ヶ月以上も留学していると、日本食が恋しくなりますよね。そんな時に行きたいのが、日本食を取り扱っているスーパー。恵まれたことに、ボストンでは日本の食材がかなり手に入りやすいです。
なぜならボストンには多くのアジア系アメリカ人が住んでおり、アジアン·マーケットが多いです。そこでは、日本の食材に加えて、中国・韓国の食材も購入できます。
加えて、ボストンには日本の食材だけを取り扱うスーパーがあります。Ebisuya (65 Riverside Ave, Medford, MA 02155)という名前のスーパーで、取り扱うものも非常に幅広いです。取り扱っているものは、日本のカレー、おせんべい、飴、緑茶などなど。ここで買えない日本の食材はない、と言っては過言でもないほど充実しています。
また、ニューヨークにも日本食専門スーパーがいくつかありました。やはり大都市には日本食専門スーパーが1つ以上はあるようで、基本的には困りません。
ボストンにある日本食スーパー
大学内のカフェ
アメリカ留学中は食堂での食事や自炊以外にも、もちろん外に食べに行ったり、大学内にフードコードがあるのでそこで友達と食べたりもします。大学の周りにはオシャレなカフェや、低価格のファストフード店が多く点在しているため、色々な食事を試すことができますね。
レストラン(有名観光地であるボストン美術館の中にあるレストランで食事)
もちろん日本食レストランも非常に多いです。ラーメン、寿司、なんと日本食の食べ放題レストランまで!日本よりは値段が少し高くはなってしまいますが、日本食が恋しくなった時はそういったお店に行きますね。
日本食レストラン(多くの日本料理店でBento Boxというメニューが人気!このランチは日本円にして約1000円とかなり安かったです。味も美味しかったです。)
いかがでしたでしょうか?私は、アメリカでの自炊とミールプランシステムの2つを経験できて、私は非常に良かったと思います。旅行だと食べられるものが限られてしまいますが、実際にスーパーで買い物をしている時に見つけたもの、シーズンものなどを試せるのは留学ならではの楽しみだと思います。
ボストンでは日本食の材料が気軽に手に入り、日本で食べるのとほぼ同様のクオリティーの日本食が食べられるので、実は日本食はあまり恋しくないです。どちらかといえば、日本に帰った後にアメリカの食べ物が恋しくなってしまうのでは、と危惧しているほどです(笑)。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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# ボストン交換留学
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