バコロド観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポットやイベント、グルメを紹介

最終更新日:2024/08/06

バコロド 観光

フィリピン中部の街バコロドには、外せない観光スポットが目白押しです。観光をしながらグルメに舌鼓を打ったり、周辺の島や街を日帰りで訪れるのも良いでしょう。

今回はそんなバコロドでも特におすすめの観光スポットやイベント、グルメなどを厳選してご紹介したいと思います。

本記事は2024年7月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではフィリピンペソをPHPと表記、為替レートには2024年7月22日時点での情報を参照し、1PHP=2.9円で計算しています。

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フィリピン中部の海辺の街「バコロド」

バコロド 観光

photo by:Joseph Oropel / Shutterstock.com

フィリピン中部、ネグロス島北部に位置するバコロド。街の西側は海に面しています。パナイ島の地方都市イロイロからフェリーで、または首都のマニラやセブ島などから飛行機でアクセスするのがおすすめです。

バコロドの特産品の中でも有名なのが砂糖。空港の周辺や観光中にも、サトウキビ畑が広がる様子を見かけることになるはずです。

マニラやセブ島のような繁華街はないものの、街の雰囲気は温かくのんびりとしています。日常を忘れ、のんびりと街歩きやショッピングを楽しみたいときにうってつけです。

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温泉でのんびり過ごす!「マンブカル」

バコロド 観光 マンブカル

マンブカルは温泉リゾートが有名な街です。車で1時間程度と、バコロドから日帰りも可能な場所にあります。日帰りの場合は、バコロド発着の送迎付き日帰りツアーを活用するのもおすすめです。

温泉リゾート施設が多数集まり、露天風呂や温水プールとあらゆる楽しみ方ができます。入浴の際は水着の着用が必要なので、忘れずに持って行くようにしましょう。

リゾート施設によっては、バスケットコート、ピクニックコテージやピクニックハット、ウォールクライミングやジップラインなどのアトラクションがあることも。めいっぱい遊んだ後に温泉でのんびりするのも楽しみ方のひとつです。

ゆっくりとしたい方は日帰りではなく、リゾート施設に宿泊するのも良いでしょう。温泉にしっかり入って疲れを癒してみてはいかがでしょうか。

日本人造園師が設計した露天風呂も!


マンブカルにはさまざまなリゾート施設が集まりますが、中には日本人造園師が設計にたずさわった美川温泉という露天風呂・温水プールもあります。

緑豊かでジャングルのような周辺環境と、日本の露天風呂を再現したような温泉が非日常な気分を味わせてくれます。温泉好きにはたまらない場所です。

営業時間 -
入場料 -
公式サイト -
住所 G473+324, Banwa sang Murcia, 6129 Negros Occidental

趣のある大邸宅「ザ・ルーインズ」

バコロド 観光 ザ・ルーインズ

photo by:Joseph Oropel/ Shutterstock.com

ザ・ルーインズはバコロドで有名な観光地のひとつです。フィリピンがスペインの植民地だった時代に、スペイン人の富豪が住んでいた建物です。富豪の妻が亡くなった後、残された10人の子どもたちと暮らすために建てられました。

太平洋戦争の際には、アメリカの指揮下にあったゲリラ軍が、司令塔として日本軍が建物を利用できないようにするため火をつけたという歴史も。一時期は廃墟となっていましたが、現在は一般公開されています。

おすすめの時間帯は?

バコロド 観光 ザ・ルーインズ

photo by:May Flor Carpio / Shutterstock.com

日中に訪れるのも良いですが、ベストな時間帯は夕方から夜にかけてです。夕日に照らされた姿はノスタルジックで、幻想的な雰囲気を演出します。

夜にはライトアップされ、ひときわ美しい風景に。ロマンチックな雰囲気はデートスポットとして人気があります。フォトウェディングや結婚式が行われていることもありますよ。

営業時間 イベント開催予定により異なるため、公式サイトをご確認ください。
入場料 150.00PHP(約435円)
SNS
公式サイト https://theruins.com.ph/
住所 Talisay City, Negros Occidental

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ネグロス島の文化や歴史を伝える「ネグロス博物館」

ネグロス博物館はバコロドがある、ネグロス島の歴史を伝える博物館です。復元されたサトウキビ列車や貨物船は特に見ごたえ抜群です。植民地時代から独立革命までに至る歴史や文化を学べる資料に加え、絵画の展示などもあります。

建物はアールデコの影響を受けた外観が特徴で、エントランス部分も邸宅のようで立派です。外観や内装にも注目してみましょう。

営業時間 9:00~16:30(日曜休館)
入場料 100.00PHP(約290円)
SNS
公式サイト https://www.ncfiph.org/the-negros-museum/
住所 MXG2+45J, Gatuslao St, Bacolod, 6100 Negros Occidental

「サン・セバスチャン大聖堂」で静かに過ごす

バコロド 観光 サン・セバスチャン大聖堂

photo by:Oscar Espinosa / Shutterstock.com

サン・セバスチャン大聖堂は19世紀後半ごろに建てられた、カトリック系の教会です。建物にはギマラス島で集められたサンゴ石を使い、入口の上にはキリスト像を設置しています。

白を基調としたシンプルな内装で、入口から祭壇までずらりとイスが並べられています。地元の人とともに祈りをささげ、静かに過ごしてみましょう。

営業時間 6:00~19:00(日曜のみ5:00~20:30)
入場料 無料(寄付推奨)
公式サイト -
住所 1755 Rizal Street, Bacolod City, 6100, Negros Occidental, Rizal St, Bacolod, 6100 Negros Occidental

「ロビンソンモール」がショッピングにうってつけ

ロビンソンモールはバコロドにある大型ショッピングセンターです。3階建ての建物の中にはレストランや映画館、ドラッグストアやスーパーなど120を超えるショップがあります。

また、ショッピングモールの裏には噴水エリアがあり、そこでゆっくりするのも良いでしょう。雨の日や特に予定がないときに過ごす場所としても重宝するはずです。

営業時間 10:00~21:00
入場料 -
SNS
公式サイト https://robinsonsmalls.com/mall-info/robinsons-place-bacolod
住所 Lacson St, Bacolod, 6100 Negros Occidental

なんでもそろう「SMシティ・バコロド」

バコロド 観光 SMシティ・バコロド

photo by:Matyas Rehak / Shutterstock.com

ショッピングなら、海沿いにあるSMシティ・バコロドも便利です。流行のショップや観光客にも重宝するスーパーなど、さまざまなテナントが入っています。

レストランの種類が豊富で、現地の人に人気の日本料理店もあります。フードコートも広々としていて、ごはんを食べる場所に悩んだときにも役立つでしょう。

営業時間 10:00~22:00(年末など、時期によって異なる)
入場料 -
SNS
公式サイト https://www.smsupermalls.com/mall-directory/sm-city-bacolod/information/
住所 Rizal St, Reclamation Area, Bacolod, 6100 Negros Occidental

のんびりと過ごすなら「キャピトル公園&ラグーン」

バコロド 観光 キャピトル公園&ラグーン

photo by:MDV Edwards/ Shutterstock.com

キャピトル公園&ラグーンは緑豊かな州立公園です。公園の向かい側にはネグロス州議会議事堂の建物があり、のどかな公園と立派な建物のコントラストが際立っています。

公園内には記念碑や彫刻などもあちこちにあります。のんびりと散策しながら鑑賞してみましょう。

ラグーンでのエサやりを楽しむ

バコロド 観光 キャピトル公園&ラグーン

photo by:Oscar Espinosa / Shutterstock.com

公園の中心には大きな人工池(ラグーン)があり、中で泳いでいるティラピアに餌やりができます。ティラピアが泳ぐ姿を眺めたり、写真を撮ったりするのは定番の楽しみ方です。

ラグーンの周辺には散策道が整備され、ウォーキングやジョギングを楽しむこともできます。身体を動かしてリフレッシュしたいときにもおすすめです。

営業時間 -
入場料 -
公式サイト -
住所 Bacolod, 6100 Negros Occidental

ビーチリゾートなら「ラカウォン島」で

バコロド 観光 ラカウォン島

photo by:Crystal Eye Studio / Shutterstock.com

ラカウォン島はバコロドから日帰りで訪れるのにおすすめの島です。東西に細長い形の小さな島で、地元では週末に訪れるビーチリゾート地としても親しまれています。

美しい海に出て、シュノーケリングやカヤック、バナナボートなどのアクティビティを楽しむことができます。海でアクティブに過ごす時間はリフレッシュになるでしょう。

パラソルをレンタルしてビーチでのんびりと過ごしたり、ビーチのそばにあるレストランで海を眺めながら食事をしたりして、マリンアクティビティ目的でなくてもビーチを満喫できるのが魅力。人の多いバコロドの中心部から離れて、リラックスして過ごせるはずです。

営業時間 -
入場料 -
公式サイト -
住所 Ilacaon Island

バコロドで楽しみたいイベントを紹介!

バコロドを訪れたら、観光スポットめぐりだけでなくイベントにも参加して、楽しい時間を過ごしてみましょう。

ここからは、バコロドで開催されているイベントについて紹介します。

笑顔の祭典「マスカラ・フェスティバル」

バコロド 観光 マスカラ・フェスティバル

photo by:Kobby Dagan/ Shutterstock.com

マスカラ・フェスティバルは毎年10月にバコロドで開催される大規模なイベントです。カラフルで笑顔のデザインの仮面を被り、華やかな衣装をまとって踊りや音楽の演奏などのパフォーマンスが行われます。

マス(mass)は多くの、カラ(kara)は顔という意味。砂糖の価格の暴落により市民が苦境に立たされていた1980年、自らを奮い立たせるために始まったイベントとされています。地元のアーティストや政府、市民団体により「笑顔の祭り」として企画されました。

また、お祭りの開催とともに、屋台も多く立ち並ぶのでグルメを楽しみたい人におすすめのイベントです。

この時期は人が多く集まるので、スリなどの犯罪にもご注意ください。

開催時期 毎年10月の第三週ごろ
入場料 -
公式サイト -
住所 バコロド市内

旧正月を祝う!「バコラオディアット・フェスティバル」


バコラオディアット・フェスティバルは、中国でいう旧正月の時期にあわせてバコロドで開催されているイベントです。

期間中には街のあちこちでカラフルな飾りつけが見られ、賑やかなパレードや花火大会が行われます。観光客も気軽に楽しめるイベントなので、地元の人に混じって旧正月を祝ってみましょう。

開催時期 -毎年1月最終週~2月1日頃まで
入場料 -
公式サイト https://www.facebook.com/bacolaodiatfestivalofficial/
住所 バコロド市内各地

バコロドでフィリピングルメを堪能

バコロドを訪れたら味わいたいのが、フィリピン名物のグルメ。ここからは、バコロドで外せないフィリピンのグルメを紹介していきます。

バコロドチキンを食べてみよう

バコロド 観光 グルメ バコロドチキン

バコロドでがっつりとお肉料理を食べたいなら、丸焼きのチキンがぴったり!

バコロドでは、カラマンシーやココナツビネガーなどの入ったタレに鶏肉を漬け込んだ、イナーサルというスタイルが一般的です。果汁や酢のさわやかさと唐辛子のあとひく辛さが、鶏肉の香ばしさに絶妙にマッチします。

バコロド市内には、イナーサルスタイルのチキン専門店もたくさんあります。気軽に味わうことができますよ。

濃厚なプリン「レチェ・フラン」

バコロド 観光 グルメ レチェ・フラン

レチェ・フランはフィリピンで親しまれている、プリンのようなスイーツのことです。

牛乳ではなくコンデンスミルクやエバミルクを使い、卵は卵黄のみ。独特のねっとりとした食感と濃厚な味わいを演出します。

現地ではお祭りやクリスマスなど、イベントごとでは欠かせない存在です。

バコロド観光のアドバイス

バコロド 観光 アドバイス

海に面したバコロドですが、街の中に海水浴やマリンアクティビティを楽しめるような場所は多くありません。

フィリピンならではのビーチリゾートを満喫したいなら、2~3時間かけて日帰りで周辺の島やビーチまで足をのばしてみましょう。例えばギマラス島やラカウォン島はフェリーでアクセスできるうえ、美しいビーチもあり日帰りにおすすめです。

バコロドではビーチリゾートではなく、観光スポットめぐりやショッピングを目的にするのも良いでしょう。マニラやセブ島のような繁華街はないものの、のんびりと思い思いに過ごすことができるはずです。

まとめ

バコロドにある観光スポットやイベント、グルメなどついてご紹介しました。バコロドは豊かな自然の中にありながら、見どころの多い地方都市です。留学にも、リフレッシュにも適した環境なので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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