ブリスベンの交通手段まとめ！バスや電車、フェリーなどの利用方法から料金まで解説

ブリスベンでは鉄道やバスといった日本でも一般的に使われている交通手段が利用されています。しかし、利用方法や料金は日本と異なるところもあり、知らずに渡航してしまうと利用時に慌ててしまう恐れがあります。

今回はブリスベンで利用されている交通手段、料金などを解説します。これからブリスベンを訪れる予定のある方は、滞在中の移動がスムーズにできるようにぜひ参考にしてみてください。

なお、ブリスベンの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
ブリスベン観光といったらここ！現地で楽しめるおすすめスポットやイベント・グルメまとめ

本記事は2024年8月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではオーストラリアドルをAUDと表記、為替レートには2024年8月14日時点での情報を参照し、1AUD＝100円で計算しています。

ブリスベンで使われている交通手段

ブリスベンでは鉄道やバスといった交通手段が利用できます。特に路線バスは交通網が発達しており、ブリスベン中心部での移動には欠かせません。

交通系ICカードには「ゴーカード」

ブリスベンでは「ゴーカード（Go card）」という交通系ICカードが使われており、事前に運賃をチャージしておけば乗車券を毎度購入する必要がなくなり、手間少なく移動できます。

ゴーカードは駅の券売機などで購入できるので、ブリスベンに到着後は早い段階で入手しましょう。

移動ルートの検索アプリ

ブリスベンでの交通手段・ルートを検索する際には、「Googleマップ」や「Transit」「MyTranslink」といったアプリが利用できます。特にGoogleマップは普段から使っている人も多く、わざわざ新しくアプリをインストールする手間なくルート検索ができます。

ブリスベンで運行しているバス

ブリスベンでは、市内中心部を回る一般的な路線バスと無料巡回バス、夜間に運行している深夜バスの3種類のバスが運行しています。

路線バス

ブリスベンではバス停が非常に多く設置されているため移動に便利です。行き先も多岐にわたるため、利用する際は乗車前に自分の目的地とバスの行き先が合っているか確認しましょう。

深夜バス

ブリスベンでは深夜にも路線バスが運行しています。電車の始発時間まで運行しているため、電車の終電を逃した場合でも、バスを使って帰宅できます。

料金（※1）	一律0.50AUD（約50円）
走行ルート	Translink「Maps」
時刻表	Translink「All bus timetables」

無料巡回バス

ブリスベンでは市内中心部に無料の巡回バスが運行されています。

走行ルート	Brisbane City Council「City centre free loops」
時刻表	Brisbane City Council「City centre free loops」

ブリスベンでのバスの乗り方

バスを利用する際には、まずアプリを使い目的地までの移動ルートを確認してください。利用するルートを把握した後は、バス停まで移動します。

ブリスベンでは移動するゾーン数によって料金が変わるので、運賃の支払いには必ず乗車時と下車時にゴーカードをリーダーにタップする必要があります。

乗車後は地図アプリや車内の電光掲示板を確認して現在地を確認します。目的地が近づいてきたら降車ボタンを押し下車します。

降車時には車内にある降車ボタンを押して降りる旨を運転手に伝えます。

ブリスベンで運行している鉄道

続いては鉄道です。バスと異なり、鉄道であれば混雑を気にすることなく時間通りに移動することが可能です。

ブリスベン市内の移動に使う鉄道は電車、ブリスベンと他の都市を結ぶ移動にはXPT、スピリット・オブ・クイーンズや利用されているので、それぞれ紹介していきます。

電車

ブリスベンのターミナル駅であるセントラル駅から市内を移動するのに便利なシティートレインが運行されています。シティートレインは10の路線があり、そのうち9の路線がセントラル駅から出発します。

ほとんどの路線が毎日運行していますが、一部の路線は平日のみです。また、イベント開催時のみ運行するエキシビション線もあります。

料金（※2）	一律0.50AUD（約50円）
走行ルート	Translink「Maps」
時刻表	Translink「All bus timetables」

ブリスベンでの電車の乗り方

ブリスベンでの電車の利用方法は日本とあまり変わりません。

電車を利用する際には、ゴーカードを用意し、改札でリーダーにタップ、プラットホームに移動します。目的地行きの電車が来たら、列の順に乗車してください。

XPT（長距離列車）

XPT（Express Passenger Train）は、オーストラリア東部の主要都市を結ぶ長距離列車で、主にブリスベン、メルボルンなどへの移動に利用されています。

運行本数は1日2本ほどと限られるので、飛行機や長距離バスと比較し利用を検討してください。

料金	座席クラスによって異なる。詳細はニューサウス・ウェールズ州交通のHPをご確認ください。
時刻表	Transport for NSW「XPT Regional Trains」

スピリット・オブ・クィーンズ（長距離列車）

スピリット・オブ・クィーンズ（Spirit Of Queens）は、クィーンズランド州内ブリスベンからケアンズまでを結ぶ長距離列車です。

運行本数は限られるので、飛行機や長距離バスと比較し利用を検討してください。

料金	座席クラスによって異なる。詳細はクィーンズランド州鉄道のHPをご確認ください。
時刻表	Queensland Rail「Timetables」

ブリスベンでの長距離列車の利用方法

長距離列車を利用する際には、売れ切れなどの恐れがあるため事前に乗車券を購入することをおすすめします。もし当日券を購入する際には、駅の販売窓口で行ってください。

ブリスベンで長距離列車を利用する際には、主に「Roma Street」駅が利用されているので、当日の移動方法や時間が気になる方は事前に調べておきましょう。
「Roma Street」駅をGoogleマップで確認する

駅構内にはモニターやスタッフ、立て看板などがあるので、各種案内を確認しプラットホームへ移動し、乗車してください。

ブリスベンで運行しているフェリー

ブリスベン川に面するブリスベンでは船も交通手段として利用されています。

クロスリバーフェリー

クロスリバーフェリーは他のフェリーと比べ停留所が少なく利用しやすいフェリーです。

料金（※3）	一律0.50AUD（約50円）
時刻表	Translink「All ferry timetables」

シティキャット

シティキャットはクロスリバーフェリーやシティホッパーよりも運行区間が長く、比較的長い間船での移動を楽しめます。

料金（※4）	一律0.50AUD（約50円）
時刻表	Translink「All ferry timetables」

シティホッパー

シティホッパーはクロスリバーフェリーやシティキャットと比べ無料で利用できるのが特長です。運行区間は短いものの、気軽に観光気分を味わうのにおすすめの交通手段となっています。

料金	無料
時刻表	Brisbane City Council「Inner city ferry services」

ブリスベンでのフェリーの利用方法

フェリーの乗り方はバスや鉄道と変わらず、乗船時と下船時にゴーカードをタップし、運賃を支払う形となります。

自動車を使った移動

公共交通機関を使った移動では行きづらい目的地への移動には、タクシーやUberといった配車アプリを利用しましょう。

タクシー

ブリスベンでは市内を中心にタクシーが多く走行しているので、公共交通機関を使った移動では目的地まで行きづらい時などに利用してください。

なお、公共交通機関を使った移動と違い、タクシーを利用する際にはチップの支払いが必要になります。渡す金額イメージは支払い金額の15％を基準に考え、接客の態度などを加味して金額を調整しましょう。

配車アプリ（Uberなど）

オーストラリアでは、Uberといった配車アプリが普及しています。

時間帯、移動区間によってはタクシーよりも安く移動できることもあるので、少しでも交通費を抑えたい場合には、タクシー料金と比較してどちらを使うかを検討しましょう。

ブリスベンの交通手段まとめ

今回はブリスベンで主に使われている交通手段について紹介しました。

ブリスベンではバスや鉄道などの交通手段が現地で暮らす人や旅行者に利用されています。中でも路線バスは、ダウンタウン中心に路線が豊富にあり、観光や日常生活での移動に使いやすいです。

これからブリスベンへ行く方は、ぜひ快適な移動でブリスベンでの充実した時間を過ごしてください。

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