ブリスベン観光と言ったらここ！現地で楽しめるおすすめ観光スポットやイベント、お土産を紹介

ブリスベンには、押さえておきたい観光スポットがあちこちにあります。観光を楽しみながら、イベントに参加したりお土産を探したりして、滞在を思いっきり満喫したいところ。

今回はそんなブリスベンでも特におすすめの観光スポットやイベント、お土産を厳選してご紹介したいと思います。

※記事内ではオーストラリアドルをAUDと表記し、為替レートには2023年6月22日時点での情報を参照し、1AUD＝98円で計算しています

豊かな自然と都会の風景が共存する「ブリズベン」

ブリスベンはクイーンズランド州の州都です。日本との時差は1時間のみで、時差をあまり気にせず日本から訪れることのできる街です。

街の自然環境に関しては、ビーチなどの海は多くありません。その代わり、コアラの保護区や美しい庭園など、緑を感じられる場所が多いことが特徴です。自然に囲まれてリフレッシュしたい人におすすめの街です。

市内にビーチは少ないものの、有名なビーチリゾート地のゴールドコーストは日帰りでアクセスできます。ゴールドコーストへの玄関口として滞在するケースもあるでしょう。

また、2032年にはブリスベンで夏季オリンピックの開催も決定しています。世界中から多くの人が集まり、街はよりにぎわうことでしょう。

ブリスベンのシンボル「シティーホール」

シティーホールは、ブリスベンの中心部に位置する市庁舎です。高さ92メートルの建物は1920年から1930年にかけて、ネオクラシック様式で建てられました。

その歴史と美しさが評価され、ブリスベン市議会の文化財にも登録されています。街の中心にありシンボル的存在であるため、観光の起点とする方も多いです。

内装も必見！ガイド付きツアーに参加しよう

美しいのは建物の外観だけではありません。モザイクタイルを敷き詰めた床やカラフルなステンドグラスの窓、新古典主義様式のファザードなど、内装も目を見張るものがあります。

内装もチェックするなら、市庁舎の見学ツアーへ参加しましょう。約4,400本のパイプが使われたパイプオルガンや、時計塔の内部など外からは分からないエリアも見学することができます。無料で参加できるのが嬉しいポイントです。

1940年完成の歴史ある「ストーリー・ブリッジ」

ブリスベン川にかかるストーリー・ブリッジも、街のシンボルとなっている存在です。ブリスベン中心部の渋滞緩和を目的に、1940年に完成しました。

長さは1,072mにもわたり、カンガルーポイント地区と郊外のフォーティテュード・ヴァリーを結んでいます。歩道や自動車道が設置されているため、徒歩や自転車で渡ることも可能です。

ストーリー・ブリッジから眺める景色！

非日常な体験をしたいなら、ストーリー・ブリッジを登るアクティビティに参加してみましょう。高さ約80mの橋の頂上まで、階段で登ることができます。

ガイドのスタッフとともに、手すりにつかまりながら少しずつ頂上を目指していきます。頂上からの景色は格別！徒歩や自転車で橋を渡るよりも、街をすみずみまで見渡すことができます。

なお、チケットの料金は季節や時間帯によって異なるため、スケジュールや予算にあわせて予約しましょう。

地元の歴史を知るなら「クイーンズランド博物館」

1862年に設立されたクイーンズランド博物館ではクイーンズランド州の歴史や自然に関する展示を行っています。

展示内容は幅広く、オーストラリアの先住民であるアボリジニの伝統文化の紹介や第二次世界大戦時の戦闘機、さらにはクイーンズランドに生息する動物や昆虫の剥製など、多岐にわたります。館内は5フロアあり、それぞれに好奇心をくすぐるような展示が並びます。

特に、0階（日本では1階）に展示されている恐竜の等身大模型は迫力満点です。そのインパクトの強さに、世代を問わず驚くことでしょう。

地元のアートを鑑賞！「クイーンズランド美術館＆現代美術館」

クイーンズランド博物館のすぐそばには、クイーンズランド美術館と現代美術館も設置されています。略してクァゴマ（QAGOMA）と呼ばれ、どちらもクイーンズランド文化センターの敷地内にある美術館です。

クイーンズランド美術館はオーストラリアやアジアを中心に、年代を問わずアート作品を展示しています。現代美術館は2006年にオープンし、現代アートに加え子ども向け作品の展示施設や世界の映画を上演する映画館も併設しています。

ブリスベンで、アート作品をじっくりと鑑賞したいときにうってつけです。

美術館の周りにある彫刻作品の数は…？

クイーンズランド美術館と現代美術館は、屋外にも10点の彫刻作品を設置しています。どの作品も独創的で、美術館を象徴する作品となりつつある存在です。

中でも現代美術館の前に設置されている、ジュディ・ワトソンの「トウ・ロウ」は作品との対話を楽しむことができる作品。現代美術館の開館10周年を記念し、2016年に制作されました。

先住民族アボリジニの人々が使用していた、伝統的な漁網をモチーフとした作品です。現代の空間にこの作品を設置することで、現代や未来には過去の時間が必要不可欠であることを実感させてくれます。

館内の作品だけでなく、屋外にある10点の彫刻作品も探しながら鑑賞してみましょう。

街中のオアシス「人工ビーチ」

緑豊かな場所と都会的な風景が共存するブリスベンには、ビーチはあまり多くありません。その代わり、人工ビーチという人の手で作られたビーチがあります。

人工ビーチがあるのは、ブリスベン川に面したオフィス街の中です。人工的に作られたビーチにも関わらず、青い水辺に白い砂浜が備わっています。普通のビーチのように着替え場所やトイレがあり、さらには監視員も常駐しているため安全です。

オフィス街の中にあるため、ビーチの向こう側には高層ビルが立ち並んでいます。水平線はありませんが、高層ビルが立ち並ぶ姿を見ながら泳ぐことができます。

まさに、都会のオアシスといえる場所です。

緑豊かな癒しスポット「ブリスベンシティ植物園」

ブリスベンシティ植物園は、ブリスベン川沿いに位置する広大な植物園です。

中には鑑賞用の庭園がいくつもあり、世界中の花や植物が集められています。熱帯樹やサボテン、ハーブ園や日本庭園など、多種多様な植物や景色を楽しめる場所です。

ガイド付きウォーキングツアーに参加！

ブリスベンシティ植物園では毎日、無料のガイド付きウォーキングツアーを開催しています。のんびりと歩きながら、植物についての説明を聞くことができるツアーです。

予約不要で、参加費は無料なのも嬉しいポイント。初めて見る植物や、気になった植物を見つけたら気軽に質問してみましょう。

「ローンパイン・コアラサンクチュアリ」でコアラに癒されよう

ローンパイン・コアラサンクチュアリは、1927年に開園したコアラ園です。開園当初のコアラの飼育数は2頭のみでしたが、現在では130頭以上が暮らしています。

コアラ園として世界最大規模であり歴史も世界最長と言われ、ギネスブックにも認定されているほどです。

園内ではコアラを間近で観察できるほか、生態に関する説明を聞くこともできます。のんびりと過ごすコアラの姿に、癒されることでしょう。

コアラだけでなく、カンガルーやタスマニアンデビル、ウォンバットといったオーストラリアならではの動物も飼育されています。中には、日本の動物園ではなかなか出会うことのできない動物も。間近で生態を観察してみましょう。

コアラと間近で出会うなら

ローンパイン・コアラサンクチュアリでは、コアラをより身近に感じられる特別なチケットが用意されています。

コアラに触れて一緒に写真を撮ったり、コアラを抱っこしてプロのカメラマンに写真を撮ってもらったり、日本ではなかなかできない内容ばかりです。

コアラのふわふわの触り心地は、実際に触ってみないとわからないもの。写真にも残して、忘れられない思い出にしましょう。

「クイーンストリート・モール」でショッピング

クイーンストリート・モールは、街の中心部にある大規模なショッピングモールです。

屋外の歩行者専用道路に沿って、700以上の店舗が集まっています。ファッションの品ぞろえはクイーンズランド州最大級です。

日本でも有名な高級ファッションブランドから、オーストラリア生まれの人気ブランドまでお店のジャンルはさまざま。ショッピングを楽しみたい人にはうってつけの場所です。

また、毎年モール全体で1,000を超えるイベントも開催されています。最新のイベント情報は公式サイトを確認しましょう。

ブリスベンで外せないイベントは？

ブリスベンの街のあちこちで、季節を問わずさまざまなイベントが開催されています。中には観光客も参加しやすいイベントもあり、楽しく過ごすにはうってつけです。

ここからは、ブリスベンを観光するなら参加しておきたいイベントについて紹介していきます。

オーストラリアの誇る総合芸術祭「ブリスベン・フェスティバル」

ブリスベン・フェスティバルは、毎年8月下旬から9月にかけてブリスベンで開催されている総合芸術祭です。街のあちこちで音楽のコンサートや演劇、アート作品の展示などが行われます。

特に、ブリスベンの街並みとアート作品のコラボレーションはこの時期ならでは。中には、夜になるとライトアップされる展示もあります。

イベントの終盤には水上花火大会も行われ、より一層にぎやかな雰囲気に。締めくくりまで見逃せないイベントです。

ユニークなマーケット「スーツケース・ラミッジ」

ブリスベンのあちこちで開催されているマーケットのなかでも、スーツケース・ラミッジはひときわ個性的です。

マーケットの名前は、出店者がスーツケース1〜2個に入るだけの商品を持ち込んで販売することから。不用品からハンドメイドの雑貨、アンティーク雑貨までさまざまな商品が並びます。

出店者のほとんどが一般の人で、アットホームな雰囲気も人気の理由。お店の人と談笑しながら、掘り出し物を探してみましょう。

ブリズベンでお土産探し！

ブリスベンで観光やイベントを満喫したら、思い出となるようなお土産を探すのも忘れずに。ここからは、ブリスベンの思い出に購入しておきたいお土産について紹介していきます。

愛らしい「コアラ」のグッズはいかが？

コアラを間近で見るために、ブリスベンを訪れたのならコアラのグッズを探してみましょう。コアラを飼育するコアラ園や動物園をはじめ、街のお土産屋さんや雑貨店でも必ずといっていいほど見かけるはずです。

コアラをモチーフにしたグッズは種類がさまざまで、お気に入りが必ず見つかるはず。特に、コアラのふわふわ感と愛らしさを表現したぬいぐるみは、コアラとの出会いや触れ合いを思い出すような大切な存在となるでしょう。

「ユーカリオイル」を常備

コアラの主食として有名なユーカリは、ユーカリオイルとしても親しまれています。オーストラリアの一般家庭では常備されることが多く、抗炎症作用やリラックス効果が期待できるといわれるアイテムです。

ブリスベン市内のスーパーやドラッグストアなどで購入可能。日常生活に取り入れやすく、お土産としても喜ばれることでしょう。

ブリスベン観光のアドバイス

ブリスベンのあるオーストラリアには四季があるものの、日本とは季節が真逆。ブリスベンにおいては、夏は11月〜3月、冬は6月〜8月にあたります。

とはいえ、冬でも日中は20〜25度と暖かく1年じゅう快適な気候です。夏でも31〜33度と日本とあまり差はありません。

加えて、ブリスベンの日照時間は年間平均261日分と、晴れの日が多いのも特徴です。あまり雨を気にせずに観光できるのは嬉しいポイントです。

まとめ

ブリスベンにはビジネス街やショッピングモール、緑を感じられる自然スポットがありさまざまな過ごし方ができます。

中でも定番の観光スポットが集まるのは、シティやサウスバンクエリアの周辺です。定番の観光スポットを中心に訪れるなら、このエリアへのアクセスしやすさを重視して滞在先を探すとよいでしょう。

中心部から離れると、ゴールドコーストといった海水浴スポットへもアクセスしやすくなっています。ブリスベンを訪れた際は、興味のある観光スポットやイベント、グルメを目いっぱい楽しんでみてくださいね。

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