ブリスベンのエリア情報を解説！観光、生活にはどこがおすすめ？

オーストラリア第3の都市と呼ばれるブリスベンは、都会的な面もありつつ、自然も味わえる地区です。川沿いに街が発展していること、自然も多いことから、他の地区よりはのんびりとした雰囲気が味わえます。

ブリスベンは、大きな川（Brisbane River）を中心として考えれば、各エリアの位置関係が分かりやすいです。このブリスベンリバーを中心として、シティ、サウスバンク、カンガルーポイントをはじめとするエリアをご紹介します。

ブリスベンはどんなエリアに分かれている？

それでは具体的にブリスベンがどのようなエリアに分かれているか見ていきましょう。エリア区分は明確な定義がなく、あくまで大まかな分け方となるのでご了承ください。
・シティ
・サウスバンク
・カンガルーポイント
・フォーティチュードバレー
・ウールルーンガーバ
・ウエストエンド
・ミルトン
・パディントン
・ノースウエスト
・キャックストンストリート
・ローマストリート・スプリングヒル
・ニューファーム
・ニューステッド・テナリフ
・バリンバ

ブリスベンの中心地「シティ」

シティはブリスベンの中心部であり、セントラルとも言われます。鉄道のセントラル駅を中心に考えると、分かりやすいです。

ブリスベンの中心地とあって、高層ビルやショッピングモールが密集しています。しかし、大きな公園や大学もあり、のんびりとした雰囲気も感じられるエリアです。教会やパワーハウスというトラムの発電所を作り変えたアートの発信地など、古くて歴史ある建物も多く見られます。

シティでは特にクイーンストリートモールという道に、カフェやお店が集まっています。クイーンストリートモールを起点に考えれば、分かりやすいでしょう。

その他にも、以下の主要な4つのストリートがあります。

アデレードストリート
ジョージストリート
アルベルトストリート
エドワードストリート

この4つは、特に人通りの多い道です。ジョージ、アルベルト、エドワードは縦並び、その通りを横にアデレードが通っています。四角いブロックが何個も並んでいるエリアなので、迷いにくく分かりやすいです。

セントラル駅近くの、キングジョージスクエアにシティーホールという時計台があります。ブリスベンのシンボルであり、シティーホールからアデレード、ジョージ、アルベルト、エドワードの4つのストリートへ行くこともできます。

多くのイベントが行われる「サウスバンク」

photo by：Martin Valigursky/ Shutterstock.com

サウスバンクは、シティと川を挟んだ反対側に位置します。鉄道のサウスバンク駅が起点となります。

サウスバンクはもともと、国際展示会の場所として発展していったエリアです。木や公園が多くあり、他のエリアよりは落ち着いている雰囲気が漂っています。

毎週日曜日にマーケットが開催されていたり、大きなイベントもサウスバンク周辺で行われることが多いです。そのため、曜日によっては賑やかさを感じられるエリアでもあるでしょう。

有名な人工ビーチや美術館、博物館も集結しています。

「カンガルーポイント」

カンガルーポイントは、シティから東南側に川を超えた場所に位置します。ストーリーブリッジを渡るか、フェリーでブリスベンリバーを越えると到着します。

手頃な値段のホテルや飲食店が多いため、旅行者が多いエリアです。そのため、昼よりも夜の方が賑やかで、人も多くなります。

フォーティチュードバレー

フォーティチュードバレーは、シティの北側に位置する、通称バリーと呼ばれるエリアです。鉄道のフォーティチュードバリー駅を中心としてまわることができます。

バリーには中華街があるため、中国人などアジア系の移住者が多いエリアになります。また、ウィッカムストリートがバリーの中心地となっており、賑やかな場所です。ウィッカムストリートに中華門も建っており、中華街の入り口となっています。

ウールルーンガーバ

photo by：GiselleA/ Shutterstock.com

ウールルーンガーバはブリスベン・クリケット・グラウンドをはじめ、ショッピングセンターなどが数多く集まる商業エリアです。眺めの良いレストランやカフェからは対岸にあるシティを一望でき、特別なひと時を味わえます。

エリア内には現在でも商業施設やタワーマンションなどの建設計画が立っており、今後ますます発展が期待できるエリアとなっています。

閑静な住宅エリア「ウエストエンド」

ウエストエンドは街の中心部に近いながらも、静かな雰囲気の流れる住宅エリアです。オーガニック食品を提供するレストランや、隠れ家的なカフェなども多くあり、特別な食体験を楽しめます。

ミルトン

photo by：boregos/ Shutterstock.com

ミルトンはシティに程近く、通勤・通学に時間のかからない非常にアクセス便利なエリアです。シティと比べ高い建物は少なく、レストランなどの飲食店も多いことから、生活もしやすいです。

アンティークショップやブティックの集まる高級住宅地「パディントン」

photo by：Slow Walker/ Shutterstock.com

パディントンはブリスベンの中でも高級住宅地として知られており、エリア内は閑静な住宅が並びます。アンティークショップやブティックが多く集まることでも知られており、特に休日はセールなどで多くのお店が賑わっています。

ナイトライフ盛んな「キャックストンストリート」

photo by：POC/ Shutterstock.com

キャックストンストリートはシティに隣接するエリアで、パブやバーなどナイトスポットが多く集まっています。

なお近くにはサンコープスタジアムという大型スタジアムがあり、サッカーやラグビーなどの試合がある日には多くのサポーターで賑わいます。

ローマストリート・スプリングヒル

photo by：haireena/ Shutterstock.com

ローマストリート・スプリングヒルはブリスベンの中でも歴史が長く、エリア内には教会をはじめ古くから残る建造物が点在しています。

坂道の多い住宅地「ニューファーム」「ニューステッド・テナリフ」

ニューファームはシティ近くの住宅エリアです。

郊外ののどかな住宅街「バリンバ」

photo by：Scott Kenneth Brodie/ Shutterstock.com

バリンバはニューファームの対岸に位置するエリアで、商業施設が少ない分のどかな郊外の雰囲気が漂っています。ブリスベン川の辺りにはフェリー乗り場がいくつかあり、対岸への移動がしやすくクルーズ自体も楽しめます。

ブリスベンの語学学校と滞在先マップ

ここまでブリスベンの各エリアをご紹介してきました。各エリアについて少しは印象を持てたでしょうか。

ここではロサンゼルスで留学を検討している方に向けて、どんなところにある語学学校、滞在先があるかをご紹介します。下のマップに赤いピンで語学学校、青いピンで滞在先を載せてみたので、気になる地域にどんな学校・滞在先があるか見てみましょう。

なお、ホームステイについては申し込みがあってから滞在先を探すようになるため事前に場所が確定できませんのでご了承ください。また一部の滞在先はこちらでは公開できないため、気になる学校の滞在先がどこにあるか知りたい方は個別でご連絡いただければと思います。
滞在先について相談する

移動については、ブリスベンの場合市内を広くバスが通っているため、アクセスに不便さを感じることはあまりないでしょう。ブリスベンには他にも電車なども通っており時と場合によって幾つかの交通手段を使い分けるとより快適な生活が送れます。

現地に行ってからでも遅くはありませんが、事前にどのような交通事情かを知りたい方は下で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
ブリスベンの交通事情まとめ！利用料金からおすすめの移動手段まで徹底解説

ブリスベンのエリア情報まとめ

ブリスベンは、オーストラリア第3の都市と呼ばれている、都会的でありつつも自然の中ののんびりとした雰囲気も感じられる地区です。

ブリスベンリバー（Brisbane River）と呼ばれる大きな川を中心に、シティ、サウスバンク、リバーサイド＆カンガルーポイント、フォーティチュードバリーの4つのエリアに分けられます。それぞれ賑やかであったり、自然が多かったりと、印象が異なるエリアです。

ブリスベン滞在には、ゴーカードが便利です。ブリスベンの公共交通機関の乗車時に使える交通カードで、鉄道駅やコンビニで購入可能です。ブリスベンに留学される際は、ぜひ参考にしてくださいね。

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