モントリオールで仕事を見つけるには？おすすめの職業と採用のポイントをご紹介！

モントリオールでワーキングホリデー中の方、これから渡航を検討中の方の中には、現地での仕事探しについて不安や疑問を持っている方もいるかと思います。

モントリオールは観光や留学、ワーキングホリデーで滞在する人が多いので、仕事探しも他の都市に比べしやすいと言えるでしょう。

とはいえ知らない土地での仕事探しは困難が付き物。特に英語が十分に使えない方は、なかなか目当ての仕事を見つけることができない可能性もあります。

そこで今回は、モントリオールの仕事事情について、日本人におすすめの求人から、仕事を見つけるためのポイントなどを紹介します。

これからモントリオールにワーキングホリデーに行く予定のある方、あるいはすでにモントリオールに滞在しており、現地での仕事選びについて悩んでいる方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

なお、モントリオール留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
モントリオール留学

なお、レートは1カナダドル=85円で計算しています。

モントリオールの仕事事情

フランス語が話せると仕事の選択肢も広がる

モントリオールにはそれほど日本人が多くないため、ローカルのお店や会社なども選択肢に入れて仕事を探す必要があります。

地域によっては英語ではなくフランス語がメインの場所もあるため、フランス語が話せると仕事の選択肢も広がります。

モントリオールの最低賃金

モントリオールの最低賃金は時給にして12.50カナダドル（約1,063円）で、カナダの平均的な最低賃金よりも低くなります。また、チップが得られる仕事においては、最低賃金は時給10.05カナダドル（約854円）です。

参考：RETAIL COUNCIL OF CANADA

モントリオールのチップの文化

カナダにはチップの習慣があるため、ホテルやレストランなどのサービス業ではチップを得ることができます。

チップは支払いの10％から15％支払われるのが一般的で、日本食レストランなら1か月に700カナダドル（約59,500円）ほどのチップ収入を得られるのが相場です。

働くレストランやホテルのグレードが上がるほど、チップ収入も多くなります。

モントリオールでおすすめの求人

モントリオールでおすすめの求人をご紹介します。

仕事（1）日本食レストランの接客や調理補助

日本食レストランはローカルのカナダ人も訪れるため、接客の場合はある程度の英語力が必要ですが、調理補助は料理の仕込み作業がメインなので英語が苦手でもこなしやすい仕事です。

接客はお客さんを席へ案内したり、オーダーをとったり、料理を提供したりします。チップ収入が得られるのも魅力の1つです。

調理補助は、料理の仕込みや、皿洗いをするなどキッチンの雑用をこなします。日本食を扱っているので、日本人であることが採用で有利になる可能性の高い仕事です。調理経験がある場合は、シェフとしてのポジションになることもあります。

平均時給（目安）

日本食レストランの接客や調理補助の時給の平均時給は、9.50カナダドル（約808円）から11カナダドル（約935円）が相場です。これに、チップ収入が500カナダドル（約42,500円）から700カナダドル（約59,500円）加わります。

仕事（2）リゾートホテルのハウスキーピング

モントリオールには避暑地として、またスキーリゾートとして人気のホテルがたくさんあり、シーズンには多くの求人があります。英語力もそれほど必要ないため、日本人でも採用される確率の高い仕事です。

仕事内容は、部屋の掃除をしたり、タオルやトイレットペーパーなどの備品の補充、シーツの交換などになります。

夏のリゾートは春先から夏の初めにかけて、冬のリゾートは夏の終わりから秋口にかけて募集が出されるのでタイミングを逃さないことが大切です。夏限定、冬限定のように期間限定で募集されるのがほとんどです。

平均時給（目安）

リゾートホテルのハウスキーピングの平均時給は、10カナダドル（約850円）から11カナダドル（約935円）です。

仕事（3）日系の旅行会社でツアーガイド

日本人相手のツアーを主催する日系の旅行会社で、観光客をモントリオール近郊の観光地へ案内する仕事です。

日本語のガイドなので、英語やフランス語が苦手でも採用されます。9時から17時のような決まったシフトではなく、ツアーによって労働時間も変わってきます。

ガイドの研修を行っている旅行会社も多く、ガイド未経験でも応募できます。

平均時給（目安）

日系の旅行会社のツアーガイドの平均時給は12.50カナダドル（約1,063円）から15カナダドル（約1,275円）です。

ツアーガイドは一般的にチップが貰える職種ですが、日本人相手のツアーの場合、日本人にチップの習慣がないため貰える率は少なくなります。チップ収入はあまり期待できないでしょう。

モントリオールで仕事を見つける方法

モントリオールで仕事を見つける方法についてご紹介します。

方法（1）インターネットの求人情報

インターネットにはモントリオールの求人を掲載しているサイトがいくつかあります。カナダの求人サイトもありますが、日本人の運営するコミュニティサイトなら日本食レストランや日系の会社の求人も見つけられます。

from montreal.com
モントリオールに住む日本人のコミュニティサイトで、求人情報やモントリオールのイベントや生活情報などが掲載されています。

Indeed
モントリオールの求人サイトで、様々な職種が掲載されており選択肢が豊富です。モントリオールのローカル企業の求人情報なので、日常会話以上の英語やフランス語が必要となります。

方法（2）店頭の求人募集

日本食レストランやアジア食品店、ローカルのお店では、スタッフが不足すると店頭に求人の募集を張り出すことがあります。

タイミングが良ければそのまま採用されることもあるので、外出した時にお店の入り口に張り紙がないかチェックすると良いでしょう。

方法（3）履歴書を配る

地道な方法になりますが、日本食レストランやローカルのカフェなど、とりあえずたくさんのお店に履歴書を配るのも堅実な職探しの1つの方法です。

募集をしていないお店でも、履歴書を配っておけば空きが出たときに急に電話がかかってくることもあります。

また、履歴書を配ったままにするのではなく、再び訪れて空きはないのか聞いてみるなど、やる気があることをアピールすることも大切です。

モントリオールで仕事を得るためのコツ

モントリオールで仕事を得るためのコツをご紹介します。

コツ（1）自分のやりたい職種でなくても応募する

せっかくワーキングホリデーに来たのだから希望の職に就きたいという気持ちはわかりますが、海外での職探しは簡単ではありません。

自分がやりたい職種だけでなく、できそうな仕事なら何でも応募するのが仕事を得るコツとなります。

コツ（2）履歴書でしっかり自分をアピール

書類審査をパスするには、履歴書でしっかりと自分の能力をアピールする必要があります。特に、専門職に就いていた人は特技や経験をアピールすると採用される確率が高くなります。

カナダの職探しにおいては、経験があることが重視されるため、持っている資格や経験は必ず記載しましょう。

コツ（3）想定される質問に答えられるようにしておく

面接で聞かれる質問は、どこも大体似たようなものです。そのため、想定される質問に答えられるようにしておくと、面接をパスしやすくなるでしょう。

ローカルのお店や会社の場合は、自己紹介、職歴、資格、ビザの残余期間など、基本的な事はスラスラと英語で答えられるようにしておくのが賢明です。

モントリオールで仕事をする際に注意すべきポイント

モントリオールで仕事をする際に注意すべきポイントについてご紹介します。

ポイント（1）早めに仕事探しを始める

ワーキングホリデーのビザは1年ですが、ビザの残余期間が6か月を切ってしまうと仕事が探しにくくなってしまいます。

募集の条件にも6か月以上のビザと記載されていることも多いため、できるだけ早く仕事を探し始めるのが賢明でしょう。

ポイント（2）言語エリアを知り仕事を探す

モントリオールは東側がフランス語圏、西側が英語圏となっています。そのため、フランス語ができない人は東側で職探しをしても見つかりません。

英語圏である西側のWestmountやWest Islandなどの地域で仕事を探すようにしましょう。

ポイント（3）人脈づくりをする

モントリオールに限らず、カナダはコネ社会でもあるため、職を得るためには人脈作りをするのが最も効率的です。スキルがある人でも正攻法で職探しをしているだけでは、なかなか職が見つからないこともあります。

見知らぬ土地で人脈を広げるのはなかなか難しいですが、地道に職探しをするとともに、現地の人やワーキングホリデー仲間などの人脈を広げることで、より早く仕事が見つかる可能性が高まります。

まとめ

モントリオールでのおすすめの職業、探し方や採用ポイントをご紹介しました。

モントリオールでの仕事探しや仕事をする上での注意点について触れてきましたが、最も重要なのは働きたいと思う気持ちをしっかりと伝えることです。 それに加えてある程度の英語力は必要ですが、まずはどんどん応募して採用される確率を上げることが大切です。モントリオールで仕事を探したい人は今回の記事を参考にしてみてくださいね。

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