モントリオールの気候とオススメの服装を解説！

モントリオールに行くにあたって、現地の気候や持っていくべき服装はどのようなものがいいか悩みますよね。

実際モントリオールは東京と比べると気温や日照時間、降水量などが異なり、知らずに渡航してしまうと現地で服を一式買い直すなど、不要に出費がかさんでしまう恐れがあります。

そこで今回は、モントリオールの気候や季節ごとの雰囲気、服装、ベストシーズンなどをご紹介します。モントリオールへの渡航準備を進めている方は、ぜひこの記事を参考に持っていく服装、現地での服の調達イメージを持っていただければと思います。

なお、モントリオールの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
モントリオール観光といったらここ！現地で楽しめるおすすめスポットやイベント・グルメまとめ

本記事は2024年8月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではカナダドルをCADと表記、為替レートには2024年8月6日時点での情報を参照し、1CAD＝107円で計算しています。

モントリオールの気候帯

まずはそもそもモントリオールがどの気候帯に属しているかを確認しましょう。ここでは気候学者W.P.ケッペンによって考案された気候区分に従い、気候帯をご紹介します。

メルボルン大学のM. C. Peelらの発表によると、モントリオールの気候は亜寒帯湿潤気候（気候区分：Dfb）に属しています（※1）。

亜寒帯湿潤気候は夏と冬の寒暖差が激しく、年間を通して一定の降水量があることが特徴です。ニューヨークなどが属する温帯湿潤気候との違いは最寒月と最暖月の気温。

亜寒帯では、最寒月の平均気温が-3℃未満、最暖月の平均気温が10℃を以上となる地域を指し、年間を通した寒暖差が温帯に比べ一層激しくなります。

日本との比較

一方で日本は、北海道や東北などが亜寒帯湿潤気候に、その他地域の大部分は温帯湿潤機構に属しています。

年間を通して気温差が大きく、夏場に雨が多く冬場は乾燥する点では日本での暮らしと似ていますが、モントリオールの冬の方が冷え込みが厳しい点に注意が必要です。

東京よりも冬の冷え込みが厳しいモントリオールの気候

上ではモントリオールの気候帯について簡単にご紹介しましたが、実際の気温などが分からないと生活イメージが湧きづらいですよね。続いては、モントリオールの平均気温や降水量などを東京と比べながらご紹介します。

なお、以下で紹介するデータはアメリカに拠点を置くCanty and Associates LLCが運営する気候データベース「Weatherbase」、およびオランダに拠点を置くWorld Wide Travel Organisationが運営する「Weather and Climate」、ノルウェーに拠点を置くTime and Date ASが運営する「timeanddate.com」掲載の情報を参照しています（※2〜6）。

モントリオールの平均気温

亜寒帯湿潤気候に属するモントリオールは、東京と比べ季節ごとの気温の変化は似ていますが、モントリオールの方が年間を通して気温が低くなります。

特に冬の気温は東京よりもかなり冷え込むため、冬に滞在する場合には、日本で生活する以上の防寒対策を取りましょう。

モントリオールの平均最高・最低気温

モントリオールでは、東京以上に寒暖差が激しく、夏の気温は東京並みに上がりますが、冬は東京よりも冷え込みます。冬の平均最低気温は-10℃を下回り、日によっては30℃まで冷え込む日もあります。

モントリオールの日照時間、日の出・日の入り時間

モントリオールでは、年間を通した日照時間の変動が激しく、東京と比べると夏は日照時間が長く、冬は短くなります。

日照時間の長い夏は問題ありませんが、日照時間の短い冬は気分が落ち込むなどする恐れもあるため、気候によって気分が変わりやすい方は渡航時期を調整しましょう。

モントリオールの降水量

モントリオールの年間降水量は東京と比べるとやや少なめになっています。ただし、冬は日本以上に雨が多く降る時期になる点だけ注意が必要です。

モントリオールの春（4月〜5月）

モントリオールでは4月に入ると春を迎えます。氷点下だった冬の平均気温は4月には10℃、5月には15℃近くまで上がるため、この時期は急激な気温の上昇を感じられます。

春のおすすめの服装

服装はコートやジャケットなど冬用のものを準備しておくといいでしょう。

日中は長袖シャツ1枚でも過ごせるほど暖かくなりますが、朝晩はまだ氷点下近くまで冷え込む日もあるため、薄手のカーディガンやジャケット、コートなど羽織るものがあるといいでしょう。

モントリオールの夏（6月〜8月）

モントリオールの夏は6月から8月にかけてです。

平均気温は20℃を超え、最高気温は日によって30℃近くまで上がるため、この時期は東京の夏同様に暑さを感じます。日照時間は東京都比べてもかなり長いので、遅い時間までお出かけなどを楽しめます。

夏のおすすめの服装

夏は半袖のシャツ・タンクトップに短パンなどの薄手の服装に、日差し対策の帽子・サングラスなどがあるといいでしょう。

日中は暑くなりますが、朝晩は冷え込む日もあるため、薄手のカーディガン、ジャケットなど羽織るものは1、2枚ほど念の為用意してください。

モントリオールの秋（9月中旬〜10月）

9月に入ると、モントリオールでは一気に秋を感じられます。

夏に20℃近くあった平均気温は、10月には10℃近くまで下がり、9月末から10月上旬にかけては一気に紅葉が広がります。

秋のおすすめの服装

秋は9月ごろでも東京の11月並みに気温が冷え込むので、コートやジャケットなど、日によってはダウンなど冬並みの防寒着を用意しましょう。

モントリオールの冬（11月〜3月）

11月に入ると平均最高気温が5℃前後となり、本格的な冬の到来となります。

12月から3月までは平均気温が氷点下となり、特に1月は最高気温すら氷点下を下回る日が多くなるため、寒さは大変厳しくなります。

また北極からの寒気団に覆われると、日中でも最高気温が-20℃となり、風のない晴れた朝には放射冷却現象のために-30℃の猛烈な冷え込みとなります。またトロントと違い雪も降り積もるため、スノーブーツが必需品となります。

冬のおすすめの服装

冬の服装は、インナーで重ね着をしっかりする他、現地の防寒対策がしっかりしたジャケット、帽子、手袋を用意することをおすすめします。

日本の防寒着では太刀打ちできない寒さとなるので、防寒着は余計に持って行くほどがちょうど良いです。

モントリオールのベストシーズンは6月〜8月！

モントリオールのベストシーズンは夏です。

日本ほど湿度は高くなく、夏にはフェスティバルや野外音楽祭などたくさんのイベントが開かれます。雪や寒さによって歩きにくいこともないため、まさに「北米のパリ」の街並みを満喫できるでしょう。

モントリオール留学中に服を購入できる場所と値段

短期間の滞在であれば、日本から持っていく服装で十分に生活を送れますが、長期滞在などで荷物がかさむ場合には、現地で衣服を買うことを検討しましょう。特にジャケットやコートなどは厚みがあるため、現地調達がおすすめです。

幸いモントリオールには、日本人にも馴染みのある「ユニクロ」や「H＆M」、「GAP」をはじめとするファストファッションの店舗があります。

価格や日本とはやや異なるため、下にカナダで販売されているユニクロの各衣類の価格イメージをお伝えします（※7）。

モントリオールにある各店舗の位置は下にまとめているので、店舗を訪れる際にはご確認ください。

項目	金額
ユニクロ	ユニクロ Montreal Eaton Centre店をGoogleマップで見る
H＆M	H＆M 1100 Ste. Catherine St. West at Peel店をGoogleマップで見る H＆M Rockland Centre店をGoogleマップで見る H&M Carrefour Angrignon店をGoogleマップで見る
GAP（他にも店舗あり）	GAP FAIRVIEW PNTE CLAIRE店をGoogleマップで見る GAP CARREFOUR LAVAL店をGoogleマップで見る GAP QUARTIER DIX30店をGoogleマップで見る

留学では最低1週間分を用意！

留学の場合、ホームステイ、あるいは学生寮での滞在が多く、自分の好きなタイミングで洗濯できるとは限りません。最低でも1週間分の服装を用意するようにしましょう。

モントリオールの気候まとめ

今回はモントリオールの気候について紹介しました。

モントリオールの気候の特徴は、夏と冬の寒暖差が激しく、特に冬は東京より冷え込むため注意が必要です。ぜひ今回ご紹介した内容を元にモントリオールに持っていく服装の準備を進めて下さいね。

なお、もし留学先としてモントリオールを検討している場合には、留学カウンセラーが無料で留学相談に乗っています。

おすすめの語学学校や準備の流れ、費用イメージや各種手続きなど、一人ではなかなか検討が進まない留学準備を気軽に進めるなら、ぜひご利用ください。

また衣服をはじめ、カナダ留学に必要な持ち物は下の記事でまとめているので、渡航前に漏れがないかチェックするためにこちらもあわせてご確認ください。
カナダ留学持ち物リスト

あなたの目的に合った語学学校をご紹介します！

留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。

ポイント1. 留学の目的

ポイント2. 生徒規模や雰囲気

ポイント3. 日本人留学生の比率や日本人スタップの有無

ポイント4. 立地

ポイント5. 滞在方法、滞在先の希望

特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

英語力アップに強い留学エージェント「スクールウィズ」

スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。 初中級者のための英語学習プログラム「プレ留学」×「カスタム留学プラン」であなたの留学を、経験豊富なカウンセラーが万全の体制でバックアップ致します。

1. 【スクールウィズが選ばれる7つの理由】
2. 1. 専門家監修！英語学習プログラム「プレ留学」で事前学習もバッチリ
3. 2. 充実した英語学習サポート体制！
4. 3. 1万通り以上から選べる「カスタム留学プラン」
5. 4. 経験豊富なカウンセラーによるベストなプラン提案
6. 5. 代理店手数料0円&最低価格保証
7. 6. 安心安全、充実の留学サポート体制
8. 7. スマホで相談から手続きまで完結！

せっかくの留学を失敗してほしくない想いから、英語力を伸ばす独自のサポート、納得いくプランづくりに力を入れています。

いま英語力に不安があっても、しっかり準備するから大丈夫。留学で、憧れだった「英語を話せる理想の自分」を私たちと一緒に実現させましょう！

留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。

【無料】LINEで留学相談する！

---

【参考文献一覧】