最終更新日:2024/08/29
モントリオールでは鉄道やバスといった日本でも一般的に使われている交通手段が利用されています。しかし、利用方法や料金は日本と異なるところもあり、知らずに渡航してしまうと利用時に慌ててしまう恐れがあります。
今回はモントリオールで利用されている交通手段、料金などを解説します。これからモントリオールを訪れる予定のある方は、滞在中の移動がスムーズにできるようにぜひ参考にしてみてください。
なお、モントリオールの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
モントリオール観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポットやイベント・グルメまとめ
本記事は2023年6月時点での情報に基づいて作成しています。公開日から期間が経つ場合には運賃情報が古くなっている恐れがあるため、各種交通機関利用時には別途事前に最新情報をご確認ください。
なお、記事内ではカナダドルをCADと表記し、為替レートには2022年6月13日時点での情報を参照し、1CAD=106円で計算しています。
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モントリオールでは鉄道やバスといった交通手段が利用できます。特に路線バスは交通網が発達しており、モントリオール中心部での移動には欠かせません。
モントリオールでは「オプスカード(OPUS card)」という交通系ICカードが使われており、事前に運賃をチャージしておけば乗車券を毎度購入する必要がなくなり、手間少なく移動できます。
オプスカードは駅の券売機などで購入できるので、モントリオールに到着後は早い段階で入手しましょう。オプスカードの販売場所は下のページで確認できます。
STL「METROPOLITAN TICKET OFFICES」
モントリオールでの交通手段・ルートを検索する際には、「Googleマップ」や「Transit」、「Chrono」といったアプリが利用できます。特にGoogleマップは普段から使っている人も多く、わざわざ新しくアプリをインストールする手間なくルート検索ができます。
Google マップ - 乗換案内 & グルメ
Google LLC無料posted withアプリーチ
Transit • Subway & Bus Times
Transit App, Inc.無料posted withアプリーチ
Chrono - Bus, métro et train
Autorité régionale de transport métropolitain無料posted withアプリーチ
モントリオールでは、一般的な路線バスに加え、深夜バス、急行バスなどが運行しています。
モントリオールでは路線バスの運行本数が多く、モントリオール市内中心部の移動に便利な交通手段となっています。
ただし交通量が多いモントリオールのバスを利用する際には時間に余裕を持っておくようにしましょう。日本のバスも同様ですが、道路が混雑するとどうしても予定の到着時間に間に合わないということがあります。
モントリオールでは急行バスも運行しており、停車回数は一般的な路線バスと比べ少なく、比較的早く移動できます。特に空港と市内を結ぶ「747」番ルートバスは空港利用者の多くが利用しています。
モントリオールでは深夜にも路線バスが運行しています。地下鉄の始発時間まで運行しているため、地下鉄の終電を逃した場合でも、バスを使って帰宅できます。
料金(1回)(※1) | 【18〜64歳】3.75CAD(約409円) 【6〜17歳】2.75CAD(約300円) 【65歳以上】2.75CAD(約300円) |
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料金(定期券)(※2) | 【1日券】11.00CAD(約1,199円) 【1週間券(18〜64歳)】31.00CAD(約3,379円) 【1週間券(6〜17歳)】18.50CAD(約2,017円) 【1週間券(65歳以上)】18.50CAD(約2,017円) 【1ヶ月券(18〜64歳)】100.00CAD(約10,900円) 【1ヶ月券(6〜17歳)】60.00CAD(約6,540円) 【1ヶ月券(65歳以上)】60.00CAD(約6,540円) |
走行ルート | stm「2022 System map」 |
時刻表 | stm「Bus - Schedules」 |
バスを利用する際には、まずアプリを使い目的地までの移動ルートを確認してください。利用するルートを把握した後は、バス停まで移動します。
モントリオールでは乗車時に運賃を支払います。バス運賃の支払い方法には、現金かオプスカードの2通りがあるので、カードで支払う際には事前に準備をしておきましょう。
乗車後は地図アプリや車内の電光掲示板を確認して現在地を確認します。目的地が近づいてきたら降車ボタンを押すか、窓際に設置されているコードを引き下車合図を運転手に送ってください。
続いては鉄道です。渋滞も多いモントリオール市内ですが、鉄道であれば混雑を気にすることなく時間通りに移動することが可能です。
モントリオール市内の移動に使う鉄道は主に地下鉄、他都市への移動にはVIA、アムトラック(長距離列車)が利用されているので、それぞれ紹介していきます。
モントリオールの地下鉄は先ほど紹介したバスと同じ「STM」という会社が運営しているので、同じカードで利用することができます。
駅は古い建物も多いですが、エスカレーターが充実しており、また出口に接続するバス停の路線案内もあるので、初心者でも使いやすいです。
料金(1回)(※1) | 【18〜64歳】3.75CAD(約409円) 【6〜17歳】2.75CAD(約300円) 【65歳以上】2.75CAD(約300円) |
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料金(定期券)(※2) | 【1日券】11.00CAD(約1,199円) 【1週間券(18〜64歳)】31.00CAD(約3,379円) 【1週間券(6〜17歳)】18.50CAD(約2,017円) 【1週間券(65歳以上)】18.50CAD(約2,017円) 【1ヶ月券(18〜64歳)】100.00CAD(約10,900円) 【1ヶ月券(6〜17歳)】60.00CAD(約6,540円) 【1ヶ月券(65歳以上)】60.00CAD(約6,540円) |
走行ルート | stm「Plan métropolitain - Montréal」 |
時刻表 | stm「Métro」 |
VIAは西海岸から東海岸まで広く路線を持つカナダの国営鉄道です。トロントやバンクーバーといったカナダ国内の主要な都市への移動へ利用されています。
料金 | 利用区間によって異なる。詳細はVIAのHPよりご確認ください。 |
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走行ルート | VIA-RAIL「Explore Canada by Train」 |
時刻表 | 利用区間によって異なる |
モントリオールでは、アムトラック(AMTRAK)という長距離列車が走行しています。
バンクーバーやトロントといったカナダの主要都市はもちろん、ニューヨークやシカゴといったアメリカの都市への移動にも利用できるため、飛行機の代わりの手段としても利用できます。
料金 | 利用区間によって異なる。詳細はAMTRAKのHPよりご確認ください。 |
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走行ルート | AMTRAK「The Amtrak Network」 |
時刻表 | 利用区間によって異なる |
モントリオールでの鉄道の利用方法は日本とあまり変わりません。
まずは最寄りの駅を探し、アプリなどでルート検索をしてください。地下鉄の駅は「METRO」という標識が立っているので、街の中でも見つけやすいです。
改札階まで降りたら乗車券かオプスカードを用意し、改札を通過します。
モントリオールでは路線数は限られるので、行き先さえ間違えなければ乗り間違えることはあまりありません。
一方で長距離列車を利用する際には、事前に乗車券を購入する必要があります。
VIA、アムトラックの乗車券の購入方法は、Webサイト、アプリからオンラインで購入する形と、駅の窓口で購入する方法の2通りがあるので、好みに合わせて乗車券を購入してください。
Amtrak
Amtrak無料posted withアプリーチ
モントリオールで主に長距離列車の停車駅となっているのはモントリオール中央駅(英語:Central Station、フランス語:Gare Centrale)なので、事前にアクセス方法などをイメージしておいてください。
モントリオール中央駅をGoogleマップで確認する
当日駅についてからは列車が到着するまで建物内で待機し、係員の案内に従って乗車します。
より具体的なイメージを持ちたい場合には、下の動画でアムトラックの利用方法が紹介されているので、参考にしてみてください。
公共交通機関を使った移動では行きづらい目的地への移動には、タクシーやUberといった配車アプリを利用しましょう。
モントリオールでは市内を中心にタクシーが多く走行しているので、公共交通機関を使った移動では目的地まで行きづらい時などに利用してください。
なお、公共交通機関を使った移動と違い、タクシーを利用する際にはチップの支払いが必要になります。渡す金額イメージは支払い金額の15%を基準に考え、接客の態度などを加味して金額を調整しましょう。
カナダでは、Uberといった配車アプリが普及しています。
時間帯、移動区間によってはタクシーよりも安く移動できることもあるので、少しでも交通費を抑えたい場合には、タクシー料金と比較してどちらを使うかを検討しましょう。
Uber(ウーバー):タクシーが呼べるタクシー配車アプリ
Uber Technologies, Inc.無料posted withアプリーチ
モントリオールではサイクルシェアリングが普及しており、モントリオール中心に多くのポートが設置されています。タクシーよりも安い料金で自由に移動できるため、交通費を抑えたい方には特におすすめです。
BIXI
Lyft Bikes and Scooters, LLC無料posted withアプリーチ
今回はモントリオールで主に使われている交通手段について紹介しました。
モントリオールではバスや鉄道などの交通手段が現地で暮らす人や旅行者に利用されています。中でも路線バスは、ダウンタウン中心に路線が豊富にあり、観光や日常生活での移動に使いやすいです。
これからモントリオールへ行く方は、ぜひ快適な移動でモントリオールでの充実した時間を過ごしてください。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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※1、2、3、4...Société de transport de Montréal「Transit fares」(参照日:2024-8-14)
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