みなさんこんにちは!カナダ・モントリオールにワーホリ中のつくしです!
日本は夏が終わって秋の入り口に差し掛かってきたところかと思いますが、モントリオールは秋という名の冬がやってきて、日中でも10度以下の気温です。冬物のコートとヒートテックが欠かせません。
ところでモントリオールって、どんな街かインターネットで調べてもなんとなくの雰囲気は知ることはできますが、実際に住んでみるとどうなのか、なかなか現地のリアルな様子って分かりにくいですよね。
そこで今回は、モントリオールの街の様子や生活してみて感じたことなどをまとめていきたいと思います。私が留学先をモントリオールに決める前に知っておきたかった情報を中心に、
などのトピックを中心にお伝えしていきます!
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モントリオールは、カナダの東側ケベック州に位置しています。アメリカの国境も比較的に近く、例えばニューヨークなどに向かう夜行バスなども出ています。季節は四季があり、冬の寒さがマイナス30度を超える日もある、寒い地域でもあります。
ケベック州に位置しているため公用語はフランス語で、街の第一言語もフランス語です。
とはいえモントリオールという地域がちょうど英語圏とフランス語圏の中間にあるため、ここで生まれた人たちはほとんどが英語とフランス語を話すことができるという、少し変わった地域でもあります。子どものころからどちらの言語にも触れるから、という要因があるようです。
サント・カトリーヌ ストリート
モントリオールの街の雰囲気は「コンパクトシティ」という印象。そこまで大きな街ではないけれど、だいたいのものが手に入る場所にあるという感じですね!
モントリオールのダウンタウンと言われているエリアは、「Guy-Concordia」から「Berry-UQUM」までのグリーンラインと言われる地下鉄が通るエリアです。
一駅間は徒歩5〜10分なので、そこまで大きくはありません。ここのメインストリートがサント・カトリーヌ ストリートというところで、ファッションからフードまでお店がたくさんあります。だいたいこの通りで買えないものはありません。とても便利です!
ほかにも日本食スーパーなどもしっかりとあるので、まだ私はこれが買えなくて困ったというものには遭遇しておりません。土日は少し混雑していますが、過ごしやすい街です。
物価自体は日本と比べて、少しだけ高め(1.2倍くらい)です。税率が15%、日本は2018年10月現在8%なので、2倍近いですね!
またレストランなどの利用時はチップを15%〜20%払うことが常識とされているため、外食は少々値が張ります。日本の安い居酒屋に位置するようなお店は少なく、外で酔うほど飲むという文化は、あまり浸透していないように感じます。
実際、イベント以外でお酒を飲みながらの街歩きは禁止されているのでご注意ください!
さて、先ほども簡単に話題に挙げたように、モントリオールってフランス語圏なんです。とはいえ、私自身モントリオールがフランス語圏とは知ってはいたものの、正直きちんとわかっておらず、「カナダって公用語が2ヶ国語だから、フランス語圏といっても英仏表記してあるでしょ。」くらいにしか思っておりませんでした。
同じようにモントリオールに来た日本人でも、実際にそう思っていた人がたくさんいます。大切なことなので、はっきりと言いますね。
モントリオールは標識も、お店の名前も、地下鉄の車内放送も、フランス語オンリーです!
標識とお店の名前については、ケベック州の法律でフランス語表記が義務付けられているので、必ずそうしなくてはいけません。どのくらい厳格かと言うのはこの写真を見ればわかります。
日本でも大人気のカフェ「STARBUCKS COFFEE(スターバックスコーヒー)」。アメリカのシアトルで誕生したカフェで、日本でも英語で「STARBUCKS COFFEE」という看板が掲げられていますね。
しかしケベック州では「CAFÉ STARBUCKS(フランス語)」表記で統一です。フランスでさえも「STARBUCKS COFFEE」なのに!
また、地下鉄も英語で放送は一切してくれません。例えば急に電車が止まった時、放送はフランス語なので何が起きたのか把握することができません。駅員さんに英語で聞けば教えてくれますが、ちょっと二度手間で面倒ですね。
こんなにフランス語圏にも関わらず、モントリオールで働く人たちは英語もフランス語も話せるので、銀行などのやりとりからカフェでの注文まで、英語しか話せなくて困ることは特にありません。
しかし、飲食店もメニューはフランス語が必須で他言語はオプションなので、フランス語メニューしかないお店で注文をするのは少し大変です。辞書を使うか、予測するしかないです(笑)。
日常生活ではそこまで困らない一方で、私のようにモントリオールに英語を勉強しに来つつワーホリの仕事探しをする場合は少し大変です。その話は別の機会に詳しくお伝えしたいと思います。
最後に、モントリオールの気候についてお話したいと思います。1年を通して気温変化の激しいモントリオール。夏は30度手前、冬は寒い時はマイナス30度、1年間で60度の変化があるなんてとても驚きです。
ではその60度の気温変化に耐えるために、現地の人はどんな生活を送っているのか簡単に紹介していきます。
「夏でも30度を超えることは特になく、シーズンを通して3回くらいとても暑い日があるくらい」、というのが現地で生まれ育ったモントリオールっ子たちの言葉です。
その証拠に、モントリオールではクーラーがない家が結構普通にあるんですよね。しかし今年(2018年夏)は異常気象で、33〜35度、体感気温は40度近い温度でした。
私のホームスティ先も例外ではなく、今はシェアアパートメントに引っ越したのですが、そちらにもクーラーは付いていません。入国1週間目は異常な暑い日がつづき、為す術もなく私はひたすら扇風機で耐えていました(笑)。
しかし普段は30度にも達しない日が普通らしいので、クーラーは付いていたらラッキーくらいに思った方が良いかもしれません。
暑い日が続きますが、モントリオールの夏はとにかくイベントが盛りだくさん。7月はほとんど毎日イベントが開催されており、遊びに困ることはありません!
モントリオールの秋はとっても素敵な季節です。ただ気温は日本の都心部の冬です。これを執筆しているのは10月半ばごろですが、既に気温は8度くらいで、ヒートテックと日本で着ていた冬物コートを着ています。
一方で家の中はまだそこまで寒くないので、ヒーターなどはまだ入れていません。さすがは雪国。家が寒さを遮断する作りのようです。
そして冬はマイナス15度くらいが平均気温です。11月下旬ごろから雪が降り始め、ピークは12月〜1月ごろみたいです。私は雪国出身ではないため、正直まだ想像できません。
とはいえ、マイナス30度に耐えられるコート、ブーツ、グローブは必須で、マフラーや帽子ももちろん揃えたいところです。コートは日本で人気のカナダ・グースやノースフェイスなどがこちらでも人気です。オシャレさはもちろん、機能面も抜群に良いみたいです。その分お値段もしっかりしますが。
モントリオールの冬を快適に過ごすためには、ファッションにはこだわらず、ロング丈の良いコートとブーツを買うことが必須です。もしも日本で雪国仕様のコートを買ってからモントリオールに来ようとしている方がいらっしゃったら、決してショート丈を買わないように!
モントリオールの春はとても短いです。特に今年は寒さが厳しい冬であったらしく、4月にもまだ溶けきっていない雪が残っていたそうです。
4月でだいたい秋頃と同じ0度以上10度以下といった気温です。日本の都心部の冬と同じくらいですね。5月半ばごろからだんだんと10度後半の気候になっていき、春らしい気温になっていきます。そして、待ちに待った夏の気温がやってくるのですね!
モントリオールに留学したり、暮らすイメージが少しは浮かびましたか?
フランス語圏ではありますが、バイリンガルシティという特性を強く持つ街なので、英語の勉強にもおすすめできます。「街の雰囲気は好きだけど、フランス語圏だからやめておこうかな」と思っていた方も選択肢にもう一度入れて、検討してみる価値はあるかと思います。
特に5〜9月にかけてモントリオールの気候は最高ですよ。冬が長くて寒いという難点があるので乗り越えられるかは自分との相談になりますが(笑)。
私自身も、これからの長い冬に向けて、頑張って備えます!
それでは次回の記事もお楽しみに!
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