最終更新日:2024/08/29

トロントでワーキングホリデー中の方、これから渡航を検討中の方の中には、現地での仕事探しについて不安や疑問を持っている方もいるかと思います。
トロントは観光や留学、ワーキングホリデーで滞在する人が多いので、仕事探しも他の都市に比べしやすいと言えるでしょう。
とはいえ知らない土地での仕事探しは困難が付き物。特に英語が十分に使えない方は、なかなか目当ての仕事を見つけることができない可能性もあります。
そこで今回は、トロントの仕事事情について、日本人におすすめの求人から、仕事を見つけるためのポイントなどを紹介します。
これからトロントにワーキングホリデーに行く予定のある方、あるいはすでにトロントに滞在しており、現地での仕事選びについて悩んでいる方はぜひこの記事を参考にしてみてください。
なお、トロント留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
トロント留学
なお、レートは1カナダドル=85円で計算しています。
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カナダのトロントはとても治安の良い場所で、日本人にとても人気の場所です。トロントは特に国際色豊かな都市なので、いろいろなバックグラウンドの人たちと働きながら交流することができる環境です。
例えば上司がフランス出身のカナダ人であったあり、同僚は中国人であったりすることがあります。移民大国なので性別、年齢、国籍などを採用の基準にすることはありません。
また、カナダでは給料を小切手で払うという特徴があります。この小切手を銀行に持っていくか、銀行口座に振り込む手続きをします。日本と違って通帳がないので、ネットから残高や履歴を確認するようになっています。
カナダは最低賃金が州によって大きく差があるという特徴があります。時給が低いところで11.00カナダドルから高いところで15.00カナダドルと、その差は4カナダドルもあります。
その中でもトロントのあるオンタリオ州は最低賃金が14.00カナダドル(1,190円)と、カナダの中でも最低賃金が比較的高い州といえます。
サービス業であれば、賃金に加えてチップをもらうことができます。稼げる人であれば、1時間に26.48カナダドル(約2,110円)以上稼ぐことがあります。

トロントでおすすめの求人をご紹介します。
明確な仕事分担があるところは少なく、バリスタ業務以外にもカフェ全体の業務を任されます。レジ、軽食の提供、店内の掃除そして洗い物など、カフェでの全ての業務を臨機応変に行います。
必要な英語力は高くないので、やる気をアピールすることができれば、日本人であっても採用されるチャンスがあります。
ネイティブの英語についていけないことがあっても、笑顔を忘れずに接客をする姿勢が大切です。そうすることで、徐々にお客さんに名前を覚えてもらい、距離が近まります。
時給は、約11カナダドル(935円)です。
お土産店スタッフは、伝統的な工芸品や食品をトロントに来るお客さんに売るという仕事です。日本商品を売っているお土産店は、日本人を積極的採用することがあります。
ワーキングホリデーをした場所が日系人の運営しているお店で、スタッフ全員が日本人か日系人であったという話もあります。
スタッフに日本人が多いからといって、英語が全く話せなくても良いということはありません。ワーキングホリデーで英語力をあげるためには、積極的にお客さんと英語でコミュニケーションをとることが大切です。
また、日本人の同僚と日本語が通じ合えるからこそのトラブルや口論もあるので気をつけるようにしましょう。接客業を通して、お客さんのみならず、同僚スタッフや業者の人などと多くの出会いがあります。
時給は、約11カナダドル(935円)です。
日本語教師として専門性をもって働くことができます。カナダでは日本語教育を行う公立の小学校がいくつかあり、日本語の授業が取り入れられているところもあります。
しかし、公立学校の日本語教師は、州の教員免許が必要なのでワーホリ中に免許を取得することは時間的に不可能です。
一方で、民間の語学学校では求人があります。そしていくつかの条件を満たした場合、母国語を活かして日本語教師として働くことができます。
例えば、日本での日本語教師関連の資格をもっている人や、ワーキングビザを持っている人であればそのチャンスがあります。
業務としては、少人数のクラスで日本語を教えたり、セミプライベートやプライベートで日本語を教えたりするといったものです。日本人だからこそできる職種であり、専門性を活かすことができるのでとても人気な職種です。
時給は、15カナダドル(1,275円)です。

トロントで仕事を見つける方法についてご紹介します。
友人の紹介や、いつも行っているお店にスタッフを募集していないか聞いてみると良いです。その時に求人を募集していなくても、急に人手が必要になったときに、声をかけてもらえることがあります。
就職にはコネがとても重要な要素です。人を雇う側も、誰かからの紹介である方が、身元が明らかで信用できるからです。募集があったらすぐに紹介してもらえるように、日頃からの信頼関係を作ることが大切です。
ゆえに、行くお店や友人と常に声をかけ、何かできることがあったら積極的に動くようにしましょう。
お店の窓や扉に求人のポスターが貼ってあることがあります。そこに片っ端から履歴書を出したり、面接をお願いしたりしましょう。
店がたくさん並んでいるショッピングモールは、求人に出会うことのできるチャンスが高いです。求職中はたくさんの履歴書を持参し、求人募集のポスターがあれば積極的に応募するようにしましょう。
インターネットでは、トロントの求人情報をチェックすることが大切です。臨時のアルバイトの募集や、求職者のためのイベントが開催されることがあります。
領事館主催の募集や、専門的な技術を持った人を募集する求人が多いですが、そのようなスキルをもっていない人向けの情報もあります。
ボランティアを通じて人との新しいコミュニティを作り、それが就職につながることがあるかもしれません。積極的に参加すると良いでしょう。

トロントで仕事を得るためのコツをご紹介します。
応募する前に、自己分析を十分行うことが大切です。そのためにも、インターネットや本といったツールで自分の特性をしっかりと見極めましょう。
人と接することが好きであっても、英語力が不足している場合は、希望する職種に就くことが難しいかもしれません。
その場合は、その英語力不足をどのようにカバーすれば良いか考えることが大切です。語学力以外にもアピールすることのできる強みがないか自己分析をすることは、志望動機を書類や面接の際にも役立ちます。
書類審査では、積極性をアピールするようにしましょう。そのためにも、応募先のことをよく調べておくことが大切です。
また、海外の履歴書は写真を添付したり、年齢記載したりしなくても良いという特徴があります。容姿や年齢で採用の可否を決めることは差別になるからです。
面接時には笑顔を忘れないようにしましょう。面接で緊張してしまって、上手く英語で話をすることができなくても、目を見て笑顔で接することで挽回できることがあります。

トロントで仕事をする際に注意すべきポイントについてご紹介します。
応募する際は、職種についてしっかりと理解するようにしましょう。どのようなスキルが求められていて、具体的にどんな業務を行うのかをしっかりと認識しておくことが大切です。
雇用条件についても、勤務時間は何時から何時までなのか、1ヶ月にどのくらい働くのかなどの条件を知っておくと良いでしょう。
わからない場合は、応募前に電話で聞いたり、面接のときに直接聞くようにしましょう。頻繁に求人を出すところは、悪質な業務の場合がありますので、注意が必要です。
給料がどのように支払われるのか知っておくことが大切です。英語力不足で給料が未払いになったり、勤務時間に見合う給与が支払われなかったりというトラブルの危険があります。
時給はどのくらいで、チップは売上に対してどのくらい従業員は受け取ることができるのかといったことを事前にしっかりと確認しましょう。
給料の支払いは、どのような方法があるのかを確認しておきましょう。現金払い以外にも小切手払いがあります。また、給料の振込日についても日本とは異なるので注意が必要です。
トロントでのおすすめの職業、探し方や採用ポイントをご紹介しました。
トロントは日本人が多いとされている都市ですが、その分、日本人でもしっかり働くことができる環境が揃っていると思います。もちろん日本と違う点はたくさんあります。その違いも楽しめるような、素晴らしい職場にみなさんが出会えることを願っています。

留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

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