留学費用が安い国5選!人気のヨーロッパやフィリピン留学などおすすめを徹底解説
- 2021/10/25
「留学費用の安い国ってどこなんだろう……」
と悩んでいませんか?
留学で必要となる費用は、学費や物価、渡航費などによって決まるものです。これらの金額が安い国を選ぶことで、必要となる留学費用を数万から数十万円ほど抑えらます。
費用を安くできた分、留学期間を長くして海外経験をより深めたり、現地での観光を少し贅沢なものにしたり、といったことが叶います。
そこでこの記事では、英語圏の留学費用のモデル一覧や安価で留学を叶えたい方におすすめの国、さらに留学費用をより節約するコツについて紹介します。
留学費用が安い国で英語力を高める方法についても触れるため、金額を抑えて海外での実りある英語学習を実現したい方は、参考にしてください。
なお、語学留学にかかる費用は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
費用から留学先を探す
本記事では2022年12月15日時点での情報を参照し、為替レートには、1NZD=89円で計算しています。
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英語圏での語学留学モデル費用一覧
必要となる留学費用は、留学先によって異なります。下記は英語圏で1ヶ月、1年の留学をした際に必要となる費用目安を、グラフで表したものです。
英語圏の主要な国に留学するには、300万〜700万円必要なことがグラフからわかります。
留学費用がもっとも高額なアメリカは、主要部の都市の物価や賃料が他の国に比べて高い傾向です。そのため留学をして現地で生活を送るには、充分な費用が必要になります。
一方でフィリピンは物価も賃料も、他国に比べて安価です。滞在するにあたって、費用負担は少ないほうと言えます。
しかし留学費用は物価だけでなく、学費や航空券代などにも左右されます。また、現地で外食や観光をしすぎれば、留学費用が安い国を選んだのに予算オーバーとなってしまう可能性も否定できません。
金額を抑えて海外で語学を学びたい方は、学費や航空費用の節約・現地での過ごし方などについても視野に入れながら、滞在先を検討しましょう。
比較的費用を抑えられる英語圏の留学先5選
続いては、実際にヨーロッパや英語圏にある留学費用の安い国として、
・フィリピン
・マルタ
・ニュージーランド
・アイルランド
・カナダ
の5ヶ国を紹介します。
格安で英語留学するならフィリピン
東南アジアに位置するフィリピンは、日本人留学生に人気の国です。物価や人件費が安いことから、語学学校の授業料・滞在費も他国に比べて安価で設定されています。
またフィリピンの語学学校は授業料が安いだけでなく、レッスン形態も欧米のグループレッスンとは異なり、マンツーマンレッスンが主流です。低価格でも英語力を伸ばしやすい環境が整っています。
おすすめな人
・低価格で確実に英語力を伸ばしたい人
・リゾート地で旅行気分も味わいたい人
・日本人の多い環境で勉強したい人
期間別のモデル費用
フィリピン留学の詳細は下記ページよりご確認ください。
フィリピン留学ガイド-費用やメリット、おすすめ都市・学校情報まとめ-
ヨーロッパで安く留学するならマルタ
マルタはイタリアの南部に位置する国です。英語は公用語として使われています。
近年のマルタは語学学校の数が増加傾向にあり、ヨーロッパの留学先候補として注目を集めています。地中海に浮かぶ島国なことから、リゾート地として観光を楽しめる点も、マルタが留学先として人気の理由です。
またマルタはヨーロッパの中でも、物価が比較的安く、その分滞在費が他のヨーロッパ諸国に比べ節約できます。
おすすめな人
・勉強に加えて旅行気分も味わいたい人
・費用の安い国で英語を学びたい人
・ヨーロッパからの留学生と国際交流をしたい人
期間別のモデル費用
マルタ留学の詳細は下記ページよりご確認ください。
マルタ留学ガイド-費用やメリット、おすすめ都市・学校情報まとめ-
安く治安の良い環境で留学するならニュージーランド
ニュージーランドは、南半球に位置する島国です。面積は日本の4分の3ほどとコンパクトで、人口も多くありません。自然が豊かなため、伸び伸びとした環境で英語を学べます。
ニュージーランドの魅力は、治安の良さにあります。オーストラリアの経済平和研究所(IEP)が2022年に発表した「世界平和指数」では、ニュージーランドが2位を獲得(※1)。同ランキングは、社会の安全性を基に算出されたものです。
日本が10位であることを踏まえると、ニュージーランドは日本よりも治安が良いか同等程度に、安全な国であると判断できます。
物価も先進国の中では高くないほうなため、留学や現地での生活に不安を抱える方におすすめの国です。
おすすめな人
・英語学習に集中したい人
・落ち着いた生活環境で留学したい人
・ワーキングホリデーを考えている人
期間別のモデル費用
ニュージーランド留学の詳細は下記ページよりご確認ください。
ニュージーランド留学ガイド-費用やメリット、おすすめ都市・学校情報まとめ-
イギリス留学より費用を抑えたいならアイルランド
イギリスの西側に位置しているアイルランドは、第二言語として英語を話す国です。日本での知名度はまだまだ高くありませんが、費用の安さ、観光スポットの多さなどから、留学する人が少しずつ増えています。
またアイルランドは、ワーキングホリデーができる国でもあります。最低限の費用だけ用意して留学をし、滞在費は現地でアルバイトをしながら稼ぐ、といった過ごし方も可能です。
おすすめな人
・教育水準の高い場所で勉強したい人
・イギリスなど周辺国へ遊びに行きたい人
・ワーキングホリデーを考えている人
期間別のモデル費用
アイルランド留学の詳細は下記ページよりご確認ください。
アイルランド留学ガイド-費用やメリット、おすすめ都市・学校情報まとめ-
アメリカ留学より費用を抑えたいならカナダ
カナダはロシアに次ぐ、世界で2番目に大きな国です。アメリカと同様に移民が多く、都市部ではさまざまな国の人と出会えます。
カナダの第一言語は英語です。他の国のように公用語や第二言語として英語を扱っているわけではないため、アメリカ留学と同様にネイティブの発音を学べます。
日本からの留学先としても人気なことから、現地で日本人に出会う可能性も少なくありません。いざという時に同じ言語を喋れる人が身近にいれば、安心して過ごせるのではないでしょうか。
「アメリカ留学をしたいけれど費用や生活に不安がある」という方は、アメリカよりも留学費用が安く、ネイティブの英語が学べて日本人も多いカナダからスタートしてみるのも、ひとつの手です。
おすすめな人
・多文化な環境で生活してみたい人
・留学中に気軽にアメリカへ遊びに行きたい人
・ワーキングホリデーを考えている人
期間別のモデル費用
カナダ留学の詳細は下記ページよりご確認ください。
カナダ留学ガイド-費用やメリット、おすすめ都市・学校情報まとめ-
留学費用を少しでもおさえる手段
続いては、国選び以外で費用をおさえるコツとして、
・オフシーズンに留学する
・キャンペーン価格で航空券を購入する
・滞在先を郊外にする
・なるべく自炊する
・留学期間を短くする
の5つを紹介します。
手段(1)オフシーズンに留学する
1つ目の費用を抑える方法は「オフシーズンに留学する」ことです。
留学時期には、「ハイシーズン」と「オフシーズン」の2つがあります。
・ハイシーズン(2〜3月、7〜8月、年末年始など):多くの人が留学する
・オフシーズン(6月、11月など):留学する人が少ない
多くの語学学校がオフシーズンに割引キャンペーンをおこないます。航空券もハイシーズンに比べて価格が下がるため、費用を抑えることが可能です。
時期によって数万〜数十万円ほど節約できることもあるので、まずは渡航シーズンを調整してみてください。
手段(2)キャンペーン価格で航空券を購入する
2つ目の手段は「キャンペーン価格で航空券を購入する」という内容です。
航空会社の中には、時期によってキャンペーンを実施するところもあります。キャンペーン開始時期に合わせて渡航すれば、数万円ほど費用の節約が可能です。
また、早割を実施する航空会社も少なくありません。留学の日程に目処が立ったら、早めに航空券を予約しておくのも留学費用を節約する上で有効な手段です。
手段(3)滞在先を郊外にする
3つ目は「滞在先を郊外にする」という方法です。
海外でも日本と同じく、地方や駅から離れている場所の方が、家賃や食費といった生活費が安い傾向にあります。滞在先を郊外にする、もしくは郊外にある学校を選ぶことで、1ヶ月あたりの留学費用を数万円ほどおさえられます。
手段(4)なるべく自炊する
4つ目の留学費用の節約手段は、「なるべく自炊する」ことです。
留学先の国によっては、外食費が高くなるケースが考えられます。たとえば、日本では410円で食べられるビックマックも、2022年12月現在のニュージーランドでは約632円します(※2)。サイドメニューやドリンクもつければ、あっという間に1,000円の消費です。
スーパーで売られている食料品の値段が高い国であっても、グラム単価に直せば日本と同等かそれ以下になるケースも少なくありません。滞在先にキッチンがついているようであれば、積極的に料理にチャレンジしてみましょう。
手段(5)留学期間を短くする
5つ目の留学費用の節約方法は、「留学期間を短くする」というものです。
留学期間が長くなれば、その分だけ必要な費用も増えます。留学費用が安価な国であるフィリピンでも、1か月滞在期間を短くするだけで数十万円ほどの節約が可能です。
留学期間を短くする分、1日のレッスン・予習復習量を多くすることで、短い時間でも濃い学びを得られます。
目標とした掲げた内容への到達に、予定していた期間が本当に必要なのか、留学費用を削減したい方は見直してみましょう。
限られた予算で英語力を高める方法
最後に、安い国に留学しながら英語力を高める方法として、
・自分が留学で得たい知見や能力を整理する
・事前・事後学習を徹底す
・カリキュラムや講師の質をチェックする
の3つを紹介しますね。
自分が留学で得たい知見や能力を整理する
留学期間には限りがあります。予定していた期間内で何を学び獲得したいのかを整理することが、留学をする上で大切です。
目標がしっかり定まっていることで、期間内での学習スケジュールが立てやすくなります。その結果、安価な留学費用でも目標の達成が叶います。
もちろん費用が安くない国に留学をする場合においても、目標を明確にすることは重要です。留学をした結果、観光や遊びばかりで終わり英語力が向上しなかった、といったことにならないように渡航前から学習の計画を立てておきましょう。
事前・事後学習を徹底する
授業内容の予習・復習を習慣づけることで、より効果的に英語力を伸ばせます。
加えて帰国後の英語学習を欠かさないことも重要です。留学経験で得た英語も、日常的に活用していないといずれ忘れてしまいます。
留学先で培った勉強方法やスキル不足を実感した部分などを再度見直し、帰国後も継続的な英語学習を心がけましょう。
カリキュラムや講師の質もチェックする
レッスン数を抑えれば、その分、学費も安くなります。しかし充分なレッスン数がないと、目標への到達が難しくなる可能性もゼロではありません。
また、意欲的ではない先生が担当となり、望むような授業が受けられない可能性も考えられます。ホームページや留学エージェントなどからレッスンのカリキュラム・口コミなどを確認し、学校の質を調べておきましょう。
まとめ
今回は、留学費用の安い国を解説しました。
おさらいすると、紹介した国は以下の5つです。
・フィリピン
・マルタ
・ニュージーランド
・アイルランド
・カナダ
また費用をさらにおさえるコツとして、以下の3つを紹介しました。
・オフシーズンに留学する
・キャンペーン価格で航空券を購入する
・滞在先を郊外にする
・なるべく自炊する
・留学期間を短くする
今回の記事を参考にしながら、安い国に留学する方法を探してみてくださいね。
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【参考文献一覧】
※1...Institute for Economics & Peace「Global Peace Index Map » The Most & Least Peaceful Countries」(参照日:2022-12-15)
※2...The Big Mac index「The Economist」(参照日:2022-12-13)