現在、「カナダでワーホリしてみたいけど、どうやって仕事を探せばいいんだろう……」
と思っている方も多いのではないでしょうか。
カナダはワーホリができる国の中でも、特に人気の国の一つです。海外での初めての仕事探しは、不安やわからないことがいっぱいあると思います。ですが、カナダで仕事を探す際は、ポイントやコツを押さえておけば、スムーズに仕事を見つけることが可能です。
そこでこの記事では、
の順に、カナダでのワーホリ仕事探しのポイントとコツをお伝えします。
海外で仕事を探すは難しそうに感じますが、押さえるべきポイントはそれほど多くありません。ご紹介するカナダでのワーホリ仕事探しのポイントをチェックして、ぜひ実際の仕事探しで生かしてくださいね。
※本記事内では、すべて1CAD(カナダドル)=90円で計算しています。
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カナダのワーホリで仕事を探す場合、ステップは大きく6つに分けることができます。
の順にお伝えしていきます。
労働条件は、
の項目を押さえましょう。1つずつ説明しますね。
カナダのワーホリビザは、最大で1年間カナダに滞在しながら働くことができます。ワーホリビザの定員は6,500名ですが、抽選方式なので「早く申請すれば確実にビザが取得できる」というわけではないので注意しましょう。
費用は346CAD(38,752円)で、内訳は以下の通りです。
・プログラム参加費:161CAD(18,032円)
・就労許可申請費:100CAD(11,200円)
・バイオメトリクス登録料:85CAD(9,520円)
バイオメトリクスとは、生体認証のことで、2019年度から新しくスタートした認証制度です。精度の高い入国管理を目的としてビザ申請時に義務付けられています。
指定の病院へ行き、指紋を提供する手続きをとらなければなりません。登録については専用のサイトから申請が可能です。
カナダの最低賃金は州によって異なり、また毎年のように賃金改定がされているため、渡航前に最新の最低賃金をチェックしましょう。
2019年4月時点の州ごとの最低賃金は以下の通りです。
【カナダの州ごとの最低賃金】
アルバータ州:15CAD(約1,350円)
ブリティッシュコロンビア州:12.65CAD(約1,138円)
マニトバ州:11.35CAD(約1,021円)
ニュー・ブランズウィック州:11.50CAD(約1,035円)
ニューファンドランド・ラブラドール州:11.40CAD(約1,026円)
ノースウエスト準州:13.46CAD(約1211円)
ノバスコシア州:11.55CAD(約1,039円)
ヌナブト準州:13CAD(約1,170円)
オンタリオ州:14CAD(約1,260円)
プリンスエドワードアイランド州:12.25CAD(約1,102円)
ケベック州:12CAD(約1,080円)
サスカチュワン州:11.06CAD(約995円)
ユコーン準州:12.71CAD(約1,143円)
カナダの労働時間は、日本と同様に細かく決まりごとがあります。
基本的な労働時間は1日8時間、週に40時間です。この時間を超えた場合は超過勤務となるため、その分の賃金が別途発生します。
【超過勤務が発生した場合の支給額】
・1日の超過勤務が4時間以下の場合:通常の1.5倍の賃金
・1日の超過勤務が4時間を超えた場合:通常の2倍の賃金
またいったん職場に出勤すれば、実際の労働時間が短時間であっても最低2時間分の賃金が支払われる決まりです。加えて祝日に出勤が発生した場合には、割増しで賃金をもらえます。
【祝日に出勤した場合の支給額】
・1日の勤務時間が11時間以下の場合:通常の1.5倍の賃金
・1日の勤務時間が11時間を超えた場合:通常の2倍の賃金
雇用主が雇用者を解雇する場合、勤務期間が3カ月~1年未満の雇用者に対しては、1週間前までに書面による予告をすることが義務づけられています。予告が無かった場合、1週間分に相当する解雇手当をペナルティとして支払わなければいけません。
カナダで働く場合、SIN(Social Insurance Number)と呼ばれる社会保険番号の取得が必要です。申請に必要なものと、申請手順は以下の通りです。
続いて、給与を振り込むための銀行口座を開設しておきましょう。
カナダのメジャーな銀行は、以下の5つです。
口座の開設に必要なものは、
・身分証明書2つ(パスポート、SIN カード、カナダの免許証、BCID、国際学生証など)
・住所を証明できるもの
です。口座開設の際には、上記を準備した上で銀行に訪れることをおすすめします。
日本の「履歴書(CV)」に当たるものが、カナダでは「レジュメ」と「カバーレター」の2つです。
それぞれどのようなものかざっくりと説明すると、
・レジュメ:求職者のスキル、経験、教育の履歴をまとめた文書
・カバーレター:自己アピールをまとめた文書
です。つまり日本で言うところの履歴書に近いのがレジュメであり、カバーレターは自分をさらに売り込むためのアピール文書ということになります。
カバーレターには、履歴書とは違って特定のフォーマットはありません。カバーレターに必ず記載したいのは、次の3つです。
履歴書よりも先に目を通す文書なので、興味を惹くカバーレターを書くことでで採用者に興味を持ってもらえる可能性が高まります。
カナダの求人サイト「MONSTER」では、履歴書の書き方に関する動画やフォーマットが用意されていますので参考にしてください。
カナダで仕事を探す場合、主な方法として
の4つがあります。
インターネットの求人サイトを利用すれば、手軽に求人を探すことができます。
場所を問わずいつでも利用できるため、日本にいるうちからチェックしておくと良いでしょう。カナダでは、観光客が多く訪れる夏は求人が増えると言われています。
シーズンによって求人の募集件数が大きく変わる業種があることも把握しておきましょう。後ほど、カナダでおすすめの求人サイトをまとめてご紹介します。
カナダにおける求人は、情報ページの「Career」「Job」などと書かれたコーナーで探すことができます。
このコーナーには求人の概要と連絡先(電話番号など)が書かれているので、気になる仕事があれば電話連絡のうえ、面接を予約することが可能です。
地元紙であれば、
などがおすすめですよ。
実は、カナダでの仕事探しで採用率が高いのが口コミや紹介です。人づての紹介は信頼性が担保されているため、雇う側も安心して雇えます。
カナダで働くことが決まったら、カナダで仕事を探していることを周りの人にできるだけ伝えるようにしておきましょう。意外なつながりから仕事をもらえる可能性もあります。
渡航してからであれば、新しく知り合った学校の友人や、滞在先の人など身近な人から仕事を紹介してもらえる可能性が高くなります。できるだけ広い付き合いをするだけでも、仕事が舞い込んでくるチャンスが高まりますよ。
店頭での直接交渉も、採用に近づく方法としておすすめです。日本だと考えられませんが、カナダでは割とよく見られる光景です。アルバイトとして働くのであれば、店頭での交渉から採用につながるケースもごく普通のことです。
レジュメとカバーレターを忘れずに持って行き、お店のオーナーに直接アピールしてみましょう。
レジュメ、カバーレターが雇い主の目に止まれば、次はいよいよ面接です。
聞かれる内容については、日本での面接とあまり変わりません。
などを、簡潔に説明できるようにまとめておきましょう。初めて英語で面接を受ける人は、必ず事前にリハーサルをしておくのがおすすめです。できれば1度ネイティブの友人に見てもらうと安心して面接に臨めます。
面接で「お店が求める人材に近い」と判断されると、トライアルに進みます。
トライアル中の勤務時間は、企業によって異なるのであらかじめチェックしておきましょう。勤務時間に関しては数時間の勤務から、数日勤務するなどさまざまです。
トライアル期間の勤務に問題がなければそのまま採用が決まりますが、正式に採用になっても試用期間を設けられることがほとんどです。一定の期間を経て本採用となります。
次に、カナダでワーホリをする日本人に人気の仕事をご紹介します。
カナダは大自然に囲まれており、1年を通してさまざまなアクティビティを楽しむことができます。そのためツアーガイドも常に求人があり、日本人向けのものであれば、英語が話せなくとも十分働くことが可能です。
短時間の勤務でも比較的時給が高く、効率よく働きたい人にもおすすめできます。
【必要な英語力(目安)】
TOEIC200~450点
カナダには日系企業が多く進出しているため、日本人経営の日本食レストランや日系スーパーが多いです。日本語の求人サイトでは、多くの求人が出されています。日本語で面接が可能な場合もあり、英語に自信のない人や渡航したての人に人気の仕事です。
【必要な英語力(目安)】
TOEIC450~600点
ホテルなどの清掃スタッフは常に求人があり、英語に自信が無い人でも比較的働きやすい仕事です。
またユースホステルやゲストハウスなどであれば、住み込みで働くことができるところもあり、滞在費を抑えたい人にもおすすめ。住み込みの仕事では、ベビーシッターなども人気があります。
【必要な英語力(目安)】
TOEIC450~600点
カフェやレストランは母数が多く、常に求人が出されているため仕事が見つけやすいです。ただし、日系のレストランよりも高い英語力が求められるので、やや採用の難易度は高めです。
注文や接客以外にも、バックヤードでの仕事が任されることもあるので、英語に自信がなくてもトライしてみる価値は十分あります。
【必要な英語力(目安)】
TOEIC650~750点
続いて、カナダで仕事を探す際におすすめの求人サイトや派遣会社をご紹介します。
もっともカンタンで代表的な仕事の探し方は、インターネットを使って探す方法です。ネット環境さえあれば手軽に求人情報が確認できるので、年々利用者が増えています。
カナダのワーホリ仕事探しでおすすめの求人サイトは、
JPカナダ
e-Maple
craigslist
の3つです。
これらのサイトは、仕事だけでなくアパート・マンションなどの賃貸情報や、日用品の売買情報まで網羅している点が特徴です。
カナダでワーホリの仕事を探すなら、人材派遣会社に登録するのもおすすめです。日系の人材派遣会社であれば、日本人の担当者が付いてくれて、日本人の仕事探しをサポートしてくれます。
マンパワージャパン
世界80カ国に2,800のオフィスを持ち、ワールドワイドに展開している人材派遣会社です。マンパワージャパンは日本で最初の人材派遣会社として知られ、日本法人なので日本人スタッフによる丁寧なサポートを受けることができます。
パソナ
パソナではアジア、北米などの主要都市に現地法人を設置し、海外での人材サービスを展開している会社です。求人情報やビザ情報をはじめとする就労に関する各種情報が得られるのはもちろん、安心して働けるよう経験豊富な担当スタッフがサポートしてくれます。
Kelly Service
Kelly Serviceはアメリカの人材派遣会社ですが、カナダを含む北米の求人に強く、現地企業ならではの求人を紹介してもらえます。利用者の評価も高く、ある程度英語が話せるのであればおすすめです。
最後に、カナダで仕事を見つけるために知っておきたいポイントをご紹介します。
日本にいながら仕事を探すのであれば、できるだけ早いタイミングから行動することをおすすめします。季節やタイミングによって求人の内容やボリュームは大きく変わるため、長いスパンで見極めた方がより自分の働きたい職場を見つけやすいです。
一般的にワーキングホリデーに行く場合は、1年くらい前から準備を始める人が多いですが、仕事先はできれば半年前くらいからリサーチを始めましょう。
カナダで仕事を探すにあたって、「語学力〇〇以上が必要」などと明示している企業はほぼありません。しかしながら、カナダの熟練労働者プログラム(Federal Skilled Worker Program)で申請を行う場合にはCLBスコアで7以上の語学力が必要とされており、これは
に該当します。
CLBスコアとは「Canadian Language Bench Mark」の略で、 カナダにおける言語能力を示す指標のことです。就職する際に求められる一般的な語学レベルと判断して良いでしょう。仕事探しの際、上記のスコアがあるだけで、格段に仕事が見つけやすくなります。
海外で仕事を得ようとする場合、多くは「即戦力」を求められます。職歴には、正社員以外も、アピールにつながる職歴を記載しましょう。特に応募する職種と関連のある仕事の経験は絶対に記載してください。
社会人であれば、日本の履歴書と同じように「これまでの仕事を通じてどのような経験とスキルを得ることができたのか」をわかりやすく簡潔に記載しましょう。
ここまで、カナダのワーホリにおける仕事探しについてお伝えしました。
カナダのワーホリで仕事を探す場合、そのステップは以下の6つです。
またカナダで仕事を得るためのポイントとして、以下の3つをお伝えしました。
これらのポイントを押さえれば、希望する仕事をスムーズに見つけることが可能です。みなさんの仕事探しがスムーズに進むことを祈っています!
カナダのワーホリについて、費用やおすすめの語学学校などは以下のページにて紹介しているので参考にしてみてください。
カナダのワーキングホリデーについて見る
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