こんにちは、カナダのトロントとビクトリアでワーキングホリデーしていたyukiです。
「ワーキングホリデー経験者の振り返りや体験談が気になる」「振り返りを参考にワーキングホリデーの準備を進めたい」という人は多いのではないでしょうか。
ワーキングホリデーで選ぶ国や現地での経験は人によってさまざま。
ワーキングホリデー経験者は良いことも悪いことも乗り越えているため、ワーキングホリデーを計画する際は、経験者の振り返りを参考にすると失敗を防ぎやすいです。
そこで今回は、私の経験談も交えながら、以下の内容を紹介します。
・ワーキングホリデーの振り返りや体験談
・後悔しないために心がけておきたいこと5つ
・ワーキングホリデー中におすすめの過ごし方3つ
これからワーキングホリデーを予定している人は、ぜひ読んでみてくださいね。
なお、ワーキングホリデーについては、費用や人気国、おすすめのプランなどを下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
ワーキングホリデー
※本記事ではカナダドルをCADと表記します。為替レートには2021年12月6日時点での情報を参照し、1CAD=89.69円で計算しています。
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これからワーキングホリデーを予定している人は、経験者の振り返りが気になりますよね。ここでは、異なる国でワーキングホリデーをした5人の体験談を紹介します。
旦那さんのニュージーランド行きについていくことになり、ワーキングホリデーと観光ビザで1年9ヶ月滞在した舞子さん。
最初は思い描いていた優雅な海外生活とは違い、自分の伝わらない英語に四苦八苦。
ところが、「今日は一人で買い物できた」「カフェでコーヒーを注文できた」など、少しずつ「小さな成功体験」を積み重ねることで、英語の勉強よりもコミュニケーションを意識することが大切だと気づいたそうです。
ニュージーランドでの生活は舞子さんの考え方や価値観にも影響を与えます。ワーキングホリデー前の自分では日本人の価値観に阻まれてできなかった新たな挑戦も、乗り越えられる自信を得られました。
詳しい体験談は、「英語力0からニュージーランドへワーキングホリデー!自分の弱さに向き合った初めての海外生活」をご覧ください。
Megさんはヨーロッパのコンパクトな街に住みたいという理由から、ワーキングホリデー先にアイルランドのダブリンを選びました。
そしてMegさんは、1年間のワーキングホリデーを終えて、アイルランドの良い点と悪い点を次のように振り返っています。
アイルランドの良い点
・ダブリンは非常にコンパクトな街
・日本人が少ない
・ヨーロッパ各国への旅行がしやすい
アイルランドの悪い点
・外食が高い
・天気が悪い日が多い
・家探しがすごく大変
詳しい体験談は、「1年間ワーキングホリデーして感じた、アイルランドの良い点・悪い点を正直にレポート!」をご覧ください。
フリーランスとして活動しているしっしーさんは、ポーランドでのワーキングホリデーを経験しました。
しっしーさんは当初、フィリピン・セブ島での英語留学後、オーストラリアへワーキングホリデーに行く予定でした。しかし、ライター業に専念しながら海外生活を楽しむために、ポーランドに行き先を変更します。
オーストラリアではなくポーランドを選んだ理由
・ポーランドは物価が安く住みやすい国
・コワーキングスペースが多い
・インターネット上にポーランドのワーキングホリデー情報が少ない
しっしーさんが、ポーランド到着から1ヶ月間の生活で感じた、日本とポーランドの違いは次の通りです。
ポーランドに来て驚いたこと
・アルコールの種類が豊富
・日曜日は法律で小売店が閉店している
・ポーランド人は真面目でシャイ
・治安がめちゃくちゃいい
詳しい体験談は、「ポーランドでワーキングホリデー開始1ヶ月目!現地生活の様子や驚いたこと | フリーランスのワーキングホリデー連載 #5」をご覧ください。
suuzieeeyさんは、フィリピンでの5ヶ月間の語学留学を経て、カナダ・バンクーバーでのワーキングホリデーをスタート。
現地到着から1週間は、生活の基盤を整えるために
・学生寮への入居
・カナダドルへの換金
・携帯電話の契約
・SINナンバーの取得
・バンクーバー中央図書館での図書カード作成
など、忙しい毎日を送りました。
カナダに到着して1週間目は、慣れない英語環境に苦労しながらも、
・韓国人のルームメイトとの出会い
・CCEL(Canadian College of English Language)での授業
・クラスメイトとのランチやおしゃべり
などを通して、少しずつ現地の生活に馴染んでいったようです。
詳しい体験談は、「カナダ・バンクーバーでワーキングホリデー開始!現地到着から留学1週目の様子をレポート」をご覧ください。
夫婦でオーストラリアワーキングホリデーを経験したKeitoさん。
・シドニーでの語学留学や仕事探し
・ゴールドコーストでのスローライフ
・バンダバーグでのファーム生活
と、3都市で生活した1年間を通して、ようやく「自分がやりたいこと」「住みたい場所」が分かってきたと振り返ります。
セカンドビザでのワーキングホリデー2年目は、オーストラリアに渡る前に抱いていた「コーヒーが盛んなオーストラリアで、バリスタになりたい」という夢を再び追うことを決意しました。
詳しい体験談は、「夫婦でワーキングホリデー2年目の私が、これまでのオーストラリアワーキングホリデー生活を振り返ってみた」をご覧ください。
ワーキングホリデーで後悔しないためには、事前準備と現地での行動の仕方が重要です。より充実したワーキングホリデー生活を送るために、次の5つを押さえておきましょう。
・留学の目的を考える
・やりたいことを躊躇せずにやる
・ある程度のお金を貯めておく
・英語力を日常会話まで伸ばしておく
・自分から話しかけて友達を作る
実はワーキングホリデー経験者の多くが「思ったより英語が上達しなかった」「英語環境の仕事に就けなかった」という後悔をしています。実際私もワーキングホリデー後、満足できる英語レベルには達していませんでした。
原因は、ワーキングホリデーの目的設定や計画が甘かったから。居心地のいいワーキングホリデー仲間とばかり遊んだり、ネイティブと話すときも間違いを恐れて口数が減ったりと、反省点はいくつもあります。
ワーキングホリデー終了後に後悔しないためには、事前に「日本語を使わないローカルジョブに就く」「外資系の仕事に就職・転職できる英語力を身につける」など、具体的な目標を決めましょう。
目的が曖昧だと、典型的な失敗パターンにはまってしまいやすいです。
ワーキングホリデー初期は語学学校に通い、3ヶ月目くらいから日本食レストランでアルバイトを始め、順調なスタートを切ったものの、半年を過ぎた頃に中だるみが到来。
家と職場の往復のみでネイティブの友達は増えず、毎日決まった英語フレーズを使った生活が続き、1年間が終了というワーキングホリデー経験者は案外多いのです。
ワーキングホリデー生活で得られるものは語学力だけではありませんが、「こんなはずじゃなかった」という事態を避けるには「ワーキングホリデー中に実現したいこと」を明確にしておくことが重要です。
ワーキングホリデー後に「やっておけばよかった」という後悔を生まないために、やりたいことがあれば躊躇せずに挑戦しましょう。
私は「たくさん旅行したい」「いろいろな街を見たい」という想いがあったため、アメリカや中米への小旅行を計画し、途中でトロントからビクトリアへの都市移動も経験しました。
振り返ってみると、ボランティアの経験や他の都市への旅行など、まだまだカナダ滞在中にできることはあったと感じています。
興味が湧いたことはためらわずに実行し、限られたワーキングホリデー期間を満喫しましょう。
ワーキングホリデーは事前に予算を立てていても、想定外の出費がかさんだり、予定通りに仕事が決まらなかったりと、お金の悩みに直面しやすいです。私もクラスメイトとの外食のしすぎでお金が足りなくなり、親に送金してもらったことがあります。
せっかくの海外生活でも金銭的な余裕がないと、外食やショッピング、旅行などを自由に楽しめません。長期間仕事が見つからなければ、最悪の場合帰国せざるを得ない状況もあるでしょう。
ワーキングホリデー中に現地でしかできない経験を存分に楽しむためにも、必要額より多めに貯金しておくことをおすすめします。
渡航してすぐに仕事が見つかるとは限らないため、数ヶ月分の生活費、加えて語学学校へ通う人であれば授業料もかかるため、最低でも100万円は貯めておきましょう。
ワーキングホリデーで「ローカルの仕事が見つからなかった」「ネイティブの友達ができなかった」という失敗の原因は、英語力不足が大半です。
思うように英語が話せないと、自分の言動に自信が持てず、仕事探しやコミュニケーションが円滑に進みません。
ワーキングホリデー人気国のカナダやオーストラリアでは、良くも悪くも日本語のみで生活できてしまうため、惰性で日本語環境での生活を続けてしまいがちです。
渡航前に英語力を日常会話レベルまで伸ばしておけば、ワーキングホリデー初期から仕事探しや友達作りを始められます。
オンライン英会話やフィリピンなどの短期語学留学で、英会話に慣れておくとよいでしょう。
ちなみに私は、別の国での短期留学の代わりに、カナダで学生ビザ(6ヶ月)からワーキングホリデービザに切り替えました。英語力を伸ばしてから仕事探しをスタートできたので、いい選択だったと思っています。
海外で生活していれば自然と友達ができると思われがちですが、新しい友達を作るのは案外難しいもの。特に現地の人や長く住んでいる留学生は、すでにコミュニティが出来上がっているため、新しく現れた日本人と親しくなる必要性を感じていません。
ネイティブの友達を作るには、職場の同僚やお客さんなどに積極的に話しかけて仲良くなる努力が必要です。もし職場での出会いがなければ、「Meetup」やLanguage Exchangeに参加するのもおすすめ。
趣味の合う人や日本語学習に興味がある人とコミュニケーションを図る機会を増やして、積極的に英語環境をつくりましょう。
充実したワーキングホリデー生活を送るために、おすすめの過ごし方を3つ紹介します。
・語学学校に通う
・アルバイトをしてみる
・インターンシップやボランティアをする
ワーキングホリデー初期は1〜3ヶ月ほど語学学校に通うのがおすすめです。
ワーキングホリデー中にシェアハウスへの引っ越しや仕事探しをするうえで、高い英語力は必須。しっかりと実践で使える英語力を養いましょう。
また新天地で心細い中、語学学校には同じ境遇の人が集まるため、友達を作りやすいメリットもあります。
ただし、「文法の勉強ばかりで、スピーキングの練習が少なかった」「日本人のクラスメイトが多く、日本語を話してしまった」という失敗談があるのも事実。語学学校を選ぶときは、自分の課題や目的に合う環境やカリキュラムがあるか確認しましょう。
ワーキングホリデービザの特徴は「海外で働く経験ができる」ことです。英語でコミュニケーションを取れるようになってきたら、アルバイトを探してみましょう。
現地での仕事は、ローカルに溶け込むチャンスです。職場でできた友達に、ローカルならではの過ごし方を伝授してもらうこともできます。私も職場の同僚と野球観戦をしたり、ワーキングホリデー仲間とは行かないお店に連れて行ってもらったりしました。
また時給が高い国では、日本より効率よく稼ぐことも可能です。カナダでフルタイムで働いた場合、月に1,000CAD(約9万円)ほど貯金することも難しくありませんでした。
最初のアルバイトは、日本人向けのクラシファイドサイトで探すと、英語力が不安でも採用されやすいですよ。
ワーキングホリデーで、現地ならではの経験をするためには、インターンシップやボランティアもおすすめです。新しい友達作りや英語力向上にも役立ちます。
インターンシップは、ホテル業界をはじめ、旅行会社や日本語教師アシスタントなどさまざま。有給のインターンシップに参加できれば、給料をもらいながら現地でのリアルな仕事を経験することが可能です。
またボランティアは、映画祭やイベントのスタッフ、環境保護を目的としたものなどもあります。農業のお手伝いの代わりに住まいと食事を提供してもらう、ファームステイもおすすめです。
学校や仕事の休日を充実させたい人や、現地企業で働いてみたい人は、ボランティアやインターンシップを検討してみてはいかがでしょうか。
今回は、ワーキングホリデーの振り返りや後悔しないための準備や行動について紹介しました。
ワーキングホリデー先に選ぶ国や現地での経験・感想は十人十色です。いろいろな体験談を参考にし、自分なりのプランを練ってみましょう。
また、これからワーキングホリデーする人に向けた共通のアドバイスは次の5つです。
・留学の目的を考える
・やりたいことに躊躇しない
・ある程度お金を貯めておく
・英語力を日常会話まで伸ばしておく
・自分から話しかけて友達を作る
いざワーキングホリデーが始まると、目の前のことで手一杯になり、自分が本当にやりたいことを見失ってしまいがちです。事前にしっかりと準備をして、後悔のないワーキングホリデー生活を送ってくださいね。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
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