オーストラリアへのワーキングホリデーに興味があるけど、どう準備を進めたら良いか分からないという方も多いのではないしょうか。
「何から手をつけていいのか分からない」
「オーストラリアで必要になる準備物はなに?」
「準備から出発までの流れが知りたい」
今回はこんな疑問をお持ちの方に、オーストラリアワーキングホリデーの準備物から、出発までの流れを一気に紹介していきたいと思います。
[目次]
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まずは日本人がオーストラリアへワーキングホリデーで行く際の条件を確認していきましょう。
これらを満たす人が、ワーキングホリデービザの申請をすることができます。
ワーキングホリデーに行きたいと思ったら、まずは目的や目標を明確にしましょう。そのうえで都市選びをするとその後の準備がスムーズになります。
ワーキングホリデーは目的や目標を持たずに行くと、時間が過ぎていくだけで「何も得られなかった」という人もいます。
など、できるだけ具体的な目標を決めて、計画を立てることが大切です。
どうしてみんな留学するの?留学経験者の留学理由や目的とは
限られたワーキングホリデー生活を充実させるためには、渡航後のプランを練っておきましょう。語学学校に通うのか、すぐにアルバイトをしてお金を稼ぐのかなど、自分の目標と照らし合わせながら検討してみてください。
ちなみにワーキングホリデービザでは就学期間が17週間までと決まっているので、注意が必要です。
私の友人に多かったのは、フィリピン留学をしてからオーストラリアの語学学校へ通うという方法です。事前に英語をしっかり学んでおくことで、ワーキングホリデー期間を最大限楽しむことができます。
特に、アルバイトをするという人は、ある程度の英語力が必要になってきます。目標を決め、どのくらいの英語力が必要なのかも考えておいてください。
大まかな計画を立てたら、行きたい都市やエリアを決めて行きましょう。オーストラリアは広いので、場所によって気候や物価も大きく違ってきます。
また語学学校に通うのか、どんなアルバイトをしたいのかによっても選択肢は変わります。そこで、オーストラリアの人気エリアをいくつか紹介していきます。
シドニーはニューサウスウェールズ州の州都で、オーストラリア最大の都市です。商業や工業の中心地で、海外からの貿易拠点として栄えています。
物価は高いですが、賃金が高いアルバイトもあり、やり方次第で大きく稼ぐことも可能です。都会の生活がしたいという人には、シドニーがおすすめです。
人気語学学校、観光スポット、生活情報などシドニーの詳細情報はこちら
ビクトリア州の州都であるメルボルン。街の4分の1が緑で覆われ、別名「ガーデン・シティ」とも呼ばれています。
「世界一住みやすい街」としても有名で、世界中から観光客や留学生が集まります。街には石造りの建物が立ち並び、おしゃれなカフェが多く、バリスタの専門学校もあります。おしゃれな街で生活したい人は、メルボルンがおすすめです。
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西オーストラリア州の州都であるパースは、海や山に囲まれた自然豊かな都市です。「世界一住美しい街」、「世界一孤立した街」など、さまざまな称号がつけられるほど魅力的な街として知られています。
ワーキングホリデー経験者の友人に「オーストラリアでどこが一番良かった?」と聞くと、皆口を揃えて「パース」と言うほどです。勉強に集中したい人や、のんびりスローライフを過ごしたい人にはおすすめです。
パースの詳細情報はこちら
オーストラリア第3の都市として栄えているブリスベン。晴天率が高く、「サンシャイン・キャピタル」とも呼ばれています。
ゴールドコーストやサンシャインコーストへの玄関口としても知られているので、観光スポットを巡りたい人にはおすすめです。また、シドニーやメルボルンよりも物価が安いので、都会に住みたいけど物価が心配という人にも最適な都市です。
ブリスベンの詳細情報はこちら
クイーンズランド州第2の都市として栄えるゴールドコースト。世界的にも有名なサーファーズパラダイスや、世界遺産に登録されたスプリングブルック国立公園などもあり、世界中から観光客が訪れる観光都市です。
日本人も多いため、海外生活が不安という人も安心して生活を送ることができます。物価が安い地域なので、生活費を抑えたい人にもおすすめです。
ゴールドコーストの詳細情報はこちら
ケアンズは日本からの直行便が多く、オーストラリアの玄関口として栄えています。自転車があれば1日で回れてしまう非常にコンパクトな都市ですが、世界遺産のグレートバリアリーフなど、自然を生かした観光地でもあります。
ワーキングホリデーで人気のエリアなため日本人は多く、語学学校もたくさんあります。オーストラリアの大自然を満喫したいという人は、ケアンズを検討してみてはいかがでしょうか?
ケアンズの詳細情報はこちら
タスマニアはオーストラリア南部にある島です。州都はホバートで、世界的にも珍しい渓谷に囲まれた都市として有名です。
農家やワイナリーが多く、ワーキングホリデーで出稼ぎにきている人も多いです。「タスマニアドリーム」と呼ばれる言葉もあり、稼げると話題のチェリーファームにはワーキングホリデーだけでなく、オーストラリアの人も出稼ぎにきます。留学というよりは、ファームジョブや観光をしにくる人が多い島です。
オーストラリアの都市についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
オーストラリアの都市情報を見る
パスポートは申請してから手元に届くまでに、1週間〜10日程度かかります。
またビザを申請する際にも必要になので、ワーキングホリデーが決まった時点で取得をしておくことをおすすめします。それでは、パスポートの取得手順をみてきましょう。
パスポートの申請には以下の書類を揃える必要があります。
住民登録をしている都道府県の窓口で必要書類を提出し、申請を行ってください。
パスポート受け取りまでは1週間〜10日程度かかります。余裕を持って申請しましょう。
事前の情報収集が、ワーキングホリデー成功のカギといっても過言ではありません。まずは、オーストラリアでのワーキングホリデーに必要な情報をいくつか紹介していきます。
ワーキングホリデーでかかる滞在費用の目安は以下になります。
合計 190万円
学校へ通う人、通わない人もいますので、あくまで参考程度にしてください。
ワーキングホリデーではアルバイトをする人が多いです。それを差し引いたら、100万円程度の資金でワーキングホリデーに行くことも可能です。
語学学校選びは、都市選びと同じくらい重要な項目です。しかし、どんな学校を選んでいいのか分からないという人もいるかと思います。
そこで、学校選びで失敗しないためのコツや、注意点をいくつか紹介していきます。
日本人の比率は、英語学習の成果に大きく関わってきます。
日本人が多い学校は、海外が不安な人でも安心して生活ができ、気軽に相談できる相手がいるのがメリットです。しかし、日本人で固まりすぎて、授業以外では日本語ばかり話してしまうとうデメリットがあります。
日本人が少ないと、無理してでも英語を話さないといけないため、英語力が伸びやすいです。国籍の比率を考えながら、語学学校を選んでいきましょう。
学校によって、施設の設備や綺麗さが異なります。パソコンが自由に使える学校や、食堂が綺麗な学校、机が古い学校などさまざまです。
学費が高くなるに連れて設備も綺麗になる傾向があるので、学費と自分が求める施設設備の環境を見つつ、学校を決めてみてください。
学校によっては毎日、校外レクリエーションがあります。海で遊んだり、BBQを楽しんだり、イベントを開催したりなど、楽しみながら英語を学ぶことができます。
ワイワイするのが好きな人や、たくさん友達が作りたい人にはおすすめです。逆に、黙々と勉強に集中したいという人には合わない可能性がありますので、注意してください。
語学学校の中には、英語学習と資格取得の両方を兼ね備えた学校もあります。バリスタの資格や観光学、海洋学などオーストラリアならではの知識を取得することも可能です。
ただし、ある程度の英語力は必要になりますので注意してください。
ワーキングホリデー中の滞在方法にはホームステイや寮、シェアハウスなどがあります。
ホームステイは、現地のホストファミリーの家に滞在させてもらう方法です。個人の部屋が与えられ、食事の提供をしてくれる家もあります。
プライベート重視で、家事などが得意でない人はホームステイがおすすめです。
寮は、語学学校が運営する学生専用の滞在施設です。相部屋が基本で、さまざまな国の生徒が集まっています。友達ができやすく、勉強する環境が整っているので、英語学習に集中したい人にぴったりです。
シェアハウスは、一つの家を複数人でシェアして使う滞在方法です。滞在費が安く抑えられるので、ワーキングホリデーに慣れてきた人がシェアハウスに移動するということが多いです。
相部屋か個人部屋かで値段が変わります。しっかりと吟味して決めていきましょう。
それではいよいよワーキングホリデーに行くための書類や申請の準備をしていきましょう。
ビザは取得までに1カ月程度かかることがあります。
またビザ申請に健康診断が必要になる場合があるので注意をしてください。特に「過去5年以内に3カ月以上」結核発症率の高い国に滞在していた人は健康診断の対象になります。
私はワーキングホリデー前に3カ月のフィリピン留学を経験していたため、健康診断が必要でした。
結核発生率の高い国は、こちらのリストに載っていない国と定められているため、事前に確認しておきましょう。
直前になって慌てないように、余裕を持って3カ月前には申請をすることをおすすめします。
渡航日が決まったら、航空券を取得しましょう。3カ月前くらいだと格安の航空券が見つかりやすいので、早めの取得がおすすめです。
オーストラリア(シドニー・メルボルン・ブリスベン)行き格安航空券の徹底比較!
海外へ渡航する際は、海外旅行保険の加入が必須になります。もし無保険で行くと病気や怪我などの際に、実費で医療費を支払う必要があります。
オーストラリアの医療費は高いので、場合によっては数百万円かかってしまう可能性も。
私も海外で感染症にかかり、10日間の入院を経験しましたが、海外旅行保険に加入していたので医療費はかかりませんでした。もしもの時のために、海外旅行保険の加入は必ずしておきましょう。
オーストラリア留学で必須!海外旅行保険の選び方から費用まで徹底解説
オーストラリアのATMで現金を引き出したり、レストランで会計をする時は、クレジットカードやキャッシュカードが便利です。
オーストラリアではキャッシュレスが進んでいるため、お店でもカード払いをするのが基本です。
場所によってはお釣りを用意していないところもあるので、2〜3枚はカードを持って行った方がいいでしょう。
留学におすすめのクレジットカードや選び方とは?おすすめカードや学生でも審査が通るカードを紹介します
航空券を取得して一安心という人もいるかと思います。しかし、現地の空港から滞在先や語学学校へ行く手段を考えておく必要があります。
語学学校やホームステイ先によっては、別途追加料金で送迎をしてくれるところもあります。自力で滞在先に行くのが不安な人は、空港への送迎を頼んでおきましょう。
ワーキングホリデーの持ち物って何を持って行けばいいのか迷いますよね。
そこで、ワーキングホリデーに必ず必要になる持ち物をピックアップしてみました。
このほかにも、自分で必要と思うものは随時追加をしていってください。詳しくは下の記事で紹介しています。
オーストラリア留学の持ち物リスト
オーストラリアでは、固有の動植物を保護するために検疫の検査が厳しくなっています。
入国する際は、植物、動物、動植物でできた商品、食品(乳製品、肉、魚、はちみつ)の申告が必要です。これらのものを持っている人は、機内で配られる入国カードの該当欄に記入をしてください。
申告をせずに禁止物を持ち込むと、罪に問われますので十分に注意しましょう。
ワーキングホリデー前に健康状態を整えることは大切ですが、最も注意しなければならないのが「歯」です。
歯科治療は海外旅行保険が適用されないため、虫歯などの治療はすべて実費になります。もし虫歯などがある場合は、保険が適用になる日本の歯科医院で治療をして行くことをおすすめします。
ワーキングホリデー中は海外へ住むことになるので、「海外転出届」を役所に提出しましょう。「海外転出届」を提出すると住民票を抜くことになり、健康保険と年金の支払い義務がなくなります。
特に健康保険は海外で使うことができないので、支払っても意味がありません。また、学生が1年以上海外へ行く場合でも「海外転出届」の提出が推奨されています。
オーストラリアは英語圏なので、充実したワーキングホリデー期間を過ごすためには英語を学ぶ必要があります。
そこで英語学習の準備や、必要な英語力について解説をしていきます。
オーストラリアのワーキングホリデーで必要な英語力は、目的によって変わります。
現地に到着後すぐに、語学学校に入学するのであれば、英語力は必要ありません。学校で英語を勉強しつつ、アルバイトを探したり、勉強一本で頑張ってもいいでしょう。
一方、語学学校に通わないのであれば、日常会話レベルの英語力は必要です。特に、アルバイトをしてお金を稼ぎたい人は、英語で意思疎通が取れることが必須になります。
ワーキングホリデーへ行くまでの英語学習は、実践を想定した勉強がおすすめです。ここでは、ワーキングホリデー前におすすめの英語学習方法とコツを紹介していきます。
オンライン英会話は、講師と直接会話をするので実践的な英語を学ぶことができます。
私もオンライン英会話をやっていますが、講師と1対1で会話をしなければならないので、適度な緊張があります。
「次はミスをしないようにしないと」
「次回は伝えられるように頑張るぞ」
という気持ちになり、英語の上達も早いです。
フリートークもできるので、オーストラリアで出くわしそうなシチュエーションを想定しながらの練習もできます。参考書で勉強するよりも、効率よく英会話力をアップできるでしょう。
発音が上手くなると、英語を聞き取る力はさらに上達します。
私も、フィリピン留学で発音を習ったのですが、「R」と「L」の発音方法を理解するだけでリスニング力が格段に上がりました。
発音が分かってないと、相手がどの単語を言っているのか聞き取れないことが多いです。リスニング力は、発音練習をして鍛えてきましょう。
ワーキングホリデー前に、フィリピン留学をするのも一つの手です。フィリピン留学は、オーストラリアの語学学校へ通うよりも格安の費用で済ませることができます。
私もフィリピン留学を経験しましたが、「ワーキングホリデーへ行くけど費用を抑えたいから来た」という人が多かったです。また私の周りにはフィリピン留学後にオーストラリアへ行く人が多かったため、情報交換もできました。
フィリピン留学はマンツーマンレッスンが基本なので、日本での学習と比較すると英語を話す量が圧倒的に増え、英語力を一気に伸ばすことができます。
事前の準備が重要!留学前にやっておくべき勉強5選
オーストラリアでのワーキングホリデー情報をどこから収集したら良いのか分からないという人もいるかと思います。そこで、情報収集先をいくつか紹介していきたいと思います。
ワーキングホリデーの情報をまだ何も調べていないという人は、エージェントの説明会に参加して相談してみましょう。特に語学学校の情報に詳しいエージェントが多いので、学校に通おうと思っている人は参加してみてください。
しかし、中には高額なお金を請求してくる悪質なエージェントもいるので注意しましょう。
ワーキングホリデー協会のサイトでオーストラリアの基本情報を押さえておくのもいいでしょう。
信頼ができる情報が多いので、何か疑問点があれば、まずワーキングホリデー協会のサイトで確認をしてみてください。
ワーキングホリデーの情報が集まってきたら、さらに詳しい情報を収集していきましょう。
個人ブログでは、「シドニーで仕事を獲得した方法」「バスでゴールドコーストからブリスベンへ行く方法」など、普通のサイトでは網羅できない情報が記載してあります。
注意点としては、100%信頼できる情報ではないということと、更新日が古いものは参考にしないということです。
オーストラリアのワーキングホリデーの特徴として、2年目の延長申請ができることが挙げられます。中にはセカンドビザを取得して、2年目のワーキングホリデーを楽しみたいという人もいるでしょう。
申請にはいくつかの条件を満たさなければなりません。
これらの条件を満たしていればセカンドビザを取得できます。セカンドビザを取得したい人は、必ず押さえておきましょう。
ワーキングホリデーの準備は大変なイメージがありますが、一つ一つ手順を踏めば難しくありません。目標をもとにしっかりと計画を立てて、オーストラリアでのワーキングホリデーを充実したものにしていきましょう。
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