アデレードの気候とオススメの服装を解説！

アデレードに行くにあたって、現地の気候や持っていくべき服装はどのようなものがいいか悩みますよね。

実際アデレードは東京と比べると気温や日照時間、降水量などが異なり、知らずに渡航してしまうと現地で服を一式買い直すなど、不要に出費がかさんでしまう恐れがあります。

そこで今回は、アデレードの気候や季節ごとの雰囲気、服装、ベストシーズンなどをご紹介します。アデレードへの渡航準備を進めている方は、ぜひこの記事を参考に持っていく服装、現地での服の調達イメージを持っていただければと思います。

なお、アデレードの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
アデレード観光といったらここ！現地で楽しめるおすすめスポットやイベント・グルメまとめ

本記事は2024年8月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではオーストラリアドルをAUDと表記、為替レートには2024年8月6日時点での情報を参照し、1AUD＝97円で計算しています。

アデレードの気候帯

まずは、そもそもアデレードがどの気候帯に属しているかを確認しましょう。ここでは気候学者W.P.ケッペンによって考案された気候区分に従い、気候帯をご紹介します。

メルボルン大学のM. C. Peelらの発表によると、アデレードの気候はステップ気候（気候区分：Bsk）と地中海性気候（気候区分：Csb）に属しています（※1）。

ステップ気候は乾燥気候に含まれており、年間を通した降水量は少ないです。ただし、砂漠気候と比べると、季節によっては雨が降るため、降水量はややあるというのが特徴です。

なおステップ気候には、セネガルのダカール、モンゴルのウランバートルなどが属しています。

一方で地中海性気候は夏に乾季があり、夏場と冬場での降水量の大きな差が出るのが特徴で、フランス南部やスペイン北西部、ポルトガル北部などが属しています。

日本との比較

日本は、北海道や東北、沖縄などを除くと、大部分の地域が温暖湿潤気候に属しています。

年間を通して気温差が大きく、夏に雨が多く冬は乾燥するため、アデレードの気候とは乾燥する時期や年間を通した寒暖差に違いが出てくるので注意が必要です。

四季のはっきりしているアデレードの気候

上ではアデレードの気候帯について簡単にご紹介しましたが、実際の気温などが分からないと生活イメージが湧きづらいですよね。続いては、アデレードの平均気温や降水量などを東京と比べながらご紹介します。

なお、以下で紹介するデータはアメリカに拠点を置くCanty and Associates LLCが運営する気候データベース「Weatherbase」、およびオランダに拠点を置くWorld Wide Travel Organisationが運営する「Weather and Climate」、ノルウェーに拠点を置くTime and Date ASが運営する「timeanddate.com」掲載の情報を参照しています（※2〜6）。

アデレードの平均気温

アデレードは南半球に位置するため、日本と季節が真逆になります。夏と冬の平均気温差は東京都比べるとやや穏やかに変化するため、落ち着いた環境の中生活が送れます。

アデレードの平均最高・最低気温

アデレードの平均最高・最低気温の差は東京よりも大きく、特に夏には注意が必要です。日中は日が出て暖かくなりますが、朝晩は冷え込むため、夏での渡航でも、上に着れるものは持っていくようにしましょう。

アデレードの日照時間

アデレードの日照時間は東京よりも多く、特に夏は東京の倍近い長さとなります。

アデレードの降水量

アデレードは年間を通して降水量が少ないです。冬の6、7月ごろが年間を通して一番雨の降る時期になりますが、それでも東京の一番少ない時期と同じ程度の降水量となります。

アデレードの春（9～11月）

春は9〜11月にあたります。

9月は冬が終わってすぐの頃のため最低気温が10℃を下回る日もあり、まだまだ冬の寒さが続きます。しかし、徐々に暖かくなり始め、11月には最低気温も15℃前後、最高気温は25℃前後まで上がります。

春は雨があまり降らず、一番降水量の多い9月でも、月で平均50mm前後ほどしか降水量はありません。

春のおすすめの服装

服装は、まだまだ長袖を着用する時期です。10月の後半から徐々に半袖で過ごせる日も増えますが、夜は肌寒い日が続きます。

長袖に長ズボン、もしくはパーカーやカーディガンのような温度調節のできる上着があると安心です。

アデレードの夏（12〜2月）

夏は12〜2月にあたります。平均最高気温は30℃近くまで上がり、一年で最も暑い時期です。しかし、アデレードの寒暖差は激しく、夜には15℃前後まで気温が下がります。

夏は一年で最も雨の少ない時期になります。加えてアデレードはオーストラリアで最も乾燥している地域に位置するため、空気はかなり乾燥します。

夏のおすすめの服装

夏の服装は半袖に半ズボンで問題ありません。ただし、朝と夜の冷え込みや、室内は冷房が効いていて寒く感じることもあります。そのため、パーカーやカーディガンがあると安心です。また、2月後半は徐々に寒くなり始めるため、日によっては長袖でちょうど良い気温でしょう。

アデレードの秋（3〜5月）

秋は3〜5月にあたります。まだまだ日中は暑い日も多いですが、朝や夜は寒い日が増えてきます。

5月ごろから降水量が増え始め、月に50mmほどの雨が降るようになります。

秋のおすすめの服装

秋の服装は、基本的には長袖に長ズボンを着用します。しかし、日によっては日中は半袖で過ごせる日や、朝晩はさらにもう1枚上着を必要とする日もあるでしょう。

アデレードの冬（6〜8月）

冬は6〜8月にあたります。一部の地域は、霜が降るところもあり、ある程度防寒対策を取る必要があります。

アデレードの冬は一年で最も雨が降る時期ですが、先ほどもお伝えした通り、それでも東京などと比べると降水量はかなり少ないです。

冬のおすすめの服装

冬の服装は、コートやセーターのような暖かい服装が必要です。また、気温が10℃を下回る日も増えるため、手袋やマフラーなどの防寒具もあると安心でしょう。

アデレードのベストシーズンは2〜3月！

アデレードのベストシーズンは2〜3月です。

秋に向けて徐々に気温が下がるため暑さが弱まり、最高気温も25℃前後ほどになります。

ただし、日中と夜の寒暖差がかなり大きいので、体温調整のできる服装を着用するように心がけが必要です。

アデレード留学中に服を購入できる場所と値段

短期間の滞在であれば、日本から持っていく服装で十分に生活を送れますが、長期滞在などで荷物がかさむ場合には、現地で衣服を買うことを検討しましょう。特にジャケットやコートなどは厚みがあるため、現地調達がおすすめです。

幸いアデレードには、日本人にも馴染みのある「ユニクロ」をはじめとするファストファッションの店舗があります。

価格や日本とはやや異なるため、下にオーストラリアで販売されているユニクロの各衣類の価格イメージをお伝えします（※7）。

アデレードにある各店舗の位置は下にまとめているので、店舗を訪れる際にはご確認ください。

項目	金額
ユニクロ	ユニクロ Rundle Myer Centre店をGoogleマップで見る
H＆M	H＆M Rundle Mall店をGoogleマップで見る

留学では最低1週間分を用意！

留学の場合、ホームステイ、あるいは学生寮での滞在が多く、自分の好きなタイミングで洗濯できるとは限りません。最低でも1週間分の服装を用意するようにしましょう。

アデレードの気候まとめ

今回はアデレードの気候について紹介しました。

アデレードの気候の特徴は、年間を通した寒暖差が東京よりも穏やかな点です。ぜひ今回ご紹介した内容を元にアデレードに持っていく服装の準備を進めて下さいね。

なお、もし留学先としてアデレードを検討している場合には、留学カウンセラーが無料で留学相談に乗っています。

おすすめの語学学校や準備の流れ、費用イメージや各種手続きなど、一人ではなかなか検討が進まない留学準備を気軽に進めるなら、ぜひご利用ください。

また衣服をはじめ、オーストラリア留学に必要な持ち物は下の記事でまとめているので、渡航前に漏れがないかチェックするためにこちらもあわせてご確認ください。
オーストラリア留学持ち物リスト

あなたの目的に合った語学学校をご紹介します！

留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。

ポイント1. 留学の目的

ポイント2. 生徒規模や雰囲気

ポイント3. 日本人留学生の比率や日本人スタップの有無

ポイント4. 立地

ポイント5. 滞在方法、滞在先の希望

特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

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