マイアミの空港情報と市内へのアクセス方法

「マイアミへ行くにはどの空港を使えばいいんだろう？」

日本からマイアミへ渡航する場合、マイアミ側ではマイアミ国際空港が主に使われています。航空券予約サイトでも、基本的にはマイアミ国際空港が目的地として設定されるので、空港を間違えるという心配は少ないです。

ただし海外への渡航に慣れていない場合、利用する空港がわかっても入国の流れや空港からの移動方法などイメージが持てず、到着後うまく滞在先まで移動できるか不安を感じますよね。

そこで今回は、マイアミへ渡航する際に利用する空港と入国の流れ、市内へのアクセスをご紹介します。

これから渡航準備を始めようという方は、ぜひ本記事を参考に空港に着いてからの行動イメージを持っていただければと思います。
本記事は2022年12月時点での情報に基づいて作成しています。公開から期間が経ち、店舗が閉店するなど掲載情報が古くなっている恐れがあるため、空港を利用の際には事前に最新情報をご確認ください。
なお、記事内ではアメリカドルをUSDと表記し、為替レートには2022年12月9日時点での情報を参照し、1USD＝138円で計算しています。

マイアミで主に使われているのはマイアミ国際空港

冒頭でもお伝えした通り、日本かあらマイアミへ渡航する際には、主に利用されているのはマイアミ国際空港（空港コード：MIA）です。2021年には1,800万人を超える旅客数を記録し、アメリカ国内でも有数の利用者数を誇る空港となっています（※1）。

なお、マイアミ周辺にはマイアミ国際空港以外にも、フォートローダーデール・ハリウッド国際空港（空港コード：FLL）があるため、航空券を購入する際や空港へ移動する際には注意してください。

日本からはアメリカ国内の空港を経由して渡航

日本からマイアミ国際空港へは2022年12月現在、直行便が運行されておらず、アメリカの他の都市を経由して渡航する形となります。

なお、コロナ禍の現在、直行便を運行している航空会社や運行スケジュールは変更が激しいため、航空券を探す際には最新の情報をもとに購入手続きを進めてください。

マイアミ国際空港はどんなところ？

マイアミ国際空港は市内中心部から西へ約8kmほどの距離にあります。

空港は北ターミナル、中央ターミナル、南ターミナルの3つのターミナルがあります。

ユナイテッド航空やデルタ航空は南ターミナル、アメリカン航空は北ターミナルなど、航空会社によって到着ターミナルは異なるので、事前に到着先を知りたい場合には利用する航空会社をもとに確認してみてください。

飲食店

マイアミ国際空港では、100近くの飲食店があり、乗り継ぎの待ち時間や早めに空港へ着いた際に時間を潰しやすいです。

中にはスターバックスといった日本でも馴染み深いお店もあります。

免税店・お土産店

お土産を買い忘れた場合には、空港内のお土産店が利用できます。マイアミ国際空港ではお土産店が充実しているので、アメリカやマイアミを感じられるグッズなどを手に入れやすいです。

具体的なお店は下のページで一覧で紹介されているので、興味のある品物が空港で買えそうか気になる方はチェックしてみてください。
Miami International Airport「Shop at MIA」

ラウンジ

マイアミ国際空港では、7つのラウンジが設置されているので、利用条件などを知りたい場合にはリンク先よりご確認ください（※3）。

American Airlines Flagship Lounge
American Airlines Admirals Club
American Express Centurion Lounge
Military Hospitality Lounge
Turkish Airlines Lounge
Delta Airlines Sky Club
The VIP Lounge Operated by LATAM

入国の流れ

マイアミ国際空港での入国には主に上の4つのステップであります。

ステップ1. 機内で税関申請書を記入

アメリカへ入国する際には、税関申請書を記入し提出する必要があります。基本的には機内で配布されるので、到着前に記入欄を埋めておきましょう。

なお、税関申請書は到着後空港で受け取り記入することも可能です。

ステップ2. 税関、入国審査

空港へ到着すると、続いては入国審査を受けます。もし英語力に不安を感じる場合には、事前に聞かれやすい質問への自分の回答を準備しておきましょう。

よく聞かれる質問や入国審査前にしておく準備は下の記事でまとめているので、準備に漏れがないか確認したい方はあわせて参考にしてみてください。
事前に知っておけば怖くない！アメリカの入国審査の流れや質問項目、解答例をご紹介

ステップ3. 荷物の受け取り

入国審査などを終えると、荷物の受け取り口へ移動します。飛行機から降り、通路案内に従うと航空便ごとの荷物が運ばれるターンテーブルが並ぶエリアに到着するので、まずは自分の荷物を受け取ってください。

ステップ4. 到着口へ移動

入国審査が完了すれば、あとは到着口へ移動して入国完了です。滞在先までのピックアップを申し込んでいる場合には、指定の場所へ移動し担当者が来るのを待ちましょう。

また、自分で滞在先や市内へ移動する場合には、空港の案内に従い利用する移動手段の停留場所まで移動してください。

なお、空港では無料のWi-Fiが使えるので、事前に配車アプリのダウンロードや地図の読み込み、移動手段の検討などをする際には利用してみてください。

マイアミ国際空港から市内へのアクセス方法

続いては、入国から市内へのアクセス方法と移動時間の目安、料金を紹介します（※2〜5）。

Metrorail（電車）

公共交通機関を利用して空港から市内へ移動する場合には、Metrorailの利用がおすすめです。

目安の移動時間	20分
料金	2.25USD（3,105円）

到着口からMetrorailの駅までの移動

Metrorailを利用するには、空港から最寄りの駅まで MIA Moverで移動する必要があります。MIA Moverは24時間運行しており、空港から駅までは3、4分ほどで移動できます。

最寄りの「MIAMI INTERNATIONAL AIRPORT」駅に着いたら、オレンジラインに乗りしないまで向かいましょう。

Miami Beach Airport Express（高速バス）

マイアミビーチまで移動したい場合には、Miami Beach Airport Expressの利用がおすすめです。

目安の移動時間	40～50分
料金	2.25USD（約311円）

到着口からバス停までの移動

Miami Beach Airport Expressのバス停も、メトロ「MIAMI INTERNATIONAL AIRPORT」駅にあります。MIA Moverで空港から移動し、駅内の案内に従い停留所で待ちましょう。

タクシー

タクシーはバスと比べ料金が高くなってしまいますが、その分停車が少なく早く市内まで移動できます。また、海外渡航が初めてで、公共交通機関の利用に不安を感じる場合にもタクシーは使いやすい移動手段となります。

目安の移動時間	20〜30分
料金	40〜50USD（5,520〜6,900円）+チップ

タクシーの停留所

タクシー乗り場は到着口から出てすぐの駐車場1階にあります。

配車アプリ

アメリカではUberやLyftといった配車アプリも一般的に使われており、タクシーよりも安く移動したい方におすすめです。

ただし、配車アプリの利用料金は時間帯やドライバーの稼働状況で金額が変わりやすく、場合によってタクシーよりも高くなってしまうこともあります。利用する際にはまずは料金を確認してから、利用するかどうかを決めてください。

目安の移動時間	20〜30分
料金	40〜50USD（5,520〜6,900円）+チップ

ピックアップエリア

配車アプリのピックアップエリアも、タクシー同様駐車場1階にあります。

もしアプリをダウンロードしていなければ、渡航前にアプリをダウンロードしておきましょう。

空港送迎

留学でマイアミを訪れる場合には語学学校への申し込みのオプションとして、あるいは旅行で訪れる場合には、ホテルやツアーのオプションとして空港送迎を選ぶことができます。

滞在先となるホテル、学生寮やホームステイ先は必ずしもマイアミの中心部にあるとは限らず、公共交通機関を利用して行くとなるとかなり時間も体力も奪われてしまいます。

空港到着後、なるべく負担なく移動するなら、空港送迎を頼むようにしましょう。

目安の移動時間	滞在先によって異なる
料金	1.5万〜2万円※語学学校のオプションで依頼する場合

空港送迎の待ち合わせ場所

多くの場合、空港送迎のピックアップは空港到着口で待ち合わせとなります。ドライバーは申込者の名前が書かれたカードを持っていたり、事前に共有されている申込者の特徴をもとに声をかけたりするので、自分の担当ドライバーを探しましょう。

探してもドライバーが見当たらない場合には、事前に共有されているドライバーの連絡先か、滞在予定のホテル、通学予定の語学学校、利用しているツアー会社やエージェントなどに連絡を取り、指示を仰ぎましょう。

マイアミの空港情報まとめ

今回はマイアミへ渡航する際の空港について紹介しました。マイアミ国際空港や入国の流れ、市内へのアクセスについてイメージが持てましたか？

本記事は少しでも空港到着後の行動イメージを掴むのに役立てれば幸いです。

また、マイアミへの留学を考えている方、持ち物の準備を順調ですか？

もし何から準備すれば良いかわからないという場合には、アメリカ留学の準備の流れを下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしていただければと思います。
アメリカ留学前の準備の流れ

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【参考文献一覧】

※1...Miami International Airport「Airport Statistics」（参照日：2022-12-9）

※2...Miami-Dade County「Metrorail」（参照日：2022-12-9）

※3...Miami-Dade County「Metrobus Route Details」（参照日：2022-12-9）

※4...Miami International Airport「Taxis & Ride App」（参照日：2022-12-9）

※5...Uber「Uber Estimate」（参照日：2022-12-9）