最終更新日:2024/08/28
ロサンゼルスではバスや電車といった日本でも一般的に使われている交通手段が利用されています。しかし、利用方法や料金は日本と異なるところもあり、知らずに渡航してしまうと利用時に慌ててしまう恐れがあります。
今回はロサンゼルスで利用されている交通手段、料金などを解説します。これからロサンゼルスを訪れる予定のある方は、滞在中の移動がスムーズにできるようにぜひ参考にしてみてください。
なお、ロサンゼルスの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
ロサンゼルス観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポットやイベント・グルメまとめ
本記事は2024年8月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではアメリカドルをUSDと表記、為替レートには2024年8月14日時点での情報を参照し、1USD=148円で計算しています。
[目次]
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ロサンゼルスでは鉄道やバスといった交通手段が利用できます。特に地下鉄は交通網が発達しており、ロサンゼルス中心部での移動には欠かせません。
ロサンゼルスでは「タップカード(Tap card)」という交通系ICカードが使われており、事前に運賃をチャージしておけば乗車券を毎度購入する必要がなくなり、手間少なく移動できます。
タップカードは駅の券売機などで購入できるので、ロサンゼルスに到着後は早い段階で入手しましょう。
ロサンゼルスでの交通手段・ルートを検索する際には、「Googleマップ」や「transit」といったアプリが利用できます。特にGoogleマップは普段から使っている人も多く、わざわざ新しくアプリをインストールする手間なくルート検索ができます。
Google マップ - 乗換案内 & グルメ
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Transit • Subway & Bus Times
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また「Tap App」「Token Transit」では、オンラインで乗車券を購入できる便利なアプリで、カードを持ち歩きたくない方におすすめです。
TAP LA
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Token Transit
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具体的な設定方法などは、下記動画を参考にしてみてください。
ロサンゼルスでは、市内中心部を回る路線バスと、郊外と市内を結ぶ高速バスの2種類のバスが運行しています。
メトロバスはロサンゼルス全体に交通網を敷いており、場所を問わず利用機会の多い路線バスです。
料金(1回あたり)(※1) | 【7〜61歳】1.75USD(約259円) 【62歳以上】0.75USD(約111円)※オフピーク時は0.35USD(約52円) 【6歳以下】無料 |
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料金(定期券)(※2) | 【1日券】5.00USD(約740円) 【7日券】18.00USD(約2,664円) |
走行ルート | Metro「Bus and Rail System detail」 |
時刻表 | Metro「Maps & Schedules」 |
ダッシュバスはダウンタウン中心部や住宅地のルートを走行する巡回バスです。ダウンタウンエリアでは平日であれば10分以内に次のバスが来るなど、走行頻度が高く運賃も安いため短い移動に便利です。
料金(1回あたり)(※3) | 【5歳以上(現金)】0.50USD(約74円) 【5歳以上(タップカード)】0.35USD(約52円) 【4歳以下】無料 |
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料金(定期券)(※4) | 【7日券】5.00USD(約740円) 【1ヶ月券】18.00USD(約2,664円) |
走行ルート | LADOT Transit「DASH System Map」 |
時刻表 | LADOT「DASH」 |
ビッグブルーバスはサンタモニカ周辺で走行している路線バスです。
料金(1回あたり)(※5) | 【61歳以下(現金)】1.25USD(約185円) 【61歳以下(タップカード)】1.10USD(約163円) 【62歳以上(現金)】0.50USD(約74円) 【62歳以上(タップカード)】0.50USD(約74円) |
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料金(定期券)(※6) | 【1日券(61歳以下)】4.00USD(約592円) 【1日券(62歳以上)】1.50USD(約222円) 【7日券】14.00USD(約2,072円) 【1ヶ月券(61歳以下)】50.00USD(約7,400円) 【1ヶ月券(62歳以上)】24.00USD(約3,552円) |
走行ルート | Big Blue Bus「SYSTEM MAP」 |
時刻表 | Big Blue Bus「Routes & Schedules」 |
カルバーシティバスは、ロサンゼルスの中心部とサンタモニカの間にあるカルバーシティ内で運行している路線バスです。
料金(1回あたり)(※7) | 【61歳以下】1.00USD(約148円) 【62歳以上】0.35USD(約52円) |
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走行ルート | Culver CityBus「Bus Schedules」 |
時刻表 | Culver CityBus「Bus Schedules」 |
メトロラピッドバスは路線バスよりも停車数が少ないバスです。路線番号は700〜799となるので、利用する際には乗車予定の番号と間違いがないか確認してから乗車しましょう。
料金(1回あたり)(※1) | 【7〜61歳】1.75USD(約259円) 【62歳以上】0.75USD(約111円)※オフピーク時は0.35USD(約52円) 【6歳以下】無料 |
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料金(定期券)(※2) | 【1日券】5.00USD(約740円) 【7日券】18.00USD(約2,664円) |
走行ルート | Metro「Bus and Rail System detail」 |
時刻表 | Metro「Maps & Schedules」 |
空港と市内中心部間での移動には、急行バス「FlyAway」も利用できます。メトロと比べるとやや料金は高くなりますが、乗り換えなどの手間なく空港へ移動できます。
料金(1回あたり)(※10) | 9.75USD(約1,443円) |
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時刻表 | LAX「Non-Stop Bus Service to LAX」 |
バスを利用する際には、まずアプリを使い目的地までの移動ルートを確認してください。利用するルートを把握した後は、バス停まで移動します。
ロサンゼルスでは乗車時に運賃を支払います。バス運賃の支払い方法には、現金、タップカード、モバイルアプリの3パターンがあるので、カード、アプリで支払う場合には事前に有効なカード、デバイスを用意しておきましょう。
乗車後は地図アプリや車内の電光掲示板を確認して現在地を確認します。目的地が近づいてきたら降車ボタンを押し下車します。
降車時には車内にある降車ボタンを押して降りる旨を運転手に伝えます。
一方でフライアウェイを利用する際には、乗車前に乗車券を購入する必要があります。
乗車券の購入はフライアウェイのアプリか、ユニオン駅、ヴァン・ナイズターミナルにあるチケットブースでできますが、ブースで購入する場合には、現金の支払いは受け付けていないのでご注意ください。
FlyAway Bus Ticket
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続いては鉄道です。渋滞が目立つロサンゼルス市内ですが、鉄道であれば混雑を気にすることなく時間通りに移動することが可能です。
ロサンゼルス市内の移動に使う鉄道は主に地下鉄、通勤列車、長距離列車が利用されているので、それぞれ紹介していきます。
ロサンゼルスでは路線バス同様にメトロの地下鉄が運行しています。
渋滞の多いロサンゼルスではバスやタクシーでの移動に想定以上に時間がかかることもあるので、渋滞に巻き込まれたくない方は地下鉄の利用を検討してみてください。
料金(1回あたり)(※1) | 【7〜61歳】1.75USD(約259円) 【62歳以上】0.75USD(約111円)※オフピーク時は0.35USD(約52円) 【6歳以下】無料 |
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料金(定期券)(※2) | 【1日券】5.00USD(約740円) 【7日券】18.00USD(約2,664円) |
走行ルート | Metro「Bus and Rail System detail」 |
時刻表 | Metro「Maps & Schedules」 |
メトロリンクはロサンゼルス中心部と郊外を結ぶ通勤列車です。
オレンジ郡やサンディエゴ郡といったロサンゼルス郡外への移動に利用できるので、通勤目的はもちろん観光目的でも利用できます。
料金(1回あたり) | 利用区間によって異なる。詳細はメトロリンクのHPよりご確認ください。 |
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走行ルート | METROLINK「SCHEDULES」 |
時刻表 | METROLINK「SCHEDULES」 |
ロサンゼルスでは、アムトラック(AMTRAK)という長距離列車が走行しています。
シカゴやニューヨークといったアメリカの主要都市はもちろん、トロントやモントリオールといったカナダの都市への移動にも利用できるため、飛行機の代わりの手段としても利用できます。
料金 | 利用区間によって異なる。詳細はAMTRAKのHPよりご確認ください。 |
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走行ルート | AMTRAK「The Amtrak Network」 |
時刻表 | 利用区間によって異なる |
ロサンゼルスでの鉄道の利用方法は日本とあまり変わりません。
地下鉄を利用する際には、券売機で購入した乗車券かタップカード、アプリのいずれかを用意し、改札を通過、乗車する形になります。
一方で通勤列車、長距離列車を利用する際には、事前に乗車券を購入する必要があります。
メトロリンク、アムトラックの乗車券の購入方法は、Webサイト、アプリからオンラインで購入する形と、駅の窓口で購入する方法の2通りがあります。
Metrolink
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Amtrak
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より具体的なイメージを持ちたい場合には、下の動画でメトロリンク、アムトラックの利用方法が紹介されているので、参考にしてみてください。
ロサンゼルス南部のロングビーチ、サンペドロでは、リゾートとして有名なカタリナ島へ行くフェリーが運行しています。
料金(往復1回あたり)(※13) | 【大人(12〜54歳)】84.00USD(約12,432円) 【大人(55歳以上)】75.50USD(約11,174円) 【子ども(2〜11歳)】65.00USD(約9,620円) 【子ども(1歳以下)】無料 |
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運行ルート | Catalina Express「Maps」 |
時刻表 | Catalina Express「Schedule & Fares」 |
フェリーを利用する際には、乗船場のカウンターでチケットを購入する形となります。建物内にはバーラウンジなどが設置されているので、待ち時間も飽きずに時間を潰せます。
公共交通機関を使った移動では行きづらい目的地への移動には、タクシーやUber、Lyftといった配車アプリを利用しましょう。
ロサンゼルスでは市内を中心にタクシーが多く走行しているので、公共交通機関を使った移動では目的地まで行きづらい時などに利用してください。
なお、公共交通機関を使った移動と違い、タクシーを利用する際にはチップの支払いが必要になります。渡す金額イメージは下の記事で紹介しているので、いくら渡せばいいかわからない方は参考にしてみてください。
アメリカでのチップ事情まとめ。在住経験者がシーン別の相場や支払い方法をお伝えします!
アメリカでは、UberやLyftといった配車アプリが普及しています。
時間帯、移動区間によってはタクシーよりも安く移動できることもあるので、少しでも交通費を抑えたい場合には、タクシー料金と比較してどちらを使うかを検討しましょう。
Uber(ウーバー):タクシーが呼べるタクシー配車アプリ
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Lyft
Lyft
Inc.無料posted withアプリーチ
ロサンゼルスではサイクルシェアリングが普及しており、ロサンゼルス中心に多くのポートが設置されています。タクシーよりも安い料金で自由に移動できるため、交通費を抑えたい方には特におすすめです。
Metro Bike Share
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具体的な利用方法は下の動画で解説されているので、実際に利用する際には事前にご確認ください。
今回はロサンゼルスで主に使われている交通手段について紹介しました。
ロサンゼルスではバスや鉄道などの交通手段が現地で暮らす人や旅行者に利用されています。中でもバスは、ダウンタウン中心に路線が豊富にあり、観光や日常生活での移動に使いやすいです。
これからロサンゼルスへ行く方は、ぜひ快適な移動でロサンゼルスでの充実した時間を過ごしてください。
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留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1、2、8、9、11、12...Metro「Fares」(参照日:2024-8-14)
※3、4...LADOT「DASH Overview」(参照日:2024-8-14)
※5、6...Big Blue Bus「Fare Information」(参照日:2024-8-14)
※7...Culver CityBus「Fares」(参照日:2024-8-14)
※10...LAX「FlyAway® Fares and Ticket Information」(参照日:2024-8-14)
※13...Catalina Express「Schedule & Fares」(参照日:2024-8-14)
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