ロサンゼルスのエリア情報を解説！観光、生活にはどこがおすすめ？

ロサンゼルスは、アメリカの西海岸カリフォルニア州に位置し、ロサンゼルスを中心とするロサンゼルス群にはビバリーヒルズ、サンタモニカ、ロングビーチなどが含まれ、広大な面積と人口を持つ世界都市です。

アメリカではニューヨークに次ぐ人口を持ち、世界有数の経済圏を確立しています。ロサンゼルス郡には映画の聖地であるハリウッドや、高級住宅街のビバリーヒルズ、リゾート都市であるサンタモニカなど、様々な魅力溢れる都市が含まれ、世界中から多くの観光客や留学生が訪れます。

また、アジア系移民やヒスパニック系の住民も多く、様々な文化が入り混ざって発展したロサンゼルスには、他の世界都市にはないユニークさを感じることができます。

そんなロサンゼルスは大きく5つの地区に分かれます。リゾート都市サンタモニカや、セレブの住む高級住宅街ビバリーヒルズなどの位置するウエストエリア。テーマパークであるユニバーサルスタジオも存在し知る人ぞ知る映画の聖地ハリウッド。 近代的なビルが軒を連ね世界有数の経済都市である事を実感できるダウンタウン。

治安が良くディズニーランドリゾートには多くの家族連れ観光客も訪れるオレンジカウンティ。カリフォルニア州立大学が立地しており、学生や研究者、クリエイティブな職業に就く人が集まる港町ロングビーチと、その性格もまたそれぞれ多様性に富んでいます。

今回は、それぞれの地区がどのような特徴を持つのか、詳しく説明していきます。

なお、ロサンゼルス留学で人気の語学学校は下のページでまとめているので、希望するエリアにある学校を見ながら検討したい方はチェックしてみてください。
ロサンゼルスの語学学校ランキング

ロサンゼルスはどんなエリアに分かれている？

それでは具体的にロサンゼルスがどのようなエリアに分かれているか見ていきましょう。エリア区分は明確な定義がなく、あくまで大まかな分け方となるのでご了承ください。
・ダウンタウン
・ウエストサイド
・ハリウッド
・「サウスベイ
・ゲートウェイ
・サウスロサンゼルス
・ウィルシェア
・ノースウエスト
・サンガブリエル
・サンフェルナンド

ロサンゼルスの中心部「ダウンタウン」

ダウンタウンはロサンゼルス経済圏の中心的なエリアです。

以前のダウンダウンと言えば日中はオフィスに人が溢れている一方で、夜は閑散としており治安の悪いイメージが強く、近寄り難い雰囲気のあるエリアでした。しかし、最近は再開発が進み富裕層も多く住むようになったため、治安も以前より良くなっています。

また、夜遅くまでオープンしているカフェやレストランも多く、現在では夜も活気のある都会となっています。

またダウンタウンにはアメリカ最大の日本人街、リトルトーキョーが存在します。昔から日本人移民が数多く移り住んだこの地は、日本語の通じるレストラン、ショップ、ホテルなどが密集しており、日本人が不慣れなロサンゼルスを訪れる際には非常に心強い存在となっています。

全米随一のビーチリゾート「ウエストサイド」

ロサンゼルス西部に位置するサンタモニカは全米随一のリゾート地として知られています。年間を通じて暖かく晴れており、西海岸と言えばサンタモニカと言っても過言ではないほど、代表的な観光スポットとなっています。

サンタモニカビーチでは多くの観光客や地元民が賑わっており、100年以上前からある海水浴場はカリフォルニア州で最も有名なビーチとなっています。サンタモニカビーチの中ほどにある桟橋「サンタモニカ・ピア」を進むと、遊園地のパシフィックパークがあります。家族連れで来ても存分に楽しめるのが、このサンタモニカの魅力です。

またこのサンタモニカ・ピアの入り口は、シカゴから続いている旧国道であるルート66の終点でもあります。サンタモニカ・ピアから歩いてすぐのサード・ストリート・プロムナードはお洒落スポットとして観光客だけでなく、地元民にも大変人気のエリアです。

若者向けの人気のショップが数多く軒を連ね、その数は200を超え1日ではとても見切れないほどの数になります。また、全米各地からストリートパフォーマーが集い路上でのパフォーマンスも見応えがあります。

また、サンタモニカ周辺は地元民も多く、観光地ではあるもののレストランは比較的安価で美味しいところが多いです。夜遅くまで営業しているお店も多いので、夜景を見ながら優雅にディナーを取ることもできるでしょう。

このサンタモニカから車で30分ほど走らせるとハリウッドセレブも住む高級住宅街、ビバリーヒルズがあります。ハリウッドスターが多く住んでおり、セレブ気分を雰囲気だけでも味わうことができるでしょう。

近くのカフェやレストランで食事中の有名人を見かけることもあるかもしれません。また、高級ブランドが立ち並ぶロデオドライブへのアクセスも大変便利です。日本人にも人気の一流ブランドが多く軒を連ね、日本語の話せるスタッフもいるので、日本よりはるかに安い値段で買い物を楽しむことができるでしょう。

しかし、世界トップクラスの高級住宅街だけあって、滞在費は非常に高額になってしまうので、ホテルなどはサンタモニカ周辺に取ると良いでしょう。

映画の都「ハリウッド」

ロサンゼルスには映画の都ハリウッドがあります。映画ファンであれば必ず行っておきたい映画の聖地です。ロサンゼルス北西部に位置する映画産業の中心地は、20世紀の初頭より数多くの映画会社がこの地で映画制作を行い、以降は映画制作の中心地として世界中へ映画文化を発信することとなります。

ハリウッド観光の中心であるハリウッドブルーバードはダウンタウンからメトロ電車で20分程でアクセスが非常に良好です。こちらからサンタモニカやビバリーヒルズへもバスで移動することができます。

ハリウッドブルーバード沿いは様々なお土産物屋が軒を連ね、ロサンゼルスでお土産物を買うには最も適しているエリアと言えます。このハリウッドブルーバードには、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームと呼ばれる5kmほどの歩道があります。

こちらにはエンタテイメントの世界で活躍した人物の名前が彫られた星型プレートが埋められており、スティーブン・スピルバーグをはじめとする映画界の巨匠からマイケル・ジャクソンやジョンレノンといった音楽界のスターまで、各有名人の名前を見つけることができます。

また、ハリウッドの中心にあるハリウッド＆ハイランドセンターは映画のセットが再現されたショッピングモールです。様々なショップやレストラン、映画館はもちろん、ナイトクラブやホテルまである大型施設となっており、アカデミー賞の授賞式が行われているドルビーシアターが、併設されています。

このシアター内はツアーが行われており、15ドルほどで普段は見ることのできないアカデミー賞の会場やオスカー像などを見学することができ、映画ファンにはたまらない内容となっています。

ハリウッドから車で10分程のところには、ユニバーサルスタジオ・ハリウッドがあります。ここではスタジオツアーが体験でき、実際に映画撮影に使われているセットなどを見学することができます。

ユニバーサルスタジオ・ハリウッドの周辺には、テレビ局や映画制作会社が密集しており、ウォルトディズニーカンパニーや、ワーナー・ブラザースなどの世界的に著名な映画制作会社もこのハリウッドの地にあります。

日系人が多く住む「サウスベイ」

サウスベイは、ロサンゼルス空港南部に位置するエリアです。特に特徴的な点は、サウスベイ中心部のトーランスでは日本人が多く住んでいること。

日本人が経営しているサロンや日本食を取り扱う食材店などが集まっており、海外生活に不慣れな方でも比較的すみやすい地域になります。

物資の移動が盛んな「ゲートウェイ」

ゲートウェイはダウンタウンから見て南東部に位置するエリアで、多くの船舶が行き来するロングビーチを有しています。

ロングビーチはダウンタウンからはメトロブルーラインでアクセスでき、約1時間ほどで到着する終点の地となります。

学生やクリエイティブな職業を持つ人々が数多く住み、古くから若者文化を形成してきたこの街は他のエリアにはないエネルギーのある街となっています。ギャラリーやアートスペース、バーなどが立ち並び、クリエイティブでアーティスティックな街の雰囲気を形成しています。

治安に注意が必要な「サウスロサンゼルス」

サウスロサンゼルスはダウンタウンの南部に位置するエリアです。ロサンゼルスの中でも特に治安の悪い地域と言われており、実際に銃を使った犯罪も少なくない数発生しているので、大事な用事がある時以外はなるべく近づかないようにしましょう。

美術館・博物館が集まる「ウィルシェア」

ウィルシェアはダウンタウンとハリウッドの間に位置するエリアで、ロサンゼルス・カウンティ美術館をはじめ、エリア内には多くの美術館・博物館があることで有名です。

公園が集まる閑静な住宅街「ノースウエスト」

ノースウエストはグリフィス公園をはじめいくつか公園が集まるエリアです。エリア内は住宅地が多く、観光というよりは暮らすことに重きが置かれています。近年はダウンタウンの家賃上昇に伴い、ノースウェストに移り住む人も増えているそうです。

自然を感じられる平原エリア「サンガブリエル」

サンガブリエルはダウンタウン東部に位置しており、エリア内北部は森林公園で占められるなど、他のエリアに比べ自然をより感じられます。

撮影スタジオが多く集まる「サンフェルナンド」

ハリウッドの北西部に位置するサンフェルナンドは、撮影スタジオが多く集まるエリアです。高い建物は一部を除きほとんどなく、ダウンタウンと比べ落ち着いた印象を受けます。

エリア内にはアートギャラリーなども多数点在しているので、ゆったりと生活したい方に人気のエリアと言えます。

ロサンゼルスの語学学校と滞在先マップ

ここまでロサンゼルスの各エリアをご紹介してきました。各エリアについて少しは印象を持てたでしょうか。

ここではロサンゼルスで留学を検討している方に向けて、どんなところにある語学学校、滞在先があるかをご紹介します。下のマップに赤いピンで語学学校、青いピンで滞在先を載せてみたので、気になる地域にどんな学校・滞在先があるか見てみましょう。

なお、ホームステイについては申し込みがあってから滞在先を探すようになるため事前に場所が確定できませんのでご了承ください。また一部の滞在先はこちらでは公開できないため、気になる学校の滞在先がどこにあるか知りたい方は個別でご連絡いただければと思います。
滞在先について相談する

移動については、ロサンゼルスの場合市内を広くバスが通っているため、アクセスに不便さを感じることはあまりないでしょう。ロサンゼルスには他にも電車なども通っており時と場合によって幾つかの交通手段を使い分けるとより快適な生活が送れます。

現地に行ってからでも遅くはありませんが、事前にどのような交通事情かを知りたい方は下で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
ロサンゼルスの交通事情まとめ！利用料金からおすすめの移動手段まで徹底解説

ロサンゼルスのエリア情報まとめ

ロサンゼルスは、ヒスパニック系の移民やアジア系の移民が数多く移り住んだことで、多様な文化背景と温暖な気候を持つ大自然の環境が混ざりあった、多様性のある大都市です。ビーチリゾートとしての魅力があるサンタモニカからほど近いハリウッドの地では、世界的な映画が今もなお作られており、文化の発信地としての伝統とエネルギーを感じることができます。

また、ダウンタウンでは世界有数の経済圏を形成するロサンゼルスの経済を肌に感じることができますし、世界屈指の名門カリフォルニア大学の学生や研究者が多く住むロングビーチからは新たな文化の息吹を感じることができるでしょう。

留学先としてのロサンゼルスは多様な文化を学びつつ勉学に集中することのできる温暖な気候であり、学生にとってこの上なく素晴らしい環境であることは間違いないでしょう。

地区に分けて、ウエストエリア、ハリウッド、ダウンタウンなどの10つのエリアを紹介しました。ロサンゼルスは広大ですが、交通機関やレンタカーを上手に利用して、ぜひ気になったところを訪れてみてください。

あなたの目的に合った語学学校をご紹介します！

留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。

ポイント1. 留学の目的

ポイント2. 生徒規模や雰囲気

ポイント3. 日本人留学生の比率や日本人スタップの有無

ポイント4. 立地

ポイント5. 滞在方法、滞在先の希望

特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

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