最終更新日:2023/12/06
ロサンゼルスを訪れる方の多くが気にするのが現地の治安。渡航する国や地域によっては治安の悪いエリアもあり、生活する上でさまざまな点に注意が必要です。
特に海外に比べ治安の良い日本で暮らしている人にとっては、思わぬことがトラブルのきっかけになることも十分にあります。
そこで今回はロサンゼルスの治安に関して、現地で注意すべきトラブル事例、危険な目に遭わないためのポイントなどを紹介します。現地でトラブルに巻き込まれないためにも、ここで紹介するポイントをしっかり押さえておきましょう。
[目次]
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ロサンゼルスの治安はあまり良くはなく、全米で第二位の犯罪発生率となっています。かつては治安の悪い都市の代表格として、いまだにそのイメージを根強く抱えた日本人も多いでしょう。しかし、ここ10年は大きく犯罪件数が減少し、治安が大きく改善していることはよく知られています。
ロサンゼルスには世界都市の中でも最も日本人在住者が多く、日常生活を営んでいる事実から、そこまで過度な心配はしなくても良いでしょう。しかし、日本のようにどこでも昼夜問わず安全とは言い難く、異国である以上、ある程度の注意は必要と言えるでしょう。
それでは実際に近年のロサンゼルスの治安状況を確認していきましょう。なお、今回は下記の分類で罪種別の犯罪件数をお伝えいたします。
凶悪犯罪:殺人、性犯罪、強盗、暴行・傷害
窃盗犯罪:侵入盗、非侵入盗、乗り物盗
罪種ごとの計算は国や都市によって定義が異なるため単純比較はできませんが、一つ現地の治安イメージを持つ参考として捉えていただければと思います。
その上で、2022年にロサンゼルスで発生した犯罪件数は下の通りです(※1、2、3)。
ロサンゼルス市警察の発表に基づいて編集部が作成
ロサンゼルス市警察の発表に基づいて編集部が作成
2022年、ロサンゼルスでは凶悪犯罪、窃盗犯罪ともに犯罪件数が前年から増加しました。特にコロナ禍以降の2020年からは、殺人、暴行などの発生率が高まっており、現地での過ごし方には一層の注意が必要です。
また、2021年の犯罪発生率を日本、アメリカの平均値と比べると下の通りです(※4、5)。
地域 | 凶悪犯罪 | 窃盗犯罪 |
---|---|---|
ロサンゼルス | 818件 | 2,582.3件 |
アメリカ平均 | 392.2件 | 1,954.4件 |
日本平均 | 48.6件 | 304.2件 |
※10万人あたりの犯罪発生件数
ロサンゼルスの犯罪率は日本平均と比べるとかなり犯罪率が高くなります。特に人種差別などの憎悪犯罪は近年急増しているため、滞在中は身の安全には一層の注意を払って生活してください。
ここではロサンゼルスで実際に発生している犯罪、トラブルについて紹介します。対策を練るにもまずはどんなトラブルが実際に起こっているかを知る必要があります。
ロサンゼルスの街中では、スリや置き引きといった犯罪が頻発しています。こういった犯罪は、ロサンゼルスで起こっている犯罪では比較的軽度なほうです。
しかし、外出先でパスポートなどの身分証明書を盗まれると厄介なことになります。人が多いショッピング施設や駅、空港に行くときは、とくに要注意。治安がよいと言われているエリアでも、油断は禁物です。レストランやカフェといった飲食店、ホテルなどもスリや置き引きの被害が多い場所と言われています。
ロサンゼルスは、強盗事件の発生率がアメリカでもとくに多いエリアと言えるでしょう。路上やエレベーターの中などで刃物や拳銃を突き付け、現金を奪う、などは、強盗事件で多い手口です。
ロサンゼルスでは、自動車が盗まれる事件や車上荒らしも多発している状況です。人通りが少ない場所に車を駐車していたり、貴重品をダッシュボードの上などに置いていたりすると、犯罪者に狙われやすくなるので注意をしましょう。
女性がとくに気を付けたいのが、強姦や痴漢などの性犯罪です。ロサンゼルスでは、頻繁にこの手の事件が起こっています。ホテルや公共施設のエレベーターなどで乗り合わせた女性をターゲットにする犯罪者もいるため、日本にいるときの感覚で行動するのは危険です。
銃社会であるアメリカでは、ちょっとした争いごとでも拳銃が使われることがあります。路上やお店の中での発砲事件も多発しており、危険なエリアに近づくときにはとくに注意を要します。
上で紹介したトラブルに巻き込まれないためにも、ロサンゼルスに滞在している間は以下のポイントを意識するようにしましょう。
外出先でスリや置き引きの被害に遭わないためには、貴重品の扱い方に注意する必要があります。特にバッグやパンツのポケットなどの外から手を伸ばしやすい場所に貴重品を入れておくと、この手の被害に遭いやすくなります。
ロサンゼルスで移動するときには、バッグの開け口がなるべく外から見えないようにして持つようにしましょう。レストランやお店では、バッグを椅子の上などに無造作に置いておかないことが大切です。
ロサンゼルスには、市内の人もできるだけ近づかないようにしている危険なエリアがいくつかあります。このようなエリアは治安が悪く、普通に歩いていても強盗などの凶悪犯罪に遭遇する危険性が高くなります。
土地勘がない場合、危険なエリアを通るバスなどにうっかり乗ってしまうこともあるので注意が必要。ロサンゼルスで公共交通機関を利用するときには、ルートを確認しておくのが1つのポイントです。
自動車の盗難や車上荒らしの被害を避けるためにも、車を降りたら必ず施錠をする習慣をつけましょう。貴重品を車の中に放置しておくのはできるだけ避けたいところ。
アクセサリーや携帯電話といった品も、ロサンゼルスでは狙われます。このような品は外から見えるところに放置せず、バッグの中に入れて持ち歩きましょう。
性犯罪者は、一般的に特定の女性に狙いをつけて近寄ってきます。万が一、外出先で不審者に後をつけられたら、住居などを知られないように注意をしましょう。夜道や人気がないところをできるだけ1人で歩かないなどの注意は、ロサンゼルスでも役立ってきます。
銃を使った犯罪などは、ロサンゼルスでとくに治安が悪いと言われるエリアで多く見られます。事件に巻き込まれるのを防ぐためにも、このようなエリアにはあえて近づかないようにしましょう。
photo by:TheAttestant / Shutterstock.com
ロサンゼルスで警察に連絡をする場合、緊急のときには「911」にかけます。ちなみに、ロサンゼルスでは救急車を呼ぶときや消防車の出動を依頼したいときも同じ「911」に連絡をしますので、日本のように状況に合わせて番号を使い分ける必要はありません。
盗難などの被害に遭ったら、在ロサンゼルス日本国領事館にも相談ができます。現地の警察にどのような届出をしたらよいか、などを教えてもらえるので、手続きの仕方で困ったときには問い合わせをしてみるとよいかもしれません。
また、日本語が通じる医療機関の紹介や日本の家族への連絡なども行っており、こちらの領事館は急病の際にも頼れる相談先になってくれます。
在ロサンゼルス日本国総領事館
受付時間 | 月~金 9:30~12:00、13:00~16:30 |
---|---|
電話番号 | (213)617-6700 |
住所 | 350 South Grand Avenue, Suite 1700, Los Angeles, CA 90071 |
犯罪に巻き込まれないようにする方法は在ロサンゼルス日本国総領事館がまとめている「安全の手引き」にて、詳しく紹介しているので、渡航前には必ず確認するようにしましょう。
在ロサンゼルス総領事館「安全の手引き」
なお、最新のロサンゼルスの犯罪発生状況を確認したい方は、ロサンゼルス市が公開している犯罪マップをご確認ください。
CRIME MAPPING
ロサンゼルスの中には、特に犯罪に巻き込まれないよう注意が必要なエリアがあります。ここでは3カ所紹介します。
photo by:Connor McCrory/ Shutterstock.com
日本人街として知られるリトルトーキョーの近くには、治安が悪いと評判のスキッドロウというエリアがあります。
こちらのエリアは、ホームレスや麻薬中毒者などが多い場所として有名。通行人に危害を加える不審者もいるので、このエリアを徒歩で通行するのはなるべく避けたほうがよいでしょう。スキッドロウを通るバス路線を利用する場合は、いろいろな人が乗ってくる可能性があるので用心しましょう。
サウス・ロサンゼルスも、ロサンゼルスで危険と言われているエリアの1つです。このエリアは、殺人事件などの凶悪犯罪の発生率が多いことで知られています。
建物の窓に鉄格子が入っているなど、ほかの地域では余り見られない光景が目に入るのがこちらのエリアの特徴。銃撃戦などがあり、ロサンゼルス市内の人はもちろん、警官も不要な立ち入りを避ける地域となっているので注意をしましょう。
こういったエリアは、車で通るのもできれば避けたほうが無難です。
photo by:TonelsonProductions/ Shutterstock.com
コンプトンは、ロサンゼルスだけでなく、カリフォルニアで一番治安が悪い街と言われるほど危険なエリアです。ギャング犯罪が多く、殺人事件の発生率はアメリカで一番高いとも言われています。
地元の人も立ち寄らないエリアなので、絶対に近づかないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
ロサンゼルスでは、スリや強盗などのトラブルが実際に発生しています。こういったトラブルに巻き込まれないためには貴重品の取り扱いに注意するや危険なエリアを通る交通機関を利用しないなどの対策とる必要があります。
また、ロサンゼルスの中でも特に治安面で注意が必要なエリアはスキッドロウとサウス・ロサンゼルスです。
これからロサンゼルスを訪れる予定のある方は以上の点に注意して、安全に現地での滞在を楽しんでください。
なお、留学先としてロサンゼルスを検討している場合には、留学カウンセラーが無料で留学相談に乗っています。
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留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
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※1...Mayor of Los Angeles「Crime Data from 2020 to Present」(参照日:2023-10-31)
※2...Census Bureau Data(参照日:2023-10-31)
※3、4...FBI「Federal Bureau of Investigation Crime Data Explorer」(参照日:2023-10-31)
※5...警察庁「犯罪統計」(参照日:2023-10-31)
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