2カ国留学でかかる費用を解説!おすすめの組み合わせ国や節約のポイントも紹介
- 2025/01/27
2カ国留学とは、1カ国目で基礎的な英語学習を行い、2カ国目でより実践的に学び、語学力の向上を目指す留学方法です。
2カ国目留学は、英語圏の1カ国に長期滞在する場合と比べ、費用を抑えられる上、英語を実践で使うための自信を付けられることから、近年人気を集めていますが、どのくらい費用が抑えられるかが気になっている人も多いでしょう。
そこで本記事では、2カ国留学でかかる費用を解説していきます。人気の国の組み合わせや、費用を抑えるコツも詳しく紹介します。現在、2カ国留学を検討している人はぜひ記事を参考にしてみてください。
[目次]
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2カ国留学でかかる費用は約235.5〜424.9万円
ここでは2カ国留学でかかる費用の概算を紹介していきます。全体として、費用はアジア・オセアニア地域は比較的安く、ヨーロッパ地域は高くなる傾向にあります。詳しくは次で紹介します。
なお、今回は以下の期間と条件でそれぞれの費用をご紹介しています。
◆語学留学(合計6カ月間)
1カ国目:3カ月間
2カ国目:3カ月間
◆ワーキングホリデー(合計1年3カ月)
1カ国目:3カ月間(語学学校)
2カ国目:12カ月間(うち3カ月は語学学校)
語学留学+語学留学は約282.5〜409.4万円
2カ国留学で3カ月間ずつ語学学校に通う場合、費用の目安は282.5〜409.4万円です。これは、学費、滞在費、生活費、渡航費などを含めた概算となります。
それぞれの国の語学学校で異なる学習環境やカリキュラムを体験できます。語学力の向上はもちろん、異文化理解や適応力も磨くことができるでしょう。
語学留学+ワーキングホリデー235.5〜424.9万円
2カ国留学で3カ月間語学学校に通い、9カ月間ワーキングホリデーで仕事をした場合の費用の目安は235.5〜424.9万円です。この費用には学費、渡航費、滞在費、生活費が含まれますが、現地で働くと生活費の一部を賄うことが可能です。
ワーキングホリデーでは、仕事を通じて現地の文化や生活を深く体験できるほか、実践的な英語力も身に付きます。ただし、仕事探しの際は英語力が必要な場合が多くタイミングによっても左右されるため、準備と渡航前の資金確保が重要です。
2カ国留学でおすすめの組み合わせと費用
ここでは、2カ国留学でおすすめの組み合わせと費用をそれぞれ解説します。
1カ国目は費用が抑えられる国、2カ国目はワーキングホリデーで仕事や語学学校が探しやすい国を選んでいます。
なお、ここで紹介する金額はあくまでも目安です。実際の金額は現地での過ごし方や住居、就く仕事の種類などで大きく変動します。
フィリピン+オーストラリア
フィリピンとオーストラリアは、2カ国留学でよく選ばれる組み合わせです。フィリピンで短期間で基礎的な英語を徹底的に強化した後に、オーストラリアのワーキングホリデーで活用して現地生活を満喫しながら実践的な力を伸ばせます。
また、フィリピンの語学学校では、ワーキングホリデーを想定したコースも用意されています。オーストラリアでの動きを想定した学習を進めることで、現地での仕事探しがしやすくなり、より充実した生活につなげられるでしょう。
それぞれの国の詳しい費用はこちらの記事をご覧ください。
【2024年版】期間別フィリピン語学留学の費用まとめ
【2024年版】期間別オーストラリア語学留学の費用まとめ
語学留学費用(フィリピン3カ月+オーストラリア3カ月)
学費 | 140.7万円 |
---|---|
渡航費 | 32.2万円 |
滞在費 | 47.8万円 |
現地生活費 | 61.8万円 |
費用総額 | 282.5万円 |
フィリピンとオーストラリアで、3カ月ずつ間語学学校に通った場合の費用の合計の目安は282.5万円です。
オーストラリアではシドニーやメルボルンを始め、パースやダーウィンなど、さまざまな都市に語学学校があります。それぞれ特色が異なるので、比較して自分にあった学校を選んでみてください。
ワーキングホリデー(フィリピン3カ月+オーストラリア12カ月)
学費 | 140.7万円 |
---|---|
渡航費 | 56.1万円 |
滞在費 | 209.6万円 |
現地生活費 | 191.5万円 |
収入(ワーホリの場合) | +362.4万円 |
費用総額 | 235.5万円 |
フィリピンで3カ月間語学学校に通い、オーストラリアで3カ月間語学学校に通い、9カ月間ワーキングホリデーで仕事した場合の費用の目安は235.5万円です。
仕事や現地での過ごし方によっては、学費や滞在費など留学にかかる合計費用以上の収入を得ることも十分に可能です。
オーストラリアでのワーキングホリデーについては、こちらの記事をご覧ください。
ワーキングホリデーならオーストラリアがおすすめ!必要費用や条件を徹底解説
フィリピン+カナダ
フィリピンとワーキングホリデーの人気国であるカナダの2カ国留学も、よく選ばれる組み合わせです。フィリピンではコストを抑えた集中学習を行い、カナダでは長期滞在しながら多文化社会での体験や実践を重視して学べます。
カナダはさまざまな国の人が集まる多民族国家であり、留学生をサポートする奨学金や生活の相談サービスなど、手厚い留学生支援があります。また、比較的英語が聞き取りやすいことが特徴です。これから英語を本格的に勉強していきたい人にはおすすめできる国といえるでしょう。
それぞれの国の詳しい費用はこちらの記事をご覧ください。
【2024年版】期間別フィリピン語学留学の費用まとめ
【2024年版】期間別カナダ語学留学の費用まとめ
語学留学費用(フィリピン3カ月+カナダ3カ月)
学費 | 149.9万円 |
---|---|
渡航費 | 41.1万円 |
滞在費 | 47.3万円 |
現地生活費 | 62万円 |
費用総額 | 300.3万円 |
フィリピンとカナダで3カ月間ずつ語学学校に通った場合の費用の目安は300.3万円です。
オーストラリアとの比較では、距離が遠い分渡航費がやや高めです。1月〜3月の観光のオフシーズンに渡航すると費用を抑えられることがあります。
ワーキングホリデー(フィリピン3カ月+カナダ12カ月)
photo by:f11photo / Shutterstock.com
学費 | 150万円 |
---|---|
渡航費 | 62.6万円 |
滞在費 | 189.3万円 |
現地生活費 | 192.3万円 |
収入(ワーホリの場合) | +267.3万円 |
費用総額 | 326.9万円 |
フィリピンとカナダで3カ月ずつ間語学学校に通い、その後カナダで9カ月間ワーキングホリデーで仕事した場合の費用の目安は326.9万円です。
滞在費や現地生活費は合計400万円弱かかりますが、フルタイムの仕事を見つけられれば、その半分以上を補うことも可能です。
カナダでのワーキングホリデーについては、こちらの記事をご覧ください。
カナダでワーキングホリデーをしたい人必読!費用からおすすめの仕事まで徹底解説
マルタ+イギリス
マルタ共和国は地中海の中央部に位置する国です。この組み合わせでは気候が温暖なマルタで英語学習とリゾートライフを楽しみ、イギリスでは本場の英語とヨーロッパならではの文化的な多様性を体験できます。
また、イギリスとマルタの距離は比較的近く、3〜4時間のフライトで行くことができます。時差1時間であり、体調管理もしやすくスムーズに生活へ馴染むことができるでしょう。
ヨーロッパへの2カ国留学を考えている人は、1カ国目にマルタを選ぶことをおすすめします。
それぞれの国の詳しい費用はこちらの記事をご覧ください。
【2024年版】期間別マルタ語学留学の費用まとめ
【2024年版】期間別イギリス語学留学の費用まとめ
語学留学費用(マルタ3カ月+イギリス3カ月)
学費 | 138.5万円 |
---|---|
渡航費 | 46万円 |
滞在費 | 142.8万円 |
現地生活費 | 82.1万円 |
費用総額 | 409.4万円 |
マルタとイギリスで、3カ月間ずつ語学学校に通った場合の費用の目安は409.4万円です。
合計の費用の内、滞在費が大きな割合を占めます。費用を抑えるためには、シェアハウスの活用や自炊を行い、バスや電車などの公共交通機関を利用するといいでしょう。
ワーキングホリデー(マルタ3カ月+イギリス12カ月)
photo by:Mistervlad / Shutterstock.com
学費 | 138.5万円 |
---|---|
渡航費 | 80.6万円 |
滞在費 | 347.5万円 |
現地生活費 | 204.5万円 |
収入(ワーホリの場合) | +346.2万円 |
費用総額 | 424.9万円 |
マルタとイギリスで3カ月ずつ間語学学校に通い、その後イギリスで9カ月間ワーキングホリデーで仕事した場合の費用の目安は424.9万円です。
物価の高いイギリスですが、時給は高く設定されています。仕事を見つけられれば、十分に余裕のある生活を送ることができるでしょう。
イギリスでのワーキングホリデーについては、こちらの記事をご覧ください。
ワーキングホリデーはイギリスで決まり!費用や申請方法など詳しく解説
マルタ+アイルランド
ヨーロッパへの2カ国留学を考えている人は、マルタとアイルランドの組み合わせもおすすめです。マルタでは比較的低コストで英語を学び、その後アイルランドの自然に溢れた雰囲気と都市の活気をバランスよく楽しみながら学びを深められるでしょう。
また、マルタとアイルランドの2カ国は、ワーキングホリデー以外で長期間滞在したいと考えている人にも向いています。シェンゲン協定とアイルランド独自のビザ規定を活用すれば、最長で3カ月+6カ月の滞在が可能です。
それぞれの国の詳しい費用はこちらの記事をご覧ください。
【2024年版】期間別マルタ語学留学の費用まとめ
【2024年版】期間別アイルランド語学留学の費用まとめ
語学留学費用(マルタ3カ月+アイルランド3カ月)
学費 | 126.5万円 |
---|---|
渡航費 | 49万円 |
滞在費 | 135.4万円 |
現地生活費 | 83.7万円 |
費用総額 | 394.6万円 |
マルタとアイルランドで3カ月間ずつ語学学校に通った場合の費用の目安は394.6万円です。
アイルランドの物価も高く、イギリスと同等の滞在費がかかります。リムリックやゴールウェイなどの地方都市は比較的物価も安く、生活コストを抑えることができます。
ワーキングホリデー(マルタ3カ月+アイルランド12カ月)
photo by:Arcady / Shutterstock.com
学費 | 126.5万円 |
---|---|
渡航費 | 87万円 |
滞在費 | 317.6万円 |
現地生活費 | 211.9万円 |
収入(ワーホリの場合) | +324.9万円 |
費用総額 | 418.1万円 |
マルタとアイルランドでそれぞれ3カ月間ずつ語学学校に通い、その後アイルランドで9カ月間ワーキングホリデーで仕事した場合の費用の目安は418.1万円です。
アイルランドでの仕事は、ダブリンやコークなどの主要都市に集中しています。目的に合わせて都市を選ぶと良いでしょう。
アイルランドでのワーキングホリデーについては、こちらの記事をご覧ください。
アイルランドでワーキングホリデーをしたい人必読!基本情報から体験談まで一挙解説
自分に合った2カ国留学を選ぶ方法とは?
2カ国留学ではさまざまな国の組み合わせがあり、国を選ぶ際は、語学留学やワーキングホリデーなど目的に応じて判断することが求められます。
情報収集も2カ国分必要です。オーストラリアやカナダ、イギリスなど、インターネット上の膨大な情報から一つ一つ選別しなければならず、多くの時間がかかります。
そのため、2カ国留学を検討する際は、現地の情報を知る留学エージェントの利用をおすすめします。スクールウィズには留学問い合わせ7万人以上の実績があり、学校選びから留学前の英語学習など、最新の情報をもとに総合的なサポートを提供しています。
現在はLINEやメール、電話を通じて無料相談を受け付けています。
以下では、LINE相談の体験記事や、留学前のカウンセリングについてまとめた記事を掲載しているので、ぜひ一度記事を読んで確認してみてください。
【体験談】スクールウィズのLINE相談ってどんなことができるの?実際の流れやできることなどをまとめてみた!
2カ国留学で費用を抑える方法
留学費用がいくらかかるか分からず、2カ国留学を決断できないと考えている人も多いのではないでしょうか。ここでは費用を抑える具体的な方法を紹介していきます。
ワーキングホリデーや働ける国を選ぶ
photo by:chalermphon_tiam / Shutterstock.com
2カ国留学で費用を抑えるには、ワーキングホリデー制度を活用できる国を選ぶのがおすすめです。ワーキングホリデーでは、現地で仕事をしながら収入を得られるため、滞在費や学費の一部を補うことが可能です。
また、国によっては学生ビザで決められた時間内で働ける場合もあります。例えば、オーストラリアの学生ビザでは2週間で最大48時間までの就労が認められています。
しかし、現地での仕事探しは高い英語力や適応力が求められることに加え、競争率が高い地域では仕事が見つからない可能性も考慮すべきです。そのため、十分な準備資金を確保して渡航し、初期費用に余裕を持つことをおすすめします。現地での収入はあくまで補助的なものと考えるようにしましょう。
シェアハウスや自炊など節約術を実践
現地で費用を節約するためには、さまざまな方法があります。
- ・滞在先を変える
- ・なるべく自炊する
- ・大型スーパーで食品や生活用品を購入し、シェアする
- ・移動や通学に徒歩や自転車を使う
- ・学割を活用する
滞在先は、シェアハウスまたはルームシェアを選ぶと良いでしょう。シェアハウスとは一戸の住宅を複数人で共有して暮らす、ルームシェアは一部屋を複数人で住む方法です。留学ではメジャーな方法であり、ホームステイやアパートの賃貸と比較して大幅に費用を抑えることができます。
また、海外では外食の費用は高くなることが多いです。なるべく自炊を行い、食材はまとめ買いして一緒に住む仲間とシェアするといいでしょう。
他にも、移動はタクシーを使わずにバスや自転車、徒歩を極力使い、学割のあるサービスを積極的に使うようにしてください。より詳しい節約方法は以下の記事で解説しています。
留学中の節約術まとめ。たくさんお金を貯めなくても生活できる?
2カ国留学を成功させるためのコツ
留学を成功させるためには、入念な事前準備を行うことが大切です。ここでは2カ国留学を成功させるためのポイントを2つ紹介します。
事前の英語学習でより効率よく英語力をアップ
留学前にリスニングとスピーキングの学習を進めておくことは重要です。頻出単語や文法を復習して英語に触れる習慣を作ると、留学中の学びがスムーズになり、より効率的に語学力を伸ばすことができるでしょう。
スクールウィズでは、プレ留学という英語学習プログラムを提供しています。プレ留学ではスクールウィズで留学する仲間たちと、初級レベルから英語を学ぶことが可能です。日本にいながらリスニングやスピーキングを本格的に学べるため、現地での生活や授業に自信を持って臨むことができるでしょう。
詳細は以下の記事で掲載しているので、ぜひ確認してみてください。
スクールウィズのプレ留学
2カ国留学で何を身に付けたいかを目標を明確に
2カ国留学を成功させるためには、身に付けたいスキルや目標を明確にすることが重要です。「語学力の向上」といった抽象的な内容ではなく、具体的な目標を立てるようにしましょう。
例えば1カ国目では「日常会話で困らないレベルの英語力を身に付ける」「英語のプレゼンテーションで自信を持って話せるようになる」2カ国目では「ネイティブを相手にした仕事に就く」「現地のコミュニティに入り活動する」など詳細な内容であるほど効果的です。
目標から逆算することで留学生活の方向性がはっきりし、今やるべきことが明確になります。
まとめ
2カ国留学では、1カ国目で費用を抑えて基礎を学び、2カ国目では自信を持って実践的な英語を使って効率的に語学力を伸ばすことができます。ご自身が留学を通して何を実現したいか、目的を明確にして国を選んでみてください。
スクールウィズでは、現地の最新の情報を知る留学カウンセラーが、事前準備から現地での生活まであらゆる面でのサポートをさせていただいています。現在2カ国留学を検討する人は、LINEやメール、電話を通じてお気軽にご連絡ください。
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を
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自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
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