イギリスの隣に位置し、親しみやすい国民性や治安の良さで知られるアイルランド。英語圏ながらイギリスよりも安く留学できるとして、ワーキングホリデー先や留学先として近年注目が集まっています。
とはいえ、イギリスやカナダよりはまだまだマイナーで、「アイルランドってどんな国?」「ワーキングホリデービザの概要や申請方法は?」など分からない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、アイルランドワーキングホリデービザの基本情報、滞在先としておすすめの都市などをまとめて解説します。アイルランド留学経験者の体験談も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
なお、他国を含めたワーキングホリデー全般の情報については、費用や人気国、おすすめのプランなどを下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
ワーキングホリデー - 費用やおすすめの留学プラン、人気の仕事や体験談まとめ -
※記事内ではユーロをEURと表記します。為替レートは2024年2月12日時点での情報を参照し、1EUR=163円で計算しています。
監修者
留学カウンセラー:高橋 まどか
初めての海外経験は、学生時代にロサンゼルスへの短期留学。見るもの感じるもの全てが新しく刺激的な時間を過ごす。卒業後、銀行に3年間勤務をするも、留学への想いが再熱。意を決して退職し、サンディエゴで留学を経験。帰国後は、留学カウンセラーとしてお客様に寄り添ったカウンセリングを行っている。
[目次]
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まずは、アイルランドのワーキングホリデーにおける就労・就学のルールを見ていきましょう。
アイルランドのワーキングホリデービザには就学制限がありません(※1)。滞在が許されている期間、つまり最大で1年間に渡り語学学校に通うことができます。しっかり英語の勉強をしたい人にとっては魅力的といえるでしょう。
アイルランドのワーキングホリデービザで働ける時間は、週に39時間まで(※2)。制限はありますが、十分に現地で働く経験を積むことができます。
また、アイルランドではワーキングホリデービザを使って現地企業のインターンシップに応募することも可能です。
次は、ワーキングホリデー先としてアイルランドを選ぶべき3つの理由を紹介します。
アイルランドはヨーロッパ圏からの留学生が多いと言われており、イギリスなどに比べ日本人留学生が少ないのが特徴。日本語環境から離れて英語の勉強に集中したい人にはぴったりですよ。
ちなみに第一言語はアイルランド語ですが、ほぼ全域で英語が母国語のように使われています。
アイルランドではキリスト教が普及する以前から自然崇拝と多神教の「ドルイド教」を信仰しており、「ケルト文化」と呼ばれる伝統文化が根付いています。
ケルト文化では口承文芸が発達していたこともあり、音楽にのせてさまざまな物語が語り継がれてきました。そのこともあってか、アイルランドはジェイムズ・ジョイスやオスカー・ワイルドなど文学界に名を残す詩人を多く排出しています。
アイルランド独自の音楽は「ケルト音楽」と呼ばれ、現在も各地で日常的に伝統音楽が奏でられています。このように、他国にはない異文化を肌で感じられるのもアイルランドの魅力です。
アイルランドはイギリスの西側に位置しており、ヨーロッパ各国へのアクセスが良いです。
首都のダブリンだけでなく、留学に人気のコークやゴールウェイからもLCCが多数就航しており、安い時は約3,000円で片道航空券を購入できることも。
イギリスのロンドンまでは約1時間20分、フランスのパリまでは約1時間50分と非常に近く、日本国内を旅行するような感覚でヨーロッパ旅行を楽しむことができるのは大きな魅力ですね。
ではアイルランドのワーキングホリデービザはどのように申請するのでしょうか。次は、ビザの概要や申請に必要な書類などの基本情報を見ていきましょう。
アイルランドワーキングホリデーの主な条件・申請資格は次の通りです。
応募可能年齢 | 18~30歳(申請時点) |
---|---|
応募時期 | 年2回(1月、7月) |
発給上限人数 | 800人 |
その他条件 | ・現在日本に居住している ・本来の目的として1年など一定期間アイルランドで休暇を過ごすことがある ・申請を受理するときに年齢が18歳以上30歳以下である ・扶養家族である配偶者を同伴しない ・有効なパスポートと帰国用航空券、または帰路の航空券を購入するのに十分な資金を保持している ・アイルランド滞在中の生活に必要な資金として50万円以上の預金があること ・これまでワーキングホリデープログラムでアイルランドに渡航した経験がない ・健康かつ犯罪歴がない ・滞在期間をカバーする医療保険や海外留学保険に加入している |
上記の他、アイルランドではワーキングホリデービザ申請費用として16,200円かかります(※3)。なお、ワーキングホリデービザに申請できるのは一か国につき一度まで。過去にアイルランドでワーキングホリデーの経験がある人は応募できません。
アイルランドのワーキングホリデービザは抽選式。抽選応募からビザ申請・取得までの流れは下記の通りです。
(1)Eメールでビザ抽選に応募
まずはアイルランド大使館のウェブサイトから申請書をダウンロードし、必要事項を英語で記入します。応募期間内に、政府指定のメールアドレスに申請書を送れば応募完了です。
抽選時期は1月、7月の年に2回。募集時期が近づくと、アイルランド大使館のホームページに詳細が開示されます。
申請書はこちら
送付先のメールアドレス:workingholiday.ie.jp@vfshelpline.com
ビザの抽選結果は申請受付終了後から翌月中旬までに発表されます。
(2)当選したら書類を提出
当選した人にのみ、アイルランド大使館からビザ申請許可の返信があります。メールを確認できたら、必要書類を記入して合同会社 VFS サービシズ・ジャパンに郵送します。
申請に必要な書類は下記の通り(※4)。英語で記載しなければならない書類もあるので、余裕を持って用意をはじめましょう。
・申請許可のメールを印刷したもの
・申請書と証明写真2枚(6ヶ月以内に撮影したもの)
・パスポート原本、顔写真のページとスタンプが押印されているページのコピー
・履歴書(英文)
・最終学歴の卒業証明書、在学中は在籍証明書(英文)
・50万円以上の金額を示す本人名義の残高証明証(英文)
・滞在期間カバーする医療保険証または付帯証明
・航空券(原本とコピー)
・申請フォームと申請料振り込みの控え
・自分の氏名と住所を記載した返信用レターパックプラス520
なお、このタイミングでビザ申請費用を支払います。支払い手続きに関しては、ビザに当選した人にのみ通知があるので、案内をよく確認しましょう。
各書類の条件については下記でまとめているので、具体的に準備を進めたい方はご確認ください。
【2024年版】アイルランド留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
ビザを取得し、アイルランドに入国したら、現地での以下の手続きが必要です。
3ヶ月以上アイルランドに滞在する方は、外国人登録(IRP登録)が必須です。IRPの申請は以下の手順で行います。
まずは登録手続きのアポイントメントを取得します。
ダブリンに居住する場合は、アイルランド移民局のウェブサイトに記載のある電話番号(1800 800 630)に電話し、予約します。
ダブリン以外に居住する場合、警察署(Garda)での手続きとなります。アイルランド警察のウェブサイトで居住地域の警察署を調べ、電話かメールで予約します。
直近の予約が取れないケースもありますので、入国後速やかに予約しましょう。
ダブリンに居住する方はダブリンの外国人登録事務所、ダブリン以外に居住する方は予約した警察署へ行き、手続きを行います。
書類の提出、申請料300EUR(約48,900円)の支払い、指紋登録、外国人登録カード(IRPカード)用の顔写真の撮影を行いますので、予約時間に遅れないように行きましょう。
登録完了後、10営業日以内に外国人登録カード(IRPカード)が郵送されてきますので、受領しましょう。
社会保障番号は、アイルランドで就労する場合に必要となる番号です。この番号を取得していないと、必要以上に税金を支払うことになってしまうかもしれないので、就労を開始したら必ず取得しましょう。
社会保障番号の取得には、ジョブレターが必要です。ジョブレターには、仕事の開始日・雇用主のサイン・雇用主の連絡先が記載されている必要があります。
MyGovIDのアカウントを作成し、MyWelfareからオンラインで申請します。
申請時、以下の書類の写真をアップロードします。
・パスポート
・ジョブレター
・住所を証明する書類
不備がなければ、登録後約2週間で社会保障番号(PPS)が記載された書類が届きますので、受領しましょう。
先ほど取得した社会保障番号(PPS)を税務当局へ登録する必要があります。Revenueからオンラインで登録が可能です。登録にはemployer's tax registration numberが必要になります。雇用主に確認すれば教えてもらえますので、申請前に確認しておきましょう。
次は、アイルランドに1年滞在する場合に必要になる費用を見ていきましょう。今回は、半年間語学学校に通い、残りの半年間働いた場合を想定しました。
半年間学び、半年間働いた場合の収支合計はマイナス約92万円。渡航前にこのぐらいの金額を用意しておく必要があるでしょう。内訳は下記の通りです。
<収入>
・アルバイト代:約174万円
<支出>
・生活費:約144万円
・学費:約75万円
・渡航費:約47万円
それぞれの費用の詳細を見ていきましょう。なお滞在期間中に近隣国に旅行へ行きたいと考えている人は、上記の支出金額より多い費用が必要になります。
今回紹介する金額は最低限のものと考え、余裕をもって準備しておくのがおすすめです。
2024年2月時点でのダブリンの最低時給は12.70EUR(約21,070円)です(※5)。今回は、以下の条件で半年間働いた場合の収入を計算しました。
<条件>
・時給:12.70EUR(20歳以上の最低賃金)
・勤務時間:1日7時間(週5日勤務)
・仕事:フルタイムのアルバイト
上記の条件で働いた場合、ひと月あたりの収入は約294万円。半年間アルバイトを続けた場合、合計で約174万円ほどの収入が見込めます。
またアイルランドでは、企業でフルタイムのインターンをすることもできます。企業での仕事に就ければ、より高い収入を得られるほか、将来につながる実務経験を積めますよ。
アイルランドの首都・ダブリンで1年間暮らした場合、目安の生活費は約144万円。この金額には、滞在費、食費、通信費、交通費、娯楽費、雑費などが含まれます。
生活費を大きく左右するのが滞在費。ホームステイや学生寮、ルームシェアなどさまざまな滞在方法がありますが、最も費用が抑えられるのはルームシェア(またはシェアハウス)です。
ダブリンのルームシェアの家賃相場は、1ヶ月あたり600EUR(約9万円)ほど。最低でも一年間で約108万円の費用がかかると考えられます。食費や交際費などを加えて月12万円ほどの出費があると想定し、年間で約144万円の生活費はかかると思っておきましょう。
アイルランドの語学学校に半年通学した場合、諸々の費用と授業料を含む学費の目安は約75万円。これは一般英語コース(週20~29時間の授業量)を想定した場合の金額です。
なお、語学学校は通学期間だけでなく、授業数や選択するコースによって金額が変わります。週にもっと多くの授業を受けたい、専門的なコースを受講したい場合は、学費が高くなると覚えておきましょう。
渡航費は約47万円と見積もりました。これには、往復の航空券代、海外保険料、ビザ申請費などが含まれます。
日本からダブリンまでの往復航空券は約15万円、海外保険料は1ヶ月あたり2~3万円ほどが相場です。ひと月2.5万円の保険プランに加入するとして、最低でも1年間で30万円の保険料が発生すると考えておきましょう。
また、ビザ申請費は16,200円必要です。
ここまでアイルランドのワーキングホリデー事情を見てきましたが、実際に現地ではどのような仕事があるのか気になりますよね。そこで次は、ワーキングホリデービザでも見つけやすい仕事を3つ紹介します。
1つ目はレストランでの仕事。なかでも語学力に自信がない人でも採用されやすいのが、皿洗いや掃除などのポジションです。また、日本食レストランや日系スーパーも比較的採用されやすいです。
日本ではホールスタッフがお皿を洗ったり店内を掃除したりすることがありますが、海外ではサーバー、キッチン、皿洗い(dishwasher)、掃除(cleaner)とポジションが分かれていることがほとんど。
皿洗いや掃除はお客さんと会話する機会が少ないため、スピーキングが苦手な人でも働きやすいでしょう。時給の目安は掃除が12.44EUR(約2,000円)ほどと言われています(※6、7)。
2つ目はレストランやカフェでの接客業。ポジション名はウェイターやサーバーと呼ばれ、注文を取ったり商品を提供したりすることが主な仕事内容です。
お客さんと会話する必要があるため、皿洗いや掃除などのポジションよりは高い英語力が求められます。目安としては、日常英会話ができるTOEIC700点前後。特にリスニングやスピーキングに慣れておくと仕事しやすいですよ。
ウェイターの平均時給は12.44EUR(約2,000円)(※8)。働くエリアやお店、時間帯によって時給が変わり、繁華街や観光スポットにある店、サービスに力を入れている店は時給が高くなる傾向にあります。
3つ目はベビーシッターです。海外では一般家庭でもベビーシッターを雇うのが一般的で、アイルランドでも各家庭がベビーシッター(ナニー)を募集しています。現地家族のほか、日本人家庭からの求人もありますよ。
時給は各家庭によって異なりますが、Indeedによると16.64EUR(約2,700円)が平均値と言われています(※9)。
レストラン勤務よりは高い時給が期待できそうですが、ベビーシッターをする際は高い英語力が必要です。というのも、仕事内容は自らが各家庭と話し合って決める場合がほとんど。
きちんと意思疎通できるように、目安としてTOEIC800点以上、リスニング力・スピーキング力を磨いておくことをおすすめします。
次に、アイルランドのおすすめ都市を紹介します。「アイルランドはダブリン以外知らない……」という人は参考にしてみてくださいね。
まずは王道からご紹介します。アイルランドの首都であり、最も栄えているのがダブリンです。アイルランドの東側に位置し、2021年時点での人口は約143万人。人口の約3分の1がダブリンに集中しています。
そのためダブリンは他都市に比べ、観光スポットやパブ、ショッピングモール、語学学校の数が多いのが特徴。多国籍な雰囲気があり求人情報も多いので、仕事探しもしやすいですよ。
アイルランドの文化や流行の発信地でありながら、一歩街の外に出れば壮大な自然を楽しめます。ヨーロッパ各地とも近く、フライト数も多いので、近隣国に観光しやすいのも魅力です。
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ダブリンについてもっと知る
ダブリンから車で約3時間、アイルランド南西部に位置する沿岸都市・コーク。国内外から学生が集まるアイルランド随一の教育都市として知られ、市内には語学学校から大学、大学院まで数多くの教育機関が集結しています。
実はコークは豪華客船・タイタニック号が沈没前に最後に寄った港町でもあり、国内外から多くの観光客が訪れる人気の観光地でもあります。街中にはグルメスポットやパブも多く、おいしい海産物やアイルランド料理が楽しめますよ。
市街は徒歩で観光できるほどコンパクトですが、都市としての規模はダブリンに次ぎアイルランド第2位。とはいえダブリンほど都会ではないため、落ち着いた雰囲気のなか勉強したい人にぴったりです。
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コークについてもっと知る
ゴールウェイはダブリンから車で西へ進むこと約3時間、アイルランド西側にある港町です。アートや音楽の街として知られ、イギリスの人気歌手、エド・シーランの『ゴールウェイ・ガール』の舞台にもなりました。
そんなゴールウェイは、芸術文化が盛んな「若者に愛される街」といった雰囲気。道のいたるところでストリート・パフォーマンスが行われており、夜はパブでアイルランド伝統音楽の生演奏が楽しめます。
ダブリンやコークほど学校の数が多いわけではありませんが、アイルランドらしい体験ができるのが魅力です。
おすすめの都市を3つご紹介しましたが、どの街が自分に合っているかピンと来ない方もいらっしゃるのではないでしょうか?また、行きたい街は決まっても、どんな学校に行けば無理なく楽しく語学力を伸ばせるのか?など、SNSやインターネット上の情報だけでは判断が難しいですよね。
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最後に、アイルランドワーキングホリデーでよくある疑問をまとめました。
アイルランドワーキングホリデービザの募集枠は、年間800人。2020年に400人から800人に募集枠が拡大されました。コロナ渦でビザ発行が一旦停止になったものの、2022年より再度募集を再開しています。
アイルランド政府は倍率を開示していませんが、募集人数が増加して間もないことから、近年は応募すれば高確率で当選すると言われています。
アイルランドの英語は「i」を「オイ」と発音したり、スピーディな英語を話す人が多かったりと独特な特徴があります。そのためまったくの英語初心者の場合、「現地の人が話す英語が分からない」と悩むこともあるでしょう。
しかし、それはどこの国で学んでも同じこと。アメリカには「南部英語」と呼ばれる訛りがあり、オーストラリアには「オージー英語」と呼ばれる独特の言い回しがあります。
どの地域でも、ほとんどの人が最初はネイティブの英語を理解するのに苦戦しますし、語学学校では癖のない英語を学ぶことができます。「訛りがあるから」と気にしすぎず、行きたいエリアに留学しましょう。
ビザの申請自体に英語力は必要ありません。そのため英語初心者でもワーキングホリデーへ旅立つことができますが、英語力が乏しいとアルバイトを見つけたり、日常生活で困ったりする場面が増えることもあります。
ワーキングホリデー期間をより有意義に過ごしたいなら、渡航前に英語の勉強をしておきましょう。目安としては、日常会話が分かるレベル。
やはり英語力が高いほど選べる選択肢も多くなるので、アルバイトしたい、インターンしたいなどの希望がある場合は、仕事探しの前にしっかり英語力を高めておくのがおすすめです。
ビザ取得には約52万円の貯金が必要です。そこに今回見積った渡航費を加算し、最低約92万円の資金があればアイルランドに渡航できると言えます。
とはいえ通学を考えている人、国内外を観光したい人は、余裕を持った資金準備をしておきましょう。
都市の規模が大きくなるほど求人数も多くなります。そのためアイルランドで一番人口の多いダブリンであれば、比較的仕事を見つけやすいでしょう。
一方でコークやゴールウェイなどの地方都市では、英語力が低いと採用されにくいことも。英語力が高いほど仕事先の選択肢が広くなるので、まずは語学学校でしっかり英語力に磨きをかけましょう。
ワーキングホリデーの準備はできる限り早くから行いましょう。アイルランドの場合、抽選に当選したら9つ以上の書類や証明書を提出しなければなりません。
特に卒業証明書などは、発行に時間がかかることもあるでしょう。後回しにしてバタバタしないように、当選が分かったら速やかに準備を始めることをおすすめします。
以下の記事では、ワーキングホリデー出発前の準備について詳しく解説しています。合わせて参考にしてみてくださいね。
ワーキングホリデーの準備期間はどれくらい必要?出発前の準備について詳しく解説!
ワーキングホリデービザと学生ビザでは、就労・就学に関する制限や、滞在可能期間に違いがあります。
学生ビザを申請するには、25週以上、週15時間以上の授業を受ける必要があります。また、就労は可能ですが週最大20時間までの制限があります。
ワーキングホリデービザの場合、就学に制限はなく、就労は週39時間まで可能です。
ただし、ワーキングホリデービザは最大1年のみ滞在可能で、1人1回のみ取得可能です。学生ビザの場合は、まずは8ヶ月滞在可能で、2回延長できるため、最大24ヶ月滞在できる可能性があります。
自由に過ごしたいならワーキングホリデービザがおすすめですが、語学力に自信がない方などは、まずは学生ビザを取得し語学力を身につけ、英語で仕事ができるレベルに到達したタイミングでワーキングホリデービザを取得するのも良いかもしれませんね。
今回は、アイルランドのワーキングホリデービザ申請方法や各都市の特徴、アイルランドの魅力などを紹介しました。
アイルランドには今もなお独自の文化が色濃く残っており、文化的・歴史的にたくさんの見どころがあります。英語圏かつEU加盟国でありながら日本人留学生が少なく、イギリスよりもビザが取りやすいのも魅力の1つ。
「日本人の少ない環境で勉強したい」「ヨーロッパに滞在してみたい」という人は、アイルランドワーキングホリデーにチャレンジしてみましょう。
アイルランドでのワーキングホリデー中に語学学校へ通うことを検討するなら、スクールウィズの留学カウンセラーが無料で相談に乗るので、下のボタンよりLINE登録の上ご相談ください。
以下の記事では、実際にアイルランドに留学した先輩の体験談を掲載しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
1ヶ月半のアイルランド留学総括!帰国後の就職活動とその後の顛末 | #ダンレアリー留学記 9
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
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留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1、2...アイルランド大使館「Working Holiday Programme に関して」(参照日:2024-2-29)
※3、4...アイルランド大使館「アイルランド-日本 ワーキング・ホリデープログラム申請のご案内」(参照日:2024-2-29)
※5...Citizens Information「Minimum wage」(参照日:2024-2-29)
※6...Indeed「Dishwasher salary in Ireland」(参照日:2024-2-29)
※7...Indeed「Cleaner salary in Ireland」(参照日:2024-2-29)
※8...Indeed「Server salary in Ireland」(参照日:2024-2-29)
※9...Indeed「Babysitter salary in Ireland」(参照日:2024-2-29)
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