イギリス留学の期間はどれくらいが最適?効果や費用を詳しく解説
- 2024/09/23
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イギリス留学を決めたはいいけれど、どのぐらいの期間行くか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。留学には高い費用がかかるので、自分の目指すレベルに最短で効率良く到達したいですよね。
イギリスは物価も高く、留学費も高額になりがちなので、留学期間の選び方は悩ましいところです。
この記事では、イギリスの留学期間別に得られる語学の上達度合いと、学生と社会人それぞれにおすすめの留学期間をお伝えします。イギリス留学をする期間を検討し、費用を見積もる目安になるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
※記事内ではイギリスポンドをGPDと表記し、為替レートは2024年7月18日時点での情報を参照して1GPD=207円で計算しています。
[目次]
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自分だけで調べるとわかりづらい費用やおすすめの留学先、準備するものも留学カウンセラーが寄り添いながらサポートするので安心。
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イギリス留学で英語力の変化を感じる平均期間
スクールウィズ編集部では、スクールウィズを利用してイギリス留学を経験した留学生222人にヒアリングした内容を集計し、口コミデータをまとめました。
・一から勉強してある程度話せるようになる:平均期間:30.0週
・一から勉強して生活や仕事で自然に英語を使えるようになる:平均期間:68.0週
・すでにある程度の会話ができているが、ビジネスでも多少使えるようになる:平均期間:23.1週
・すでにある程度の会話ができているが、日常・ビジネスで自然に使えるようになる:平均期間:29.5週
社会に出てからでも、有給取得や転職タイミングなどでの留学は可能です。しかし会社環境などによっては、留学のために数カ月間の時間を確保するのは難しい場合もあります。
「絶対に英語をマスターしたい」と考えているならば、学生のうちに半年から1年間の留学をするほうが、気持ち的には余裕をもって臨めるかもしれませんね。
留学期間別!イギリス留学の特徴や費用まとめ
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ここでは、より具体的に留学期間別の費用や効果についてお伝えしていきます。
より詳しい費用はこちらの記事でも紹介しています。
【2024年版】期間別イギリス語学留学の費用まとめ
【短期】1週間
まずは、1週間の短期留学について解説します。
【できること】語学留学、観光、異文化体験、習い事
【費用】総額:約38万円
【効果】英語に慣れ、リスニング力がアップする
【ビザ】観光ビザ
初めて英語を学習する方であれば、少し英語が聞こえるようになって、日常的に使う英単語や表現が少し分かるようになるイメージです。劇的に英語力が伸びることは、期待しないほうが良いでしょう。
「せっかくの海外旅行、遊ぶだけではもったいないので、少しでも学びにつなげたい」という方におすすめです。
1週間という短期間で少しでも英語力をアップさせたいならば、事前準備、英単語の予習などがとても大切になります。また現地では日本語を極力使わずに、英語漬けの1週間を過ごせば、効果が出やすいです。
イギリスならではの習い事を体験するのも良いでしょう。アフタヌーンティーやフラワーアレンジメント、乗馬のレッスンも1週間あれば体験可能です。語学学校のスケジュールとうまく組み合わせて、充実した1週間を過ごすこともできるでしょう。
もっと詳しく1週間留学について知りたい方は、こちらもチェック!
留学1週間の効果はどのくらい?メリットや費用、格安プランの選び方を解説!
【短期】1カ月
短期といえど、英語漬け生活が1カ月となると、効果が感じられるようになってきます。
【できること】語学留学、観光、異文化体験、習い事、大学の短期講座
【費用】総額:84.4万円
【効果】英語を話すことに慣れる、聞き取りだけでなく全体的な英会話力がアップする
【ビザ】観光ビザ
1カ月留学すると積極的に発信できるようになり、生活のなかでの多少の困りごとにも対処できる方も増えてきます。
日数が増える分、現地でできることも多くなります。大学やカレッジで行っているショートプログラムに参加して認定証を受けられる講座にも参加可能です。大学在学中の方なら学びのレベルアップ、社会人の方のスキルアップにもおすすめです。
ただしTOEICなどのスコアを飛躍的にアップさせるには、まだ期間が足りないでしょう。
もっと詳しく1カ月留学について知りたい方は、こちらもチェック!
1カ月の短期留学って効果ある?英語力はリスニングやスピーキングが伸びやすい!
【短期】3カ月
イギリスに3カ月留学すると効果も大きく、できることも増えてきます。
【できること】語学留学、観光、異文化体験、習い事、専門スキルの認定証取得
【費用】総額:218.5万円
【効果】基本的な日常会話はマスターできる、現地についての理解が深まる
【ビザ】観光ビザ
まったくの英語初心者状態で渡英した方でも、3カ月間の留学経験を積むと、日常会話はスムーズにできるようになってきます。同時に、留学地であるイギリスや住んでいる街についての知識や理解が深まり、周囲の人たちとのコミュニケーションも積極的に行えるようになるでしょう。
日本でいう専門学校的なカレッジで、短期集中コースに参加も可能です。たとえばLondon Film Academyでは、映画製作を4週間または6週間で学べるプログラムがあります。
もっと詳しく3カ月留学について知りたい方は、こちらもチェック!
留学3ヶ月の効果って?短期間で英語力を効率的にアップさせる秘訣を紹介!
【長期】半年
半年留学すると、TOEICなどのスコアも目に見える進歩を遂げるでしょう。
【できること】語学留学、観光、異文化体験、習い事、専門スキルの認定証取得、インターン(ビザによる)
【費用】407.7万円
【効果】リスニング力・スピーキング力の向上、TOEICやTOEFLなどのテストの点数が伸び中級レベルに、ビジネスでも通用するレベルになる
【ビザ】観光ビザ(6カ月を超える場合は学生ビザやワーホリビザが必要)
留学期間も半年を超えてくると、身の回りのことだけではなく見聞きしたニュースや社会問題に対する自分の意見を伝えられるようにもなってきます。
ワーホリビザ(イギリスではYMS)があれば、インターンとしてイギリスで働くことも可能です。短期間の募集もあるので、まずは語学学校で英語力を高めたうえで、後半はインターンとしてイギリスでの就労経験を積むのもおすすめのパターンですよ。
もっと詳しく半年留学について知りたい方はこちらもチェック!
半年の留学は成果がある?メリットや注意点、計画に向けて必要なことを解説
【長期】1年以上
英語力ゼロからのスタートでも、ビジネス会話レベルまで到達できます。
【できること】語学留学、交換留学、正規留学、ワーキングホリデー
【費用】780.5万円
【効果】留学時に初心者レベルでも上級レベルに到達できる、社会問題などを語り合ったりビジネスでも会議に参加したりプレゼンしたりできるようになる
【ビザ】学生ビザやワーホリビザが必要
1年間の留学を経験すると、語学留学としての効果は十分に得られます。ネイティブの人たちと同等に会話したり、議論したりできるようになる方が多いです。
たっぷり時間があるので、チャレンジしてみたい習い事や、短期の講座、旅行などに時間を費やすこともできるでしょう。
ただし時間が長い分、当然費用もかかります。イギリスでは、ホームステイをするよりも学生同士でルームシェアをして滞在費を安く抑える方が多く、おすすめの方法です。長期滞在したい方は、住まいと食事を自炊にするなど工夫すると良いでしょう。
1年の留学でどれだけ英語力が伸びるの?効果から費用まで徹底解説
イギリス留学のおすすめ期間
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ここでは、学生と社会人それぞれにおすすめの留学期間について解説します。
大学生
大学生は中高生や社会人よりも休みが長いことがメリットです。そのため1~2カ月の短期留学ならば、夏休みや春休みを利用して留学できます。学校で夏季の留学プログラムが用意されているケースもあるでしょう。
長期留学を希望するならば、半年~1年間、学校を休学し、1年留年する覚悟で正規留学しに行くのも良いですね。
通っている大学の制度で、留学先の大学との単位交換が可能であれば、休学や留年せずに卒業できるので、確認してみましょう。
社会人
社会人は気軽に長期休みを取れませんが、1~2週間の短期留学ならば、夏休みや有給休暇などを利用して留学可能です。
ゴールデンウィークやシルバーウィークに有給を合わせて長めの休みを取れれば、長めの短期留学も可能かもしれません。
長期留学したい場合、まずは会社に留学や資格取得支援の制度がないかを確かめてみましょう。特に制度がなければ、会社を辞めなければ1年間の留学は難しいです。
会社を辞めることはリスクも伴いますが、半年や1年以上留学すると英語力だけではなく、異文化体験によってさまざまな価値観にも触れられる良い機会を得られます。
中学生・高校生
中高生は、大学生ほど長い休みがありません。そのため夏休みや春休みを利用して行ける数週間~1カ月間程度の語学留学やサマーキャンプへの参加がおすすめです。
思い切って1年間以上の正規留学に行く場合、もう一度同じ学年をやり直すことになるのか、現地での単位が認められて帰国後に進級できるのかは、学校によって対応が異なるため、確認しましょう。
イギリス留学の期間に迷ったらスクールウィズに相談!
イギリス留学に出発するためには、さまざまな条件をクリアしなければなりません。その過程で悩むことも多いでしょう。一人で解決するのが難しいと感じたら、ぜひスクールウィズに相談してみませんか。
スクールウィズでは、丁寧なヒアリングを行い、留学の目的や英語力アップ後の目標を確認したうえで、最適な留学期間や留学先の学校をご提案します。
また留学効果を高めるために必須である事前学習をサポートする「プレ留学」サービスも提供しています。4週間以上の語学留学をお申込みの方ならば、プレ留学を無料でご利用いただけます。
留学について悩んでいるならば、まずは気軽にLINEのお友だち登録をして、スクールウィズにご相談ください。
「LINEで相談は、ちょっと心配……」と感じている方はこちらのリンクからLINE相談の体験記事を読んでみてくださいね。
【体験談】スクールウィズのLINE相談ってどんなことができるの?実際の流れやできることなどをまとめてみた!
イギリス留学の期間を決める際によくある質問
最後に、留学期間を決めるときに気になることをまとめました。
イギリス留学は何月からスタートがいい?
その答えは「留学期間によって異なる」です。
短期留学を検討しているなら、スタートは特に気にせず自分の都合の良いタイミングで留学できます。
語学学校は基本的に毎週月曜日から入学可能ですが、超初心者の場合は入学できる日にちが決まっており、一年に数回、設けられたスタート日からの入学に限られている場合があるので、気を付けましょう。
スカイスキャナーで調べたところによれば、1年間のうちイギリス行き航空券が最も高くなる時期は7月で、安くなるのは11月でした。夏休みに合わせて留学するならば、航空券が高い時期に当たってしまうのが残念なところです。
航空券代は留学費用の大きな比率を占めるので、できれば高騰する時期は避けたいですね。
長期留学の場合、イギリスの大学の新学期は9月なので、そのタイミングに合わせて渡英することになります。もしファウンデーションコースからのスタートになるならば、9~11月頃に開講されることが多いため、その時期に合わせます。
イギリスに留学生が多い時期はいつですか?
サマーキャンプ利用者も多いため、夏には世界中から留学生が集まります。春休みも2カ月近くある大学が多いので、春には大学生も多いでしょう。
イギリス留学のおすすめの時期としては、春か夏です。イギリスには日本と同じように四季があります。春は雨が多いものの、花が咲き、庭園やカントリーサイドでは美しい景色が見られるでしょう。
夏は夜9時ごろまで日が沈みません。短期留学生が時間を有効に使うには良い季節です。
イギリスに留学できる最長期間は?
Student Visaを取得すれば入学する学校やコースに合わせて、最長5年間留学できます(※1)。たとえば、2年制のカレッジなどに進学するために留学する場合、最初に認められるビザは2年間までとなるはずです。その後、大学に編入することになった場合、ビザの延長を申請し、認められれば留学期間は5年間になるでしょう。
もし学部の過程を修了したあと、さらに学びを深めたいと考えるのであれば、Graduate Visaを申請、認可されると追加で2年または3年間の留学時間を得られます。
Student Visaや期間延長のためのGraduate Visaを取得するためには、さまざまな条件が必要です。しかし、語学学校で6カ月以内の短期留学をするのであれば、観光ビザで学べるので気楽です。6カ月以上かつ11カ月以内の留学の場合、Short-term visaが必要となります。
ワーキングホリデー(YMS)の場合には、24カ月間の滞在が認められ、その間勉強も労働も可能です。
【2024年版】イギリス留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
まとめ
イギリス留学を目指すならば、まずは3カ月留学を基準に考えてみるのがおすすめです。3カ月間を起点にして、休みや費用の点など諸々の条件を比較検討すると、最終的に落ち着くポイントが見えやすいです。
イギリス留学では、語学学習だけではなくたくさんのことを学べます。生涯を通じて付き合える友人とも出会えるかもしれません。たとえ短い期間であっても素晴らしい経験ができますし、短期間留学を繰り返すことで、英語力をアップさせる方もいます。
まずは一歩を踏み出してみることが大切です。留学期間に迷ったら、ぜひスクールウィズにご相談ください。
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
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【参考文献一覧】
※1...Gov.UK「Student Visa」(参照日:2024-07-19)