大学生の留学先にカナダを推す理由とは?費用から体験談まで一挙解説
「大学を休学して留学したい」
「カナダが気になる」
と考えているものの、どんな留学方法があるのか、費用はどれくらい必要なのか、わからなくて悩んでいる大学生は多いのではないでしょうか。
カナダは大学留学やワーキングホリデーなど長期留学もあれば、語学留学やインターンシップといった短期留学、さらにカナダならではのCo-op留学など選択肢が豊富です。
なかでも大学生におすすめなのは語学留学で、大学留学に比べて費用を抑えられる上に、1週間や1カ月と短期で留学できる点が魅力です。
とはいえ、せっかく大学を休学するなら将来に役立つ体験をしたい、語学留学でも就活のアピール材料になるのかなど、不安も残りますよね。
そこで今回は、大学生がカナダで選べる留学方法やおすすめの種類、費用相場などを解説します。おすすめの語学学校や費用を抑えるコツも紹介しているので、カナダ留学を考えている人は参考にしてみてください。
なお、カナダ留学についての全般的な情報はこちらのページにもまとめました。カナダという国について知りたい方はこちらもご覧ください。
カナダ留学
※記事内ではカナダドルをCADと表記し、為替レートには2024年09月21日時点での情報を参照し、1CAD=106円で計算しています。
[目次]
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大学生におすすめするカナダ留学の種類
カナダは留学先のなかでも留学方法の選択肢が豊富です。専門的な留学方法も選べるため、大学を休学してなにかスキルを得て帰国したい大学生には特におすすめ。ここでは大学生が選べる留学方法を簡単にまとめました。
ホームステイ
カナダの一般家庭に滞在する留学方法です。期間は1週間と短期から可能。学校に通う訳ではないので英語力の大幅な伸びは期待できませんが、ホストファミリーとの生活を通して異文化交流や英会話を楽しむことはできます。
学校に通わない分費用も抑えられるため、お試しで留学してみたい、安く留学したいけれど交流も楽しみたい人におすすめです。
語学留学
語学留学は現地の語学学校に通い、英語を勉強する代表的な留学方法です。学校は1週間から入学できる上、入学に英語力の条件はありません。英語初心者でも留学しやすく、夏休みや春休みの短期留学としても最適です。短期であれば大学を休まなくて済むため、休学を悩んでいる人でも気軽にチャレンジできる留学方法と言えます。
もちろん3カ月や半年といった長期留学も可能で、学校によってはビジネス英語コース、大学入学準備コースなど一般英語以外をじっくり学べるコースもあります。
特にカナダは現地の環境問題や社会問題について考える大学のような授業を開講する学校、就労体験ができるCo-op留学を実施している学校があることが魅力です。専門的な授業ながら、費用は大学より安いことがほとんど。
英語力アップを目指す、または短期留学で考えている人はもちろん、費用を抑えて長期留学をしたい人にもおすすめです。
大学留学
大学生は現地の学校で自分の専攻を深く学びたい人もいるかと思います。そこでおすすめなのが大学留学で、その名の通り現地の大学に通い、現地生徒と共に単位取得を目指す留学方法です。
ただ入学から卒業まで4年通う正規留学と、半年〜1年のみ通う交換留学があるため、その違いは理解しておきましょう。
正規留学
正規留学は日本の大学に入学したように、入学から卒業までその大学に通う留学方法です。現地の学生と同じように入学試験を受ける必要はありますが、海外大学で学位を取得できる点が魅力です。
またカナダの大学は4年制が一般的なため、卒業後は日本で生活するとしても就職のタイミングが同世代とズレないのもメリットです。
ただし入学時点である程度の英語力が求められる上に、海外で生活するためまとまったお金も必要です。ほかの留学方法に比べるとハードルが高いため、ハッキリとした目的がある場合におすすめです。
交換留学
交換留学は日本で通う大学と提携しているカナダの大学に、半年〜1年の期間限定で留学する方法です。留学先は提携校に限られるため、必ずしも希望の学校や地域に行けるとは限りません。しかし期間が短いために正規留学よりは留学費用を抑えられる上、一部の学校は現地大学での授業料が免除されるケースも多いです。
さらに学校によっては、現地大学で取得した単位を卒業要件の単位として認めてくれることもあります。4年の在籍期間で漏れなく単位を取得できるため、就活や卒業が遅れることなく留学できます。
いきなり現地大学に留学するのは不安、4年の長期留学は難しい場合は、交換留学もひとつの選択肢です。
以下の記事では、交換留学のメリットとデメリットを詳しく紹介しています。気になる人は参考にしてみてください。
交換留学のメリットとデメリットは?費用から休学すべきかまでを徹底解説
ワーキングホリデー
ワーキングホリデーは日本と協定を結んでいる国に1年留学できる制度で、ワーホリビザでの滞在中は観光や就学、就労など自由に過ごすことができます。申請時点で18~30歳という年齢制限はありますが、就学でも就労でも、自分の希望に合わせて過ごし方をアレンジできる点が魅力です。
ただし長期間になるため、大学は休学しなければなりません。1年未満で帰国することも可能ですが、いずれにせよ卒業時期が延びることは頭に入れておきましょう。
下記の記事では、カナダワーキングホリデーについてまとめました。気になる方はチェックしてみてくださいね。
カナダでワーキングホリデーをしたい人必読!費用からおすすめの仕事まで徹底解説
大学生のカナダ留学は語学留学がおすすめ!その理由とは
複数の留学方法を紹介しましたが、大学生であれば語学留学を選ぶのがおすすめです。その理由を紹介します。
大学留学よりは費用を抑えられる
休学して留学するとき、大学など専門分野を勉強できる学校への留学を考える人が多いのではないでしょうか。確かに専門分野を学べる分就活などで役には立ちますが、期間が長いために100万円以上の留学費用が必要になることが多いです。
実際に語学留学と大学留学を比べると、学費だけで次の差が見られます(※1)※6カ月の留学で、大学はトロント大学の情報工学部と仮定。
- ・大学留学:333万6,325円(31,720CAD)
- ・語学留学:118万4,000円
単純に大学の学費より語学学校の授業料のほうが安いです。また語学学校であれば1週間や1カ月といった短い期間も選べるため、短期留学にすると費用はさらに下がります。
費用で留学を難しく感じている人は、語学留学であれば実現ハードルも下がる可能性があります。
6カ月まで観光ビザで語学学校に通える
カナダでは大学留学では学生ビザ、ワーキングホリデーならワーホリビザなど各種専用のビザが必要ですが、6カ月以内の語学留学であれば観光ビザで留学できます。厳密に言うと観光ビザでも「eTA」という電子渡航認証の申請は必要になりますが、オンラインですぐ申請でき、ほかのビザ手続きよりは準備が楽です。
簡易的な申請の観光ビザで語学留学できる国はほかにもありますが、オーストラリアなどほかの国で観光ビザで留学できるのは3カ月まで。カナダは6カ月と長い分、なるべく長く留学したい人にはおすすめです。
カナダの各種ビザについてはこちらにまとめました。
【2024年版】カナダ留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
専門的な勉強や就労体験もできる
語学留学はもちろん、Co-op留学も選択できる点がカナダの魅力です。
Co-op留学とは、英語学習と専門スキルの勉強をしながら、インターンシップの経験も積める留学方法です。Co-op留学は専門学校に留学するイメージが強いですが、一部の語学学校でも可能。環境や社会問題を扱う授業もあり、大学の授業のような感覚で学びを深められます。
休学して留学する人は帰国後の就活などに留学経験を役立てたい気持ちもあると思いますが、Co-op留学のコースなら海外インターンシップや専門スキルの習得というアピール材料を得られます。その点で、幅広いカリキュラムがあるカナダの語学学校への留学は大学生におすすめです。
大学生ならではのカナダ留学のメリット
大学生には語学留学がおすすめなのはわかったものの、留学する国は本当にカナダで良いのかという不安は残りますよね。そこで次は、大学生だからこそ感じるカナダを留学先に選ぶメリットをまとめました。
聞き取りやすいクリアな英語を学べる
英語圏でも国によっては発音やスペルに訛りが見られますが、カナダの英語は比較的訛りが少ないと言われています。クリアで聞き取りやすく、英語初心者でも理解しやすい傾向です。
訛りのないクリアな英語を覚えたい、英語力に不安が残るから聞き取りやすいほうが良いという人にとって、カナダは英語を勉強しやすい環境です。特に休学しての留学は英語力アップという目に見える成長があるほうが就活などで評価されやすいため、英語力をしっかり伸ばしたい大学生にはおすすめです。
個人を尊重する文化を肌で感じられる
カナダは移民を積極的に受け入れていることから、普段から外国人と接する機会が豊富です。現地の人は外国人の異なる文化や拙い英語など、さまざまなことに寛容な傾向が見られます。もちろん日本と文化が大きく異なることもありますが、外国人だからといって差別しない、自国の文化を押し付ける場面が少ないことを実感するはずです。
卒業後に外資系企業などに就職するならば、さまざまな国の人と働く可能性もあり得ます。留学でお互いの文化や習慣を尊重する姿勢や重要性を経験していれば、将来自分がグローバルな環境で生活する際の働き方や考え方に役立つはずです。
スキルや経験を得る機会が豊富で、目標がある人には合う
前述の通り、カナダ留学ではCo-op留学など専門スキルを得る留学方法も選べます。
大学を休学してまで留学を考えている人は「TOEIC800点以上を取得」「海外インターンシップで就労経験を積む」など、明確な目標を持っているかと思います。その場合、一般英語を基礎から学ぶ留学方法では物足りないことも少なくありません。ワンランク上の体験ができる留学方法が揃うカナダは、目標がしっかりとある人にとっては魅力的でしょう。
ほかの国だと専門スキルを得るには大学留学しか選択肢がないことも多々あります。語学学校に通いながら学べるのは、カナダならではの特徴です。
カナダ留学にかかる費用
カナダでの語学留学が魅力的だとわかったものの、やはり費用は気になるもの。そこでカナダで語学留学した場合の費用相場をまとめました。
総額は約39.1万円〜
語学留学の場合、期間ごとの費用の目安は次の通りです。
- ・1週間:39.1万円
- ・2週間:50.5万円
- ・1カ月:75.5万円
内訳
費用の内訳もまとめました。
カテゴリ | 費用項目 | 1週間 | 1カ月 | 3カ月 | 半年 | 1年 |
---|---|---|---|---|---|---|
学費 | 授業料 | 4.6万円 | 18.6万円 | 57.5万円 | 107.7万円 | 212.6万円 |
学校支払い諸費用 | 8.1万円 | 8.3万円 | 9.3万円 | 10.7万円 | 13.1万円 | |
渡航費 | 航空券購入費 | 18万円 | 18万円 | 18万円 | 18万円 | 18万円 |
海外旅行保険加入費 | 0.3万円 | 1.4万円 | 7万円 | 14万円 | 26万円 | |
ビザ関連費 | 0.1万円 | 0.1万円 | 0.1万円 | 2.6万円 | 2.6万円 | |
滞在費 | 3.6万円 | 14.6万円 | 47.3万円 | 94.6万円 | 189.3万円 | |
生活費 | 食費 | 1.2万円 | 5万円 | 14.9万円 | 29.7万円 | 59.5万円 |
通信費 | 0.4万円 | 0.4万円 | 1.3万円 | 2.5万円 | 5万円 | |
交通費 | 0.3万円 | 1.1万円 | 3.3万円 | 6.6万円 | 13.3万円 | |
娯楽費 | 2万円 | 6万円 | 18万円 | 36万円 | 72万円 | |
雑費 | 0.5万円 | 2万円 | 6万円 | 12万円 | 24万円 | |
総額 | 39.1万円 | 75.5万円 | 182.7万円 | 334.4万円 | 635.4万円 |
ただし実費は留学する都市や学校によって変動するため、必ずしも上記の金額になるとは限りません。自分の具体的な留学費用を知りたい場合は、留学エージェントに見積もりを依頼するのがおすすめです。
スクールウィズでも見積もり依頼を無料で受け付けています。気になる方はこちらのLINEからお気軽にご連絡ください。
カナダ留学の費用はこちらもご参照ください。
【2024年版】期間別カナダ語学留学の費用まとめ
【体験談】カナダ留学は実際どうだった?
実際のカナダでの留学生活もわかったほうが留学先を決めやすいですよね。そこで次は、カナダ留学を経験した先輩のエピソードを紹介します。
留学中に国際会議に参加するまで成長!「バンウエスト バンクーバー」に長期留学
Yさんは「将来は国際関係の仕事に就きたい」という思いから、語学力アップを目的にカナダ留学を決意した一人です。大学を休み、1年2カ月と長期の留学をしました。
留学したVANWESTという語学学校は英語力が伸びると定評のある学校で、BULATSというビジネス英語の資格取得に向けた授業があることも決め手だったとか。
留学前まで英語をまったく勉強していなかったため不安はありましたが、学校の丁寧に教えてくれるサポートや授業中に生徒一人ひとりが発言できるように配慮した授業によって徐々に慣れたそうです。そうして段々と英語力が身に付き、国際会議に参加して6カ国9名の学生と奴隷問題についてディスカッションできるまで成長しました。
以下の記事では、Yさんの留学体験談を詳しく紹介しています。
留学中に国際会議に参加!カナダ・バンクーバー「バンウエスト バンクーバー」に長期留学【みんなの留学体験記】
提携校のメリットを活かしてケロウナとバンクーバーの2校に留学!
2人目のぽにょさんはほかの国で短期留学の経験がありましたが、英語力が高くなかったために思うように話せず、英語力が高いほうが留学を楽しめるのではと感じた経験がありました。そこで英語力を伸ばすために、大学を休学して発音がきれいで治安の良いカナダに長期留学することに決めたそうです。
英語力アップが目的だったため、日本人の少ないケロウナという地域にある「VANWEST」を選択。実際に留学するとアットホームで、国際色豊かな留学生が在籍していることを魅力に感じたそうです。
またVANWESTの提携校に転校可能なシステムを活用し、バンクーバーキャンパスにも留学。長期だからこそ2校に通うことができ、より多くの学びや出会いを得られたと語ります。
以下の記事では、ケロウナでの生活や語学学校の様子などをレポートしています。気になる方は参考にしてみてくださいね。
提携校のメリットを活かして2キャンパスに留学!「バンウエスト バンクーバー・ケロウナ」に長期留学【みんなの留学体験記】
カナダ留学で費用を抑えるコツ
カナダ留学はどうしてもある程度の費用は必要になりますが、工夫によって費用を抑えることも可能です。代表的なコツをいくつか紹介するので、参考にしてみてください。
大学留学なら奨学金の利用や交換留学を検討する
大学など長期留学を検討している人は、まず奨学金や交換留学制度が利用できないか確認しましょう。
単純に交換留学であれば現地大学の授業料の支払いが必要ないこともあり、大幅に留学費用を抑えられます。学内の選考に合格する必要はありますが、成績や面接など早い内から準備すれば選ばれる可能性も大いにあります。
また交換留学を使わずとも、奨学金を活用することも可能です。大学生向けの奨学金としては文部科学省が提供する「トビタテ!留学JAPAN」が代表的。選考はありますが、毎月一定の奨学金が支給されます。そのほか自治体や企業が募集している奨学金などもあるため、自分が利用できる制度がないかリサーチしましょう。
スクールウィズでも留学に使える奨学金情報を以下にまとめました。
留学に使える奨学金まとめ!”あなたに合った”がきっと見つかる
留学先を地方都市にする
日本も同じですが、都心部より地方都市のほうが家賃や外食代など生活費は安い傾向です。交換留学は滞在先が指定されるため難しいですが、語学留学やワーキングホリデーは地方都市を選べば生活費を抑えられます。
カナダであればバンクーバーやトロントより、ケロウナ、カルガリー、ウィスラーなどがおすすめです。利便性は都心部ほど高くありませんが、地方都市は日本人が少ないこともあり、英語学習に集中できるというメリットもあります。
現地でかかる生活費を少しでも抑えたい場合は、マイナーな都市も候補に考えてみてください。
個室ではなく相部屋やドミトリーを選ぶ
滞在先が学生寮であれば、相部屋を選ぶほうが滞在費は下がります。
個室は他人に干渉されることなく自分だけの空間を持てるのが魅力ですが、その分滞在費がやや高く設定されています。
一方、2人部屋や3人以上のドミトリーなら一部屋の料金を複数人で割るため、個室よりは安い傾向です。相部屋であれば友だちを作るきっかけにもなり、学校生活が楽しくなります。
語学学校であれば学校併設の寮が用意されているため、学校に相部屋の有無を問い合わせてみてください。
カナダ留学の滞在方法はこちらにまとめました。
カナダ留学での滞在方法は何がある?期間ごとにおすすめをご紹介!
留学期間やコマ数を調整する
単純に留学する期間や受ける授業の数を少なくすれば、授業料は下がります。語学学校によっては「週に30コマ」「週に20コマ」などコマ数でコースが用意されていることもあるため、自分の予算に合わせてコマ数を選びましょう。
期間も1週間や2週間であれば、50万円以内で留学することも可能です。費用を抑えることを最優先に考えるなら、まずは夏休みや春休みの短期留学で計画してみるのもおすすめです。
大学生のカナダ語学留学でおすすめの語学学校
カナダは人気の留学先のため、語学学校の数も多いです。そこでここでは、大学生に特におすすめの語学学校をピックアップしました。留学プラン作りの参考にしてみてください。
ILAC
photo by: ILACバンクーバー
ILACはバンクーバーとトロントにある語学学校です。どちらもダウンタウンの中心地と好立地で、近隣にはレストランやカフェ、ショッピングモールなどなんでも揃います。
ILACの特徴は学費とコマ数のバランスが良いこと。世界の75カ国から留学生が集まる大規模校ということもあり、その分多様なコースが用意されています。そして1コースあたりのコマ数が多いにもかかわらず、授業料がカナダ内では比較的安いため、費用を抑えながらも多くの学びを得られます。
費用を抑えながらも授業はしっかり受けたい、英語学習を充実させたい大学生におすすめです。
ILSC
photo by: ILSCトロント
ILSCはバンクーバー、トロント、モントリオールの3都市にキャンパスがあり、比較的都会的なエリアに留学したい人に向いています。
なかでもアクティビティがほぼ毎日あることが特徴。その時間にほかのクラスの生徒と話せることもあり、多くの留学生と交流を楽しめます。また幅広い選択クラスが用意されており、レベルにはよりますが英語以外にも音楽やビジネス、ヨガといったほかの科目を学ぶことも可能です。
週に15コマや17コマと短いコースも用意されており、費用を抑えたい人はそちらを選ぶと安心です。Co-op留学も取り扱っており、幅広いニーズに応えられる点が魅力です。
ILSC バンクーバー
ILSC トロント
ILSC モントリオール
ベイズウォーター
photo by: ベイズウォーター トロント
ベイズウォーターはトロントとカルガリーにキャンパスがある語学学校です。
こちらは専門的な授業が多いことが大きな魅力。例えば21世紀スキルやSDGsといった近代的なテーマをもとに、カナダやその地域で抱えている社会問題の討論、ボランティアなど、幅広い授業を受けられます。専門分野の勉強や討論など、大学の授業のような内容を語学学校で体験できます。
近代的なテーマを扱うからといって、最近開講した学校という訳ではありません。学校自体に75年の歴史がある大規模語学学校グループが運営しているため、これまでの実績をもとに考えた的確な指導を受けられます。
英語力を高めながら、なにか専門的なことを学びたい大学生におすすめです。
VanWest College
photo by: VanWest College ケロウナ
先ほどの体験談で紹介したバンクーバーとケロウナにある語学学校で、Co-op留学で人気です。
Co-op留学は基本的に1年の留学とされている上に、入学には一定の語学力が求められます。留学時点で英語力に不安がある場合は、半年ほど語学学校で語学の勉強をしてからCo-op留学をするなど、1年半〜2年の留学プランになることがほとんど。大学生であれば、その分休学期間も長くなってしまいます。
一方、VanWest CollegeのCo-op留学は9カ月コースが用意されています。そのため、例えば最初の3カ月は語学学校で英語力を伸ばし、残りの9カ月でCo-op留学をするといった1年で完結する留学プランが作れるのです。
大学の休学期間を延長しなくても良いため、休学費用がかかる、できるだけ就活を遅れさせたくないといった大学生にはおすすめ。Co-op留学を通してインターンシップをすることで、帰国後の就活におけるアピール材料を手にすることもできるでしょう。
VanWest College ケロウナ
VanWest College バンクーバー
大学生のカナダ留学でよくあるFAQ
最後に、大学生のカナダ留学でよくある質問をまとめました。
カナダ留学のデメリットはありますか?
カナダ留学にもデメリットはもちろんあります。代表的なデメリットは、次の3つです。
- ・冬の寒さが厳しい
- ・物価が比較的高い
- ・都心部には日本人が多い
都市によって異なりますが、モントリオールやトロントなど東部は寒さが厳しく、冬の気温が-20℃まで下がることも珍しくありません。雪や冬が苦手な人はほかの国か、カナダ内でも比較的あたたかいバンクーバーなどを選ぶようにしましょう。
さらに人気の留学先ゆえに、バンクーバーやトロントなどの大都市では日本人留学生とよく出会う可能性も否めません。母国語が同じ人がいるのは心強いですが、日本人の少ない環境で英語を勉強したい人にはデメリットとなるでしょう。
ただしケロウナやカルガリーなど地方都市であれば、日本人と出会うことは少なくなります。プランの工夫次第ではそこまで心配する必要がないため、日本人の少ない都市を調べてみましょう。
カナダ留学のデメリットはこちらも参考にしてみてください。
カナダ留学のメリット・デメリットを徹底解説!
何年生のときに留学するのが一番良いですか?
留学は「行きたい!」と思ったときに行くのがベストではありますが、おすすめ時期を挙げるとしたら2~3年生の夏休みや春休みです。
というのも、2~3年次は学校にも慣れてくるとき。1年次からコツコツ勉強して英語力を高めておくことも可能なため、大学生活への影響が少なく、英語力の不安も少ないなかでカナダ留学を楽しめます。
3年生の前期が終わるまでに留学しておけば、就活への影響も少ないでしょう。
個人によってベストタイミングは異なりますが、迷ったら2〜3年次の留学を計画してみてください。
大学生のカナダ留学プランに悩んだらスクールウィズに相談を
ここまでを読んでカナダ留学に決めたものの、都市や語学学校をどこにするか、迷う大学生もいるのではないでしょうか。カナダは都市と学校の選択肢が多い上に、それぞれ特徴も異なります。留学の目的によって合うプランは異なるため、一概にこの都市と学校がおすすめと断言することもできません。
留学プランに悩んだら、留学エージェントに相談するのがおすすめ。担当カウンセラーがあなたの希望をヒアリングした上で、ぴったりの都市や学校を提案してくれます。
スクールウィズでも無料で相談を受け付けています。留学が決まった後の入学手続きや航空券の手配などの代行もサポートの範囲内で、留学に必要な準備をまるっと任せることができます。
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まとめ
カナダはもともと人気の留学先ですが、留学方法の選択肢が豊富、語学留学に限らず専門的な留学方法も充実しているといった点で大学生の留学先におすすめです。
費用や休学期間との兼ね合いで長期留学が難しければ、1カ月ほどの短期留学からチャレンジするのがおすすめ。その後長期の大学留学にチャレンジしても遅くはありません。
プラン作りで少しでも悩んだら、スクールウィズの無料カウンセリングをご利用ください。みなさまからのご相談お待ちしています!
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
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【参考文献一覧】
※1...University o Tront「Tuition & Fees(参照日:2024-09-21)